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Yamareco

記録ID: 7336127
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

テントを背負って/黒戸尾根と早川尾根を繋ぐ。尾白in、御座石out

2024年10月11日(金) ~ 2024年10月13日(日)
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
52:22
距離
27.1km
登り
3,790m
下り
3,498m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:35
休憩
0:13
合計
6:48
8:14
130
10:24
10:30
109
12:19
37
12:56
12:57
50
13:47
3
13:50
13:56
59
14:55
2日目
山行
10:07
休憩
0:46
合計
10:53
4:55
85
7:45
7:46
19
8:05
8:15
5
8:20
8:21
43
9:04
9:05
32
9:37
9:38
60
10:38
10:45
99
12:24
12:43
67
13:50
13:56
33
14:29
74
15:43
5
3日目
山行
6:32
休憩
1:00
合計
7:32
4:57
25
5:22
5:27
58
6:25
6:43
9
6:52
6:53
64
7:57
8:18
39
9:27
9:36
64
10:40
10:43
19
11:02
50
11:52
33
12:25
12:28
1
12:29
ゴール地点
天候 10月11日(金):晴れのちガス
10月12日(土):晴れ
10月13日(日):晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
マイカー:葛西IC 3時頃発 → 御座石鉱泉 5:45頃着
e-bike:御座石鉱泉 6:15発 → 尾白川渓谷P 7:30頃着

<アクセス>
中央道は韮崎・須玉の間で工事中のため対面通行(2024/12/3まで)
早朝は影響ないが日中は渋滞する。東京方面からは韮崎ICで、諏訪方面からは長坂ICで高速を出て、下道で登山口へ向かう方が早いかと

<駐車場>
休業中の御座石鉱泉の前にある市営無料駐車場にマイカー駐車(約80台可能)
e-bikeで竹宇駒ヶ岳神社へ移動(1時間15分)
尾白川渓谷無料駐車場(約100台可能)の二輪・自転車駐車スペース(一番奥の駐車場の登山道入り口手前)にデポ
御座石に下山後、マイカーでe-bike回収へ

※自転車等の活用は、御座石から尾白へ向かうこと。標高差がしっかりあるので、御座石鉱泉から下の集落までは下りが続いてほとんどブレーキ走行。集落から尾白までは何度かアップダウンがある。逆ルートは御座石へのきつく長い登りを強いられる。

※※御座石と下の集落の間は、途中1キロ強の未舗装道路を通過する。御座石のすぐ下にもわずかながら未舗装道路あり。早朝6時半くらいから工事関係者の車が次々に上がってくるので、カーブなどはスピードを落とすこと
コース状況/
危険箇所等
黒戸尾根で甲斐駒山頂まで:
非常によく整備されており、登山者も多いが、三大急登の一角であり手ごわい(修験道は大体険しい)

甲斐駒山頂から仙水峠まで:
こちらもよく整備されている。北沢峠からの登山者は非常に多い。直登ルートと砂礫の斜面を行く迂回ルートがある。好みで選択。合流後から駒津峰へは登り返しがある。駒津峰から仙水峠までは一般的な登山道

仙水峠から栗沢山まで:
急登が続くが、危険個所や道迷いのような個所はない。登山者は非常に少なく、静かな山歩きを楽しめる

栗沢山からアサヨ峰まで:
距離にして1キロないが、小刻みにアップダウンがある。基本は稜線通しだが、一部の岩稜帯で登山道を見失いやすいので注意

アサヨ峰から早川尾根小屋まで:
基本、稜線の下り。段差がちょこちょこあり、あまりスピードは出せない

早川尾根小屋から高嶺まで:
樹林の尾根を進む。分かりやすい登山道。白鳳峠までの道で、もしピンクリボンがしばらくなければ道間違いと考えてよい。高嶺への登り返しは、最後が岩稜帯の通過になる。鎖や梯子はないので3点支持を基本に進む

高嶺から御座石まで:
赤抜沢ノ頭までは稜線伝いに小刻みなアップダウンを繰り返す。赤抜沢ノ頭から地蔵へは下り。地蔵からの下りの最初は砂地獄だが、下りは比較的歩きやすいと思う。鳳凰小屋から燕頭山まではトラバース気味の歩きやすい下りが続く。燕頭山からは標高を下げていく。鳳凰小屋からは長い下山なので、自分のペースでしっかり歩くこと

