ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 7366340
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
磐梯・吾妻・安達太良

高湯温泉口からグランデコスキー場まで吾妻連峰縦走 

2024年10月13日(日) ~ 2024年10月14日(月)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
27:27
距離
32.3km
登り
2,083m
下り
1,790m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:42
休憩
0:48
合計
6:30
距離 15.2km 登り 1,534m 下り 445m
8:10
47
8:57
8:58
4
9:02
9:03
19
9:22
9:23
46
10:09
20
10:29
11
10:40
10:41
9
10:50
11:07
11
11:18
4
11:22
4
11:26
11:27
22
11:49
16
12:05
12:07
25
12:32
12:50
32
13:22
13:23
33
13:56
13:59
14
14:13
8
14:21
14:23
17
14:40
2日目
山行
5:14
休憩
0:46
合計
6:00
距離 17.1km 登り 550m 下り 1,334m
5:33
17
5:50
5:51
33
6:24
6:27
7
7:04
31
7:35
20
7:55
6
8:01
8:05
3
8:08
11
8:19
8:22
7
8:29
8:33
30
9:03
9:34
51
11:24
9
11:33
ゴール地点
天候 快晴〜晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
行き
〇JR仙台駅新幹線6:23〜福島駅6:44
〇福島駅東口からタクシーで高湯温泉の吾妻屋前まで\6,410-(割り引い
 てもらった)8時頃着
帰り
〇グランデコスキー場EN RESORT Grandecoホテルから無料シャトルバ
 ス14:00〜JR猪苗代駅14:35(要予約)
※スキー場から乗った人がいたがどのようにして予約したのか不明
〇JR猪苗代駅磐越西線14:52〜JR郡山駅15:36
〇JR郡山駅新幹線15:51〜JR仙台駅16:25

コース状況/
危険箇所等
仝禳焚暗仍蓋〜家形山
 登山口は吾妻屋の私有地内で露天風呂の前を通る
 道は全般に良く危険個所や泥濘個所は無かった
 広い開削道で一切経迄の古道かもしれない
 賽の河原までは車の音が聞こえるがその先は誰も歩いていない静かな道
 五色沼の縁に上がると登山者が多くにぎやかになる
 家形山に登る人も多い
家形山〜東大巓
 道が良いのは家形山までで、ここから先は刈り払いが悪く足元が見えな
 いほど笹が生い茂っている個所も多い、また泥濘個所も多い
 家形山から先の分岐でなぜか霧の平方面に行ってしまい戻った
 兵子という地名があり分岐にザックが置いてあった
 小屋で聞いた話では3分ほどで眺めの良いピークに行けるとのこと
 ルート全般では烏帽子山以外はほぼ眺望なし
 昭元山を過ぎて少しピークを登ると長い木道になる
 しかし木道にも笹が覆ってる
 湿っている木道もありスリップに注意
E貘舫棔遡招鄙
 東大巓は道から少し外れるとピークに行けるが眺望はない
 名月荘分岐(滑川温泉分岐)からは名月荘は薮はない
 ただし木道が湿っている個所が多く鬼門である
 名月荘から水場は滑川温泉方面に10分程度下る
ぬ招鄙顱狙沼舫
 こちら方面は薮は無く快適である
 長い木道ルートである
 朝早くは笹の朝露で少し濡れるが雨具を着るほどではなかった
 一番は、霜の降りた木道で非常に滑りやすい
 何回か転倒しそうになった
 西大巓もこちら側からは急登ではない
ダ沼舫棔船哀薀鵐妊
 西吾妻山が最高点だが眺望なしなので西大巓の山頂が景観最高
 時間が少し早く山頂は風があり寒かった
 すぐに大石の急坂になる
 下りはストックしまった方が良い
 ゴンドラからの登山者が多く下りのペースは少し落ちる
 ゴンドラ乗り場から下はスキー場作業用林道を延々と下る
 スキー場(ゴンドラ乗り場)から500m車道を行くとホテルに着く
 

水場
以下の水場は水量豊富
ゞ睫誠紂
大凹の水場
泥濘地や湿地(谷地)も多く池塘もあるが飲料には適さない
フィルター付きならOK?
 
