197 剱岳

2024年09月14日(土) ~ 2024年09月16日(月)

• GPS: 12:46
• 距離: 16.4km
• 登り: 1,758m
• 下り: 1,749m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:16
• 休憩: 0:19
• 合計: 3:35

11:00 室堂
11:12 みくりが池
11:15 11:15 みくりが池温泉
11:29 雷鳥荘
11:35 11:36 雷鳥沢ヒュッテ
11:45 11:47 雷鳥沢キャンプ場
11:51 11:56 浄土橋
13:19 13:31 剱御前小舎
14:07 14:08 剱沢キャンプ場
14:14 14:15 剱澤小屋
14:39 剣山荘

2日目

• 山行: 7:02
• 休憩: 3:37
• 合計: 10:39

14:39 剣山荘
5:17 5:23 一服剱
6:15 6:29 前剱
6:41 6:47 前劔の門
7:10 7:14 平蔵の頭
7:19 7:32 カニの縦バイ
7:35 7:48 カニのヨコバイ
8:15 8:34 剱岳
8:49 8:58 カニのヨコバイ
9:01 9:02 カニの縦バイ
9:07 9:22 平蔵の頭
9:38 9:38 前劔の門
9:47 9:52 前剱
10:32 10:35 一服剱
10:51 11:14 剣山荘
12:21 12:29 剱御前小舎
13:22 13:28 浄土橋
13:42 13:44 雷鳥沢ヒュッテ
13:51 13:51 雷鳥荘
14:06 15:17 みくりが池温泉
15:18 15:18 みくりが池
15:27 ホテル立山

天候

晴れ/雨/晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

富山地方鉄道立山駅からケーブルカー・高原バス「室堂」

コース状況／危険箇所等

グレーディング:5E
百名山:081/100
岩が濡れていたり強風の場合は危険度大幅UP。
鎖場は岩にたくさん足掛かりがあるので、見た目より容易。

その他周辺情報

前泊:富山/ホテルアルファーワン富山駅前
宿泊:剣山荘
温泉:室堂/みくりが池温泉

写真

9/14 9:36

立山ケーブルカーで出発!(ﾟ∀ﾟ)

9/14 10:52

高原バスで室堂到着。雲多め。

9/14 11:06

みくりが池

9/14 11:16

地獄谷。硫黄臭プンプン（ ﾟωﾟ ）

9/14 11:36

雷鳥沢野営場。石畳の階段をめっちゃ下ります。帰りはここが核心部となるでしょう…(ﾎﾞｿｯ)

9/14 11:49

雷鳥沢野営場からの立山主峰群。雄山と大汝山の間に山崎圏谷が見えています。

9/14 11:52

浄土沢と立山

9/14 12:00

雷鳥坂を登り始めます。雲が取れてきて暑い…(-_-;)

9/14 12:46

室堂平・地獄谷方面

9/14 13:08

雷鳥坂は上に行くほど急になります。浮石注意。

9/14 13:16

小屋が見えた(ﾟ∀ﾟ)!

9/14 13:20

剣御前小舎でお昼休憩。買ってきたパンを貪り食う。

9/14 13:20

剱岳さんは準備中。

9/14 13:31

剱沢カールを下ります。せっかく雷鳥坂登ってきたのになw

9/14 13:55

(ﾟ∀ﾟ)ｷﾀｺﾚ
インパクトあるなｗトゲトゲしちょる(ﾟ∀ﾟ)
別山からは2回見たことがありますが、やっぱカッコいいわ。

9/14 14:04

剱沢野営場からの剱岳

9/14 14:06

剱沢野営場。盛況々々。

9/14 14:07

剱沢野営管理所

9/14 14:20

剱澤小屋付近から

9/14 14:21

剱澤小屋→剣山荘間。高低差はほぼ無いのですが、石ゴロゴロで地味にめんどい。

9/14 14:21

剱澤小屋

9/14 14:37

剣山荘と一服剱・前剱

9/14 14:41

剣山荘に到着。今日は暑かったなぁ…
シャワーが13時〜17時まで使えます。素晴らしい✨?

