白峰三山+白峰南嶺+小太郎山
- GPS
- 17:56
- 距離
- 36.9km
- 登り
- 3,536m
- 下り
- 4,248m
コースタイム
- 山行
- 1:22
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 1:31
- 山行
- 8:18
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 9:19
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
小太郎尾根はややハイマツが煩い 笹山ダイレクト尾根は上部の道が狭く倒木多し |
写真
感想
久しぶりに白峰三山に行ってきました。
白峰三山は私の初めてのアルプスで、大門沢の下りでボロボロになった思い出の山です。
今回の目標は3つ
・小太郎山に寄る事
・仙塩尾根と軌跡を繋ぐ事
・南嶺を歩く事
平日は奈良田のバスが8:40発と15:30発しかないので、初日に小太郎山に登って肩の小屋までは時間的に厳しいので白根御池小屋テン泊。
2日目に小太郎山に登ってから北岳間ノ岳を経て三峰岳へ向かい、仙塩と合流して三国平からトラバース道で農鳥方面に戻り、農鳥小屋でテン泊。
3日目に農鳥岳を越え南嶺に入り、笹山まで南下してダイレクト尾根を下るという計画を立てました。
車で朝8時前に奈良田駐車場に入り、準備をしてバスに並びます。
奈良田には7年振りに来ましたが駐車場の位置が一番奥から一番手前に変わっていました。
バス待ちをしてるとどんどん人が並んで平日にも関わらず行列になっていました。
とりあえず1台に乗り切ったようで出発。
9:25に広河原予定ですが少しオーバーして着。
インフォメーションセンターでトイレを済まし、2階で登山届を出して提出し出発。
初日は白根御池小屋までなのでゆるゆる登山。サクッと1時間半程で到着しテント受付。
予め南ぷすリザーブで予約をしてあるので記名も支払いも無く、一通りの説明を受けて終了。
テント泊に予約はめんどくさくはあるけど、こういう所は楽で素晴らしい。
白根御池小屋のテント場は2ヶ所、池の周りと小屋前の高い所。
トイレに近いという理由で小屋前を選びましたがこれは失敗でした。
小屋前にテーブルベンチがあるので、夜20時を過ぎても喋る人、朝3時前から星を見て騒ぐ人の声が聞こえてきてあまり寝られませんでした。
2日目4時起き5時スタートのつもりが前述の通り寝られなかったので3時過ぎから準備を始め、4時過ぎに出発。
まずは小太郎山を目指します。
分岐に向けて登っていると日が昇ってきて御来光を拝む事が出来ました。
分岐から小太郎山に向かいますがいきなり結構下ります。
小太郎尾根はちょくちょくアップダウンがあり、途中ハイマツを潜るような所があるので、テン泊ザックを背負って行くのは不向きでした。
どこかでザックをデポすると楽できると思います。
そして今回の目的の1つ、小太郎山に登頂しましたが、うっかり動画だけ撮って山頂標識の写真を撮るのを失念。
後の祭りでした・・・・
来た道を戻り分岐へ。
そこから北岳に向かい登って行きます。
肩の小屋で小休止し北岳山頂へ。
快晴の北岳山頂を踏む事が出来ました。
北岳から北岳山荘に向かいます。
北岳山荘では農鳥小屋テン泊に向けて水を調達します。
北岳山荘では丁度ヘリによる積荷運搬の真っ最中でした。
10分間隔位で往復するようで、ダウンウォッシュを受けないよう小屋番さんから指示を受け水を補給。
新たに3.5L程の水を追加し間ノ岳に向かいます。とても重い・・・・
これまで2度ガスの間ノ岳でしたが、今回やっと快晴の間ノ岳に登る事が出来ました。
間ノ岳からは計画通りそのまま農鳥小屋には向かわず、三峰岳に下り、三国平を経由してトラバース道で向かいます。
トラバース道は思ったより長く、途中割とアップダウンがあり、特に農鳥沢は結構下る事になりました。
また、途中三国沢と湧水があり、後で農鳥小屋で聞いたところ両方飲用可との事でした。
北岳方面からこの道を通る人はあまり居ないとは思いますが、その場合北岳山荘で水を補給するより、ここで汲んでいった方が良いと思います。
農鳥小屋でテント受付を行い設営。
農鳥小屋のテント場は日当たりが良く、テントの中が熱くては入れません。
小屋で冷えたビールを買ってきて、テントの外で飲みながら時間を潰します。
ちなみに350ml500円と、最近の山小屋の中ではリーズナブルでした。
16時頃にテントに入れるようになったのでだらだらスマホを見ながら就寝。
3日目3時起き予定でしたが、既に周りは動き出しており、音でもう寝れない為3時前から準備開始。
3時半にはもう半分以上のテントが無くなっていました。
3時40分ちょっと前に農鳥小屋を出発。
サクッと農鳥岳に登り、大門沢降下点へ下り始めるとトレイルランナーとすれ違います。
日帰り白峰三山勢のようで少し会話を交わしました。
大門沢降下点を越え広河内岳に登り始めた辺りで日が昇り、2日連続御来光を拝む事が出来ました。
広河内岳から見る南嶺の稜線は素晴らしく、今から歩くと思うと楽しくなってきました。
順調に大籠岳、白河内岳と進みますが左に富士山、右に塩見荒川が見えっぱなしです。
しかし白河内岳から笹山に向けて下ると、これまでガレとハイマツだった稜線が急に樹林帯になります。
笹山北峰だけは展望がありますが、あとはずっと樹林帯です。
笹山南峰も展望は無く、そのままダイレクト尾根を下ります。
ダイレクト尾根は言うほど大変な道ではなく、2400mより上は木々の間が狭く倒木も多い為ザックが大きいと少し大変ですが、それ以外は全体的に歩きやすい良い道でした。
歩きやすいといっても標高差1900mなので中々足に来ましたが、無事下り切り奈良田湖の吊橋を渡って駐車場へ。
駐車場の位置が変わったので、吊橋からすぐで助かりました。
車を回収後女帝の湯で汗を流し帰宅しました。
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