 
 
その他周辺情報 EN RESORT Grandecoホテル
シャトルバスの時間待ちで利用させてもらったが、昼食は取れず
スキー場(ゴンドラ乗り場)のレストハウスで時間待ちした方が良かった
タクシーで福島駅から30分程度
登山口の高湯温泉吾妻屋さん
2024年10月13日 08:07撮影 by  DSC-RX0, SONY
2
10/13 8:07
タクシーで福島駅から30分程度
登山口の高湯温泉吾妻屋さん
宿の左脇が登山口となっている
登山ポストはここにはありません
不動沢口には登山ポストありました
2024年10月13日 08:09撮影 by  DSC-RX0, SONY
1
10/13 8:09
宿の左脇が登山口となっている
登山ポストはここにはありません
不動沢口には登山ポストありました
山鳥山
地図には載っていない
2024年10月13日 09:29撮影 by  DSC-RX0, SONY
1
10/13 9:29
山鳥山
地図には載っていない
このあたりは針葉樹が少ないのか紅葉がきれいだ
道は良い
2024年10月13日 10:21撮影 by  DSC-RX0, SONY
3
10/13 10:21
このあたりは針葉樹が少ないのか紅葉がきれいだ
道は良い
慶応吾妻山荘分岐を過ぎると大根森
吾妻山荘でコーヒー飲みたかった
\300で飲ませてくれるらしい
2024年10月13日 10:21撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/13 10:21
慶応吾妻山荘分岐を過ぎると大根森
吾妻山荘でコーヒー飲みたかった
\300で飲ませてくれるらしい
五色沼の縁に上がりました
登山者が多いですね
2024年10月13日 10:35撮影 by  DSC-RX0, SONY
3
10/13 10:35
五色沼の縁に上がりました
登山者が多いですね
目の前の家形山に登る
2024年10月13日 10:38撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/13 10:38
目の前の家形山に登る
家形山からの五色沼
2024年10月13日 10:48撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/13 10:48
家形山からの五色沼
山頂の標識は朽ちている
2024年10月13日 10:50撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/13 10:50
山頂の標識は朽ちている
山頂の脇で短パンになりました
近くの登山者に撮影頼みましたサンキュー
でも、ここから先がが藪で短パンでは大変だった
2024年10月13日 11:02撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/13 11:02
山頂の脇で短パンになりました
近くの登山者に撮影頼みましたサンキュー
でも、ここから先がが藪で短パンでは大変だった
このようは笹薮が延々と続く
泥濘地が多く非防水シューズは勧められない
作業服&長靴が最適??
2024年10月13日 11:30撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/13 11:30
このようは笹薮が延々と続く
泥濘地が多く非防水シューズは勧められない
作業服&長靴が最適??
西吾妻・一切経縦走路となっているのだからもう少し刈り払いされていれば登山者も多くなると思う
東大巓から交差した登山者は2人が2組、6人が1組、ソロが2人でこんな藪でも歩いている人はいる
2024年10月13日 12:06撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/13 12:06
西吾妻・一切経縦走路となっているのだからもう少し刈り払いされていれば登山者も多くなると思う
東大巓から交差した登山者は2人が2組、6人が1組、ソロが2人でこんな藪でも歩いている人はいる
ニセ烏帽子山山頂
見えているのは東吾妻山?
2024年10月13日 12:07撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/13 12:07
ニセ烏帽子山山頂
見えているのは東吾妻山?
烏帽子山山頂
登山者が一人休んでいました
ここから一切経に戻るとのこと
家形山と東大巓の中間地
2024年10月13日 12:34撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/13 12:34
烏帽子山山頂
登山者が一人休んでいました
ここから一切経に戻るとのこと
家形山と東大巓の中間地
短パンで頑張っていたが、笹薮で痛くここでロンパンに着替える
2024年10月13日 12:34撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/13 12:34
短パンで頑張っていたが、笹薮で痛くここでロンパンに着替える
昭元山山頂
2024年10月13日 13:22撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/13 13:22
昭元山山頂
歩いてきた峰々
烏帽子山、ニセ烏帽子山、家形山、一切経
2024年10月13日 13:22撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/13 13:22
歩いてきた峰々
烏帽子山、ニセ烏帽子山、家形山、一切経
草紅葉と立ち枯れのトドマツ?
あとはハイマツが広がっている
2024年10月13日 13:54撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/13 13:54
草紅葉と立ち枯れのトドマツ?
あとはハイマツが広がっている
気持ちの良い木道と池塘
2024年10月13日 13:57撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/13 13:57
気持ちの良い木道と池塘
でも気持ちの良い木道は長くない
ほとんどは笹でおおわれている
2024年10月13日 14:02撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/13 14:02
でも気持ちの良い木道は長くない
ほとんどは笹でおおわれている
アカモノかと思ったが季節が違う
シラタマノキ
2024年10月13日 14:05撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/13 14:05
アカモノかと思ったが季節が違う
シラタマノキ
東大巓山頂はこの分岐ほんの少し
2024年10月13日 14:11撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/13 14:11
東大巓山頂はこの分岐ほんの少し
東大巓山頂
眺望はないです
2024年10月13日 14:12撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/13 14:12
東大巓山頂
眺望はないです
いよいよ名月荘へ
滑川温泉分岐から900mくらいダラダラ下り
木道が湿っている個所があり転びそうになる
2024年10月13日 14:21撮影 by  DSC-RX0, SONY
10/13 14:21
いよいよ名月荘へ
滑川温泉分岐から900mくらいダラダラ下り
木道が湿っている個所があり転びそうになる
弥兵衛平湿原北部にある名月荘
時間があったのだから明星湖まで行っても良かった

