燕岳-大天井岳-常念岳(in中房温泉out上高地)燕山荘泊

2024年08月17日(土) ~ 2024年08月18日(日)

• GPS: 11:42
• 距離: 34.1km
• 登り: 2,789m
• 下り: 2,735m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:11
• 休憩: 0:34
• 合計: 2:45

12:01 中房温泉バス停
12:16 12:17 第１ベンチ
12:29 第２ベンチ
12:43 12:44 第３ベンチ
12:58 12:59 富士見ベンチ
13:13 合戦小屋
13:22 合戦山
13:40 14:07 燕山荘
14:11 いるか岩
14:20 めがね岩
14:25 14:28 燕岳
14:32 14:33 めがね岩
14:42 いるか岩
14:46 燕山荘

2日目

• 山行: 7:44
• 休憩: 1:41
• 合計: 9:25

4:34 燕山荘
4:51 5:03 蛙岩
5:14 大下りの頭
5:56 5:57 小林喜作レリーフ
6:01 6:02 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
6:13 6:28 大天荘
6:34 6:40 大天井岳
6:45 大天荘
7:10 東天井岳
7:58 8:08 常念小屋
8:39 三股への分岐点
8:45 8:53 常念岳
9:58 9:59 2592ピーク
10:31 10:44 蝶槍
10:48 蝶ヶ岳三角点
10:52 10:53 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐
11:32 槍見休憩地
11:44 11:45 槍見台
11:57 12:27 横尾
12:48 新村橋
12:54 12:56 徳澤園
12:59 徳沢公衆トイレ
13:21 徳本口
13:27 明神橋
13:49 岳沢湿原・岳沢登山口
13:56 日本山岳会上高地山岳研究所
13:59 河童橋

天候

8月17日(土)
山麓では晴れ。おおむね標高2000mより上はガス。
最寄観測所（穂高 標高540m）日最高気温33.2℃ 日最低気温23.3℃

8月18日(日)
山頂部では早朝は快晴。7時頃から雲が出て、10時頃からはガス。山麓では晴れ。
最寄観測所（穂高 標高540m）日最高気温34.3℃ 日最低気温23.1℃

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路
JR 穂高着 10:38
中房線乗合バス 穂高駅発 11:10 中房温泉着 11:56（定刻は12:05）

車両は29人乗りのマイクロバスで、中房温泉からの復路で人を乗せるため2台での運行でした。乗客は私を含めて7人でした。運賃はPayPay払いも可能でした。

帰路
アルピコ交通 松本-新島々-上高地線 上高地発 14:40 新島々着 15:50（定刻は15:45）
松本電鉄上高地線 新島々発 16:04

この路線の上高地からの乗車は予約制となっています。予約は上高地バスターミナルの乗車券販売窓口かウェブかアプリで行います。座席指定はありません。

私は「発車オーライネット」のアプリを事前に取得・設定しておいて、当日12時過ぎにチケットを取りました。この時点で残席は数席でしたので、直前だと満席になっていたと思います。

コース状況／危険箇所等

中房温泉 - 燕山荘（合戦尾根）

人気の登山ルートですので朝方は混雑するそうです。私が登った昼過ぎには混雑というほどではありませんでした。

燕山荘

ウェブでの宿泊予約は宿泊日前日まで可能です。8月16日に確認したら17日に空きがあったので予約を取れました。現地ではドコモがよく通じます。

燕山荘は標高約2,700メートルに位置しています。これは高山病を発症する可能性がある高度です。同等の標高を経験したことのない人が、いきなりここに行って宿泊するのはお勧めできません。

燕岳 - 蝶槍（パノラマ銀座）

このルートには危険というほどの箇所はなく、トレラン装備でも可能です。稜線上に水場はまったくないので山小屋の水が頼りとなります。注意が必要な箇所としては以下があります。

1. 小林喜作レリーフの近くに小規模な鎖場があります。難しくはありません。
2. 常念岳山頂部の南側斜面は傾斜のきついガレ場となっています。雨天時等にはスリップの危険があります。

