記録ID: 727895
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
長野県松本市 上高地〜横尾〜奥穂高岳 ファイトー1泊、穂高岳山荘宿泊(テン泊) 岳沢ルートで前穂も行っちゃいました!
2015年09月19日(土) ~
2015年09月20日(日)


- GPS
- --:--
- 距離
- 24.9km
- 登り
- 1,965m
- 下り
- 1,952m
天候 | 1日目 晴一時曇り、二日目 晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
自宅3:10=西友駐車場3:30=信州中野IC 3:40=(上信越・長野自動車道)=4:20安曇野SA 4:30=4:35松本IC=5:20沢渡5:45=(タクシー)=6:10上高地BT 〔復路〕 沢渡17:30=18:00竜ヶ崎温泉18:50=ガスト(夕食)=松本IC 20:00=20:15安曇野SA 20:30=信州中野IC 21:30=自宅22:00 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地〜横尾 大変良く整備された散策路、落石箇所有り注意、川沿いで崖有り転落注意程度です。 明神を左手に見ながら歩きますが、どんどん景色が変って行き楽しいです。 横尾が近ずくと屏風岩や横尾尾根が見えて来ます。 売店・トイレ・水は明神・徳沢園・横尾に有ります。 横尾のトイレはこの時期混雑していますので徳沢園で済ませた方が良いです。 〜本谷橋 登山道ですが整備が進み気が付くと本谷橋です。 屏風岩のダイナミックな岩壁が素晴らしくついつい眺めてしまいます。 左側が崖となっているので転落に中です。 本谷橋は絶好の休憩地、降雨時期は増水や濡れた岩でのスリップ転倒に注意です。特にしりもち!!特定の岩が滑りやすく痛いです。 〜涸沢 登り初めから急登、焦らず行きましょう。中間地点は水平道や屏風岩のガラ地帯のトラバース、落石と浮石による不意のつまずきに注意が必要です。 所々休憩ポイント有ります。 初めは左手に横尾尾根や目の前にキレットを見ながら登ります。 左手にカーブしていくと前に北穂を眺め左手に屏風岩、もう少しカーブすると前には前穂の峰々、左手に屏風岩を見ながら歩きます。 徐々に右へ針路が向いていくと吊尾根・奥穂の順番に見えて来ます。 そして涸沢ヒュッテと登りが見えるとラスト1時間。 ここからが少し長いです。涸沢尻からは少し登りもきつくなりますが、 時々ナナカマドのトンネルが出て来ますので、紅葉時はたまりませんね。 今回はナナカマドの実が赤く熟していました。 涸沢!! ヒュッテ・小屋共にデッキが備えられていて休憩には持って来いです。 生ビールあり、スイーツ有と各山荘は工夫を凝らしています。 ここで過ごすと時間の流れが速いので注意が必要です。 穂高岳山荘までトイレ水が有りませんので補給や用を足しておきます。 〜穂高岳山荘 ここまで6時間歩いて来てさらにザイテングラードの登りは堪えます。 荷物が重い場合は時間には余裕を持ってアタックすべし。 登山道の岩がゴロゴロとなるので歩くの少し注意が必要です。 似た様な岩が一杯有るので登山道からそれない様に注意が必要、何故がカールの方へ引き寄せられます。^_^; ザイデングラードへ取付いてからは登攀伴うのぼりが続きます。ストックは微妙で実際使うかしまうかは現地の判断ですね、私は使いました。 コースタイムは30%以上オーバーして16時到着が45分もプラスとなりました。 眺めも良く休みの他に写真や魅入ってのもプラスとなった様です。 小屋へは15時到着を推進しています。お弁当の申し込みも16時まで、17時を過ぎると晩御飯タイムとなりますので、ちょっと言われます。さらに遅くなるとご飯無し? 更に更に遅れると遭難したのではないかと心配されますので大分叱らる様です。(>_<) 穂高岳山荘 3000メートルに有る山小屋にしては素晴らしく設備が整って入ます。 まさかカードで支払いが出来るとは思っていませんでした。 〜奥穂高岳 小屋からいきなり岩場を登攀します。朝方は岩が冷えて手が冷たくなりますので滑り止付手袋は必須うです。 荷物が大きいとザックが岩に当り体が押し出されて思わず転落試走になりますので注意が必要です。 浮石が若干あるので落石や落石させない様に注意が必要です。 万が一のヘルメットは必須腕すね。 岩場を登り切るとガレ場を歩きますがので不意のつまずきに注意が必要ですが、特に危険な個所は有りません。 絶景を見ながら山頂まで楽しく歩けます。 山頂手前にジャンや西穂への登山道の分岐が有ります。 奥穂高岳山頂 360°の大展望が待っています。 出来れば少しゆっくり眺める時間が欲しいですね。 方位板や神社は込み合う時が有るので順番でお参りします。 山頂は前穂側はちょっとした広場が有りますので休憩や食事が出来きます。 〜吊尾根・紀美子平 南陵の頭を過ぎるとガラの急な下りが始まります。浮石多数で結構崖の縁を歩く所も有り高度感も感じますので、必要以上神経質になる事はありませんが、不意のスリップやつまずきによる転倒や転落に注意が必要です。 登山道を無理なく歩けば特に危険な箇所は有りません。 荒天時は特に風が強い時は歩かない方が良い場所が幾つか有りますので、やはり同じ発音の好天時に歩きたいモノです。 〜前穂高岳 紀美子平へザックをデポして登ります。 重いザックを置いて歩くとまるで背中に羽が生えた様に登れます(感想)。 道幅が狭い場所が有るので先を見て混雑時期はゆずり合いに登ります。 浮石が多数あるのでコースをそれずに落石や落石させない様に注意が必要です。 概ね特筆する様な危険な個所は有りません。 