栗駒山 秋の定番周回コース
- GPS
- 09:08
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 1,348m
- 下り
- 1,363m
コースタイム
- 山行
- 8:18
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 9:07
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
紅葉シーズンといえば、栗駒山の魅力を満喫できるこの周回コースですよね。
本来なら週末に歩こうかと予定していたのですが週末の天気が思わしくないようなので2日前にも登ったにもかかわらず決行することにしました。
大8の字周回ですので、イワカガミ平と須川温泉、どちらを起点にするかが悩みどころです。
自分は宮城県民なのでイワカガミ平から、と言いたいところではありますが登山終了後徒歩1分とかからずにあの名湯に入ることができる須川温泉の魅力には敵いませんでした。
てなことでスタートは須川温泉から。
須川温泉側からだとまずどの経路で名残ヶ原まで行くかの選択です。正規の登山口から剣岳方面に行くか、足湯脇の登山口からゼッタ沢コースか花魁風呂コースにするかですが、今回は花魁風呂コースにしました。理由は朝日を浴びる名残ヶ原を俯瞰したかったからです。
赤く染まる山頂とはまた違う、沢山の色どりを楽しむことができました。
名残ヶ原から先は昭和湖も捨てがたかったのですが苔花台へ渡り、産沼コースを選択しました。産沼側から眺める山頂も綺麗ですが途中で今登ってきた道を振り返ってみるとまた素晴らしい景色が広がっていました。
山頂に到着するとこの日は鳥海山が見えました。山頂から鳥海山が見えると春に見た時のことを思い出します。([url=http://yamareco.info/modules/yamareco/upimg/64/649723/16aaa752950d2ff801cdcaea45d29f23.JPG]その時の写真[/url])
早速中央コースを下山します。山頂から見たときはくすんだように見えていた紅葉も光の加減のせいだったのか下りるにしたがって鮮やかな赤に見えてきました。普段は味気ない中央コースですがこの時期だけは心踊らされます。
時間が押していたので駆け足でイワカガミ平まで下山しトイレをすまし、大好きな東栗駒コースを登ります。このコースの醍醐味と言えば沢登り(と言うほどのものではありませんが)と稜線に広がる紅葉とその先の栗駒山。個人的にですがここが一番、「これぞ栗駒山!」な場所です。
急な階段ゾーンまで来ると今度は草紅葉が見事です。「これは休んでいるのではない。景色を堪能しているのだ」と屁理屈をこねながら休み休み階段を昇りました。
2回目の山頂はそれなりに混んでましたので、腹は減っていたのですが我慢して天狗平へ。
天狗平は家族連れが多く、須川コースから登ってきたお子さんが「えー、まだ頂上じゃないの!?」と言っていたり、逆に元気一杯にはしゃいでいる子が居たりでとても微笑ましかったです。
天狗平で昼食をとり秣岳を目指します。いや、秣岳を目指すと言うより、しろがね草原を目指すと言った方が正しいかもしれませんね。とにかくここからが本番です。今までのはウォーミングアップ!(もうだいぶ疲れてるけど…)
展望岩頭までの道中は前回と同様に真っ赤に染まる栗駒山が望めます。ここも屈指のビューポイントのひとつですね。展望岩頭から眺める龍泉ヶ原、秣岳へと続く稜線もとても綺麗です。
秣岳へのルートは1333付近まではほとんど眺望のない少し歩きにくい道を進みますが、開けてしろがね草原が見えてくると元気になれます。この時期のしろがね草原はまさに「金色の野」ですので蒼き衣でも纏い気分になります。
ちょうど小腹がすいたのでここで休憩。甘いものを補充し先へと進む。秣岳側のしろがね草原にはオオシラビソ群があります。ここにだけ高い木があるのは不思議な感じがしますね。
「東成瀬村で一番高いところ」の秣岳山頂から須川湖を眺め下山します。途中の岩場のトラバースは疲れた体には優しくないです。手を着きながら慎重に降りました。トラバースを過ぎると何か花があっても良さそうな雰囲気でしたが目ぼしいものは見つけられず、辛うじてツルリンドウの実を発見しただけでした。
登山口から須川温泉までの車道歩きの途中でシラタマ湿原に寄り道。想像以上のシタラマぶりに思わず笑ってしましました(笑)興味のある方はぜひ立ち寄ってみてください。
須川温泉到着後は速攻で大日湯で入浴。ここの露天風呂の入口は無料足湯の場所から丸見え(もちろん男湯のみ)なんですが、上手い具合に大事なところは見えない角度になってます。まぁかなりの高身長の方は別ですけど。。
ところで去年も同じようなコースを歩いたのだが去年より随分と時間がかかってしまった。荷物も極力軽くしていったにもかかわらず。思い当たるのは…体重。。。
歩けども歩けども
猶わが からだ軽くならざり
ぢっと体重計を見る
kokotarou さん
お疲れ様〜。またまたロングコースですね!
実は、kokotarou さんを知るきっかけになったのが、以前の8の字周回コースを見てからですね。私には、一日に同じ山頂に2回って・・・考え及びもしなかったので、驚きと共に、失礼ながら笑いがこみ上げてきました。(^ω^)
でも本当の山好きにピークはただの通過点なんですよね、きっと。
おかげさまで、いろいろな栗駒コース満喫させて頂きました。
また、レコ楽しみにしてますね〜〜 (^^♪
minkさん おはようございます。コメントありがとうございます。
栗駒山に限ったことではありませんが、山というのはどのコースにも大変魅力的な一面がありますから、ついつい欲張って歩きたくなってしまいます。栗駒山は山頂までの所要時間が短いコースが南北にあるおかげで8の字周回する方は割といるようです。
春先は各コースに花 が咲き誇っているおかげで中々前に進めませんし、秣岳はトラバースの残雪が気がかりなのでこの大8の字は厳しいのですが、この時期ですと天気さえ良ければ最高の紅葉を堪能することができるのでお勧めの周回コースです。しかも温泉付きですし
去年大8の字をやった時は、まだ山歩きを初めて間もなかったため単なる好奇心で秣岳を目指したのですがコースタイム等をまったく考慮せずに山行をおこなったため、危うく日没になるところでした。あの時はヘッドランプを持っていなかったため速足で歩いた記憶があります。今思うととても愚かでした 。ですので今は時間に余裕を持たせた予定を組み、当然ヘッデン は常備を心掛けております。
自分も成長したらいつか朝日岳 方面に行ってみたいです
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