記録ID: 718058
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無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
白馬大池から白馬三山、唐松岳、八方尾根を下山
2015年09月14日(月) ~
2015年09月16日(水)
体力度
8
2~3泊以上が適当
- GPS
- 20:34
- 距離
- 31.0km
- 登り
- 2,672m
- 下り
- 2,987m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 6:39
距離 11.5km
登り 1,335m
下り 445m
2日目
- 山行
- 7:53
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 9:11
距離 11.9km
登り 1,219m
下り 1,354m
天候 | 9/14 曇りのち晴れ 9/16 晴れ 9/15 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
帰路:八方バスターミナル〜栂池高原 (520円) 黒菱平から八方バスターミナルまでは途中で一緒になった方の車に乗せていただきました。 駐車場: 栂池ゴンドラ中央駐車場 500円/日 入る時に滞在日数分支払います。予定日数より短くなっても払い戻しはされません。 帰りが早くなる可能性がある時は短い日数で払っておき、長くなったら延長分を支払うようにした方が良いと思います。 中央駐車場はゴンドラ乗り場に一番近く、八方からのバスも駐車場の入口が停留所なので便利ですが、少し離れたところに無料の第1、2駐車場があるようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
迷いやすい所は、特にありません。 危険な所は天狗の大下りと不帰曲の登りです。 天狗の大下りは、下り始めて直ぐに鎖場があって、あとは石がザクザクしてたりザレている所を標高差300mくらい降りるので足元に注意です。途中にも鎖がありますが、あまり問題ないと思います。 核心部の曲の登りは喫から見ると「どこに登路があるのだ」と言う感じですが、鎖や鉄梯子で上手くルートが付けられており、足場もそれほど悪くない岩場です。 最初の鎖を登ってから、往復するようにトラバースする所は少し高度感が出ます。足場は安定しているので落ち着いて登れば大丈夫でしょう。 トラバースが終わって、また鎖場を登り、左側へ岩稜を回り込めば核心部は終わりです。曲北峰のピークまで、まだ数箇所の鎖場やトラバースがありますが、高度感もあまり無いので難しい感じではありません。 この曲の核心部は、混雑していて団体さんが居たりすると通過に時間がかかると思われます。 栂池から八方までで私は2泊しましたが、少し健脚の人なら1泊で充分に廻れると思います。ただ、八方から栂池へ戻るのであれば、バスの時間を考える必要があります。今年の通常のタイムテーブルでは16:10分が最終です。 泊まったテント場は白馬岳頂上宿舎と唐松岳頂上山荘で、以下のような感じでした。 白馬岳頂上宿舎: すり鉢の底のような谷で展望はありません。トイレは受付小屋の裏なので近いし、水場もトイレの隣の建物の前に給水タンクがあります。 水は沢水を汲み上げカルキで消毒してあるので飲めるが、心配な人は煮沸して下さいとの事。テント場代1000円 唐松岳頂上山荘: テント場は山荘から少し下ります。トイレは山荘の中なので、下の方に張ると登り返しが大変です。水場は無く、山荘で天水(飲用には要煮沸)を売っています。0.5Lで80円でした。 唐松岳が大きく見え、剱も見えるので、ロケーションとしては悪くないですが、水場が無いのと小屋までの登りが面倒なのがネックです。テント場代900円 泊まらなかったけど、他のテント場としては 白馬大池: 広くて平坦なテント場です。小屋に隣接しているのでトイレ等で小屋に用があるときも便利。水はタンクからの給水で、多分そのまま飲めると思います。 天狗岳山荘: 小屋の裏手で眺めは良さそうです。小屋の前で販売している飲み物を冷やしている出水口に水場と書いてありました。 |
その他周辺情報 | ◎栂の湯 (中央駐車場の直ぐ横、ゴンドラ乗り場の下) 入浴料700円 ゴンドラチケットやJAF会員証で100円、モンベルクラブ会員証で200円の割引があります。 |
