南八ヶ岳縦走 渋の湯〜天狗岳〜オーレン小屋〜硫黄岳〜赤岳〜権現岳失敗〜青年小屋〜編笠山〜小淵沢駅
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- GPS
- 20:07
- 距離
- 30.0km
- 登り
- 2,392m
- 下り
- 3,363m
コースタイム
- 山行
- 4:27
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 4:46
- 山行
- 7:06
- 休憩
- 2:19
- 合計
- 9:25
- 山行
- 5:57
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 6:35
初日は好調。脚力戻ってきたと感じた。
2日目、3日目はだんだん疲れてきたが、余力ある状態で一日歩けた。
出発前日に室内で足を引っかけ、右膝が軽い捻挫状態に。全快と思っていたが、またつま先の内側を引っかけると痛みが走る状態に戻った。
天候 | 概ね晴れ。朝は0℃、昼間は日向なら12℃くらい。風は強くなく涼しく吹いていた。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・新幹線始発→名古屋7:00(しなの1号)8:57塩尻9:18(あずさ16号)9:39茅野 しなの1号の指定席が取れなかったのが痛恨で、乗るのがギリギリ、2時間立ちっぱなし。 ・アルピコ交通奥蓼科渋の湯線:茅野駅発10:25→11:17 バスの運行は2024年4月27日〜10月27日、この時期は土日祝のみ運行。 https://www.alpico.co.jp/traffic/local/suwa/shibunoyu/ ●復路 ・小渕沢12:51(あずさ17号)13:25塩尻14:06(しなの14号)16:07名古屋16:17(のぞみ165号)17:06新大阪 ・小淵沢駅では、本日の指定席は臨時列車含めて全て売り切れとアナウンスされていた。 片道料金 小淵沢→名古屋 乗車券 4,070 小淵沢→塩尻 特急券 760 塩尻→名古屋 特急券 2,930 名古屋→新大阪 新幹線 6,570 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特記事項ありませんが、赤岳〜青年小屋は岩歩きにある程度慣れておいた方が良いと思いました。 |
その他周辺情報 | ●オーレン小屋 よなよなエールがあるのが素晴らしい👍 他の地ビールも置いていた。 水は消毒済みのものが蛇口から出る。 トイレは靴を脱いで入らないといけない。 携帯電波は、アンテナは立つが、テキストメッセージ送れず、弱い。 テント場いっぱいだったが、張れるところがあってよかった。ペグは刺さったり刺さらなかったり。 テント2,000円。 ●青年小屋 ビール数種、日本酒が選べるのが嬉しい。 テントの人には16-18時は販売できないとのこと。 トイレは外に1つ。朝は並ぶ。 水場は徒歩5分くらいのところにあり、豊富に出ていた。 テント場はきれいに整地されているところが多く、ペグも刺さりやすい。石を使った場合は、石置き場があるので戻してくださいと。 テント800円。 ●スパティオ小淵沢 ルート順にシャトレーゼ、道の駅、、、いろいろ魅力的な施設が並ぶ中、一番奥にあった。 露天風呂はやや熱め、内湯はぬるめ。 洗い場のお湯もたっぷり出るし、とても良いお風呂だった。 市外大人入浴730円。 ●食彩工房 雅(みやび) 七賢を注文すると、竹筒に冷え冷えで出てきた。おちょこも竹。とてもおいしかった。 蕎麦も香りよく、蕎麦湯も濃厚でとてもよかった。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
頭いたい、高山病か?と思っていたが、ヘルメット外したら治った。キャップと重ねるとキツすぎるみたい。
