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Yamareco

記録ID: 73668
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

最終日にやっとご褒美! 光岳〜聖岳(茶臼岳、上河内岳経由)

2010年08月08日(日) ~ 2010年08月10日(火)
 - 拍手
Akaneko その他1人
GPS
55:40
距離
36.0km
登り
3,794m
下り
3,780m

コースタイム

1日目
山行
6:41
休憩
2:34
合計
9:15
6:45
75
易老渡
8:00
8:10
15
休憩
8:25
35
面平
9:00
9:15
65
休憩
10:20
10:35
65
展望ポイント
11:40
12:35
60
易老岳(昼)
13:35
25
三吉平
14:00
14:10
25
休憩
14:35
14:50
13
静高平
15:03
15:32
13
光岳小屋
15:45
15:50
10
光岳
16:00
光岳小屋
2日目
山行
7:28
休憩
1:27
合計
8:55
4:55
20
光岳小屋
5:15
5:20
8
イザルヶ岳
5:28
5:40
80
静高平
7:00
7:10
78
易老岳
8:28
8:40
45
希望峰
9:25
9:45
80
茶臼岳
11:05
25
竹内門
11:30
11:40
12
休憩
11:52
11:55
20
上河内岳
12:15
12:30
80
南岳手前
13:50
聖平小屋
3日目
山行
7:09
休憩
2:26
合計
9:35
4:50
20
聖平小屋
5:10
5:25
35
薊畑
6:00
6:07
63
小聖岳
7:10
7:15
30
聖岳
7:45
8:10
18
奥聖岳
8:28
8:30
35
聖岳
9:05
9:20
28
小聖岳
9:48
10:10
65
薊畑
11:15
11:25
60
休憩
12:25
12:40
15
休憩
12:55
13:00
35
西沢渡
13:35
14:00
25
便ヶ島(雨宿り)
14:25
易老渡
8月8日(日) 曇りのち雨
易老渡6:45→8:00休憩8:10→8:25面平8:25→9:00休憩9:15→10:20展望ポイント10:35→11:40易老岳(昼)12:35→13:35三吉平13:35→14:00休憩14:10→14:35静高平14:50→15:03光岳小屋15:32→15:45光岳15:50→16:00光岳小屋

8月9日(月) 雨時々曇り
光岳小屋4:55→5:15イザルヶ岳5:20→5:28静高平5:40→7:00易老岳7:10→8:28希望峰8:40→9:25茶臼岳9:45→11:05竹内門11:05→11:30休憩11:40→11:52上河内岳11:55→12:15南岳手前12:30→13:50聖平小屋

8月10日(火) 晴れのち曇りのち雨
聖平小屋4:50→5:10薊畑5:25→6:00小聖岳6:07→7:10聖岳7:15→7:45奥聖岳8:10→8:28聖岳8:30→9:05小聖岳9:20→9:48薊畑10:10→11:15休憩11:25→12:25休憩12:40→12:55西沢渡13:00→13:35便ヶ島(雨宿り)14:00→14:25易老渡
過去天気図(気象庁) 2010年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央高速・飯田ICより 2時間少々
最後の6kmがダート多く走りにくい。
また雨後の落石が結構ありましたので注意してください。
コース状況/
危険箇所等
●駐車場 : 易老渡と便ヶ島にあり

●トイレ : 易老渡に1つありますが、とてもきれいとは言えません。
       便ヶ島に有料トイレあり、1人50円。

●コース
・易老渡〜光岳
 特に危険個所はありません。
 易老岳までの道はかなりの急坂ですが、歩きやすい道でした。
 (下りの場合は歩きにくいようです。)

・光岳〜聖平小屋
 静高平〜希望峰まではほとんど樹林帯の道。
 南岳からの下りでガレ場のヘリを通過するところがありますが、
 気を付けて歩けば問題ないと思います。

