記録ID: 7322991
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ハイキング
甲信越
国上山・黒滝城址 ハグマの季節
2024年10月06日(日) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 04:58
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 589m
- 下り
- 590m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り気味。気温25度くらい。日陰はひんやりして秋の空気。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■麓~子午線標間は廃道ですがヤブ僅少で明瞭な普通の道です。むかしのガイドロープに沿って登ります。子午線標~猿ヶ馬場間は完全廃道でヤブの張り出し続きますが,道形は明瞭です。少々のヤブもクモの巣も平気,の方以外にはお勧めしません。「越後三山縦走路へ」の道標がかろうじて残っており,ここはかつてのメイン登山道のひとつでした(「越後の山旅」に記載あり)。 ■中世から?続く峠道(=北国街道,北陸道)の主道は,野積集落と麓集落を結んで猿ヶ馬場峠を通ります。芭蕉も一九も(もしかしたら義経も?)ここを越えました。麓集落から真西へのぼる作業道(地理院地図の実線道)が,今に残る北国街道の跡だそうです。 |
その他周辺情報 | ▪️弥彦山のいくつかある別名に,「三足富士」(みあしふじ)というものがあり,猿ヶ馬場に関連の石碑が複数あります。 ▪️調べると,弥彦村HPの「弥彦の昔話」サイトに「猿ヶ馬場の峠には”藤が茶屋”があり,その前の宝筐印陀羅尼塔の西側から弥彦山を見ると富士山形に見えるが,茶屋の前から西に向かって歩くとすぐに形が崩れてしまうので"三足富士"と名付けた」という趣旨のいわれが載っていました。 ▪️同様のいわれで「三足富士」と呼ばれる山は全国各地にあるようです。 ▪️猿ヶ馬場の昭和中期までの様子は,「日本山岳会越後支部会報第7号(H25)」(web公開あり)に山崎さんとおっしゃる方が詳しく書かれており参考になります。茶屋が2軒ありうち1軒の建物は昭和44年まで存続していた云々。 ▪️その記事に,今も峠に残る石碑のうち上にあるほうの碑文が紹介されています。 「通ふ人二足の間を家つとにするがはここに三足富士」(石碑では用字が一部違っています) 出典は会報記事では十返舎一九「続膝栗毛」となっていますがこちらは金毘羅・宮島・木曽路の紀行文なので,どうも違うようです。一九作で新潟も扱った「諸国道中金草鞋(かねのわらじ)」の越後篇には該当する記事がありませんでした。 |
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感想
ようやく涼しい気候になって,のんびりな里山あちこち巡りでした。
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コメント
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スタート地点には村営駐車場があるのですね、これなら安心。😊
私も晩秋か来春にはトレースしてみたいと思いました。
何故か心躍る国上、弥彦の古の径。。径😁
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