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記録ID: 728355
全員に公開
ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

【伊吹山(滋賀・1377m)】伊吹山、上平寺尾根ルート往復、歴史と自然と観光の変化に富んだ登山道を歩いた

2015年09月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:58
距離
13.7km
登り
1,249m
下り
1,243m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:11
休憩
1:43
合計
6:54
距離 13.7km 登り 1,249m 下り 1,261m
8:06
134
10:38
10:43
14
10:57
11:09
2
12:00
12:01
3
12:29
12:34
10
12:44
12:46
5
12:51
12:53
65
13:58
14:03
40
14:43
14:51
1
14:56
ゴール地点
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
伊吹神社駐車場
 名神高速・関ヶ原ICより、R365藤川交差点を木之本方面へ右折
 1つ目の上平寺交差点を右折
 駐車スペースは5台程度、無料
コース状況/
危険箇所等
○伊吹神社〜尾根道弥高分岐 〜[歴史]の登山道〜
 目印も明瞭で、笹払いがされており歩きやすい道

○尾根道弥高分岐〜伊吹山5合目合流点 〜[自然]の登山道〜
 赤テープがところどころにあり、行きは大きく迷うことはない
 尾根道の一部で、春先に笹払いされたのか足元でつまづかないが、
 ススキが背丈以上の高さに生い茂っており、
 掻き分けながらの歩行を強いられる。

 下りは合流点から樹林帯に入るが、
 斜面を下るようにはっきりとしたルートではないトレースが伸びている
 赤テープを意識しないとルートロスする可能性あり
 登りよりも下りで迷いやすいので注意