・聖平小屋〜(奥)聖岳
 聖岳のラストの30分が急登ですが特に危険個所なし
 

・薊畑〜易老渡
 標高200m毎に標識あり。
 標高1600m付近から西沢渡までの下りがかなり急で、特に雨後はスリップするので要注意です。
 また、西沢渡から便ヶ島間で落石がありますので注意してください。
 (私の1mすぐ後で実際にありました。10cmほどの石でしたが)

●水場
 ・静高平に2か所あり、但し間もなく(8月20日前後までには)涸れてしまうとのこと。小屋に要確認。
 ・光岳小屋から往復20分のところにあり。
  また、小屋宿泊者は無料でもらえるようですが、静高平の水場がOKの場合はそちらから。
 ・聖平小屋・・・豊富にありました。
 ・小聖岳付近・・・チョロチョロ程度、期待しない方がいいと思います。

♨ : 「かぐらの湯」がおススメです。
    易老渡から車で1時間ほど。 大人1人 600円
   http://www.tohyamago.com/kankou/kagura/index.html

●その他
 ・光岳小屋及び聖平小屋の寝具は寝袋(枕つき)になります。
  なので寝ていると背中が痛くなるので、気になる人はマットがあったほうがいいかも。 
易老渡の駐車場
ほぼ満車でした。
2010年08月08日 06:36撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/8 6:36
易老渡の駐車場
ほぼ満車でした。
この橋を渡り、スタートです。
2010年08月08日 06:47撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/8 6:47
この橋を渡り、スタートです。
前半はかなりの傾斜が続きますが、易老岳まで概して歩きやすい道です。(下りにはきついかも)
でもやはりかなり疲れました。
2010年08月11日 00:44撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/11 0:44
前半はかなりの傾斜が続きますが、易老岳まで概して歩きやすい道です。(下りにはきついかも)
でもやはりかなり疲れました。
ここに書かれている距離は、結局どこまでのものか、わかりませんでした。
(易老岳ではありませんでした)
2010年08月08日 08:06撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/8 8:06
ここに書かれている距離は、結局どこまでのものか、わかりませんでした。
(易老岳ではありませんでした)
面平を通過
2010年08月08日 08:24撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/8 8:24
面平を通過
耳が生えてる?
2010年08月11日 10:25撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/11 10:25
耳が生えてる?
途中で聖岳〜兎岳の稜線が見えます。
2010年08月08日 10:55撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/8 10:55
途中で聖岳〜兎岳の稜線が見えます。
ここより30分で易老岳です。
2010年08月08日 11:16撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/8 11:16
ここより30分で易老岳です。
易老岳よりシダの道を光岳に向かう。
2010年08月08日 12:46撮影 by  DSC-TX5, SONY
1
8/8 12:46
易老岳よりシダの道を光岳に向かう。
立ち枯れ地帯を通過
2010年08月08日 13:01撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/8 13:01
立ち枯れ地帯を通過
この沢筋の道を登りつめると
水場のある静高平に到着です。
2010年08月08日 14:24撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/8 14:24
この沢筋の道を登りつめると
水場のある静高平に到着です。
静高平の水場。美味しいです。
この少し上にも水場あり。
2010年08月11日 01:00撮影 by  DSC-TX5, SONY
1
8/11 1:00
静高平の水場。美味しいです。
この少し上にも水場あり。
センジヶ原は白い世界
2010年08月11日 12:21撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/11 12:21
センジヶ原は白い世界
テン場は2か所。
こちらはまだ空いてます。
2010年08月08日 15:00撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/8 15:00
テン場は2か所。
こちらはまだ空いてます。
光岳小屋
2階への外階段もあり便利です。
2010年08月08日 15:03撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/8 15:03
光岳小屋
2階への外階段もあり便利です。
小屋より光岳へピークハントに向います。
2010年08月08日 15:39撮影 by  DSC-TX5, SONY
2
8/8 15:39
小屋より光岳へピークハントに向います。
百名山 No85. 光岳山頂
ここからは景色なし。
2010年08月08日 15:46撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/8 15:46
百名山 No85. 光岳山頂
