久しぶりに中房温泉から大天井岳、常念岳、蝶ヶ岳を縦走

2024年08月18日(日) ~ 2024年08月19日(月)

• GPS: 16:41
• 距離: 37.4km
• 登り: 2,981m
• 下り: 2,930m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:50
• 休憩: 3:32
• 合計: 8:22

距離 11.8km 登り 1,859m 下り 441m

5:45 中房温泉バス停
6:07 第１ベンチ
6:20 6:23 第２ベンチ
6:44 6:46 第３ベンチ
7:04 7:09 富士見ベンチ
7:25 7:36 合戦小屋
7:42 7:49 合戦山
8:14 8:26 燕山荘
8:52 8:53 蛙岩
9:17 9:20 大下りの頭
10:32 小林喜作レリーフ
10:36 10:38 槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐
10:56 10:57 大天荘
11:03 11:04 大天井岳
11:12 12:14 大天荘
12:19 14:01 大天井岳
14:07 大天荘

2日目

• 山行: 8:09
• 休憩: 1:36
• 合計: 9:45

距離 25.6km 登り 1,122m 下り 2,490m

4:41 大天荘
4:47 5:12 大天井岳
5:22 大天荘
5:59 東天井岳
6:55 7:00 常念小屋
7:35 三股への分岐点
7:40 7:50 常念岳
8:58 9:01 2592ピーク
9:38 9:49 蝶槍
9:51 9:53 蝶ヶ岳三角点
9:58 9:59 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐
10:16 瞑想の丘
10:22 10:24 蝶ヶ池
10:27 10:40 蝶ヶ岳
10:52 妖精の池
11:05 カモシカの池
11:09 長塀山
12:06 12:08 チューダイ広場
12:40 13:02 徳澤園
13:04 徳沢公衆トイレ
13:33 徳本口
13:40 明神館
13:44 明神橋
14:14 岳沢湿原・岳沢登山口
14:20 日本山岳会上高地山岳研究所
14:26 河童橋公衆トイレ
14:26 ゴール地点

天候

1日目：晴れのち曇り
中房温泉ではどんよりとした曇り空でしたが、標高2000mを越えて富士見ベンチ辺りでは完全に雲の上に出て青空が広がってました。
燕山荘に到着する8時過ぎ頃は常念山脈は快晴。槍ヶ岳や鷲羽岳、立山方面の山頂方面は雲に隠される状態。
昼頃からは常念山脈も湧いてくる雲に覆われ始めるものの、予報で懸念された雷や雨は無し。

2日目：晴れのち曇り
1日目と似た天候。
早朝は快晴で大天井岳から見渡せる北アルプスの山々は良く見えていました。
麓は雲海で遠くには富士山や南アルプスも見えている状態。
蝶槍に到着する9:45頃には槍ヶ岳や穂高岳方面の山頂付近は雲に隠されたり見えたりという状態で常念山脈は安曇野側から湧いてくる雲に隠れそうにまってました。
この日も雨や雷の懸念事項はあったけど少なくとも自分が歩いている時間帯ではその予兆も無く安全に歩けました。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

〇行き
穂高駅から中房温泉の間は中房線乗合バスを利用。
https://www.azumikanko-taxi.co.jp/2011/04/030-01.html
支払いは PayPay を利用可能だけど運転手は現金払いを要求してくる。（良くないと思う）

〇帰り
上高地から松本駅へはバスと電車を利用。
https://www.alpico.co.jp/traffic/local/kamikochi/shinshimashima/
事前に Web から購入可能（購入後に時間変更も可能）

