ぼくの夏休み。南から北へ八ヶ岳縦走。



- GPS
- 18:56
- 距離
- 35.6km
- 登り
- 3,769m
- 下り
- 3,424m
コースタイム
- 山行
- 9:06
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 10:27
- 山行
- 8:18
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 9:08
天候 | 1日目:曇り時折、晴れ間。夕方から遠くて雷鳴。小屋手前付近で小雨。 2日目:曇りのち晴れのち曇り。午後から雷鳴。前日行った南八ヶ岳の方は真っ黒の雲。甲府はゲリラ雷雨だったみたい。茅野の方も。 2日間とも運良く雨を神回避。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
スタート地点、観音平は来た道を戻る。高速はもったないので下道で。広域農道とかで富士見高原を通過、大平の信号を左折して登って行けば観音平への交差点。左折して観音平までゴーゴー。鹿がいるのでスピード注意。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
観音平から編笠山、青年小屋までは何回も登っているので割愛。特に危険箇所はないかな。 ギボシから権現小屋までは、昔行った時は怖い印象だったけど、足元を気をつければスタスタ行ける。ただ強風、雨の時は滑落には気をつけたいとは思う。 権現岳は岩場。山梨百名山の標柱は登山道にあるけど、岩場の方にみんなが持って写真を撮ってる板がある。 権現岳から下りは有名な源治梯子。梯子が細い、ほぼ垂直、長い、崖のため恐怖感を煽られる。しっかり掴まって一歩一歩確実に行けば問題なし。旭岳、ツルネを通過していくたびに赤岳の雄大さを感じられて良い。 キレット小屋はやっていない。自分は水場は確認してない。沢の水は流れてはいそうではあったみたい。 キレット小屋からは始め、灌木を少し漕ぎながら上り森林限界からはザレ、ガレを。キレットは急だけど目印あり、浮石もあるけど上りやすい。下山では通りたくないな。 登ってくれば梯子や細いトラバース等あり。文三郎や真教寺尾根からの合流からは赤岳山頂までも岩場の連続、荒天の時は行きたくないなぁ。 赤岳から展望荘まで急な下り。ガレザレや尖った岩が多くて足元に気をつけながら。 展望荘から横岳まではいくつかのピークがありアップダウンで体力を使う。鎖場や梯子も少しあり。 硫黄岳付近から時間が迫っており急いでいたので混まない箇所は割愛。 夏沢峠までとりあえず浮石やガレ場の下りが多かった。峠の小屋は閉まっている。 そこから根石岳の山小屋までは樹林帯の上り。途中登山道崩落箇所があり巻道がある。 根石岳までは砂礫、山頂付近は岩あり。 天狗岳も岩が多い。天狗から下りは荒れてるのかな?ガレザレ、岩が多かったかな。黒百合ヒュッテまでは中川峠を経由。樹林帯歩きかなっと思ってたけど岩場も多かった。 黒百合ヒュッテから中山峠までは木道。 にゅうまでは樹林帯、木の根、岩がとても多い。また路面がウエット。 にゅうから下りも同様。下りきると泥濘多く巻道が出来てる。 白駒池らへんは木道が多いため新幹線並みに歩ける。 麦草峠から茶臼山までまた上り。いつも通り岩等々。 茶臼山分岐から一旦下りまた上り縞枯山。 縞枯山からの下りはやや荒れてる感じ。ザレや岩、浮石。ややウエット。 縞枯山荘までは木道、坪庭は溶岩やアスファルトを敷いたフラットではないけど観光地のため問題なし。 北横岳まではまたまた上る。急登ってほどではないけども。ハイカーも多いので譲り合い大事。 北横岳北峰から亀甲池まではずっと下り。人はめっきり少ない。木の根や岩、砂礫などの樹林帯の下りがずっと。 亀甲池から天祥寺原までは歩きやすいトレイル。刈り払ってくれたのかトレイル周りは笹藪。 蓼科山までの始めの上りはこれまでの八ヶ岳と同じ。 途中から川床?砂利や岩、大岩などの大大急登。大雨の時は川になりそうだし、土砂崩れ起きるんじゃない?そんな川床の急登横に人の歩いてるトレイルあり。自分らは苦行を求めキツい方を…笑 蓼科山荘からはもぅみなさん歩いてる岩ゴロゴロの上り。グループやツアーでのハイカー多い。譲り合いで。 蓼科山頂ヒュッテから山頂はすぐだけど、ゴーロ歩きが面倒。浮岩もあるとこもあるので注意。 蓼科山荘から7合目登山口まではガレザレの九十九折りが多い。 行程が長くてしっかりと書けてません。 |
