表銀座縦走（中房〜槍ヶ岳〜上高地）

2015年09月20日(日) ~ 2015年09月22日(火)

• GPS: 56:00
• 距離: 37.2km
• 登り: 2,994m
• 下り: 2,929m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:34
• 休憩: 4:22
• 合計: 11:56

6:18 中房温泉
6:20 中房温泉登山口
7:16 7:20 第２ベンチ
8:22 富士見ベンチ
9:00 9:14 合戦小屋
9:30 9:33 合戦山(合戦沢ノ頭)
10:20 11:05 燕山荘
11:53 12:07 大下りの頭
13:37 小林喜作レリーフ
14:43 17:18 大天荘
17:28 17:55 大天井岳
18:14 大天荘

2日目

• 山行: 12:30
• 休憩: 2:20
• 合計: 14:50

3:41 大天荘
4:16 4:22 大天井ヒュッテ
4:58 ビックリ平
5:53 赤岩岳
6:52 7:04 ヒュッテ西岳
8:02 水俣乗越
10:20 10:40 ヒュッテ大槍
11:38 12:26 槍ヶ岳山荘
15:18 15:32 槍ヶ岳
16:03 16:37 槍ヶ岳山荘
16:56 17:02 殺生ヒュッテ
17:43 槍沢・天狗原分岐
18:14 槍沢大曲り
18:31 赤沢岩小屋（ババ平）

3日目

• 山行: 4:11
• 休憩: 2:23
• 合計: 6:34

4:56 赤沢岩小屋（ババ平）
5:21 5:44 槍沢ロッヂ
6:05 二ノ俣
6:11 一ノ俣
6:57 7:11 横尾 (横尾山荘)
7:52 8:42 徳澤園
9:28 明神館
10:28 河童橋
10:34 11:30 上高地バスターミナル
11:30 ゴール地点

天候

晴れ、曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー 自家用車

穂高駅近くにある登山者用駐車場利用。
南安タクシーで中房へ。1700円。

上高地〜松本
バス、電車乗り継ぎで2450円。
松本〜穂高
JR大糸線で320円。

コース状況／危険箇所等

登山口〜合戦小屋〜燕山荘
急な登りが続く。荷物が重いと結構辛かったです。
適度な間隔でベンチが設置してあるので、ペース配分の役に立ちます。
合戦小屋からは傾斜がゆるくなり、歩きやすくなります。景色もきれいです。

燕山荘〜大天荘
しばらくは緩やかなくだりが続きます。白砂と岩の景観がとてもきれい。
アルプスの山々が一望できます。大下りの頭は休憩適地。
そこから一気に下って、樹林帯に突入します。その後急な登りを繰り返して
平坦な道へ。クサリと梯子を越えると右手に喜作レリーフがあります。
分岐を左に登っていくと大天荘。

大天荘〜ヒュッテ西岳
大天荘から大天井ヒュッテまでは下り。岩交じりの細い道が続きます。
樹林帯を進み、ビックリ平で急に視界が広がります。そこからしばらく
槍ヶ岳方向の眺望がすばらしいです！基本的には歩きやすい道です。

ヒュッテ西岳〜ヒュッテ大槍
最初に一気に下ります。梯子ありの急降下。アップダウンを繰り返して水俣乗越。
核心部の三段梯子は序盤ででてきます。左右が切れ落ちています。下った直後も道幅が狭いので注意。
その後は岩交じりの登り。中々急ですが、足場はしっかりしています。
ヒュッテ大槍は登り切るまで見えません。

ヒュッテ大槍〜槍ヶ岳山荘
岩場が続きます。左は崖なので気が抜けません。

槍ヶ岳山荘〜上高地
天狗原分岐まではつづら折りの道が続きます。
最初は急ですがだんだん緩やかに。特に難しい所はありません。
大曲からはだらだら平坦な道が、最後まで続きます。