コース状況／危険箇所等

今回歩いた登山道は特に難しい個所や危険を感じる個所は無く歩きやすいと感じました。
体力さえあれば初めての縦走にもお勧めのコース。

その他周辺情報

徳澤園
https://www.tokusawaen.com/
野沢菜チャーハン。地味だけど滅茶苦茶美味しかったです。

松本ブルワリー
河童橋の前に出店してます。
Google Map 等で情報は無いけど上高地で美味しい生ビールを飲めます。

写真

8/18 7:17

富士見ベンチから少し登ると大天井岳が見える場所がある。登山口から雲の中を登って来たので嬉しい瞬間。

8/18 7:22

更に登るとより綺麗に見える。少し下が雲の中というのもよく分かる。

8/18 7:26

合戦小屋に到着。

8/18 7:28

合戦小屋のスイカは何年ぶりだろうか。登って来た後という事を除いても美味しいスイカだと思う。

8/18 7:48

合戦山に到着。大天井岳から常念岳へ続く稜線を見上げる。

8/18 7:48

燕岳を見上げる。

8/18 8:08

燕山荘から燕岳。

8/18 8:17

燕山荘に到着。ここから眺める燕岳が最高。何度も来てるけど8月に来るのは初めて。

8/18 8:18

燕岳と立山方面、立山方面は雲。

8/18 8:18

鷲羽岳や水晶岳方面。こちら側も雲。

8/18 8:18

槍ヶ岳方面。ここも雲。

8/18 8:19

燕岳とテント場。餓鬼岳の辺りも天気は良い。

8/18 8:19

登って来た合戦尾根方面。雲海で遠くの山は見えない。

8/18 8:29

大天井岳へ縦走を始めると山の斜面にはコマクサ。

8/18 8:30

大天井岳を目指して歩く。

8/18 8:33

大天井岳に続く稜線。大天井岳がたまに薄い雲に包まれるのが少し不安に感じながら歩く。

8/18 8:40

燕岳を振り返る。

8/18 8:54

大天井岳と槍ヶ岳方面。

8/18 8:54

大天井岳はほぼこんな感じで見えていた。

8/18 9:05

ミヤマコゴメグサ。今回一番群生してるのを見たと思う。

8/18 9:05

ミヤマコゴメグサ。面白い形状で綺麗な花です。

8/18 9:09

大下りの頭から大天井岳を眺める。

8/18 9:09

大天井岳と槍ヶ岳。

8/18 9:09

槍ヶ岳と双六岳方面。

8/18 9:09

歩いてきた道を振り返る。

8/18 9:10

鷲羽岳や水晶岳方面。標高が高いほど雲がかかってる。

8/18 9:18

雲に隠れず格好良い姿を見せ続けてくれる大天井岳。

8/18 9:19

2024年元旦、一番最初にここまで来た時以来の場所。

8/18 9:29

大下りの頭から標高を下げると大天井岳や槍ヶ岳方面を見上げるようになる。

8/18 9:48

常念岳へ続く道。砂礫の斜面はコマクサ多めで良いです。

8/18 9:55

槍ヶ岳の穂先と子槍が見えた。

8/18 9:58

大天井岳と槍ヶ岳。見れて嬉しい。

8/18 10:12

大天井岳への最後の登り。雲が格好良い。

8/18 11:03

山頂に到着。穂先は見えないけど槍ヶ岳の形は見える状態に間に合いました。

8/18 11:03

燕岳方面を眺める湧いてきた雲でほぼ見えない。

8/18 11:04

槍ヶ岳方面。この後はどんどん見えなくなりました。

8/18 11:04

双六岳や鷲羽岳方面は相変わらず。

8/18 11:04

常念岳方面。常念岳は見えない。

8/18 11:07

燕岳へ続く稜線を眺める。ほぼ雲だけど。

8/18 11:30

大天荘で購入したTシャツ。

8/18 11:34

ランチメニューのチキンカレー。滅茶苦茶うまいです。是非早めに到着して食べて欲しい。

8/18 12:22

お酒を持って山頂でのんびり過ごす。雲があっても最高の時間です。

8/18 14:21

2時間近く山頂で過ごした後はこの辺で更にお酒を飲みながらのんびり。

8/18 16:59

大天荘の夕食。山小屋では最高レベルの美味しさ。

8/18 18:55

夕食後は喫茶店営業。ランプの灯りが良い。

8/18 18:57

白ワインとケーキ。寝る直前でも食べちゃいます。

8/19 3:35

夜明け前の大天荘。3時半なのに結構明かりがあるなとも思いました。

8/19 3:36

満月と槍ヶ岳、穂高連峰方面。

8/19 4:26

大天荘の朝食。デフォルトで大盛りにしてくれと思いながら3杯食べる。

8/19 4:47

朝食後はサクッと頂上へ。早朝は快晴です。

8/19 4:47

大天井岳から眺める槍ヶ岳、穂高連峰方面。

8/19 4:48

前日は全く見えなかった常念岳方面。

8/19 4:55

槍ヶ岳上空の空が少し焼け始める。

8/19 4:56

表銀座縦走路。1週間前に歩いた道。

8/19 4:56

時間経過と共に東の空は赤くなり、常念岳方面はより美しい景色に。

8/19 4:56

東の空。大きな雲の辺りは真っ暗な時間帯では雷でピカピカ光ってました。

8/19 4:57

常念岳から蝶ヶ岳方面。

8/19 4:57

常念岳と前穂高岳。間は上高地方面。

8/19 5:00

東の空は徐々に明るくなる。

8/19 5:02

燕岳から後立山連峰方面。

8/19 5:03

鷲羽岳から立山までよく見えてます。

8/19 5:03

槍ヶ岳から双六岳、鷲羽岳。ビーナスラインが綺麗。

8/19 5:08

御来光の瞬間。日の出位置が厚い雲のギリギリ隣で良かった。