<小屋、テン場>
七丈小屋:通年営業。基本当日の駆け込みは不可
素泊り6500-8000円、テント泊1000-1500円
水は小屋前に出っぱなし
https://www.kaikoma.info/2024summer

早川尾根小屋:10月初旬で終了(要問合せ)
素泊り6000-7000円、テント泊1000円
水場は出っぱなし(小屋から50mほど)
https://thejapanalps.com/mountain-hut/hayakawaone/
その他周辺情報 コンビニ:
韮崎ICを下りて左折し20号線に向かうと、ローソン、ファミマ、セブンがある

日帰り温泉:
尾白の湯:尾白川渓谷駐車場からすぐ近く(山梨県北杜市白州町 白須8056)
温泉/10:00~20:00(最終受付19:30)、830円。水曜日定休。
白州庵(お食事処)/12:00~18:30(最終受付18:00)。
TEL:0551-35-2800
https://www.verga.info/onesen-furo

御座石鉱泉は休業中のため入浴できない。韮崎周辺では以下の施設がある
武田乃湯 白山温泉:(山梨県韮崎市神山町鍋山1809-1)
かけ流しの温泉。こじんまりとしているがきれい。洗い場8つ。内風呂と露天有り
700円、10時ー21時、TEL 0551-22-5050、水曜定休
http://www.hakusanonsen.com/

韮崎旭温泉:(山梨県韮崎市旭町上條中割391)
10-20時。600円。火曜、金曜定休。TEL 0551-23-6311
https://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/stay/p5_5064.html

予約できる山小屋
七丈小屋
e-bikeで御座石から尾白へ1時間走ってきた。もう少しで尾白川渓谷Pに着く。やっぱ遠いな・・
2024年10月11日 07:17撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
10/11 7:17
e-bikeで御座石から尾白へ1時間走ってきた。もう少しで尾白川渓谷Pに着く。やっぱ遠いな・・
尾白川渓谷の駐車場にe-bikeをデポ。年寄りはすでに疲れたよ
2024年10月11日 08:07撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/11 8:07
尾白川渓谷の駐車場にe-bikeをデポ。年寄りはすでに疲れたよ
竹宇駒ヶ岳神社で縦走の無事を祈っていざスタート
2024年10月11日 08:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
10/11 8:18
竹宇駒ヶ岳神社で縦走の無事を祈っていざスタート
気温も紅葉も麓はまだ夏だね
2024年10月11日 08:19撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/11 8:19
気温も紅葉も麓はまだ夏だね
一合目の祠に誰かの秀作
2024年10月11日 09:46撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
10/11 9:46
一合目の祠に誰かの秀作
🌰を踏まずに歩けない(笑)
2024年10月11日 09:50撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/11 9:50
🌰を踏まずに歩けない(笑)
やっと二合目。もう汗ぐっしょり
2024年10月11日 11:09撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/11 11:09
やっと二合目。もう汗ぐっしょり
定番の刃渡り。鎖も不要ですんなり歩ける
2024年10月11日 12:21撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
10/11 12:21
定番の刃渡り。鎖も不要ですんなり歩ける
鳳凰方面は雲がかかって見えず
2024年10月11日 12:23撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/11 12:23
鳳凰方面は雲がかかって見えず
出た。この辺りから梯子のオンパレード
2024年10月11日 12:48撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/11 12:48
出た。この辺りから梯子のオンパレード
刀利天の祠
2024年10月11日 12:56撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/11 12:56
刀利天の祠
四合目の上あたりで紅葉
2024年10月11日 13:31撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/11 13:31
四合目の上あたりで紅葉
五合目。修験の登山道はどこも厳しい
2024年10月11日 13:50撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/11 13:50
五合目。修験の登山道はどこも厳しい
安定した橋を越えて
2024年10月11日 14:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/11 14:22
安定した橋を越えて
六合目からは一段と厳しくなった
2024年10月11日 14:27撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/11 14:27
六合目からは一段と厳しくなった
テン泊装備のザックがツライ。体を引っ張り上げるのに苦労する。積雪期もここを登り下りするのか?
2024年10月11日 14:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/11 14:33
テン泊装備のザックがツライ。体を引っ張り上げるのに苦労する。積雪期もここを登り下りするのか?
やっと七丈小屋。体力残量ゼロ。小屋が空いていたので、お願いして素泊りさせてもらった。第二小屋は素泊りの2人だけだった