9/14 15:22

剣山荘前から剱澤小屋方面

9/14 15:47

剣山荘の客室

9/14 15:48

剣山荘の客室。感染症対策のため、2人ごとに透明なビニールシートの区切が付いてます。

9/14 16:04

ザックは廊下に置くスタイル。アタック時もこのままデポ可能。

剣山荘の夕食

9/15 3:10

剣山荘のお弁当(朝食)。食堂で食べれば、温かい即席オニオンスープも用意されています。

9/15 5:04

2日目の朝。この日は前線の活動が活発で、一日雨の予報。風も強く、剣沢のテン場から来た人も剣山荘や一服剱で引き返していくことがありました。

9/15 6:03

剣山荘の食堂。元々連泊の予定だったので、停滞を決め込みます。

9/15 11:56

動いてないと寒いから、おでん盛り食べちゃうもんね
（ ﾟωﾟ ）←

9/15 17:01

剣山荘の夕食(2日目)

9/16 4:51

おはようございます（ ﾟωﾟ ）
3日目の夜明け前、まだ霧雨が降ってる…でもヤマテンの予報では回復傾向だったので、アタック敢行。
同室だった静岡のお兄さんと一緒にヘッデン点けて行ってきます。

9/16 5:02

早々に鎖場出現。1番鎖場は鎖を使わなくても行けます。

9/16 5:11

夜が白み始めた頃2番鎖場。ここも鎖に頼る必要はなさそう。

9/16 5:18

一服剱で一服。ヘッデン消しても良い頃。

9/16 5:29

一旦下って武蔵のコル。前方に聳えるはずの前剱は霧で視認できず。

9/16 5:31

前剱の登り。ガレガレで下りが面倒くさそう。

9/16 5:36

ガレ場の急登が続きます。そんなに大変に感じなかったのは、気分が高揚してたから?

9/16 5:42

石から岩へクラスチェンジしてきた（ ﾟωﾟ ）

9/16 5:51

前剱大岩。空が青っぽくなってきました。雲抜けるか!?

9/16 5:54

前剱大岩の隣に3番鎖場。

9/16 5:57

長く伸びる3番鎖場

9/16 6:03

出たよ(ﾟ∀ﾟ)勝利を確信(?)

9/16 6:04

前剱のピークはまだ先。

9/16 6:04

雲から頭を出した別山、その奥に立山。

9/16 6:08

4番鎖場。奥に前剱のピーク。

9/16 6:12

剱の本峰現る!

9/16 6:16

前剱頂上。霧が完全に晴れそう。
ここに軍隊の防寒帽子みたいなのを被った青年がいました。暑くないの?と聞いたら、映画「剱岳　点の記」を見て憧れてここに来たという。帽子は陸地測量部の格好。精一杯楽しんでいて、こちらの気持も暖かくなります。
現代の陸地測量部さんは、まだ見ぬ頂点を目指し、我々に手を振りながら先に進んで行きました。

9/16 6:21

ブロッケンっぽい虹

9/16 6:23

登ってきた岩稜上に小さい人の姿。

9/16 6:28

よし、完全に晴れた(￣ー￣)ﾆﾔﾘ

9/16 6:33

この辺から登りと下りのルートが別れている場所が多くなります。橋と5番鎖場が見えるかな(^ω^)?