2024年10月13日 14:37撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/13 14:37
弥兵衛平湿原北部にある名月荘
時間があったのだから明星湖まで行っても良かった

小屋から10分ほど滑川温泉方面に下ると金名水の水場がある
2024年10月13日 15:05撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/13 15:05
小屋から10分ほど滑川温泉方面に下ると金名水の水場がある
金明水の上部斜面
ここからの浸透水と思われる
2024年10月13日 15:06撮影 by  DSC-RX0, SONY
1
10/13 15:06
金明水の上部斜面
ここからの浸透水と思われる
朝小屋前に出ると湿地には薄氷が張っていた
2024年10月14日 05:32撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/14 5:32
朝小屋前に出ると湿地には薄氷が張っていた
日の出前の弥兵衛平湿原を歩く
木道は霜でおおわれているので滑りやすい
2024年10月14日 05:51撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/14 5:51
日の出前の弥兵衛平湿原を歩く
木道は霜でおおわれているので滑りやすい
少しづつ表情を変えていく
寒いのでウインドシェルの上にソフトシェルを着こむ
下はロンパンの下に薄手のアンダータイツ
2024年10月14日 05:55撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/14 5:55
少しづつ表情を変えていく
寒いのでウインドシェルの上にソフトシェルを着こむ
下はロンパンの下に薄手のアンダータイツ
東大巓に日が昇った
見る見る暖かになる
2024年10月14日 06:29撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/14 6:29
東大巓に日が昇った
見る見る暖かになる
人形石に来ました
暑くなってきたのでソフトシェルは脱ぐ
2024年10月14日 07:07撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/14 7:07
人形石に来ました
暑くなってきたのでソフトシェルは脱ぐ
人形石ヘンジ
2024年10月14日 07:08撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/14 7:08
人形石ヘンジ
人形石から梵天岩に向かう
雲一つない!
もう少しでこの湿地帯も終わりだ
2024年10月14日 07:14撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/14 7:14
人形石から梵天岩に向かう
雲一つない!
もう少しでこの湿地帯も終わりだ
大凹の水場
手を洗い一口飲んでいく
2024年10月14日 07:34撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/14 7:34
大凹の水場
手を洗い一口飲んでいく
梵天岩
2024年10月14日 07:51撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/14 7:51
梵天岩
吾妻神社
お賽銭とお参りしていく
2024年10月14日 08:02撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/14 8:02
吾妻神社
お賽銭とお参りしていく
天狗岩
2024年10月14日 08:07撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/14 8:07
天狗岩
天狗岩の広場
一角に吾妻神社の祠がある
2024年10月14日 08:07撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/14 8:07
天狗岩の広場
一角に吾妻神社の祠がある
西吾妻山山頂
2035m
不安定な木の上でピントが合わない
2024年10月14日 08:20撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/14 8:20
西吾妻山山頂
2035m
不安定な木の上でピントが合わない
まだ湿地帯は残っていた
赤い屋根の西吾妻避難小屋と向こうには飯豊連峰
2024年10月14日 08:27撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/14 8:27
まだ湿地帯は残っていた
赤い屋根の西吾妻避難小屋と向こうには飯豊連峰
ラストピークの西大巓
登山者が数人見える
2024年10月14日 08:40撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/14 8:40
ラストピークの西大巓
登山者が数人見える
西大巓山頂
西吾妻山方向
2024年10月14日 09:02撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/14 9:02
西大巓山頂
西吾妻山方向
西大巓山頂
磐梯山と小野川湖、秋元湖
2024年10月14日 09:02撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/14 9:02
西大巓山頂
磐梯山と小野川湖、秋元湖
西大巓山頂
飯豊連峰と朝日連峰がすっきり見える
2024年10月14日 09:02撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/14 9:02
西大巓山頂
飯豊連峰と朝日連峰がすっきり見える
山頂でカップ麺を食べる
風が少し強い
作っている間にトレランの人1名と登山者が二人登ってきたがすぐに下って行った
2024年10月14日 09:20撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/14 9:20
山頂でカップ麺を食べる
風が少し強い
作っている間にトレランの人1名と登山者が二人登ってきたがすぐに下って行った
磐梯山をバックに登山者に撮影してもらいましたサンキュー
2024年10月14日 09:29撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/14 9:29
磐梯山をバックに登山者に撮影してもらいましたサンキュー
登山者が続々と登ってくる激坂を下るとスキー場のトップに出た
2024年10月14日 10:21撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/14 10:21
登山者が続々と登ってくる激坂を下るとスキー場のトップに出た
ゴンドラ乗り場
レストハウスもある
ここからもシャトルバスは乗れるようだ
2024年10月14日 11:22撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/14 11:22
ゴンドラ乗り場
レストハウスもある
ここからもシャトルバスは乗れるようだ
シャトルバス乗り場のグランデコホテル
ドロドロでは入りにくい
転ばなくてよかった
2024年10月14日 11:32撮影 by  DSC-RX0, SONY
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10/14 11:32
シャトルバス乗り場のグランデコホテル
ドロドロでは入りにくい
転ばなくてよかった
JR猪苗代駅
磐越西線で郡山駅まで行く
会津若松からの乗客か? なかなかの混雑だ
でも何とか座れた
2024年10月14日 14:50撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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10/14 14:50
JR猪苗代駅
磐越西線で郡山駅まで行く
会津若松からの乗客か? なかなかの混雑だ
でも何とか座れた
撮影機器:

装備

MYアイテム
kamisugirunner
重量:0.71kg
個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ buffスヌード 短パン ズボン ローカットゴアシューズ 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 帽子 着替え ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図 コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ シュラフ シュラフカバー ピロー ココヘリ お金 ラジオ