2024年10月11日 14:54撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/11 14:54
やっと七丈小屋。体力残量ゼロ。小屋が空いていたので、お願いして素泊りさせてもらった。第二小屋は素泊りの2人だけだった

ビールを飲んで第一テン場を視察。この日は二張りのみ。明日こそはテン泊を楽しもう
2024年10月11日 16:11撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
10/11 16:11
ビールを飲んで第一テン場を視察。この日は二張りのみ。明日こそはテン泊を楽しもう
第二小屋の前の紅葉。この日は疲れ果てて18時過ぎには爆睡
2024年10月11日 16:25撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/11 16:25
第二小屋の前の紅葉。この日は疲れ果てて18時過ぎには爆睡
第一テン場の上からビーナスライン。夜露でびっしょり濡れたテントの撤収がないので、すんなり2日目スタート
2024年10月12日 05:02撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 5:02
第一テン場の上からビーナスライン。夜露でびっしょり濡れたテントの撤収がないので、すんなり2日目スタート
八合目のちょっと下でご来光
2024年10月12日 05:49撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 5:49
八合目のちょっと下でご来光
八ヶ岳連峰は全山くっきり
2024年10月12日 05:48撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 5:48
八ヶ岳連峰は全山くっきり
奥秩父の山並み、右側が北奥仙丈ヶ岳と国師ヶ岳、中央やや右に金峰山の五丈岩が見える。左端は瑞牆山
2024年10月12日 05:48撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 5:48
奥秩父の山並み、右側が北奥仙丈ヶ岳と国師ヶ岳、中央やや右に金峰山の五丈岩が見える。左端は瑞牆山
槍穂の稜線のシルエット
2024年10月12日 05:49撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 5:49
槍穂の稜線のシルエット
甲斐駒の稜線がモルゲンに染まる
2024年10月12日 05:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 5:52
甲斐駒の稜線がモルゲンに染まる
こちらは鳳凰三山と富士山の眺め。今回縦走の最後のピーク、地蔵ヶ岳は遠いな・・
2024年10月12日 06:12撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 6:12
こちらは鳳凰三山と富士山の眺め。今回縦走の最後のピーク、地蔵ヶ岳は遠いな・・
八合目到着。室堂に出かけた長男夫婦から草紅葉のきれいな写真が届いた。これから雄山に登るとのLINE
2024年10月12日 06:13撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/12 6:13
八合目到着。室堂に出かけた長男夫婦から草紅葉のきれいな写真が届いた。これから雄山に登るとのLINE
黒戸尾根の八合目から見える立山の写真を送り返した(中央奥の台地のような稜線)
2024年10月12日 06:21撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/12 6:21
黒戸尾根の八合目から見える立山の写真を送り返した(中央奥の台地のような稜線)
出た。定番の足跡の岩
2024年10月12日 06:31撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 6:31
出た。定番の足跡の岩
八合目から九合目は岩稜の登りが続く。ザックが重く体を引っ張り上げるのに苦労する
2024年10月12日 06:39撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/12 6:39
八合目から九合目は岩稜の登りが続く。ザックが重く体を引っ張り上げるのに苦労する
烏帽子岩の二本剣
2024年10月12日 07:11撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 7:11
烏帽子岩の二本剣
九合目のあたりの花崗岩の造形
2024年10月12日 07:20撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/12 7:20
九合目のあたりの花崗岩の造形
奥に北岳と間ノ岳
2024年10月12日 07:21撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/12 7:21
奥に北岳と間ノ岳
ここまで登ってやっと山頂が見えた。やれやれ
2024年10月12日 07:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/12 7:45
ここまで登ってやっと山頂が見えた。やれやれ
やっとこさ今回の縦走の最初のピーク、甲斐駒山頂。黒戸は年寄りがテン泊装備で登るルートじゃないな。山頂からの富士山と鳳凰三山の眺め
2024年10月12日 07:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 7:52
やっとこさ今回の縦走の最初のピーク、甲斐駒山頂。黒戸は年寄りがテン泊装備で登るルートじゃないな。山頂からの富士山と鳳凰三山の眺め
奥に北岳、間ノ岳。手前の稜線はこれから向かう早川尾根
2024年10月12日 07:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/12 7:52
奥に北岳、間ノ岳。手前の稜線はこれから向かう早川尾根
槍穂もいい天気
2024年10月12日 07:54撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 7:54