8/19 5:10

手前の雲海を染めながら出てくる太陽。良かったです。

8/19 5:11

少しだけ染まる槍ヶ岳と穂高連峰。

8/19 5:11

朝焼けの槍ヶ岳。

8/19 5:11

穂高連峰方面の朝焼けは薄目。

8/19 5:12

槍ヶ岳の穂先。よく見ると山頂には結構人がいる。

8/19 5:23

大好きな大天荘にお別れして縦走開始。

8/19 5:32

ハイマツ越しの槍ヶ岳、穂高連峰。

8/19 5:32

常念岳方面の眺め。朝の淡い色が最高。

8/19 6:03

東天井岳から常念岳を眺める。

8/19 6:21

表銀座縦走路の峰々を越しに槍ヶ岳を眺めるのは最高。

8/19 6:22

常念岳と前穂高岳、そして上高地方面。

8/19 6:28

常念岳へ向けて進む。

8/19 6:29

槍ヶ岳、穂高連峰方面はずーっと絶景続き。何度も足を止めて眺めては撮影する。

8/19 6:29

振り返ると大天井岳。

8/19 6:38

雷鳥に遭遇。

8/19 6:38

雷鳥の子。かなり育っていて、そろそろ大人と同じ状態になりそうな個体でした。

8/19 6:39

8/19 6:39

8/19 6:39

8/19 6:39

8/19 6:39

最後はハイマツ帯に入っていきました。

8/19 6:40

常念小屋と常念岳。

8/19 6:41

槍ヶ岳と穂高連峰方面は横通岳からもよく見える。

8/19 7:41

サクッと常念岳山頂へ。

8/19 7:42

常念岳山頂から眺める槍ヶ岳と穂高連峰。

8/19 7:42

槍ヶ岳。

8/19 7:42

穂高連峰。

8/19 7:42

大キレット。奥には笠ヶ岳と白山。

8/19 7:43

乗鞍岳と御嶽山。

8/19 7:43

歩いてきた道を振り返る。

8/19 7:43

大天井岳から鷲羽岳方面。

8/19 7:43

大天井岳から槍ヶ岳。

8/19 7:43

横通岳と燕岳。奥には後立山連峰。

8/19 7:43

大天井岳と立山、剱岳。

8/19 7:44

鷲羽岳、水晶岳、赤石岳。

8/19 7:44

鷲羽岳と水晶岳。

8/19 7:44

立山と剱岳。

8/19 7:46

雲海の向こうに見える富士山と南アルプス。

8/19 7:46

蝶ヶ岳へ向けて出発です。

8/19 8:15

蝶槍の尖った姿が見えてきた。

8/19 8:15

槍ヶ岳、穂高連峰は変わらず絶景続き。

8/19 8:15

乗鞍岳方面は既に雲が...

8/19 8:34

蝶ヶ岳方面が雲に覆われ気味になる。

8/19 8:34

槍ヶ岳と穂高連峰方面も穂高方面から雲が出てきた。

8/19 8:35

常念岳を振り返る。見上げる感じが良い。

8/19 8:58

蝶槍。

8/19 9:38

蝶槍に着くと槍ヶ岳と穂高連峰方面は雲に隠されてしまった。

8/19 9:39

蝶ヶ岳方面を眺める。

8/19 9:39

常念岳はまだ綺麗に見えている。

8/19 9:39

槍ヶ岳は穂先が見える事が多かった。

8/19 9:40

蝶槍から眺める槍ヶ岳の穂先。

8/19 10:02

蝶ヶ岳へなだらかな道を歩く。

8/19 10:14

槍ヶ岳と常念岳を振り返って眺める。

8/19 10:14

槍ヶ岳と穂高連峰方面。槍ヶ岳だけ見える不思議。

8/19 10:27

蝶ヶ岳の山頂に到着。

8/19 10:27

山頂からの眺め。

8/19 10:28

この眺めを楽しみながら休憩。

8/19 10:29

槍ヶ岳は穂先まで最後まで見えていました。

8/19 12:51

徳澤園にサクッと下りてチャーハン。自家製野沢菜を使っているらしい。地味だけど凄く美味しかった。

8/19 13:41

明神館から河童橋方面は通行止め。面倒な迂回ルートへ。（木道の狭い道が多いので予定より時間がかかると思います）

8/19 14:14

岳沢湿原。美しい。

8/19 14:23

河童橋手前。良い眺め。

8/19 14:25

河童橋から焼岳。焼岳は雲に覆われず。

8/19 14:25

岳沢より上。やはり3000m峰は雲の中。だけど良い景色を眺めながらバスを待ちました。

撮影機器：

E-M5MarkIII OLYMPUS CORPORATION

Galaxy A55 5G samsung

装備

個人装備

長袖シャツ 半袖インナー タイツ ズボン（ハーフパンツ） 靴下 グローブ 予備手袋 雨具 ゲイター 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ インナーシーツ 着替え

感想

sola

最近は毎週駅から歩いて北アルプスに登っていたので今回は脚を休める登山。

土曜日は台風の影響を考慮して移動日に設定。
日曜と月曜（有給）を利用して中房温泉から上高地まで縦走しました。

両日とも真夏らしく朝は晴れるけど日中は湧き上がる雲に覆われる天気。
午前中の内に小屋着、稜線からの下山を目標に歩きました。

おかげで素晴らしく晴れた状態での眺めや雲がかかる格好良い景色を楽しめたと思います。

初日は昼過ぎから山頂でのんびりとお酒という贅沢な時間を過ごせたのが最高でした。
他の登山者の方ともお酒を飲みながらお話を出来たのも楽しかったです。

2日目の早朝は期待通り快晴。
その後は天気の良いまま蝶ヶ岳まで歩いて上高地へと下山出来ました。

8月中旬の北アルプスは毎年避けていたけど緑の濃い北アルプスの景色は新鮮で良いものでした。