記録ID: 7251408
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
悪三山 赤石岳
2024年09月14日(土) ~
2024年09月16日(月)
zxpakn
その他4人
体力度
9
2~3泊以上が適当
- GPS
- 47:09
- 距離
- 31.9km
- 登り
- 3,642m
- 下り
- 3,633m
コースタイム
2日目
- 山行
- 7:52
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 9:26
距離 18.0km
登り 2,620m
下り 905m
13:12
3日目
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 6:11
距離 10.2km
登り 347m
下り 2,246m
8:56
ゴール地点
天候 | 1日目 晴れ 椹島ロッジ 2日目 朝方椹島ロッジ~、小石下付近迄雨に降られる。その後小雨になり、千枚小 屋では狐の嫁入り。上空は雲の動き激しい。 千枚小屋から先稜線3-5m/s位風が吹く、夜半に向け て小雨降り、一時的に10m/s程度の 風吹く。 3日目 晴れ、星空スタート 長袖1枚でいい感じ。 明石岳山頂で微風、長くたっていると、肌寒い感じ。 明石小屋の温度計12℃ あまり温度差のない穏やかな1日 大蔵尾根5/2以下は20℃以上で汗ばむ。椹島ロッジは1日目同様さらりと していても、熱を感じずにいられない。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ヘルメット装着(必)一方通行で、すれ違い箇所で待機するような道をバスで行く。 遠隔操作のロッククライミングシャベルカー(ケーブルで釣ったシャベルカーが、岩肌を削り名が登る)工事をしていて、(崖の崩落を未然に防ぐ為。)特殊工事個所の通過もあり、そのことを、乗務員さんが、いちいち説明してくれます。ヘルメット装着で登山の荷物を抱えながら、よく見えないどころか、うっとおしく気持ち悪くならないのかと心配しながら、時間を過ごすのです。要覚悟! エチケット袋の余裕はありません。酔い止め必要と思われるならば、ご用意が必要。 それより凄いことになってしまいました!9/19朝 報道によると、バスで説明を受けた。ロッククライミングシャベルカーのある位置が崩れてしまった! しばらく、アクセスできないようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
烏森山 🍄 東海フォレストさんが管理している山。きれいな前庭という感じ。 雨が降った翌日はキノコの森という感じ。 井川神社 ⛩ 樺島ロッヂの中にある神社。この脇通って、登山口まで行く。 椹島ロッジ~登山口 敷地内の登山口から、舗装林道に出る。塞いである昔の登山道瀧見橋?があるが、無視していいです。敷地内の道を帰り通ると、地味に危ない崖下に神社が見えましたから、暗い時は山側確保しましょう。(暗いと見えない) 千枚岳登山口 林道脇の登山口に登山届のポストあります。 登山口〜小石下 暗くて確認しにくいがピンクテープや木の幹の赤ラインがあるので、それを頼りに歩きました。地味に危ない岩やロープ岩あります。暗い時は充分注意しましょう。危険個所はあります。気を抜かずに! 小石下~清水平💧 明るくなってきて一息。清水平の沢水に触れると、キーンとしている!さすが南アルプス。顔洗いがてら、飲んじゃいましたが、全然平気!おいしかったです。岩に苔が生えていて少し抵抗がありましたが、流れの勢いと、低水温で、澄んだお水でした。 沢水そのもの。飲まない方は飲まないかも。私?飲んでも元気でーす! 清水平~駒鳥池🍄🟫🏞️ そこまでに比べると、緩やかな感じ。雑木林に、キノコなんか、生えていました。テングタケとか、花猪口風のキノコとか、ベニハツ、ベニテングタケとか、ハナビラ茸か、マイタケか?千のマイタケで千枚岳?という風な生え方のキノコとか…。