ここで早めの昼食と思っていたが、うどん20分、迷ったがやめておいた。
お湯は気持ちよかった。洗い場のお湯も豊富に出るし、良いお風呂。
着替えてさっぱりした。
装備
個人装備 |
山と道ONE
SNAP
ヘルメット
ティフォン50000STジャケット
エバーブレスフォトンパンツ
ダウンジャケット
タイツ
予備ソックス
下山後の着替え
グローブ数種
ネックゲイター
トレッキングポール
サングラス
ヘッドライト
予備ヘッドライト
予備靴ひも
エマージェンシーシート
ファーストエイド
マルチツール
タオル
ポケットティッシュ
ボディシート
ライター
VB-12Z
ペグ
銀マット
エアマット
キルト
アイマスク
マスク
耳栓
携帯トイレ
ガベッジバッグ
ナルゲンボトル
PETボトル
プラティパス
浄水器
バーナー
コッヘル
モバイルバッテリー
カメラ
ミニ三脚
レンズ
フィルター
iPhone
時計
財布
コンパス
地形図
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備考 | 《装備》 ・12.3kg、水1L込み。 ・下山後電車移動なので、着替えを持ったのがいつもより多かった。あと、急いでパッキングしたので、無駄なものがいくつかあった。 《行動着》 ●上半身 ・Dry Layer Basic(Finetrack) ・Primino 140 Long Sleeve T-Shirt(Montane) ●下半身 ・ストームゴージュアルパインパンツ(Finetrack) ・Dry Layer Socks(Finetrack) ・RLメリノ・レトロトレッキング(Caravan) ・Kinesis Pro GTX(Scarpa) ●その他 ・トレッキンググローブ ・キャップ ウインドシェルを持って行けば良かった。特に2日目。 《就寝時》 就寝時は、行動着に加えて次の通り。 ・100% Merino Hoody(山と道)…朝寒いうちの行動時も ・FLEXI CHUTE(Icebreaker) ・Bitihorn Superlight Down900 Jacket(Norrona) ・メリノスピンライトタイツ(Finetrack) 就寝道具は次の通り。 ・NEOAIR XLITE NXT R(Thermarest) ・Revelation Custom Sleeping Quilt 5℃(Enlightened Equipment) 初日夜は快適(起床時テント内5℃ほど)。 2日目夜は寒かったが眠れないほどではなかった(同0℃)。 |
感想
もともとは大キレット経由槍ヶ岳を計画していた3連休。
氷点下の大キレットに恐れをなして、八ヶ岳に変更。
オーレン小屋のテント場を予約するも、未練があって、又仕事も忙しくて、ルートがしっかり頭に入らないまま当日を迎えた。
《1日目》
朝、家でゆっくりしすぎて最寄り駅まで小走り。
電車での山行はあまりやらないので、いつもは持たない着替えやら何やらで荷物が重いと感じる。
新大阪から名古屋までの新幹線はエクスプレス予約、名古屋から茅野まではえきねっとで予約。
新大阪でえきねっと発券しておきたいところ、券売機前で行列していて焦ったが、発券して新幹線乗車に間に合った。
新幹線は大きなキャリーバッグを持った子供連れでいっぱい。
特急しなの、自由席はギリギリ乗れたくらいの混み具合。
初めてのえきねっと利用で、クレジットカードの登録が受け付けてもらえず苦戦しているうちに指定席が売り切れた。おかげで2時間立ちっぱなしの乗車。
下山後もこれだときついわということで、車中で復路の予約。指定席残りわずかの表示になっていた。駅に着いてから乗れるのに乗ればいいわと思っていたけど、甘かったとこの時感じた。
塩尻駅手前で8分遅れのアナウンス。乗り継ぎ3分の普通と、20分弱ある特急とがあったけど、後者にしといてよかった。
塩尻駅にて、普通列車に乗り継ぎできなかったので乗車券のみで特急にお乗りいただけますとのアナウンス。