槍穂もいい天気
乗鞍岳
2024年10月12日 07:54撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/12 7:54
乗鞍岳
御嶽
2024年10月12日 07:54撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/12 7:54
御嶽
仙丈ケ岳が近い
2024年10月12日 08:00撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/12 8:00
仙丈ケ岳が近い
早川尾根のアップダウンを越えて、富士山左手前のオベリスクへと進む。今回の縦走の最後のピーク。奥にはワンツースリーが見える
2024年10月12日 07:57撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/12 7:57
早川尾根のアップダウンを越えて、富士山左手前のオベリスクへと進む。今回の縦走の最後のピーク。奥にはワンツースリーが見える
数名程度の静かな山頂を満喫した。このあと駒津峰へ向かい、北沢峠からのとんでもない数の登山者とのスライドに難儀した
2024年10月12日 08:00撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 8:00
数名程度の静かな山頂を満喫した。このあと駒津峰へ向かい、北沢峠からのとんでもない数の登山者とのスライドに難儀した
砂地獄を下る。中央やや左上が駒津峰、その左奥が仙丈ケ岳
2024年10月12日 08:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 8:33
砂地獄を下る。中央やや左上が駒津峰、その左奥が仙丈ケ岳
駒津峰への登り返しでは、多勢に無勢で途切れることなくやってくる登山者に待ちぼうけを食らった
2024年10月12日 09:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/12 9:34
駒津峰への登り返しでは、多勢に無勢で途切れることなくやってくる登山者に待ちぼうけを食らった
駒津峰から甲斐駒ヶ岳を振り返って
2024年10月12日 09:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/12 9:33
駒津峰から甲斐駒ヶ岳を振り返って
駒津峰から仙水峠までの下りも、さんざん待たされた。ここは私が下りなので待つのは仕方ないのだが・・
2024年10月12日 10:35撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/12 10:35
駒津峰から仙水峠までの下りも、さんざん待たされた。ここは私が下りなので待つのは仕方ないのだが・・
栗沢山への早川尾根の急登の途中、甲斐駒を振り返って
2024年10月12日 11:54撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/12 11:54
栗沢山への早川尾根の急登の途中、甲斐駒を振り返って
早川尾根は登山者とのスライドがほとんどなく、静かな山歩きを楽しんだ
2024年10月12日 11:54撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/12 11:54
早川尾根は登山者とのスライドがほとんどなく、静かな山歩きを楽しんだ
栗沢山の山頂に着くと、甲斐駒は雲の中。ここで昼食。早川尾根を縦走してきたソロの方に早川尾根小屋が営業していたと聞き、ビールが調達できることを知る。嬉しい誤算
2024年10月12日 12:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
10/12 12:34
栗沢山の山頂に着くと、甲斐駒は雲の中。ここで昼食。早川尾根を縦走してきたソロの方に早川尾根小屋が営業していたと聞き、ビールが調達できることを知る。嬉しい誤算
栗沢山から小ピークを3−4個越えてアサヨ峰に到着。2日目最後のピーク
2024年10月12日 13:49撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/12 13:49
栗沢山から小ピークを3−4個越えてアサヨ峰に到着。2日目最後のピーク
これから進む早川尾根小屋方面にも雲が迫ってきた。あとは小屋まで下るのみ。頭の中はビール、ビール・・。早川尾根小屋は驚くほどきれいに改装されていた。テン場は12張りで満員御礼⁉
2024年10月12日 13:54撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/12 13:54
これから進む早川尾根小屋方面にも雲が迫ってきた。あとは小屋まで下るのみ。頭の中はビール、ビール・・。早川尾根小屋は驚くほどきれいに改装されていた。テン場は12張りで満員御礼⁉
夜露でビチャビチャに濡れたテントを軽く拭いて撤収し、5時前に出立。広河原峠までやってきた。標識の背後は八ヶ岳
2024年10月13日 05:23撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
10/13 5:23
夜露でビチャビチャに濡れたテントを軽く拭いて撤収し、5時前に出立。広河原峠までやってきた。標識の背後は八ヶ岳
白鳳峠へ向かう途中で北岳がモルゲンロートに染まる
2024年10月13日 05:57撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 5:57
白鳳峠へ向かう途中で北岳がモルゲンロートに染まる
モルゲンのショーが終わった北岳と小太郎山
2024年10月13日 06:11撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/13 6:11
モルゲンのショーが終わった北岳と小太郎山
右奥が甲斐駒ヶ岳。左上のアサヨから歩いてきた早川尾根を振り返る。いくつものポコポコを登り返しては下ってきた
2024年10月13日 06:40撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 6:40
