白山縦走
- GPS
- 20:29
- 距離
- 33.1km
- 登り
- 2,709m
- 下り
- 3,174m
コースタイム
- 山行
- 6:12
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 7:31
- 山行
- 5:03
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 6:10
天候 | 晴れ / くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:市ノ瀬→(白山登山バス)→金沢→(北陸新幹線)→東京 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・別当出合〜南竜野営場 :よく整備されている、危険箇所はなし ・南竜野営場〜別山 :崖の上を通る細い道が所々あり注意必要 ・白山周辺 :整備されているが、道がわかりづらいところが数箇所あり 霧が出る ・南竜野営場〜指尾山:少し険しい岩場、急な階段など 危険箇所あり ・指尾山〜市ノ瀬 :細い尾根道だが、危険箇所はなし |
その他周辺情報 | ・南竜野営場は炊事場があり水は豊富、テントの敷板を1枚300円でレンタル可 ・下山後の温泉は市ノ瀬ビジターセンター向かいにある永井旅館の「白山温泉」がおすすめ。(あまり大きくないので少し混み合う) ・金沢駅までのバスが今の時期は1本しかないので注意。(別当出合発、市ノ瀬経由)ただ、当日は増発便が出て2本になっていた。 |
写真
装備
個人装備 |
1/25,000地形図 1
コンパス 1
筆記具 1
ガイド地図 1
登山靴 1
ザック 1
サブザック 1
ヘッドランプ 1
予備電池 1 予備電池を忘れずに
ファーストエイドキット 1 必ず持参
時計 1
カメラ 1
ライター 1
ナイフ 1
保険証 1
計画書 1
財布+お金 1 余裕を見て70000円くらい持ってきて下さい。10000円はなるべく1000円札にくずしておく
携帯電話 1
飲料 1 2L程度
行動食(各自食事) 1
非常食 1 行動食とは別に約1日分持参のこと
食器 1 忘れずに
箸、スプーン 1 忘れずに
ロールペーパー 1 芯を抜いたもの持参
タオル 1
レインウェア 1
スパッツ 1
ザックカバー(縦走ザック用) 1
ザックカバー(サブザック用) 1
帽子 1
サングラス 1
シュラフ 1
マット 1
防寒着 1 フリース、ダウンなど
手袋 1
ストック 1
ビニール袋、ジップ袋 1 防水用、ごみ用
クマよけ鈴 1 持っている方
日焼け止め 1
虫除け 1
サンダル 1
風呂セット 1
替え衣類 1 温泉後の着替え
歯ブラシ 1
ひげ剃り 1
充電器 1 必要な場合
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共同装備 |
テント+テントマット+テントポール 1 ykazama(テント、テントマット)
ガスヘッド 2 satoshi884,ykazama
ガスカートリッジ 2 tharuta (ykazamaより渡す)
ガス台 2 satoshi884,ykazama
お玉 1 satoshi884
コッヘル(鍋1L) 1 satoshi884
コッヘル(鍋2L) 1 ykazama
新聞紙 1 satoshi884
水用ボトル(2L) 3 satoshi884,ykazama,tharuta
共同食料 1 satoshi884
ツェルト 1 satoshi884
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感想
[9月19日]
八王子駅に集合し、高速バスで金沢へ。
hrt氏はぐっすりでSAでも起きず。
sby氏「このクッションは学生時代からの相棒」
kzm氏「すそ、あった(ズボンのすそを忘れると寒いので注意)」
静まりかえった金沢駅に降り立った一同。30分ほど前から別当出合直通バスには列ができていた。現金前払い2200円、別当出合へ約2時間。別当出合休憩舎へ登山届けを提出後、つり橋を渡って出発。少し時間が遅れてしまった。出発前の時間は30分みておくべきだった。中飯場を経由後、甚ノ助避難小屋に到着。この小屋は新しい。