なんとなく自分は初夏から盛夏に向かう時期のキノコに見えるのですが、ここは9月がシーズンです。 ここはそういった風にはロマンチックな風景だと思います。急いでいるのと強い湿気で、撮れませんが。 季節は、猛暑に集中豪雨でぶれ気味? 蕨壇は湿地マークがありますが、ただのぬかるみです。なるべくいいところをあるきましょう! 駒鳥池~千枚小屋 鹿よけの柵の中にマルバダケフキが生えているところから、数分で千枚小屋です。 千枚小屋🏕️ 御手洗いあります。 テーブル、イスもあります。 💧水場は小屋の建物を抜け、千枚岳方向に進んだところにあります。2024年9月15日 現在水量ありました。 千枚小屋〜千枚岳🏵️ いよいよ、黄葉の白樺を見ながら稜線に出ます!マルバダケフキ×黄葉の白樺で黄色いイメージの道が印象的でした。 千枚岳~丸山 🪶⛰️ 本格的な岩稜地帯に入ります。アルミの梯子がありますが、括り付けはしっかりしているようでした。滑らないようにゆっくりとおりましょう。 これを過ぎると、なだらかな登りになり、霧ゆくハイマツのはざまから、岩ひばりと、ライチョウが飛んでゆきました!空飛ぶライチョウさんのお姿を初めて見ました。 丸山~悪沢岳(荒川東岳) 湿気がとれて、爽快な富士山が見えました! 高山で空気が薄く、寝不足気味なので、急な眠気が襲ってきました!進めずつらい! この辺りは、マツムシソウや、ヤマハハコグサ、ウスユキソウ、トウヤクリンドウなどのお花が咲いていました。マツムシソウは盛りを過ぎるていうと、リンドウが咲いていそうですが、まだで、イワギキョウなんか咲いている…。南アルプスらしさはそこにあるのかしらね。まだ、晩夏の高山植物が多いけど、厳しい自然で干からびそうな勢いも感じられます。天国に行かないように慎重に歩きましょう。 悪沢岳(荒川東岳)~中岳 220位m下りまた登る…。思ったよりは短いけどこの辺りまでは、山の醍醐味という感じで頑張れる感じ。むしろ、千枚岳迄の登り一辺倒が単調に思え、つらかったです。 中岳~荒川小屋 中岳避難小屋がありトイレあります。トイレだけなど苦しいギャグが書いてありました。 三伏峠への分岐があり、前岳方向へ進みます。現在、三伏峠方面はYAMAPでは点線の道です。 いかれません。 荒川小屋から見える前岳の姿を見ると納得するでしょう。 立入禁止と、テープがしてありましたが、進むと、前岳の山頂碑が倒されていました。残念。 分岐に戻り、荒川小屋へのトラバースを進みます。ある程度下ったところに鹿よけの柵があります。開閉しっかりしましょう。 それを過ぎると、緩やかな下りの岩のトラバースを過ぎると荒川小屋につきます。 荒川小屋 ホスピタリティのある小屋です。売店はグッズも清涼飲料水もビールありますが、ヘッドライトまではなかったな―。今回のようなコンディションだとあれば大変助かるのに。まあ山稜部はもっときついのだから、そんな余裕はないよね。小屋の電気発電も3:00(15:00)からといっていますし。きついよね。ヘッドライトは保証期限ぎりぎり内とか注意したほうがいいです。懐中電灯とか、携帯のライトでは心細いです。 水場は少し歩いて、テント場下る。水量あり。 夕食名物カレーは玉ねぎ丁寧に炒めた甘口カレー、手作りカレーの味がします。それでいて、後味はおいしい喫茶店や、軽食屋の香りが残るような…。筆致尽くせぬ懐かしい味。 鼻にカレーのいい香りが定着する💛少しは、考えてくれている感じが好感度高い です。グラスワイン(赤) ¥300 売店 受付脇 ビール¥ 700 冷えた飲み物 物により値段違う。牛乳もある。 柿の種等のスナック菓子 ¥300位 手ぬぐい ¥800 「山で食べれば何でもうまい!」とかありました。座右の銘なのかしら? 山バッチ¥500 充電は15:00~(小屋の電気使用開始時間) 乾燥は玄関ホールで、ハンガーあり 更衣室スペースも玄関にあり。 食堂 テラス越しに富士山見える。 お湯は¥200 500ml 高山なので80℃くらい。熱くはない。 セルフドリンク¥100 (紙コップにインスタントコーヒーなどを入れ、ポットの お湯を注ぐ。) 甘酒¥200 ケーキ¥500 ブルーベリーのケーキ。