黒部五郎岳〜雲ノ平 見えてからが遠い場所

2024年09月08日(日) ~ 2024年09月10日(火)

• GPS: 26:07
• 距離: 50.4km
• 登り: 3,735m
• 下り: 3,748m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:25
• 休憩: 0:32
• 合計: 10:57

5:03 飛越新道登山口
6:41 6:42 飛越新道分岐
7:36 7:36 寺地山
10:34 10:37 神岡新道分岐
10:46 10:46 北ノ俣岳
11:17 11:18 赤木岳
11:28 11:46 赤木岳南峰
12:11 12:11 中俣乗越
13:59 14:01 黒部五郎の肩
14:14 14:19 黒部五郎岳
14:31 14:34 黒部五郎の肩
15:07 15:07 雷岩（黒部五郎カール）
16:03 黒部五郎小舎

2日目

• 山行: 6:04
• 休憩: 2:03
• 合計: 8:07

16:03 黒部五郎小舎
5:48 5:49 三俣蓮華岳巻道分岐
6:40 6:47 三俣蓮華岳
6:51 6:52 三俣峠
7:17 7:47 三俣山荘
8:10 8:16 黒部川水源地標
9:45 9:45 祖父岳分岐
10:19 10:19 スイス庭園
10:29 10:50 雲ノ平テント場
11:10 12:05 雲ノ平山荘
12:21 12:26 祖母岳
12:41 雲ノ平山荘

3日目

• 山行: 9:47
• 休憩: 0:53
• 合計: 10:40

12:41 雲ノ平山荘
4:16 4:16 奥日本庭園
4:37 4:37 アラスカ庭園
6:19 6:19 薬師沢小屋
6:29 カベッケが原
7:05 7:05 薬師沢ベンチ
7:09 7:10 第三徒渉点
7:23 7:23 薬師沢第2ベンチ
7:30 7:30 第二徒渉点
7:36 7:39 第一徒渉点
8:34 9:05 太郎平小屋
9:12 9:15 太郎山
10:38 10:38 神岡新道分岐
11:44 12:00 北ノ俣避難小屋
12:38 12:39 寺地山
13:23 13:23 飛越新道分岐
14:41 飛越新道登山口

天候

初日　　曇り
２日目　晴れ
３日目 朝は晴れ、その後ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

飛越新道の駐車場にはトイレ、登山ポストがあります
駐車スペースは20台くらいは駐められるそう
駐車スペースまでの道路はセンターラインがあり快適

コース状況／危険箇所等

飛越新道の気になる所
泥濘　あちこちにありますが、今回は天気が続いたためか3箇所除いて気にならなかったです。
切株　３割くらいが滑ります。ビブラム・ソールの天敵くらい滑ります
熊　　今回は遭遇せず。糞等の痕跡もありませんでした。
寺地山より上は木道が荒れていたりします。北ノ俣岳への直登ルートと言えますので登りごたえはあります。