写真
撮影機器:
感想
白馬岳は良い山ですが、混んでいてミーハーな山という刷り込みがあり、中々足が向きませんでした。去年、百名山をやっている友人と話していて登ろうという気になり、若い頃に歩いている唐松岳から五龍方面へ赤線を繋ぐルートとしました。
このルートはお盆休みの翌週にやる計画だったけど、悪天候が続いていたのでずっと天気待ちをしてました。初日の午前中は駄目でしたが、それ以後は展望が開けた楽しい山歩きができて大満足です。
少し参ったのは、1日目の夜の寒さと、不帰曲から大バテしたこと。
白馬のテント場では夜中に寒さで何度も目が覚めました。雨具とかありったけの衣類を着ても寒く、最後はザックの中に足を入れて、それでもよく眠れませんでした。水溜りに薄氷が張るような気温だったから、3期用のシュラフだけではきつく、シュラフカバーも持って行くべきだったかも知れません。今年は冬になるのが早い気がします。
不帰の曲では核心部が終わったあたりでバテはじめ、北峰のピークではヘロヘロでした。多少休んでも回復せず、唐松岳の登りは中々足が出なくて、すごく時間がかかりました。
バテる前はその日のうちに下山しようかとも考えていたけど、下りても日没までに下山できそうもないので、当初の予定通り唐松岳でもう1泊しました。
しかし、そのおかげで隣にテントを張っていた方とお話でき、次の日は一緒に下山して楽しい時間を過ごせたし、黒菱平から下まで車に乗せていただき大変助かりました。ヤマレコも見ておられるとの事でしたので、改めてお礼を申し上げます。
どうも有難うございました。
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コメント
この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜 [4日]
扇沢−種池−爺ヶ岳ー冷池ー布引山−鹿島槍ヶ岳−八峰キレット−五竜岳−唐松岳−不帰ノキレット−白馬岳−栂池
利用交通機関:
車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
いいですね〜。
二日目の写真は秋の澄んだ空気が写ってる感じです。
月火水ってのもいいし、堅実な日程もいいなあ。
でも、もう寒いくらいなのですね。
二回目の北アルプスが唐松岳-五竜岳だったので一部懐かしく、そしてあの頃は遠目に不帰の嶮を眺めただけで畏怖の念を覚えたことを思い出します。
うちも小屋泊でこの赤線つなぎやってみようっと。
やっぱ、9月の平日がいいなあ〜。
白馬は混むのが分かっているので、休日にかかるのを避けました。
このコースは、車を止める所とバスの時間にもよるけど、小屋泊まりだったら荷物も軽いだろうから1泊2日で大丈夫ですね。
私は余裕を見て3日、可能なら2日でという計画でした。
案の定ヘタリましたけど
例年なら寒さで目が覚めるような事は少ないと思いますが、今年は特に寒いのかもしれません。
ぜひTA100で行ってみてください。
無事に帰宅されたようでよかったです、またどこかの山でお会いできたらうれしいです、9月の27、28日天気が良ければ立山に行っています
またどこかの山で一緒に歩きましょう。
hasebe5050さん、おはようございます。
その節は、お世話になりました。大変助かりました。
降ろしてもらった所の向かい側がバス停で、10分くらいでバスが来たので、栂池までスムーズに戻れました。
27、28日は立山ですか、私は27日に八ヶ岳近傍の藪山へ行く予定ですが、天気が良いと良いですよね。
また、どこかでお会いできればと思います。
お疲れ様です
例の白馬へ行かれていたんですね
やっぱり白馬はエエですね〜♪
写真を見て益々行ってみたくなりました!
ただ、人が多い場所が苦手なもので・・・そこがネックです
また何処かへ行きましょう
そうなんです。ずっと天気待ちしてました。
白馬はいいんですけど、人が多いから連休とかは絶対に避けたいですよね。
小屋はもとより、テントも場所が無くなるようですからね。
シーズン中は休日を避けるとか、少し厳しいけど雪のある時とかが狙い目かな。
でもゴールデンウィークなんかは、やっぱり混んでいるでしょうけど。
こんどは、+宴会で何か考えましょう。
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