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Yamareco

記録ID: 7254464
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

笠ヶ岳から槍ヶ岳〜夏山合宿

1994年08月04日(木) ~ 1994年08月09日(火)
 - 拍手
simunee その他16人
GPS
36:38
距離
45.2km
登り
3,604m
下り
3,188m

コースタイム

1日目
山行
1:35
休憩
0:07
合計
1:42
距離 3.7km 登り 291m 下り 12m
15:56
27
16:23
16:24
19
2日目
山行
8:40
休憩
1:26
合計
10:06
距離 6.3km 登り 1,586m 下り 145m
6:06
126
8:12
8:15
41
9:21
9:34
102
11:16
11:18
143
13:41
13:43
3
13:46
14:47
49
15:36
15:37
25
16:02
16:03
9
3日目
山行
6:04
休憩
1:35
合計
7:39
距離 9.5km 登り 616m 下り 875m
6:03
21
6:24
12
6:36
7:07
7
7:39
7:40
49
8:29
8:39
0
8:46
50
9:36
9:38
17
9:55
9:57
34
10:31
11
10:42
11:03
33
11:36
11:38
19
11:57
11:58
7
12:05
9
12:14
12:36
11
12:47
16
13:03
33
13:36
13:38
4
13:42
4日目
山行
7:25
休憩
1:17
合計
8:42
距離 7.2km 登り 944m 下り 637m
6:00
58
6:58
7:05
53
7:58
8:01
60
9:01
9:02
100
10:42
10:59
111
12:50
12:52
18
13:10
13:45
14
13:59
14:11
31
5日目
山行
7:32
休憩
0:29
合計
8:01
距離 17.6km 登り 167m 下り 1,511m
6:00
23
6:23
4
6:27
6:28
60
7:28
7:29
42
8:11
8:19
28
8:47
8:48
28
9:16
9:27
27
9:54
9:55
7
10:02
10:03
10
10:13
44
10:57
0
10:57
59
11:56
11:57
18
12:15
2
12:17
12:19
48
13:07
13:08
5
13:13
13:14
47
14:01
6日目
山行
0:16
休憩
0:00
合計
0:16
距離 0.9km 登り 0m 下り 7m
8:00
8
8:08
7
8:16
ゴール地点
天候 晴れ
アクセス
利用交通機関:
バス
合宿2日目。前日笠新道登山口近くのテント場で泊まり、早朝から笠新道を上がりました。展望のない樹林帯をひたすら歩くこと6時間以上、頭上が明るくなってきたなと思って平らな所に出るとそこは杓子平カールの底、目の前に写真のような壁が聳えていてショックを受けました。
合宿2日目。前日笠新道登山口近くのテント場で泊まり、早朝から笠新道を上がりました。展望のない樹林帯をひたすら歩くこと6時間以上、頭上が明るくなってきたなと思って平らな所に出るとそこは杓子平カールの底、目の前に写真のような壁が聳えていてショックを受けました。
カールの底には雪が残っており、私はそれに頬ずりしました…さらに頑張って壁を登ると稜線に出て、そこから標高差のあまりない登山道を笠のテント場に向かって歩きました…テント場に着いたのは夕方の5時頃だったような…長い長い道のりでした。
カールの底には雪が残っており、私はそれに頬ずりしました…さらに頑張って壁を登ると稜線に出て、そこから標高差のあまりない登山道を笠のテント場に向かって歩きました…テント場に着いたのは夕方の5時頃だったような…長い長い道のりでした。
途中のお花、タテヤマリンドウ。
途中のお花、タテヤマリンドウ。
チシマギキョウ。花弁に毛があります。
チシマギキョウ。花弁に毛があります。
合宿3日目。
朝、槍ヶ岳の方から陽が登ります。
合宿3日目。
朝、槍ヶ岳の方から陽が登ります。
朝、笠ヶ岳登頂!
朝、笠ヶ岳登頂!
笠の頂上、皆で集合写真、よく頑張ったね。
笠の頂上、皆で集合写真、よく頑張ったね。
大きな笠の頂上の姿。ここに来るのはとても大変なのでこれが最初で最後だろうと思った。
大きな笠の頂上の姿。ここに来るのはとても大変なのでこれが最初で最後だろうと思った。
笠ヶ岳またはテント場からの風景だと思います。
槍ヶ岳から南岳の稜線。
笠ヶ岳またはテント場からの風景だと思います。
槍ヶ岳から南岳の稜線。
穂高連峰。
この日の行程は双六岳のテント場まで。
この日の行程は双六岳のテント場まで。
雲がなくなりました。
雲がなくなりました。
笠が遠くなりました。
笠が遠くなりました。
これは薬師岳かな?
この日の写真はここまで。
これは薬師岳かな?
この日の写真はここまで。
合宿4日目。
この日の行程は西鎌尾根を歩いて槍ヶ岳に登り、殺生ヒュッテのテント場まで。
槍が近づきます。
合宿4日目。
この日の行程は西鎌尾根を歩いて槍ヶ岳に登り、殺生ヒュッテのテント場まで。
槍が近づきます。
こんな景色の中を歩けるなんて、素敵!
こんな景色の中を歩けるなんて、素敵!
笠がさらに遠くなります。
笠がさらに遠くなります。
斜光線の穂高連峰。
斜光線の穂高連峰。
槍が近づきます。
槍が近づきます。
これは硫黄岳かな?
これは硫黄岳かな?
ミネウスユキソウ
ミネウスユキソウ
イワギキョウ、花弁に毛がない。
イワギキョウ、花弁に毛がない。
部員と登った槍の頂上。
以前一人で槍の穂先に登った時は肩から登り30分、下り20分くらいだったような気がしますが、この時は混雑もあり、登るのに1時間以上かかった記憶あり。大人数は大変です。
部員と登った槍の頂上。
以前一人で槍の穂先に登った時は肩から登り30分、下り20分くらいだったような気がしますが、この時は混雑もあり、登るのに1時間以上かかった記憶あり。大人数は大変です。
合宿5日目。朝、殺生ヒュッテのテント場から見た槍ヶ岳。でかい。
合宿5日目。朝、殺生ヒュッテのテント場から見た槍ヶ岳。でかい。
これは朝日かな。この日は上高地まで下りました。
これは朝日かな。この日は上高地まで下りました。
小梨平にテントを張りました。霞む穂高連峰。
小梨平にテントを張りました。霞む穂高連峰。
合宿6日目、最終日。
河童橋で記念撮影。橋が古っぽい。夏山合宿終了。無事歩き通せてよかったね。お疲れ様でした。
合宿6日目、最終日。
河童橋で記念撮影。橋が古っぽい。夏山合宿終了。無事歩き通せてよかったね。お疲れ様でした。