感想

残雪期に東吾妻山に登った時に地図に高湯温泉からは道があるのを知った
ネットで調べるとルートになっているようだ
暑いのと天候不順ででしばらく放置していたが、この連休は天気がいいので行くことにした。
最初は福島交通のバスで行くことを考えたが10:00着でCTは8時間程度、自分のペースだと6時間程度だが、家形山~東大巓部分の所要時間が少し不安だ。あと10時発で山に入るのがどうしてもいやだった。
福島駅には新幹線なので仙台からは楽勝、コーヒータイム程度だ。
福島駅東口からはタクシー、福島市には6年半暮らしていたのでこの辺も悩むことはない。
タクシーで30分少々、タクシー代が高いのが痛い!
登山口の高湯温泉吾妻屋前に降りる。ここは日帰り温泉「あったか湯」の前にもなっている。ただし、まだ営業はしていないようだ。
登山口は旅館の脇から入る。登山ポストはない、もしかすると旅館で預かるのかもしれない。
旅館の露天風呂の横を抜け登山道に入る。道はハイキング道のように良い、道幅も広く、一切経に向かう古道かもしれない。
出発時は少々寒かったが、登りで汗をかき不動沢登山口付近で半袖にした。不動沢登山口と思われる場所には登山ポストがあった。
さらに登り、慶応大吾妻山荘分岐に来た。標識にはコーヒーどうぞと書いてあり食指が動くが先が長いので素通りした。
ここから少し傾斜がきつくなり登りきると五色沼の縁に上がった。
晴天で沼の水の色が素晴らしい! 時刻は10:38でこの付近は登山者も多かった。家形山に登ると更に沼の眺めがよい。
あまり暑いので短パンにしたが、道が良かったのはここまでで、ここからは笹薮をかき分けなければいけなかった。家形山から兵子の下りは途中道が2つあり、霧の平へ向かってしまい少し戻った。
兵子分岐にはザックが一つ置いてあり不思議に思ったが、数分で眺めの良いピーク(兵子)に上がれるようだ。
更に笹薮は続き泥濘地も多い。
ニセ烏帽子に着いたが眺望はない。さらに歩くと山頂が岩の烏帽子山に着いた。登山者が一人休んでいた。ここは家形山と東大巓の中間地点でどちらに行くにしても1時間半は藪を行かなくてはいけない。
藪がひどいので短パンの上からロンパンを履いた。
山頂は眺めがよく鏡沼、そして東大巓の木道が見える。
降りて先を進むとソロ登山者と会った。ここまで28Km歩き、浄土が平まで行くそうだ。
更に進むと6名の男女混合パーティーと交差した。西吾妻避難小屋から来たそうだ。やはり縦走目的だろう。
そのほかにも数名の登山者と交差したが追い抜きや追い越されは無かった。昭元山を下ると木道に出た。でも木道にも笹薮が覆いかぶさっている。所々湿っているので滑りやすい。
傾斜の緩い坂を上ると東大巓山頂の分岐があった。
分岐からは1~2分程度だが山頂は木々に阻まれて全く眺望が無かった。
そこからは名月荘分岐(滑川温泉・明星湖分岐)すぐだ。
分岐から名月荘までは下り基調で900m程度、木道が滑りやすいので注意が必要。
小屋には2時40分くらいに着いた。小屋には5人くらい登山者がいた。
サブザックは持っていないのでそのままの装備で水場まで下る。