ケーキ単独の値段 荒川小屋から大聖寺平 素泊まり小屋の脇を右手に回り50m位急登り、細いトラバースを歩く。東側左手にさえぎることのない星空のスクリーンが映し出される。対面の尾根裾の影に何か光る場所が見えて、平らになったところが大聖寺平です。指導標あり。 大聖寺平~小明石岳 小明石岳の肩までは急登ですが、その後は緩やかになり、小明石岳の山頂まで続く。 小明石岳〜明石岳 稜線の道椹島降下点の分岐まで下り、その後登る。山頂は風が吹いている。 明石岳~明石岳避難小屋 下り。 トイレあり。しかしながら、早朝営業はやっていません。 ご来光迄時間があるとき、少し低くなっている椹島降下点分岐の広くなっているスペースや、明石岳避難小屋前など風などよけれます。 椹島降下点~富士見平 ラクダの背が急下降ですが、ここよりも先、1番低い沢の渡渉付近がより危険個所と思われます。少し湿っていて落石しやすいです。富士見平への登り時、ロープヶ所1回あります。補助についた傾斜のある橋が数か所ありますが、木で足場ができているので滑りやすいので注意。地味に危険なトラバースです。木の根も滑るので注意。 富士見平~赤石小屋 下りですぐです。ここまでは赤石岳山頂が見えます。 赤石小屋〜椹島ロッジ 明るい雑木林を下ります。5/5明石小屋5/1迄手作り道標が気に掛けてあります。樺段が少し、急ですが、後は特に気にするべき点はありません。登山口から林道に出たとき、少し、登りU字に曲がると、椹島ロッジへの登山道へ入れます。 【危険個所】 山道全体的には、整備も行き、ピンクテープもあり、補助もついていますが、天空ドームという概念で行くと、全体的には危険です。 電気がおかしい(過剰)なので、ヘッドライト他が壊れるようなトラブルや,人体の抹消部(手指)などからの放電で指先に軽度のしびれを感じるなど、小さいトラブルに見舞われやすいです。携帯スマホのライトなども使ってしまったり、テント内用のライト(懐中電灯含む)なども、すぐに出る位置に入れておかないと、総動員することになることもあるので、必ず用意万全で出発しましょう。 ( 意外と確率高いです。) 私の登った、翌々日ぐらいに、東俣林道崩壊救助になってしまうのだから、力学崩れ激しいのでしょう。もうしばらくは、厳しい状況が続くと思われます。 安全情報に注意して、登山するしかないです。 稜線歩きで指先がしびれるときは、腰に手をあてるといいです。とがっていると電気を通しやすいからだと思われます。 【携帯スマホ】 赤石小屋の掲示物の通り、三角点で入ります。YAMAP地図の確認はここですべき。 Y-moba でも入りました。 |
その他周辺情報 | 白樺莊 (現在、某漫画のコスプレ?畑薙荘の看板が立っています。) お風呂はいれますが、カランは5個しかないので、混雑しています。 ¥600円 現金・クレジットカード使えます。PayPayはありませんでし た。 |
写真
撮影機器:
感想
静岡TVのニュースを見てびっくり!
確かに南アルプス深部は厳しい自然ですね。いつになったら登れるのか?去年よくそう思っていたのですが、とうとう、登りたいという人が5人になり実行となりうれしかったのですが、良い天気といっても、3日後はこうか?!
難しいですね。
登山道自体はむつかしくはないですが。環境負荷が厳しすぎるのではないかと思いました。
山小屋のお食事も比較的ヘルシーで気に入ったのですが…。
またいつか登りたい南アルプスですが、しばらくお休みでしょうか?
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この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖 [3日]
悪沢岳(鉄塔横〜岩頭〜小石下〜清水平〜見晴台〜駒鳥池〜千枚小屋〜千枚岳〜丸山〜悪沢岳、往復)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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