写真

9/20 8:42

しばらくは無心で登り続ける。

9/20 8:42

たまに眺望が。

9/20 9:28

紅葉がきれい！

9/20 9:33

合戦沢ノ頭からの眺め。

9/20 9:34

燕山荘がみえてきた！

9/20 10:20

燕方向にはいかない。

9/20 10:21

次はあちらを登りたい！

9/20 10:21

槍もばっちり！

9/20 10:24

山男？

9/20 10:30

生ビールの誘惑に負ける…

9/20 11:05

賑わっています。

9/20 11:14

9/20 11:16

ここを歩きたかった！
去年は羨ましく眺めるだけだったこの縦走路。
ついに歩けます！

9/20 11:53

少しずつ近づいてくる槍。

9/20 11:53

大下りの頭で休む人たち。

9/20 12:09

ガスが押し寄せている。

9/20 12:17

樹林帯を進みます。

9/20 12:26

振り返ると白砂のきれいな景色。

9/20 13:23

苦しい樹林帯を突破したところ。

9/20 13:37

しばらく進みはしごを下ると、右手に喜作レリーフがあります。

9/20 13:41

振り返って。

9/20 13:48

大天井岳まであと少し。

9/20 17:38

テントを張ってから山頂に来ました。
丁度雲から槍が顔を出しました。

9/20 17:40

9/20 17:40

9/20 17:42

月も入れて。

9/20 17:47

太陽が沈んでいく。

9/20 17:48

9/20 17:50

9/20 17:51

9/20 17:57

テント場は超満員。

9/20 18:00

日が沈む。左から夜が迫ってきている。

9/21 2:33

早起きして星を眺めます。月はありますが、たくさんの星が！！

9/21 2:44

9/21 4:13

進みます。

9/21 4:53

夜明け。

9/21 4:58

明かりが見える。
北鎌尾根にはいくつか明かりが。

9/21 5:11

一気に近づいてきた！
ビックリ平を過ぎたあたりでご来光を待つのもいいですね。

9/21 5:25

9/21 5:34

振り返って大天井岳方向。
このあたりは紅葉がすばらしい。

9/21 5:34

赤く染まる。

9/21 5:34

9/21 5:42

大地が回っている。

9/21 5:42

9/21 5:46

9/21 6:14

ここまでくればヒュッテ西岳はもう少し。長かった…。

9/21 6:35

西岳のテント場。ここに泊まってみたい！
絶景でしょうねー。

9/21 7:37

西岳から下って少し上り返したところを振り返る。
どこを下りてきたのかわかりません。

9/21 7:49

すごい景色！！
しかしまだまだ下ります…。

9/21 7:49

槍沢のテント場が見える！あそこまで行かなくては。

9/21 8:02

水俣乗越。

9/21 8:32

だいぶ近づいてきました！

9/21 8:32

9/21 8:59

核心部の三段梯子。
梯子も怖いが降りた所も細い！
ぽこっと出ている岩がいやらしいです。

9/21 9:10

9/21 9:13

急な登りが続きます。

9/21 9:14

振り返って。
梯子の部分が見えます。

9/21 10:19

歩いてきた縦走路。

9/21 10:41

あと1時間！

9/21 11:12

ここがいやらしい。左は崖。

9/21 11:24

気が抜けない。

9/21 11:35

渋滞が…

9/21 11:53

とりあえずお昼ごはん。温かいお茶が体にしみるー。

9/21 13:34

並び始めて1時間後…
ここはどこかのアトラクションか…

9/21 13:42

9/21 13:53

9/21 14:07

9/21 15:22

3時間後…頂上！

9/21 15:22

9/21 15:30

北鎌尾根から人が。

9/21 15:32

眺望はあまりよくない。

9/21 17:11

9/21 17:20

さらば槍ヶ岳。

9/21 17:40

大分日も落ちてきたので急ぎます。

9/22 4:02

槍沢の空！
うーんすごかった！実際はもっとすごい。
地球もこの中の1つなんだなーと考えてしまいました。

9/22 5:55

槍から下っているときはちょろちょろでしたが、ここまでくるとこんなになるんですねー。

9/22 6:57

やっと横尾。

9/22 8:43

徳沢は混雑。

9/22 9:32

明神。橋を渡ってみます。

9/22 10:28

吊尾根。

9/22 10:59

ついにゴール！

9/22 11:39

バスの車窓から。

9/22 11:41

焼岳。

撮影機器：

ILCE-6000 SONY

感想

hoto

念願の表銀座縦走。槍ヶ岳に登るなら中房温泉からと決めていました。
天候もすばらしく、混んでいましたが、大満足です。

中房温泉から燕山荘までは例によって渋滞。しかし重装備であまり早く歩けないので気になりませんでした。途中からは紅葉も見られ、これからの山旅を期待させます。

燕山荘から先は、それまでと打って変わって静かになります。去年は眺めるだけだったこの道を歩けるすばらしさ！槍も迫って見えます。
大天荘では雲海と槍の絶景、満点の星空を見られ、最高のテント泊となりました。

2日目は今回のルートのハイライト、東鎌尾根を歩きます。
噂の三段梯子が序盤に出てきますが、ここを抜ければ後は問題なかったです。
急で立ち止まることも多かったですが、どんどん槍が近くなってくるのがわかるので、今回最後の登りだと言い聞かせて、何とか歩き続けられました。

問題はその後で、槍の待ち時間は予想以上でした。なんと上まで3時間もかかってしまいました。こうなるとその後の予定が大きく狂います。
殺生ヒュッテはテントであふれ返っていて、登山道付近までテントが張ってあります。無理をすればまだ張れたかもしれませんが、次の日のことも考えて、槍沢まで下りることにしました。明るいうちに天狗原の分岐まで下りられれば、後は問題ないだろうと判断しました。結果槍沢では、親切な方に声をかけていただき、スペースのある場所を教えていただき快適に寝られました。

辛かった。しかし絶景でした。次はどこに行こうか。