道中、ゴゼンタチバナやコバイケイソウは花が終わり、実をつけていた。かわりに秋に入り数種のリンドウが咲き始めていた。リンドウ(たぶんオヤマリンドウ、ミヤマリンドウ)の花の青は、落ち着いた良い色。
南竜道分岐を東に、テント場を目指す。南竜山荘で受付、テント敷板もレンタル。
早々にテントを幕営後、別山へ向けて出発する。最初の油坂は思ったよりも急坂。この先はゆったりと登り下りを繰り返す。道中、ハクサンフウロがまだ咲いていた。マツムシソウも咲いている。唐突に現れる天池。水も意外ときれいで不思議な場所だった。ここは帰りの休憩ポイントとした。辺りでは紅葉がはじまっており、充分に秋を感じることができる。おそらく8人くらいしかすれ違わなかったのではないだろうか。人は少ない。危険箇所としては細い道の曲がり角が突然、崖になっている場所などがあり、注意が必要だった。御舎利山を巻いて、別山に到着。祠はあるが飾り気の無い山頂がその名前にふさわしい。
一同「さむい、風出てきた」
帰りの行程はほとんど下りなので体力を消耗せずに早く歩くことができた。
テント場に戻り、夕飯の支度を開始。食事メニューは初導入の豚汁。とてもうまい。
山でうまいものが食べられるのは幸せである。また、今回のテント場は水が豊富で助かった。この南竜ヶ馬場野営場、虫が案外少なくhrt氏は集虫力を発揮できなかった。
[9月20日]
起床後、星を見る。sby氏「あれがお隣のアンドロメダ銀河」
本日は時間に余裕があることもあり、予定より少し遅めに出発。計画コースを勘違いしてしばし時間ロス。戻ってトンビ岩コースを登る。整備はされているが、大きい石が多く体力を要するコース。登りきってたどり着いた室堂センターは広く豪華なセンターだ。神社は改装中。
hrt氏「これ、雰囲気的にご朱印押すところ無くないですか?」・・・なかった。
休憩後、お池めぐりスタート。計画になんとなく入れてしまった大倉山は中止して、ゆっくり周ることに。まずは御前峰 白山奥宮へ。霧が出ており景色は見え隠れ。見下せば剣ヶ峰と向き合う紺屋ヶ池。幻想的である。翠ヶ池は名前の通りきれいな色。血ノ池は名前に反して明るい雰囲気だった。白山一帯は池を楽しみながら、のびのびと歩ける。各池の前に説明書きの案内板があったりもする。しかしながら、お池めぐりのコースは分岐が多く道がはっきりしていないところも多数。途中、道を間違えてショートカットしちゃった、というご夫婦にも出会った。印象的なのは千蛇ヶ池。雪渓が池を覆っており、端のほうだけ解けていて氷河のようだ。
kzm氏「ここだけ部分的に見ると日本ではないみたい」
大汝峰頂上では遠くにアルプスも見えるはずだが、雲がかかって見えない。帰りは北へ下って(我々が楽々新道と勘違いしていた)巻き道を行く。この道は紅葉に包まれていた。リンドウだらけのお花畑を通り、再び寄った室堂センターでバッジを入手。一息入れたらエコーライン経由でテント場へ帰還。まだ昼下がりの早い時間であったため、一杯やった後、シュラフを干したりしてゆっくりすごす。hrt氏のフルーツポンチ(重量物)をおやつにする。この日の夕飯新メニュー、うどんも平地並みのおいしさ。山でご飯がうまいことは重要だとあらためて実感。
[9月21日]
最終日の朝は下山後の温泉を目指して、少し早めに出発。観光新道をたどる。
別当坂分岐を越えたあたりから、徐々に道が険しくなってきた。岩と木の根が複雑に入り組んだ地形や垂直な階段など、危険箇所多く、予想以上に時間を消費。結局、標準コースタイムより+30分かかってしまった。ここには霊山としての厳しさ、怖さが存在した。また、六万山を越えたあとの細い尾根道の途中で熊の糞と爪あとを発見し、熊を警戒しながら進む。何とか時間に余裕を持って市ノ瀬へ到着。永井旅館の白山温泉で汗を流す。この近くに温泉はここしかないので混んでいた。白山に別れを告げた後のバス内、kzm氏は地図読み講習をsby氏より受ける。(hrt氏持参のビーフジャーキーを食べながら)
hrt氏「小京都って言いますよねー」
金沢駅についたのが中途半端な時間だったため、食事処を探すのに案外手間取る。
結局チェーン居酒屋にて打ち上げ。だが海産物はなかなかうまかった。駅は東京駅並みに結構混んでおり、あまりお土産を買う時間が取れなかったのは少々心残りだが、
今回初搭乗の北陸新幹線“かがやき”に乗り込み、落ち着いて帰路に着くことができた。
―おつかれさまでした。
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