前穂高岳山頂!!! ここも360°の絶景広がります。特に奥穂が鎮座している姿や涸沢岳と北穂の先に槍ヶ岳を見る事が出来ます。 前穂をロープワークにて登って来るクライマーを生で見る事が出来るかもしれません。声を掛けあいながら淡々と垂直懸架や岩場を登る姿は「凄い」の一言です。 前穂から見ていると高い場所を登っているの事が良く判ります。 〜岳沢 紀美子平からの下りは鎖場の連続です。この時期は時間帯により混雑しますので、登りの方と声を掛けあってゆずり合いで下ります。 大変滑りやすい岩を下りますので、鎖と切って有るステップを利用して進みます。 急降下する感じで雷鳥広場まで歩く感じとなります。 高度感を感じる崖そばを歩いたり、ギャップの多き箇所を降りたりの連続なので、カモシカの立場に来る頃は足が痛くなって来ます。 特に荷物が重い場合はしゃごんで足を伸ばして着地して立ち上がる。 スクワットの連続ですね。 浮石、小砂利によるスリップや、岩にヒザやスネをぶつけての歩行に師匠が来さない様に注意が必要です。 岳沢パノラマ前後にハシゴが出て来ますが、疲れによる不意の踏み外しや転落、そして転倒に注意が必要です。 今回踏んだ岩が動いて体が崩れて3m下まで転落しそうになりました。(>_<) 岳沢小屋が見えても1時間位は掛かる感じです。 厳しい下り坂だけに眺めは素晴らしいです。 紅葉は涸沢よりすこし早く岩の白さと相まって素晴らしい眺めが楽しめました。ジャンはよく判らないのですが、奥穂から西穂へつながる稜線は重畳たる眺めであの稜線が歩けるのかと思ってしまいます。 沢に出るとそこはテン場です。 テン場の中に黒色のホースから水が出ていますので補給できます。 この水を飲みましたが美味しかった。 岳沢小屋 設備が充実してゆっくり休憩が出来ます。 振り向くと奥穂と〜西穂が峰々が鎮座し岳沢を優しく包んでいる様に感じます。岳沢がその峰々足元まで伸びてこの夏溶け残った雪渓が大きく口を開けてます。 トイレ・売店や食事、宿泊も出来ます。 〜上高地 ビクトリーランですが、意外とここの道のりが長く感じます。 整備された道なので特筆する危険個所は有りませんが、浮石などによるスリップや不意のつまずきによる転倒に注意が必要です。 森林地帯に入ると泥濘や濡れた土留め用の丸太が滑るのでスリップに注意が必要です。 枯れた沢に架かる橋を幾つか過ぎると人声が聞えて来て散策路の行き合います。 ここからバスターミナルまでは河童橋を渡り30分程度となります。 |
その他周辺情報 | 連休は夕方になるとバス乗り場にバスを待つ列が出来て過ぎに乗車できません。その点を考慮しての行動計画が必要です。 今回は30分程度の待ち時間でした。 タクシーは乗車待ちのが有りましたので3人いれば荷物を抱えてバスを乗る事を考えれば+500円程度で乗れますので良いかもしれません。 |
写真
装備
個人装備 |
アマチュア無線機 2 144、430MHz
ストック 1
コッフェル、ガスコンロ 1
非常用食料 1
雨合羽 1
ザックカバー 1
スパッツ 1
水筒(給水システム) 1
ヘッデン 1
ラジオ 1
薬、ティッシュ、タオル 1
手袋、帽子、バンダナ 1
財布、時計 1
デジカメ、ベッサー 1
座布団、水筒カバー 1
地図、参考書 1
常用食料 1
お楽しみ 1 つまみ、酒
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共同装備 |
コーヒーセット 1 T氏
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感想
2週連続で北アルプスの山行です。
今回はまだ行った事が無い穂高岳へ是非行って見たいとのM女史のリクエストに応えて、そして紅葉が気になる私の希望がマッチし頑張って見ました。
実は1週間たった今でも足が痛く疲れが抜けません。
この土日も紅葉のタイミングなので涸沢テント泊を考えましたが、天候不順、所要と嫁さんサービスも有りあえなく断念し、山行記録のまとめに注力を注ぎ込みましたが、写真のコメントがまだカキコキできずにタイムアップです。(>_<)
後日記入いたします。
言わずとしてゴールデンコースで天候も先ず先ず、標高の高い所での紅葉も楽しめ満足のいく山行でした。
奥穂で頂いた挽きたてのコーヒーの味は格別でした。何時も準備をして頂けるT氏に感謝です。
1時間近くもこの場所に居座ってしまいました。
前回奥穂に来た時は何故か穂高連峰だけ雲が掛り、霧雨の降るあいにくの天候で山行を決行しましたが、これでリベンジ達成です。
360°の眺望や前穂を登って来るアルピニストも目の前に見れて、登って良し、眺めて良し、歩いて良しの山行が楽しめました。
重太郎新道の下りは重荷を背負ってはかなりきついですね。
へとへとでした。
テント泊で有りませんがたかが20kg超えの荷物、練度が不足ですね。
anbyさんやkomadoriさんを見習わなくはなりません。が、歳はさすがに戻せませんね。!(^^)!
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こんばんは、kintakunte様
穂高連峰綺麗ですね~
天候に恵まれ、紅葉も始まり
まだ足を踏み入れていない場所を
堪能させていただきました。
のんびり、じっくり歩ける時が来るのを
じっくり待って、このレコを参考に歩きたいと思います。
aonumaさん、毎度です。
結構大変でした。重太郎新道は荷物は軽い方がダントツに楽です。
でも景色は抜群なので出来れば2泊3日がベターです。
是非機会を作って楽しんで登って下さいお勧めですよ。
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