その他周辺情報

今回は時間も遅かったので直帰でした
コンビニは近くにありませんので注意です

写真

9/8 5:01

予定より30分遅れでスタート！

9/8 5:02

トイレと登山ポスト

9/8 6:38

エゾオヤマリンドウ？が登山道に点在してます

9/8 7:36

寺地山到着
20m くらいのアップダウンが多いので帰りが辛いかも

9/8 8:27

荒れた木道

9/8 8:35

北ノ俣岳へ続く木道
このタイミングで遠くから雷鳴が…結局大丈夫でした

9/8 10:40

チングルマがあちこちに

9/8 10:46

北ノ俣岳に到着！通過します

9/8 10:47

次のピークを望む

9/8 11:08

そのピークから

9/8 11:28

雷鳥多いそうですが会えず

9/8 14:14

黒部五郎岳の三角点にタッチ

9/8 14:16

頂上の標識は三角点より先に

9/8 14:19

黒部五郎岳てす！ガス！

9/8 14:44

かすかに見える黒部五郎小屋
これから90分くらいかかります

9/8 15:14

五郎岳から小屋までには色々な岩があります

9/8 15:59

ようやく黒部五郎小屋です。

9/9 5:18

２日目の朝、チングルマが綺麗です

9/9 5:39

三股蓮華岳に続く尾根筋

9/9 6:21

三股蓮華岳からは槍ヶ岳と雲海
2年前も同じ感じでした

9/9 6:23

笠ヶ岳もいい形

9/9 7:17

三股山荘で予想外の断水

9/9 7:23

三股山荘で休憩中に荷揚げ＆荷下ろしのヘリが

9/9 8:10

久しぶりの黒部川水源池　の石碑

9/9 9:10

祖父岳トラバースルートにある賽の河原？

9/9 9:35

雲ノ平山荘が見えました
到着までは30分

9/9 10:14

9/9 10:14

今日はよくヘリが飛んでます。彼方此方の山小屋で荷揚げ荷下ろしをしてました。

9/9 10:14

9/9 10:14

9/9 10:49

雲ノ平のテン場、山荘で水が不足しているようでしたので先に汲んで行きます

9/9 10:56

山荘が近づいてますね

9/9 11:03

よくある写真

9/9 11:08

エンジンブレーキ、というか本気で滑るので慎重に

9/9 11:25

山荘の窓際スペースにあたりました
夜は満天の星空も見えます

9/9 11:33

山荘の食堂、待ち番号札もこだわり

9/9 12:08

山荘のこの形も好きです

9/9 12:12

チングルマは本当にあちこちに群生

9/9 12:23

祖母岳から

9/9 12:24

祖母岳の上はスイス庭園

9/9 12:34

チングルマの群生

9/10 5:42

2日目、暗いうちから雲ノ平を出て薬師沢小屋へ
朝露で濡れて滑る岩の急坂を500m近く降ります

9/10 6:06

ようやく降りてきて沢に出ました

9/10 6:06

ハシゴを登ってあの吊橋を渡れば薬師沢小屋
結構揺れます

9/10 6:18

薬師沢小屋で少し休憩
この時間は小屋を出発する人が多数

9/10 6:26

あそこまで登るのかな？

9/10 7:17

太郎平への道はしばらく平坦、最後に一気に標高を稼ぐ形

9/10 8:25

太郎小屋が見えました！でもここから10分

9/10 8:38

太郎小屋で冷えたコーラをゲット　700円だけど買いです

9/10 9:03

折立への未知
眺め良さそうだし行ってみたいけど今回は行けない

9/10 9:06

さあ、飛越新道分岐を目指してまずは太郎山攻略へ向かいます

9/10 9:14

太郎山の三角点です！

9/10 9:14

太郎山は通過する人も多いようですが結構眺め良いですよ

9/10 9:32

薬師岳かな？

9/10 10:37

ようやく飛越新道への分岐です
あまり使われていないのか荒れ気味

9/10 11:00

笹やハイマツの生い茂った狭い登山道！

9/10 11:19

餓鬼の田、と言われるのはこれかな？
葉が色づいて色づいた田んぼみたい

9/10 11:19

アップにするとこんな葉っぱ

9/10 11:21

一帯が稲刈り間近の田んぼみたいで

9/10 11:36

いい雰囲気の池が数か所

9/10 11:37

飛越新道ルートも良いでしょ？

9/10 11:44

避難小屋への分岐が休憩に丁度良い感じ

9/10 11:59

寺地山に入る直前、休憩に合わせてカメラをザックにしまい代わりに熊撃退スプレーを装着

9/10 12:37

寺地山に入る前、振り返ると薬師岳が…見えませんな

9/10 13:22

神岡新道ルートの分岐、多分廃道間近と思われます

9/10 14:17

飛越新道の案内もあります

9/10 14:24

登山道を横切るように送電線網の点検用ルート？

9/10 14:35

すぐそこ、です見えますよ。でもあと10分！

撮影機器：

OM-D E-M5 Mark III ボディ オリンパス

Google Pixel 7a SIMフリー Google

感想

ぺぐぞー

登山を始めてから何時かは行きたいと思っていた雲ノ平。
今回ようやく予約が取れたので黒部五郎岳と併せて周回する事としました。普通は折立から入るのでしょうが、富山回りで遠く、且つ時間制限がありましたので、熊の目撃例が多いのは知っていましたが飛越新道を選択しました。
予想通りに駐車場の車は少なく、初日には8台、降りてきたタイミングで自分を含め3台だけでした。事実飛越新道でのすれ違いは3組、7名でした。幸い熊に遭遇する事はありませんでしたが、鈴と携帯ラジオを鳴らし、胸には熊撃退スプレーを取り出し易いようにしてみました。
黒部五郎岳から黒部五郎小屋は下りで小屋が見えてから約90分、雲ノ平山荘は40分、太郎小屋は20分でした。特に五郎小屋は山頂をクリアした後でしたのて特に長く感じました。

今回、2日目は予定よりも短めで鷲羽岳、祖父岳を無しにしたのは朝から疲れが取れておらず、3日目への影響を考えて早めに小屋に入りたかったから。おかげで3日目はほぼ予定通りで無事に戻ることができました。

あまり使われていない飛越新道ですが、風景も良く登りごたえのあるルートです。熊の情報が無ければ岐阜側から入りたい人もは積極的に使ってもいいかも、と感じました。

雲ノ平周辺を含め色々な花も見られ、これまでのピークハントを目指す山行とは違う山行となりました。あと、帰りの飛越新道寺地山では熊対策にスマホで音楽流してましたが、最後に駐車場に戻ったタイミングがサザンの希望の轍が終わるのとほぼ同時だったのがよかったです。

コメント

Mineva_Zabi

北ノ俣岳の登り（わたしは下り）でお会いしましたー。
クマと戦わずに済んだのですね！
それにしてもすごい勇気と健脚。
詳しいレポをありがとうございます。
参考にさせていただきます。

ぺぐぞー

Mineva_Zabiさん
コメントありがとうございます。あの時の会話で「熊と戦って下さい」の言葉覚えてますよwww
何とか戦わず、逃げずに済ました。
飛越新道が心配なく使えるようになると人気出ると思うんですがね。