9/16 6:33

登り専用!間違えて✖?の方に行ったワタシ（あほ）

9/16 6:36

石落したらアカンで（ ﾟωﾟ ）

9/16 6:37

ネットでよく見る鉄橋。あれ、短いし高さも無いや。余裕だわ。でも、強風時は危険度3倍くらいにはなりそう。

9/16 6:38

5番鎖場。岩峰のトラバース。おー(ﾟ∀ﾟ)
この辺から剱岳が本気出してきた。でも、足元しっかりあるよ。

9/16 6:40

意外と普通の山みたいな所もあります。追い越しできない危険箇所が続く、って訳じゃないんだね。

9/16 6:43

でもその前に鎖で降下させられるｗ6番鎖場。

9/16 6:48

振り返って前剱

9/16 7:05

7番鎖場。鉄のボルト初登場。上へ。

9/16 7:12

圧倒的な岩峰。拡大すると9番鎖場「カニのたてばい」に取り付く人が見えます。

9/16 7:15

8番鎖場「平蔵のコル」短い鎖場です。

9/16 7:18

通ってきた道を振り返ります。
真ん中の岩峰に、登り下りそれぞれの道がスジの様に見えます。見た目より怖くないですよ。

9/16 7:19

9番鎖場「カニのたてばい」直下。渋滞しているので暫し待つ。
カラビナ使ってビレイしているグループも居たが、かえって時間が掛かって体力や集中力が削がれるんではなかろうか🤔?

9/16 7:23

憧れのプレート(´ε｀ )

9/16 7:23

カニのたてばい。途中鎖に頼らなくても良さそうな部分もありますが、最後の方はしっかり鎖を掴んで体を引き上げて。

9/16 7:35

たてばいを越えても頂上はまだ先。

9/16 7:36

ルンゼを登る。

9/16 7:40

岩に足場の金具が打ち付けられています。整備が行き届いているので、鎖や金具に不安ナシ。

9/16 7:42

奥に、雲に隠れかかった富士山が見えました。

9/16 7:44

立山方面。室堂の地獄谷も見えています。

9/16 7:49

少しなだらかになって、間もなく山頂。

9/16 7:54

ガレ場。下りてくる人とも沢山すれ違う時間になりました。

9/16 7:59

早月尾根。早月小屋が見えます。富山平野は雲の下。

9/16 7:59

早月尾根分岐からの剱沢カール・立山方面。

9/16 8:16

八ツ峰・後立山連峰方面。

9/16 8:29

剱岳山頂の神社

9/16 8:29

剱岳・登頂!
10年前に富士登山から始めた時は、まさかここに来るとは思っていなかった…
みんな記念撮影は笑顔いっぱい。山登りってこれが良いよね。
陸地測量部くんもめっちゃ記念撮影しとるｗ
登頂のお祝いを述べたら、「お家に帰るまでが測量です」とのことｗ

9/16 8:39

さて、今日中に家まで帰らなければいけない私は、この先の鎖場渋滞や温泉のことも考えるとあまり長居する訳にもいかず、ご同行頂いた静岡のお兄さんや陸地測量部くんとの別れを惜しみながら下山の途に。
ガスが上がってくる前にカニのよこばいは通過できそう。

9/16 8:39

石落したらアカンでポイントが続きます。

9/16 8:47

10番鎖場・カニのよこばい。本日のメインディッシュです。

9/16 8:50

縦の鎖でちょっとずつ下りながら、横ばいの開始点へ。

9/16 8:51

カニのよこばい。第一歩の足を置くところは赤くマーキングされています。その先の足元はしっかりある。全然余裕でした。途中で写真も撮れるくらい。

9/16 8:54

落ちそうな岩デスネ（ ﾟωﾟ ）
この岩峰の右側を巻いていきます。

9/16 8:55

カニのよこばいの直後のステンレス梯子

9/16 8:56

グラつかないから怖くない。雨が降ってたら滑るかも。

9/16 8:59

梯子の次はまた鎖。長い距離を降ります。
ここで外人の女性が上から接近してきて怖かったｗ踏まれるかと思った((((；ﾟДﾟ))))
剱岳最大の恐怖、それは間隔詰めすぎの外人（ ﾟωﾟ ）

