噂通りの長い長い下山でした(白根三山縦走)
- GPS
- 15:55
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 2,626m
- 下り
- 3,330m
コースタイム
- 山行
- 5:12
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 6:20
- 山行
- 9:01
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 9:22
天候 | 晴、霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【広河原-北岳山荘】百名山のメジャールートなので、特記すべきことはありません。ただ、草すべりは本当に大変でした。 【北岳山荘-大門沢下降点】多くは岩稜帯です。道は概ね明瞭で岩にマークもしっかりついていますが、暗い中だと見づらい時もあり、注意が必要です。明らかな危険箇所はありませんでした。 【大門沢下降点-登山口】長いです。ガレてます。岩は濡れている所が目立ち、滑りそうな所もありました。マーキングは結構しっかりついています。渡渉箇所もいくつかあります。明らかな危険箇所はありませんが、多くの方は疲れているでしょうし、足元注意・道迷い注意です。 |
写真
感想
「死ぬまでに行きたい山」からふたつ目。北岳は一度は行っておきたかったのですが、直前まで天気予報が良くない。ただ、山小屋が予約できたのはこの日程だけだし、雨が降る予報は初日の午後と二日目の午後。予報も微妙に変わってるし、取りあえず出かけようと、奈良田駐車場まで。ひと晩明かしても、小屋のキャンセルはあまり出ていない。これは、他にも突撃する人がいると言うことだ、と納得して、縦走に出かけることにしました。
奈良田からの始発バスにはそこそこ人が乗っていましたが、そのうち7人は釣り人でした。でも、広河原に着いたら、続々と出発する人が。ひとまずよく晴れてますやん。抜きつ抜かれつして白根御池小屋到着。ここまではまずまず快調でしたが、ここからの草すべりがなかなかこたえました。途中座っていたら、なんだか眠気が襲ってきて、「大丈夫ですか」と声をかけて頂きました。
肩の小屋に着いてからもなかなかしんどかったですね。高地順応に数回出かけた効果か、むかむかはしませんでしたが、ちょっと登っては息を整え、の繰り返しでした。しかも、この頃は予報通りというかガスガスで、霧雨がシャツにまとわりつきます。ただ、レインを着込むには至らず(パンツは、買ってからまだ使っていなかった、ミレーのティフォン50000をおろしました)。山頂でも眺望は得られず・・・と思いきや、待っていると雲が飛んでいって、富士山も見え隠れ。その後北岳小屋を目指すうちにきれいな富士山も拝めました。
翌日、やはりガス予報でした。3:45起床のつもりが、3:30に多くの方が活動開始。私も準備をしていたら、4:10に出発することができました。残念なことに、日の出に間ノ岳という目標は果たせませんでしたが、途中の稜線で見えた日の出、山頂に着いてから四方に広がる雲海、そして色鮮やかな雲に飾られた富士山、と感動的な朝でした。さらに、西農鳥岳付近でブロッケンを目にすることもできました。
とまあ、この辺まではよかったのですが、この日の核心部はこの後。大門沢下降点からの長い長い下り。しかもその多くがガレ場。膝に厳しい下りでした。降りても降りてもはかがいきません。なんとか登山口まで降りても、ここから5km近い舗装路歩き。なかなか「もう一回!」とは言えないハードな日程でした。
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