茅野駅でバスを待つ間、立ち食い蕎麦で早めの昼食。
渋の湯では、バス降り場から少し戻ったところにトイレがあった。
歩き出すと廃屋があり、それを過ぎるとすぐ苔の世界。この時点で11℃。
この日は軽く歩くくらいの気持ちだったが、天狗岳はなかなか手強かった。
天気は素晴らしく、見晴らしは良いし、歩きやすい気温だし、最高。
オーレン小屋、よなよなエールがあるのが素晴らしい👍
水は消毒済みのものが蛇口から出る。
トイレは靴を脱いで入らないといけない。
携帯電波は、アンテナは立つが、テキストメッセージ送れず、弱い。
テント場いっぱいだったが、張れるところがあってよかった。
今回は尾西のドライカレーに、レトルトカレーをぶちこみ、さらにタンドリーチキン風味のサラダチキンを追加することで、カロリーとたんぱく質を補った。
15分待つと17:45、待ってる間に外は暗くなりヘッドライトでの晩ご飯。
《2日目》
起床時テント内5℃くらい。
結露が盛大。
寝ている間は寒さは感じなかった。
いつもは朝すぐに出るものがなかなか出ず、出発が遅れた。まあ、この日は早い時間にテント場に着く予定だったので、ゆっくりでも良いかと。
硫黄岳の爆裂火口をどーんと撮りたく、広角レンズを付けてきたのだが、意外と広く撮れる場所がない。
しかし、前回はあたり一面真っ白で火口を見ることができなかったので、とても嬉しい。長居をしてしまった。
硫黄岳まででけっこう疲れが来ていたのだが、赤岳頂上山荘のモツ煮で復活。
権現岳までの岩岩しいルートは楽しかった。赤岳までと比べるとぐっと人が減るが、もっと人気があっても良いのでは、と思う。
しかし、権現岳山頂をスルーしてしまったのは痛恨。
青年小屋でテント受付の際、16-18時は小屋の夕食のため売店の受付が難しくなりますとのこと。
てっきり、対応に時間がかかるという意味だと思っていたら、テント設営してビール飲んでから日本酒を買いに行くと、16-18時は販売できませんとの回答。
難しいとできないは違うと思ったんだが、、、しょうがない。早く寝ることにした。
《3日目》
起床時テント内0℃。
夜中は寒かったが耐えられないほどではなく、よく眠れた。
結露が凍結して拭き取れない。
テントを畳もうにもバリバリで、収納に苦労した。
手が冷たい!
編笠山への登りは、まずはでかい岩の上を渡り歩く。
編笠山は360度絶景素晴らしい!
下りは当初岩岩の道。
下っているとすれ違い多数。親子連れも多い。
観音平と富士見平との分岐を富士見平方面に行くと、すれ違いはなくなった。
富士見平は舗装道路になっていて、ここで山道は終わりと勘違い。実際はまだ山道があることに気付き、藪を強引にトラバースしてルート復帰した。
長い下り、途中で鋸岳が見えて、行きたい思いが募る。どこに泊まるかだなぁ。
スパティオ小淵沢では、ダメ元で入浴中にテント張って乾かしたいと言ってみたが、こちらではそのようなことはできません、とのことだった。まぁそりゃそうか。
とてもいいお湯だった。着替えを背負ってきた甲斐あって、さっぱりして、その後の足取りが全然違う軽さになった。
道の駅なども見たかったが、進行方向に逆行することもあって、お風呂だけにして出発。
途中で何も植えてない畑を発見。テントを干しながらあんパンを食べた。
小淵沢駅近くで蕎麦屋さんがあった。食彩工房 雅。まだ電車まで1 時間くらいあったので入ってみた。
天ぷらせいろと七賢を注文。昨日飲み損ねたお酒だが、竹の徳利で冷え冷えで出てきてとてもおいしかった。天ぷらせいろと蕎麦湯にも満足。
小淵沢駅では、本日の指定席は臨時列車含めて全て売り切れとのアナウンス。
往路電車内で予約しといてよかった〜。
今後、ご飯にもう少し工夫してみようと思う。たんぱく質と繊維が欲しい。
山小屋も予約制が普及して、詰め込まれなくなったから、小屋泊ももっとやってみても良いのかも。その方がご飯が美味しい。
コメント
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