9/16 9:00

簡易トイレブースとされている小屋。携帯トイレ持ってないとダメだと思われ。

9/16 9:02

岩峰群を越えていきます。この辺り11番鎖場。

9/16 9:09

平蔵の頭の登り。下山路なのに登ります。

9/16 9:10

12番鎖場・平蔵の頭。ビレイ集団の渋滞発生。

9/16 9:15

振り返って剱岳本峰。

9/16 9:22

12番鎖場は登ってすぐ反対側へ降りる。

9/16 9:39

13番鎖場。↑下山( ﾟдﾟ )
…容赦ねぇなｗ

9/16 9:55

前剱をトラバースし、4番鎖場まで帰還。前剱からは登り下り共用。

9/16 10:02

前剱大岩。ガスに覆われました。ここからガレ場の急降下。石落したらアカンでゾーンです。

9/16 10:20

一服剱。前剱の浮石ゾーンクリアは目前。

9/16 10:23

朝は見えなかった、前剱。

9/16 10:44

1番鎖場まで戻って来ました。名残惜しいような…

9/16 10:49

剣山荘あらわる(ﾟ∀ﾟ)
ここで荷物をまとめ、バッジとTシャツを買って再出発。

9/16 11:18

お世話になりました（ ﾟωﾟ ）また来るね。

9/16 11:26

行きとは変えて、剱沢へ行かずに剣御前小舎へ直行するコースを選択。途中ゴーロ帯があって、歩きやすさでは剱沢経由に軍配。

9/16 11:36

ゴーロ帯複数あります（ ﾟωﾟ ）

9/16 11:37

剱澤小屋

9/16 11:39

剱沢雪渓方面

9/16 11:40

剱沢野営場

9/16 11:56

剱沢に下りるコースからは、割とフラットなトラバース路に見えたんだけどな。難所ではないけど、地味に面倒くさい場所が点在。

9/16 12:07

剣御前小舎が見えた(ﾟ∀ﾟ)

9/16 12:21

剣御前小舎に到着。ポカリ飲みたい（ ﾟωﾟ ）

9/16 12:45

さぁ、元気出して雷鳥坂を下りますよー。

9/16 13:00

草が黄色くなってきてます。まだ暑いけど、もう秋なんですね。

9/16 13:25

浄土沢まで下りて来ました。今回の山行の最低地点。

9/16 13:40

室堂平への登り返し。この階段いつも辛い(；ﾞﾟ’ωﾟ’):
今回の核心部（言い過ぎ）

9/16 13:46

火山ガス攻撃をくらい、むせながら階段を登ります(ｹﾞﾌﾝｹﾞﾌﾝ

9/16 13:50

雷鳥荘。以前泊まりましたが大変快適でした。残念ながら今回は素通り。

9/16 13:56

まだあんのかよ(；ﾞﾟ’ωﾟ’):←知ってるのに口にでてしまう

9/16 13:59

血の池。紅葉が進むと綺麗そう。

9/16 14:08

みくりが池温泉。ここで温泉に浸かってキレイになって、娑婆に帰ります（ ﾟωﾟ ）
とりあえずお祝いの赤プシュ(※コーラです)も飲まんといかんし。

9/16 15:25

室堂ターミナル。15:50の臨時便で下山です。

撮影機器：

Xperia 1 V SIMフリー SONY

感想

yokohamanoG3

登山を始めておよそ10年、念願の劔の頂へ。
アタック予定日が前線の影響で荒れた天候となり、一日小屋に停滞。行程最終日にアタックを延期し、天候の回復を祈りました。
天候の回復は遅く、未明に霧雨の中でのアタック開始となりましたが、前剱手前で雲上に出て、青空の劔岳山頂に立つことができました。
劔の登山道は整備が行き届いており、安心して鎖場を通行できました。臆せずもっと早く来ても良かったかな。
剣山荘で一緒に過ごさせて頂いた皆様、アタック時に同行した皆様、楽しい時間をありがとうございました。