 合流点付近の約100mは目印も明瞭な踏み跡もないので、
 方向を決めて歩くこと

○伊吹山5合目合流点〜伊吹山頂 〜[観光]の登山道〜
 言うまでもなく、迷いようがなく、危険箇所もない
 誰でも歩ける観光の道

○登山ポスト
 伊吹神社鳥居前にあり
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伊吹神社駐車場にある案内図
「笹払いはできてません」と明記されている
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伊吹神社駐車場にある案内図
「笹払いはできてません」と明記されている
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[歴史]伊吹神社付近
蔵屋敷跡にあるお地蔵さんに
山行の無事をお祈りします
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[歴史]伊吹神社付近
蔵屋敷跡にあるお地蔵さんに
山行の無事をお祈りします
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[歴史]伊吹神社の鳥居
京極氏館跡を抜けた突き当りにある
左に折れて登山道が続いている
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[歴史]伊吹神社の鳥居
京極氏館跡を抜けた突き当りにある
左に折れて登山道が続いている
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[歴史]登山道と登山ポスト
道標に添って1.2kmほどで上平寺城跡へ
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[歴史]登山道と登山ポスト
道標に添って1.2kmほどで上平寺城跡へ
05
[歴史]上平寺城跡
晴れていれば名古屋のツインタワーまで見渡せるそうです
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[歴史]上平寺城跡
晴れていれば名古屋のツインタワーまで見渡せるそうです
06
[自然]弥高寺分岐から尾根を過ぎたところ
樹林帯に入ってようやく写真を撮る余裕が
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[自然]弥高寺分岐から尾根を過ぎたところ
樹林帯に入ってようやく写真を撮る余裕が
07
[自然]勝手に名づけて「ロープ岩」
ロープの終端部分で左側の斜面に取り付きます
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[自然]勝手に名づけて「ロープ岩」
ロープの終端部分で左側の斜面に取り付きます
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[観光]6合目避難小屋手前で合流
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[観光]6合目避難小屋手前で合流
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[観光]6合目避難小屋
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[観光]6合目避難小屋
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[観光]8合目地点
この先の9合目の看板はありません
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[観光]8合目地点
この先の9合目の看板はありません
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[観光]8合目〜9合目の間
下は相変わらず雲海ですが、
晴れ間が見えてきました
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[観光]8合目〜9合目の間
下は相変わらず雲海ですが、
晴れ間が見えてきました
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[観光]山頂避難小屋
冬はお菓子の家になります
というか、売店が賑やかです
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[観光]山頂避難小屋
冬はお菓子の家になります
というか、売店が賑やかです
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[観光]山頂標識
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[観光]日本武尊
左人差し指をかざして、いつものポーズを決めました!
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[観光]日本武尊
左人差し指をかざして、いつものポーズを決めました!
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[観光]山頂売店にて
ミニトマト2パックを購入
1パック100円だなんて安い
しかもうま〜い!
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[観光]山頂売店にて
ミニトマト2パックを購入
1パック100円だなんて安い
しかもうま〜い!
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[観光]伊吹そば
いや、これはうまーでした!
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[観光]伊吹そば
いや、これはうまーでした!
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[観光]一等三角点をタッチ
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[観光]一等三角点をタッチ
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[観光]9合目〜山頂間にて
子供を背中におぶって、さらに、
もう一人の子供を前で抱きかかえながら、
登っていく人にすれ違いました。
家族サービスお疲れ様です!
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[観光]9合目〜山頂間にて
子供を背中におぶって、さらに、
もう一人の子供を前で抱きかかえながら、
登っていく人にすれ違いました。
家族サービスお疲れ様です!
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[観光]7合目〜8合目
3合目辺りが見えてきた?
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[観光]7合目〜8合目
3合目辺りが見えてきた?
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[観光]7合目〜8合目
これから行く上平寺尾根を見る
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[観光]7合目〜8合目
これから行く上平寺尾根を見る
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[観光]6合目避難小屋〜5合目
踏み跡がクッキリしているここから
上平寺ルートを辿ります
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[観光]6合目避難小屋〜5合目
踏み跡がクッキリしているここから
上平寺ルートを辿ります
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[自然]5合目合流点付近
伊吹山頂は晴れ渡ってきました
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[自然]5合目合流点付近
伊吹山頂は晴れ渡ってきました
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[自然]5合目合流点付近
振り返ると琵琶湖も見渡せます
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[自然]5合目合流点付近
振り返ると琵琶湖も見渡せます
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[自然]5合目合流点〜ロープ岩
これから歩かねばならないんかー
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[自然]5合目合流点〜ロープ岩
これから歩かねばならないんかー
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[自然]5合目合流点〜ロープ岩
ロープで誘導している箇所もありますが…
この先で間違えやすいところがあります
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[自然]5合目合流点〜ロープ岩
ロープで誘導している箇所もありますが…
この先で間違えやすいところがあります
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[自然]ロープ岩
足場の確保と言うより、
ルートを間違えないためにあるようです
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[自然]ロープ岩
足場の確保と言うより、
ルートを間違えないためにあるようです
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[自然]ロープ岩〜弥高寺分岐
ススキを掻き分けた先で振り返ると伊吹山が
この角度から見るとたおやかな山容ですね
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[自然]ロープ岩〜弥高寺分岐
ススキを掻き分けた先で振り返ると伊吹山が
この角度から見るとたおやかな山容ですね
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[自然]ロープ岩〜弥高寺分岐
左手には伊吹山ドライブウエイが伸びています
その先は養老山地でしょうか
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[自然]ロープ岩〜弥高寺分岐
左手には伊吹山ドライブウエイが伸びています
その先は養老山地でしょうか
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[自然]ロープ岩〜弥高寺分岐
足元は刈り払われている
問題はススキが生い茂っていること
ストックで掻き分けながら進みます
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[自然]ロープ岩〜弥高寺分岐
足元は刈り払われている
問題はススキが生い茂っていること
ストックで掻き分けながら進みます
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[自然→歴史]弥高寺分岐
ススキ地獄からの解放を告げる看板でもあります
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[自然→歴史]弥高寺分岐
ススキ地獄からの解放を告げる看板でもあります
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[歴史]弥高寺本坊跡
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[歴史]弥高寺本坊跡
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[歴史]弥高寺本坊跡からの関ヶ原市街
その先には養老山系が見えます
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[歴史]弥高寺本坊跡からの関ヶ原市街
その先には養老山系が見えます
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[歴史]弥高寺本坊跡
正面は霊仙山でしょうか
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[歴史]弥高寺本坊跡
正面は霊仙山でしょうか
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[歴史]弥高寺本坊跡
米原方面を望む
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[歴史]弥高寺本坊跡
米原方面を望む
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[歴史]上平寺城跡
二の丸跡でしょうか
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[歴史]上平寺城跡
二の丸跡でしょうか
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[歴史]伊吹神社
ひっそりと佇んでいます
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[歴史]伊吹神社
ひっそりと佇んでいます
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ゴール
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帰りに立ち寄った「みつばちの郷」
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帰りに立ち寄った「みつばちの郷」
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「みつばちの郷」のソフトクリーム
飛騨牛乳でつくってるらしいです
JAF会員証提示で350円→300円に
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「みつばちの郷」のソフトクリーム
飛騨牛乳でつくってるらしいです
JAF会員証提示で350円→300円に
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「みつばちの郷」で作られた
はちみつ全種類かけ放題です
そば、レンゲ、アカシア、コーヒーなどいろんな種類のはちみつがあります。
美味しく、楽しいひとときで締めとしました
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「みつばちの郷」で作られた
はちみつ全種類かけ放題です
そば、レンゲ、アカシア、コーヒーなどいろんな種類のはちみつがあります。
美味しく、楽しいひとときで締めとしました