滑川温泉への道を10分程度下るが、途中水場の標識が倒れており
草原の中かと思ったが違い、さらに下ると登山道わきに浸透水のパイプが出ており水量は充分であった。
小屋に戻ってもまだ3時台で暇だった。これならバスで10時に出発でもよかった。あまりに暇だったので(他の人も)7時前には皆寝てしまった。
7時過ぎに年配のソロ登山者がやってきた。大丈夫か?
月明かりが明るくさすが名月荘!
次の日3時に外に出てみると星空がきれいだ。カシオペアや逆さ北斗七星が特に明るかった。
一切経方面に向かう男女のペアが4時頃出発の準備をしているので自分も起きて朝食を摂った。
日の出前の登山道歩きたかったので5時半に外に出た。
晴天で冷え込んだせいか湿地には薄氷が張っていた。
木道も霜で白くなっており滑りやすかった。
朝焼けの中、長い木道の湿地歩きは素晴らしかった。
1800~1900mの高所の湿地帯は初めてだ。
藪もなくなり快適な歩きができる。
人形石を過ぎて天狗岩まで来ると登山者がちらほら見えてきた。
天狗岩から少し歩くと西吾妻山で最高峰だ、しかし眺望は全くない。
少し下り西吾妻山小屋に着く、少し中を覗いてゆく。
小屋からあまり傾斜のきつくない登りを終えると、縦走最後の西大巓山頂に着いた。
9時16分でまだ早いせいかピークには誰もいなかった。
風が少しあり寒かったが、脇でお湯を沸かしてカップ麺を作った。
そうしているうちに、トレラン風の人登山者が2名上がってきた。
皆ピストンのようである。
西大巓は眺望が最高であった。
さて、いよいよ下り、山頂からスキー場トップまでは大石の激坂だ。
下っているとゴンドラで登ってきたと思われる登山者がたくさん登ってきた。(たくさんと言っても今までの比較です)
皆激坂の登りで火を噴いていますね。自分は宿泊装備だが下りなのでスリップだけに注意すれば比較的楽だ。
スキー場トップに降りると傾斜はグッド緩くなりスキー場の草地の中を下る。すぐにゴンドラ乗り場(降り場)に出た。
当然時間が早いのでスキー場の作業道を下る。
林道のような道で登山道ではないのでつまらなく、単調で長い。
1時間ほど下るとゴンドラ乗り場(レストハウス)に出た。
ここからシャトルバス乗り場のあるホテルまでは舗装路を500m歩く。
11時33分、山旅はグランデコホテルで終了した。
今回は転倒なし、泥濘地のはまりなしで比較的きれいなのでそのままホテルに入りバス時間まで休憩した。
ホテルにレストランは無く、ビールは無しだ(涙); ただし、リクライニングチェアがあるので時間まで昼寝していた。
14時にシャトルバス出発、あれ! ゴンドラ乗り場でも乗客を一人ピックアップした。こちらは食事もとれそうなのでここから乗ればよかった。
30分程度でJR猪苗代駅到着、ここも缶ビールの自販機なし。
電車が到着して乗ったが座席はほぼゼロ、一つだけ空いていた。ラッキー!
JR郡山駅からは新幹線、やっと缶ビールを買えた。
やまびこは空席が多く、好きなところに座れた。仙台まではそれほど時間もかからないのでロング缶1本で十分だ。