右奥が甲斐駒ヶ岳。左上のアサヨから歩いてきた早川尾根を振り返る。いくつものポコポコを登り返しては下ってきた
白鳳峠に到着。ラストのエスケープポイント。ここから高嶺へ最後の登り返し
2024年10月13日 06:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/13 6:52
白鳳峠に到着。ラストのエスケープポイント。ここから高嶺へ最後の登り返し
岩には霜のコーティング。ちょっと滑る
2024年10月13日 07:11撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
10/13 7:11
岩には霜のコーティング。ちょっと滑る
登ってきた岩稜を見下ろす
2024年10月13日 07:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/13 7:53
登ってきた岩稜を見下ろす
岩稜の最後の登り。あそこを越えれば山頂だ
2024年10月13日 07:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/13 7:53
岩稜の最後の登り。あそこを越えれば山頂だ
高嶺の山頂標の奥に北岳、間ノ岳、西農鳥岳/農鳥岳の白峰三山
2024年10月13日 07:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
10/13 7:58
高嶺の山頂標の奥に北岳、間ノ岳、西農鳥岳/農鳥岳の白峰三山
上は真っ青なんだけど甲斐駒ヶ岳から鳳凰方面は稜線に雲。
2024年10月13日 07:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
10/13 7:58
上は真っ青なんだけど甲斐駒ヶ岳から鳳凰方面は稜線に雲。
朝ご飯を食べていると高嶺山頂にも雲が忍び寄ってきた。この後、これが幸運をもたらすことに
2024年10月13日 08:15撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/13 8:15
朝ご飯を食べていると高嶺山頂にも雲が忍び寄ってきた。この後、これが幸運をもたらすことに
白峰三山の眺めにお別れ
2024年10月13日 08:17撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/13 8:17
白峰三山の眺めにお別れ
地蔵へ向かい始めるとブロッケンが現れた
2024年10月13日 08:20撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
10/13 8:20
地蔵へ向かい始めるとブロッケンが現れた
記念すべき10回目の遭遇
2024年10月13日 08:21撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/13 8:21
記念すべき10回目の遭遇
小刻みにアップダウンを繰り返して赤抜沢ノ頭から眺める地蔵ヶ岳のオベリスク。雲も取れた
2024年10月13日 08:55撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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10/13 8:55
小刻みにアップダウンを繰り返して赤抜沢ノ頭から眺める地蔵ヶ岳のオベリスク。雲も取れた
赤抜沢ノ頭にある早川尾根の標識。部分的には何度か歩いた早川尾根を端から端まで歩くことができた
2024年10月13日 08:57撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
10/13 8:57
赤抜沢ノ頭にある早川尾根の標識。部分的には何度か歩いた早川尾根を端から端まで歩くことができた
地蔵から砂地獄を飛ばして下る
2024年10月13日 09:02撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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地蔵から砂地獄を飛ばして下る
6日後の10月19日にリニューアルオープンする鳳凰小屋。工事は仕上げ段階。周辺の紅葉も良い感じになりつつある
2024年10月13日 09:36撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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6日後の10月19日にリニューアルオープンする鳳凰小屋。工事は仕上げ段階。周辺の紅葉も良い感じになりつつある
御座石へ向けて下る途中。オベリスクにさよなら
2024年10月13日 10:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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御座石へ向けて下る途中。オベリスクにさよなら
燕頭山で小休止。ここでまだ標高2105m。ここから劇下りで標高を下げる
2024年10月13日 10:39撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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燕頭山で小休止。ここでまだ標高2105m。ここから劇下りで標高を下げる
カモシカのペアに遭遇
2024年10月13日 12:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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カモシカのペアに遭遇
御座石鉱泉に到着。無事に歩き通せたことに感謝感謝! e-bikeの回収に向かおう
2024年10月13日 12:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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御座石鉱泉に到着。無事に歩き通せたことに感謝感謝! e-bikeの回収に向かおう
撮影機器:

感想

初めての黒戸尾根。ちょっと甘く見ていたな。年寄りがテン泊装備で歩く尾根じゃなかった。しかも早川尾根を繋ぐというのは欲張りすぎだった。2-3週間置きくらいに続けて出かけた3泊4日の山行2回の疲れがしっかり取れていなかったようだ

黒戸尾根を登り始めてしばらくしたら、足が重くて思うように進まない。最近流行り(?)の「行動不能による救助要請」というのに自分も陥るかと心配したくらい。幸い2日目、3日目になるにつれて足が動くようになり事なきを得た

考えてみれば、テン泊装備で登ったのは6月下旬の赤岳鉱泉以来。赤岳鉱泉は美濃戸からさほどの登りはないので比較にならない。その前は6月中旬に丸森尾根で登って梅花皮小屋から石転び沢の雪渓を下った飯豊連峰の山行だ。こちらは避難小屋泊の装備だったし、急登ながらも標高差は黒戸尾根ほどではない

にもかかわらず、今回も漠然とテント泊で行けるだろうと考えた自分が間違いだった。テン泊なら黒戸と早川尾根を2つに分けた山行にすべきだったし、今回のように繋ぐのなら小屋泊にすべきだったと反省。自分の体力をよく考えて計画しないとダメだな

実を言うと、今回は1週間くらい雨が降らなさそうな予報だったので、広河原から畑薙まで5泊6日で歩こうかと計画していた。今シーズンの不順な天候を考えると、そんなに長く晴れるわけがないだろうとの疑心暗鬼から今回の2泊3日の山行にした次第。5泊6日のテン泊/避難小屋泊の山行にしていたら本当にやばかった

来シーズンに持ち越す南プス主稜の縦走は、2回に分けた計画に修正することにしよう。それにしても今回はよく歩き通したものだ。我ながら妙に感心している(笑)。無事に事故、怪我もなく歩き通せたことを山の神様に感謝するばかりだ

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コメント

早川尾根、静かで良かったのでは。
南アルプスで好きなルートの一つです。
早川尾根小屋の頭から見える北岳がアルパインムードあって良いですし、高峰からの横に拡がる北岳も良し。
テン泊装備で黒戸は確かにしんどいです。
日帰り装備ならえいやでのっこせるとこも重力感じますからね。
私も長めの行程、行動時間、体力はさておきメンタル的にしんどいなと思うようになりました。
CTで早めの幕営、山でゆっくりしたいと趣向変わってきたとこです。
2024/10/15 16:35
トムさん、何を仰いますか・・
9カ月ぶりに山に出かけて、奥又白でテン泊、A沢で前穂に行かれる方のセリフじゃないですね。
まだまだガンガンやってください。

今回の山行は昨年のこの時期に計画して、実際に車を走らせながらも、防寒具を積み忘れたことに途中で気が付き、家に引き返した山行の再実行です。今回初めて黒戸尾根を登って、季節を問わず何度も黒戸尾根を日帰りピストンされているトムさんのすごさを再認識した次第です。

昨日は次男が遊びに来て、1歳半の孫を抱っこしていたら数分で腕が持たず下ろした次第です。孫娘が怒って泣きました(笑)。情けないジジです。
2024/10/15 17:07
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