テントを背負って/黒戸尾根と早川尾根を繋ぐ。尾白in、御座石out
- GPS
- 52:22
- 距離
- 27.1km
- 登り
- 3,790m
- 下り
- 3,498m
コースタイム
- 山行
- 6:35
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 6:48
- 山行
- 10:07
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 10:53
天候 | 10月11日(金):晴れのちガス 10月12日(土):晴れ 10月13日(日):晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
e-bike:御座石鉱泉 6:15発 → 尾白川渓谷P 7:30頃着(約20km) <アクセス> 中央道は韮崎・須玉の間で工事中のため対面通行(2024/12/3まで) 早朝は影響ないが日中は渋滞する。東京方面からは韮崎ICで、諏訪方面からは長坂ICで高速を出て、下道で登山口へ向かう方が早いかと <駐車場> 休業中の御座石鉱泉の前にある市営無料駐車場にマイカー駐車(約80台可能) e-bikeで竹宇駒ヶ岳神社へ移動(1時間15分) 尾白川渓谷無料駐車場(約100台可能)の二輪・自転車駐車スペース(一番奥の駐車場の登山道入り口手前)にデポ 御座石に下山後、マイカーでe-bike回収へ ※自転車等の活用は、御座石から尾白へ向かうこと。標高差がしっかりあるので、御座石鉱泉から下の集落までは下りが続いてほとんどブレーキ走行。集落から尾白までは何度かアップダウンがある。逆ルートは御座石へのきつく長い登りを強いられる。 ※※御座石と下の集落の間は、途中1キロ強の未舗装道路を通過する。御座石のすぐ下にもわずかながら未舗装道路あり。早朝6時半くらいから工事関係者の車が次々に上がってくるので、カーブなどはスピードを落とすこと |
コース状況/ 危険箇所等 |
黒戸尾根で甲斐駒山頂まで: 非常によく整備されており、登山者も多いが、三大急登の一角であり手ごわい(修験道は大体険しい) 甲斐駒山頂から仙水峠まで: こちらもよく整備されている。北沢峠からの登山者は非常に多い。直登ルートと砂礫の斜面を行く迂回ルートがある。好みで選択。合流後から駒津峰へは登り返しがある。駒津峰から仙水峠までは一般的な登山道 仙水峠から栗沢山まで: 急登が続くが、危険個所や道迷いのような個所はない。登山者は非常に少なく、静かな山歩きを楽しめる 栗沢山からアサヨ峰まで: 距離にして1キロないが、小刻みにアップダウンがある。基本は稜線通しだが、一部の岩稜帯で登山道を見失いやすいので注意 アサヨ峰から早川尾根小屋まで: 基本、稜線の下り。段差がちょこちょこあり、あまりスピードは出せない 早川尾根小屋から高嶺まで: 樹林の尾根を進む。分かりやすい登山道。白鳳峠までの道で、もしピンクリボンがしばらくなければ道間違いと考えてよい。高嶺への登り返しは、最後が岩稜帯の通過になる。鎖や梯子はないので3点支持を基本に進む 高嶺から御座石まで: 赤抜沢ノ頭までは稜線伝いに小刻みなアップダウンを繰り返す。赤抜沢ノ頭から地蔵へは下り。地蔵からの下りの最初は砂地獄だが、下りは比較的歩きやすいと思う。鳳凰小屋から燕頭山まではトラバース気味の歩きやすい下りが続く。燕頭山からは標高を下げていく。鳳凰小屋からは長い下山なので、自分のペースでしっかり歩くこと <小屋、テン場> 七丈小屋:通年営業。基本当日の駆け込みは不可 素泊り6500-8000円、テント泊1000-1500円 水は小屋前に出っぱなし https://www.kaikoma.info/2024summer 早川尾根小屋:10月初旬で終了(要問合せ) 素泊り6000-7000円、テント泊1000円 水場は出っぱなし(小屋から50mほど) https://thejapanalps.com/mountain-hut/hayakawaone/ |