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コメント

お疲れさまです。
最初拝見したとき32kmとあったのでびっくりしましたが、めずらしく一泊されたのですね。2日にかけてならkumisugirunnerさんにとってはゆっくりしたペースだったのでしょうね。
三連休はたいへんよい天気でわたしも磐梯山に出かけていましたが、わりと近くにいらっしゃったのですね。わたしも山行中ビールが欲しくなりました。(笑)
2024/10/20 19:35
行雲流水さん、おはようございます
磐梯山は西大巓から良く見えていました
今まで週末はずっと天気が悪かったので最高の山旅ができました
重い荷物を持ちたくないのですが、家形山~東大巓の整備状況とグランデコに降りてから
どうするかで1泊にしました
余裕ありすぎですが夜は星が良く見えてよかったです
今考えると彗星も見えていたのかもしれません(忘れていました)
残念ながらビールは持っていきませんでした
日本酒で乾杯です
2024/10/21 4:13
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kamisugirunnerさん

こんにちわ、吾妻縦走されたんですね!
私も地元から見える吾妻、縦走してみたいと思ってます。
中々実行できませんが、タクシーでしたか、
うーん、、、
私は、西吾妻スカイバーから入り、西大巓からの福島側の温泉♨️着かなと考えてましたが、未だ、、、
皆さんのレコ見てると、やはり福島側が結構薮だったり泥系だったりと見てました。
今日は、全方位、穏やかで、飯豊山、吾妻連峰、祝瓶山、大朝日岳とスッキリ、😭