蝶ヶ岳・蝶槍間分岐 - 横尾

時間短縮のために長塀尾根ではなくこちらのルートを選んだのですが、急傾斜のうえにガレている場所が多く、歩きづらいです。

写真

8/17 10:55

穂高駅付近から常念岳-燕岳方向。山頂部はガスってます。

8/17 13:09

合戦尾根の登山道。よく整備されており歩きやすいです。

8/17 13:12

合戦小屋。スイカを食べたいところですが、今日は雷雨になるかもしれないので先を急ぎます。

8/17 13:17

キオン。合戦小屋を越えると高山植物が増えてきました。

8/17 13:20

オヤマリンドウ。

8/17 13:29

ウサギギク。

8/17 13:36

燕山荘が見えてきた。

8/17 13:38

ミヤマトリカブト。

8/17 14:27

チェックインを済ませて燕岳へ往復しました。ガスで何も見えません。

8/17 14:33

めがね岩。

8/17 14:35

コマクサ。

8/17 14:39

トウヤクリンドウ。

8/17 14:42

いるか岩。そういえば今年のイルカは人間にかみつくそうです。

8/17 16:02

燕山荘の喫茶室「サンルーム」で休憩。

8/17 15:59

日向夏のレアチーズとホットミルクのセットとしました。

8/17 16:56

小屋にはイワヒバリが寄ってきていました。

8/18 4:33

翌朝。夜明け前の燕山荘を出発。

8/18 5:11

大下りの頭で夜明けを迎えました。槍ヶ岳が朝日に照らされました。

8/18 5:13

こちらは裏銀座の稜線。鷲羽岳-水晶岳-野口五郎岳-三ッ岳。

8/18 5:15

これから向かう大天井岳。

8/18 6:01

大天荘への登り。結構きついです。

8/18 6:38

大天井岳に到着。槍穂高が一望できました。

8/18 6:34

燕岳-餓鬼岳方向。その先は雲海となりました。

8/18 6:55

常念岳へ向かいます。早くも雲が出てきました。

8/18 7:10

コウメバチソウ?

8/18 8:46

常念岳から槍穂高方向。雲に隠れてしまいました。

8/18 9:01

常念岳からの下り。傾斜のきついガレ場です。

8/18 9:57

2592ピークから蝶ヶ岳方向。ガスで何も見えなくなってしまいました。

8/18 10:10

ミヤマコウゾリナ。

8/18 10:33

蝶槍山頂付近でライチョウに遭遇。他の登山者の方に教えていただきました。

8/18 10:51

分岐から横尾へ下ります。

8/18 11:11

横尾への下りは足場が悪く疲れます。

8/18 12:57

横尾-河童橋間は去年に引き続き今年もジョギングしました。徳沢で補給すると全然楽になることに気づきました。

撮影機器：

iPhone 12 mini 128GB au Apple

装備

個人装備

Salomon ADV SKIN X CROSS SEASON 15 Salomon Pulsar Trail

感想

WindReader

関東に接近した台風7号のせいで予定していた山行は潰れてしまったのですが、台風通過後の土日は天気が持ちそうで、燕山荘の宿泊予約にも空きが出ていたので、行ってみることにしました。

天気は両日とも昼間はガスでしたが、2日目早朝は快晴で、山上からの素晴らしいパノラマを眺めることができました。心配していた午後の雷雨にも遭わずに済みました。

燕山荘は改めて言うまでもなく快適でしたし、寝床の近隣の方々も良識的な方々でした。気になったのは夕食時に食べ物を残す人が多かったことですね。下界と違って山の上では残飯の処理は容易ではないので、残飯を出さないのがマナーと思っていました。このあたりの苦労は長期テント泊をやったことがないと身に染みてわからないのかもしれない。

あと前から思っていることとして、「燕」の文字がプリントされた燕山荘オリジナルTシャツが人気とのことですが、都内でこれを着ているとこの人スワローズが大好きなんだねえと勘違いされるのではないでしょうか。