その他周辺情報 | 登山後は河童の湯へ。入湯料が安すぎる。大きくはないけど湯温は最高。また行くリストに追加。 富士見高原らへんの鹿の湯も最高なんだよね。今回は連れの提案に乗りましたが。 夕飯は国道20号沿い、長野と山梨の県境にある国界へ。チャーシューメンとモツ煮を注文。どちらもうまうま。ラーメンはしょうゆあっさり系で好み。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
7月前半に計画してた八ヶ岳縦走。
初めは1人でやるつもりだったけど、友人2人が参加してくれることに。だけど前々日にお子さんの体調不良で1人キャンセル。寂しいが2人での山行。
でもソロでなくなったのでスタートとゴールに車をデポ出来るプランが出来たのでありがたい。(ソロだったらゴールの蓼科から観音平までチャリで帰るという苦行w)
計画立ててからは天気との睨み合い。先週は台風来てたし。毎日見てて雨優先で萎えてたけど、曇りに変わりなんとか行けると思った。
当日の朝曇りが優先もちょい晴れ間もあったのでテンションは上がった。
序盤の山行は良かったけど、大きな誤算が。
それは荷物の重量。いつもトレラン装備で軽いけど今回は7kg弱。それを計算に入れるの忘れてて計画してたので、そりゃぁスピードは出ないわ。累積標高もあるし。
それに宿泊地がかなり遠い。2日目は雨優勢の天気だったので出来るだけ距離を稼ぐため黒百合ヒュッテまでの工程にしてたので、無茶な計画にしていたのが反省点。
結果、硫黄岳以降は自分も相方に無理をさせるペースで歩かないといけなくなり申し訳なかった。
15時には小屋には着きたかったけど17時前となってしまった。なんとか天気がもったからよかったけど、雷鳴はやや離れたところで聞こえていたので雲行きによってはかなり危なかった。稜線には隠れるところもないし。
山小屋のご飯はとても良かった。よ。
フローリングの上に薄い布団を敷いてあるだけなので腰、肩が痛くて寝返りしまくった。1、2時間置きに目が覚めてしまう…。夜は寒いかなと思ったけど、2階の広間で窓も開いてないので暑すぎた。
消灯時間前に疲労のため横になっていたが、客より従業員の会話が大きかった印象、消灯後になってもドアの開閉とか食器の音とかが建物の構造上響くとは思うけど、もう少し配慮してくれても良かったかな。従業員に若い人たちが多いとこんな感じなのかな。お客として小屋に泊まったことないのかもね。
山小屋泊は数回しか経験ないけど、他はそういうとこはしっかりしてたね。
2日目は、ちょいちょい計画を変更。
にゅうに行ったことないとの事で迂回。
天気は出発時は曇りも徐々に晴れる。
晴れの予報は縦走前にはなかったので、本当に山神様に感謝。
行程は長いので飛ばせるところは飛ばす。
茶臼山からゴールの蓼科山、振り返ると歩いてきた八ヶ岳の山々が見れて、まだゴールしてないけど涙が出そうだった。
どんどん進んでいき昼過ぎていくと天気が…。
北横岳手前から南八ヶ岳らへんは暗い雲。雷鳴も結構。天気の急変はありそうなので、逃げるように蓼科山方面へ急ぐ。
ラスボスの蓼科山の登りは、大河原峠からは経験してるけど、比べもんにならん程の急登。ホントにラスボス。でも相方のドSの登りでコースタイムの半分で行けた。
蓼科山の山頂に着くと本当に感無量。
まだ下山してないけど達成感が半端ない。
こんな自分でも南から北までの八ヶ岳縦走が出来た。付き合ってくれた相方ありがとう。(まだ会って数回程度の人なのに。笑)
楽しかった反面、反省点もあるので、これらは次回以降に繋げていく。
長文失礼。
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