泊まりの時って、、、ヤマレコってそのままなんですか?それとも一時停止?
とにかく、自分のiPhone、Apple Watchが長時間だと充電必要で、、、
バッテリー、新しい方なんですがね
どの様にしてるか、参考によろしくお願いします。
2024/10/21 10:57
のぶさん、おはようございます
10月の3週から4週は山に行ったりレコ書いたり、仕事で忙しかったです
あまり皆さんのレコを見ていませんでした
タクシーは使わなくても大丈夫です
高湯からのバスは14時台と17時台があるので、のぶさんなら1dayでも行けるのでは?
結果から言えば自分の場合もバスで大丈夫でした
バスなら\800程度です
東大巓から家形山間はほぼ藪道でしたが、ただの藪ではないので大丈夫ですww
でも暗い内に歩くのはやめておいた方がいいですね
泥濘地が多いですがローカットでも大丈夫です でも非防水はダメです
西大巓から東大巓の間は飯豊や朝日とは全く違う高所の湿地歩きが多く気持ちいいですよ 今回は草紅葉でしたが、6月頃もいいでしょうね、次は季節替えていきます

ヤマレコは停止しなかったような(汗);
自分はipohone13miniですが、山では機内モードにしています
今回は名月荘着で70%でした Ankerの10000mAhのバッテリーで充電しました
Apple Watchは使っていなく、Garmin965のナビモードでマップ表示させています
こちらは2日間無充電で最終的は20%の残量でした
いずれにしても泊りの際には予備バッテリーは必要でしょうね(重いんですが...)
2024/10/23 4:28
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kamisugirunnerさん

おはようございます♪
いつも公共機関を上手に使っておられ、なるほどなぁとなってます。
後ろに押せないのが不安がありますね、
しかし、縦走となるとどうしても車がね、
もう、電動自転車でも買いたい所でも有りますが、かと言ってどこまで使うのか?とか、
西吾妻は、途中途中を登り少し勉強してからかな、雪もどうなる事やら、モバイルバッテリーは🔋は、それなりに信頼の有る物が良いかなと最近つくつぐ思います。
watchもガーミンをチラチラみたり、iPhoneだけしっかりしてれば手間になりますが、見やすいんだよね(老眼)w
個人的に山にも老眼鏡が必携品に必要かと(・・;)
防水シューズかぁ、ローカットの防水シューズ、最近欲しくなりました。
だって、気温が上がらないから乾かないし、運動してないと冷たくて、、
情報、参考になります。
ありがとうございます♪😊
2024/10/23 7:03
のぶさん、おはようございます
老眼鏡は今回持っていきました
ロゲイニング用の三ケ月方で下半分だけグラスがあるやつです
もちろん必要がある時だけかけます
シューズは今回はアルトラローンピークのゴアです
どうもゴアは履いた感触が悪いんですが走るわけではないのでしょうがないです
(これで走ったこともあります)
ただし、ゴアはいったん水が入ると抜けは悪いです
2024/10/24 4:12
kamisugirunnerさん

いや、疲れてくると目が見えなくなるんですよねW
ロゲイニング(検索かけました(^_^;)ふむふむ
ゴアのローカット一足有るといいですね!!
この季節朝露で濡れると冷たいし、しかも気温も上がらないから乾かないし、、
ゴアのMID有りますが、なんか違うんだよなぁ
今回、アルトラ オリンパス6導入しましたが、どうも踵についているパッドが悪さしてるようで、
いつも通り保険をかけて(靴擦れ)テーピングしてましたが、いつも通りでは、踝とアキレス腱のちょい下にすれが出るようです(徐々にスレによる傷み)。
NB、コロンビアと比べ硬い感じですね!
オリ6用に足の皮膚が丈夫になれば良いのですが、痛み出るのがいやで、つい傷パッド貼ってました。
多分、自分以外の強者はそんなことないのかも^^
2024/10/24 8:37
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ハイキング 磐梯・吾妻・安達太良 [日帰り]
浄土平から西吾妻山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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