感想

勤めていた高校で山岳部顧問になりました。強力な男性顧問が二人いたので私の出番はあまりありませんでしたが、この年は部員数が多く、夏山合宿引率を頼まれました。私は個人で山歩きはしていましたが、山岳部やワンゲルの経験はありません。高校生について行けるか心配ではありましたが、笠ヶ岳に登る絶好の機会だと思い、同行させてもらいました。幸いというべきか、部員の荷物は重く、進みはそんなに早くなく、天候にも恵まれ、部員と共に無事歩き通すことができました。これは仕事、生徒の安全や体調に気を配るのが私の役割なので仕方ないのですが、天気いいのに写真をバチバチ撮れなかったのがちと残念。
当時は登山アプリなんてものは存在しないのでどのくらいの標高差、距離を歩いたのか分かりませんでしたが今回行程を作成してみて距離45キロ、累積標高差三千メートル以上あったことを知った時、相当ハードなコースであったことを改めて認識しました。当時の私はこれで自信がつき、日本百名山登頂可能かもと思い目指すことを決めました。
この記録を書いていて思いだしたエピソードを書いておこうと思います。
ー飮卻燭了沈磧長い長い笠新道を登って来た私には神の雪に見えました。私は塊状に残る雪を抱きしめ、頬ずりをしました。顧問の一人が「Sさん、今、雪と旦那とどちらかを選べと言われたらどっちを選ぶ?」と聞いてきました。「雪に決まっているじゃないですか。」言わずもがな、です。
1987年の映画「私をスキーに連れてって」の影響でアマチュア無線が流行り、私も免許を持っていました。顧問3人で無線機でやり取りしながらの山行でした。でも、部員のお花摘みの実況中継なんぞしたり、使い方に問題ありでした。
殺生ヒュッテのテント場トイレ。内容物がすぐそこまで迫る恐ろしいトイレでした。今でも夜中にトイレに行きたくなると夢に出てきます。
せ生ヒュッテのテント場から槍ヶ岳山荘のトイレまで40分かけて登り返して行った部員がいました。いなくなったので心配していましたがしばらくして戻って来たので聞くと、殺生ヒュッテのトイレを避けたのでなく、そこにトイレがあるのが分からなかっただけのようでした。でも、槍ヶ岳山荘のトイレの方がキレイだったと思います。
タ料担当はある女子部員でしたが、彼女の指示のもと、皆で食事を作るのがルールでした。しかし、日を追う毎に朝起きて外に出るのは女子部員と私だけになり、男子部員が起きてこなくなりました。女子部員は自覚を持って朝起きてるのに何と甘えた男子部員ども。食事が遅れると1日の行程が全部遅れるぜ。

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技術レベル
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