その他周辺情報 | コンビニ: 韮崎ICを下りて左折し20号線に向かうと、ローソン、ファミマ、セブンがある 日帰り温泉: 尾白の湯:尾白川渓谷駐車場からすぐ近く(山梨県北杜市白州町 白須8056) 温泉/10:00~20:00(最終受付19:30)、830円。水曜日定休。 白州庵(お食事処)/12:00~18:30(最終受付18:00)。 TEL:0551-35-2800 https://www.verga.info/onesen-furo 御座石鉱泉は休業中のため入浴できない。韮崎周辺では以下の施設がある 武田乃湯 白山温泉:(山梨県韮崎市神山町鍋山1809-1) かけ流しの温泉。こじんまりとしているがきれい。洗い場8つ。内風呂と露天有り 700円、10時ー21時、TEL 0551-22-5050、水曜定休 http://www.hakusanonsen.com/ 韮崎旭温泉:(山梨県韮崎市旭町上條中割391) 10-20時。600円。火曜、金曜定休。TEL 0551-23-6311 https://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/stay/p5_5064.html |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
初めての黒戸尾根。ちょっと甘く見ていたな。年寄りがテン泊装備で歩く尾根じゃなかった。しかも早川尾根を繋ぐというのは欲張りすぎだった。2-3週間置きくらいに続けて出かけた3泊4日の山行2回の疲れがしっかり取れていなかったようだ
黒戸尾根を登り始めてしばらくしたら、足が重くて思うように進まない。最近流行り(?)の「行動不能による救助要請」というのに自分も陥るかと心配したくらい。幸い2日目、3日目になるにつれて足が動くようになり事なきを得た
考えてみれば、テン泊装備で登ったのは6月下旬の赤岳鉱泉以来。赤岳鉱泉は美濃戸からさほどの登りはないので比較にならない。その前は6月中旬に丸森尾根で登って梅花皮小屋から石転び沢の雪渓を下った飯豊連峰の山行だ。こちらは避難小屋泊の装備だったし、急登ながらも標高差は黒戸尾根ほどではない
にもかかわらず、今回も漠然とテント泊で行けるだろうと考えた自分が間違いだった。テン泊なら黒戸と早川尾根を2つに分けた山行にすべきだったし、今回のように繋ぐのなら小屋泊にすべきだったと反省。自分の体力をよく考えて計画しないとダメだな
実を言うと、今回は1週間くらい雨が降らなさそうな予報だったので、広河原から畑薙まで5泊6日で歩こうかと計画していた。今シーズンの不順な天候を考えると、そんなに長く晴れるわけがないだろうとの疑心暗鬼から今回の2泊3日の山行にした次第。5泊6日のテン泊/避難小屋泊の山行にしていたら本当にやばかった
来シーズンに持ち越す南プス主稜の縦走は、2回に分けた計画に修正することにしよう。それにしても今回はよく歩き通したものだ。我ながら妙に感心している(笑)。無事に事故、怪我もなく歩き通せたことを山の神様に感謝するばかりだ
コメント
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南アルプスで好きなルートの一つです。
早川尾根小屋の頭から見える北岳がアルパインムードあって良いですし、高峰からの横に拡がる北岳も良し。
テン泊装備で黒戸は確かにしんどいです。
日帰り装備ならえいやでのっこせるとこも重力感じますからね。
私も長めの行程、行動時間、体力はさておきメンタル的にしんどいなと思うようになりました。
CTで早めの幕営、山でゆっくりしたいと趣向変わってきたとこです。
9カ月ぶりに山に出かけて、奥又白でテン泊、A沢で前穂に行かれる方のセリフじゃないですね。
まだまだガンガンやってください。
今回の山行は昨年のこの時期に計画して、実際に車を走らせながらも、防寒具を積み忘れたことに途中で気が付き、家に引き返した山行の再実行です。今回初めて黒戸尾根を登って、季節を問わず何度も黒戸尾根を日帰りピストンされているトムさんのすごさを再認識した次第です。
昨日は次男が遊びに来て、1歳半の孫を抱っこしていたら数分で腕が持たず下ろした次第です。孫娘が怒って泣きました(笑)。情けないジジです。
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