感想

伊吹山の登山コースと言えば、上野登山口から。
路線バスもあり、サービスの行き届いた民間の駐車場もある。
登山道もちゃんと整備されている。

今回は、上平寺コースを選んだ。
上平寺コースは、戦国武将の京極氏が、
山城として構えていた史跡が数多く残っている。
「歴史と自然の登山道」として、
上部にある上平寺城跡、弥高寺跡までの道が整備されている。
その先の伊吹山5合目までのコースは、
2013年5月に新しく作られた登山道だ。
ただし、案内図の「笹払いができていません」にあるように、
きめ細やかな整備が行き届いておらず、
良く言えば自然味溢れたコースとなっている。

5合目以降は、上野登山道は、いまや観光地のような様相だ。

歴史と自然、そして観光の登山道を歩いてきました。

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上平寺の伊吹神社駐車場を出発したのは8時、
駐車場には自分のクルマだけ、貸し切り登山道だ。

このコースを巡ったのは3回目。
晩秋と冬山で、まだ暑さが残るこの時季、
ヒルに怯えつつ、また、笹払いされていない道の状態に
不安を抱きながらのスタート。

京極氏の館跡が連なる参道を歩くと鳥居にぶつかり左へ。
登山道はここから始まる。

傾斜は緩やかで、針葉樹の葉っぱの絨毯で
フカフカして歩きやすいが、
蒸し暑くすぐに汗が噴き出てきた。

やがて平坦なややひらけたところで出た、三の丸跡。
そののち、高度を上げながら、二の丸、一の丸と続く。
本丸跡はやや小上がったところにあり、
晴れていれば眺望がすばらしいらしいが、厚い雲に覆われて…。

弥高寺跡との下部の分岐をやり過ごしてしばらく行くと、
尾根道の分岐点に着く。

ここまでが[歴史]の登山道、ここから先は[自然]の登山道となる。

足元は、春先に笹払いが丁寧にされたためか、
枝で引っかけるなどの障害物はない。
問題は足元から上。
背丈以上に伸びきったススキが行く手を阻む。
ただ、足元は空洞で、ススキも手やストックで掻き分けられるので、
藪漕ぎのようなしんどさはない。
ただ、蒸し暑いだけ(笑)

尾根道から見えるはずの伊吹山は白い雲の中。
ススキの掻き分けに専念しながら進んでいくと、
やがて樹林帯に入る。
掻き分けは終了、のんびり歩きが始まる。
アップダウンがあるものの、それほどキツイものではない。
道は分かりにくいところがあるものの、彷徨うまでもない。
ただし、谷筋は要注意。
木も生い茂っていて、前回、前々回の記憶を頼りに足を進めた。

谷を2度ほど越えてロープのある岩稜の坂を登り、
樹林帯を歩き、
再び谷を越えると草原にでた。
熊鈴や人の声がする。
上野登山道との合流は近いが、ちょっと場所が分からず、
適当に笹薮を突っ切っていくと登山道に合流した。
近くの登山者を驚かせてしまった(笑)

ここからは皆さんお馴染みの上野登山道。
今までの道に比べれば、[観光]地のようなものだ。
湿度が高いのか、発汗が止まらず、ペースはやや低め。
ススキの掻き分けなどのエネルギーも消耗したためややお疲れ。
ゆっくり目で頂上を目指した。

山頂は、登山者で賑やか、観光地のようだった。
いつもの日本武尊のあのポーズを撮り、
三角点タッチをした後は売店へ。

持ってきたおにぎりに、
伊吹そば、ミニトマト2パックを売店で購入し昼食とした。
眺望は残念ながら好転せず、
予報ではこれから晴れる。

上野から登ってきたのなら待っているけど、
上平寺だから、待っていられない(笑)
下山開始。

下りの上平寺コースは、斜面の下にトレースが伸びており、
紛らわしい。
1回軽くルートロスしてしまった。
ススキの掻き分けも案外うまく行った。
左手にはドライブウエイ、
振り返れば、行きでは見えなかった伊吹山が見え、
気分も良くなったついでに、弥高寺本坊跡を経由した。

前回もそうだったが、本坊跡からの眺望も良かった。
養老山系、霊仙、琵琶湖まで見渡せた。
その後は、上平寺城跡へ向かい、伊吹神社へ戻った。

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登り4時間、下り3時間。
自分にしてはちょうど良い時間だった。
これから紅葉のシーズン、また是非訪れたい。

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訪問者数:678人

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