ここからは景色なし。
大阪から来た若者2人です。
この日は荒川小屋からトレランで光岳まで1日で走破したとのこと。
本当にお疲れさまでした!
2010年08月08日 17:20撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/8 17:20
大阪から来た若者2人です。
この日は荒川小屋からトレランで光岳まで1日で走破したとのこと。
本当にお疲れさまでした!
朝のイザルヶ岳から聖岳(左)と上河内岳
また雨が降り出しそうです。
2010年08月09日 05:17撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/9 5:17
朝のイザルヶ岳から聖岳(左)と上河内岳
また雨が降り出しそうです。
静高平より前方に見える茶臼岳、上河内岳を越えて行きます。
2010年08月09日 05:26撮影 by  DSC-TX5, SONY
1
8/9 5:26
静高平より前方に見える茶臼岳、上河内岳を越えて行きます。
恵那山が見えました。
2010年08月09日 06:34撮影 by  DSC-TX5, SONY
1
8/9 6:34
恵那山が見えました。
仁田岳です。
360°展望の山ですが、雨が降り出してきたため割愛しました。
2010年08月09日 07:39撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/9 7:39
仁田岳です。
360°展望の山ですが、雨が降り出してきたため割愛しました。
希望峰付近より聖岳
この後はガスが発生し、くっきり見えなくなりました。
2010年08月11日 12:22撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/11 12:22
希望峰付近より聖岳
この後はガスが発生し、くっきり見えなくなりました。
希望峰より上河内岳(左)と茶臼岳
2010年08月09日 08:31撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/9 8:31
希望峰より上河内岳(左)と茶臼岳
雨の降る中、茶臼岳への稜線を歩く。
右端には山頂の隠れた富士山が見えました。
2010年08月09日 08:46撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/9 8:46
雨の降る中、茶臼岳への稜線を歩く。
右端には山頂の隠れた富士山が見えました。
仁田池分岐より茶臼岳
2010年08月09日 09:02撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/9 9:02
仁田池分岐より茶臼岳
トレランの若者2名が間もなく追いつきます。
光岳から茶臼岳まで90分とのこと。
2010年08月09日 09:22撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/9 9:22
トレランの若者2名が間もなく追いつきます。
光岳から茶臼岳まで90分とのこと。
茶臼岳山頂
妖怪アンテナならぬ雨アンテナ!?が立っているので、本当はここでゆっくりランチのはずが、雨のため先に向うことにします。
2010年08月09日 09:30撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/9 9:30
茶臼岳山頂
妖怪アンテナならぬ雨アンテナ!?が立っているので、本当はここでゆっくりランチのはずが、雨のため先に向うことにします。
茶臼岳より上河内岳
2010年08月09日 09:49撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/9 9:49
茶臼岳より上河内岳
聖岳のこの雄姿を晴れた日に観たかったのですが・・・
2010年08月09日 10:00撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/9 10:00
聖岳のこの雄姿を晴れた日に観たかったのですが・・・
楽しみにしていた亀甲状土のあるお花畑の道でしたが、雨のため黙々と歩きました。
前には上河内岳の姿が何とか見えましたが・・・
2010年08月11日 11:13撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 11:13
楽しみにしていた亀甲状土のあるお花畑の道でしたが、雨のため黙々と歩きました。
前には上河内岳の姿が何とか見えましたが・・・
孤独の花
2010年08月09日 10:28撮影 by  DSC-TX5, SONY
1
8/9 10:28
孤独の花
ウサギギク
2010年08月11日 10:45撮影 by  DSC-TX5, SONY
1
8/11 10:45
ウサギギク
竹内門
こちらで風雨を凌いでランチを摂っているパーティーがいました。
2010年08月09日 11:05撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/9 11:05
竹内門
こちらで風雨を凌いでランチを摂っているパーティーがいました。
聖方面がまた見えてきましたが、一瞬のことでした。
2010年08月09日 11:18撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/9 11:18
聖方面がまた見えてきましたが、一瞬のことでした。
上河内岳山頂には雷鳥が4羽占領していました。
2010年08月09日 11:52撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/9 11:52
上河内岳山頂には雷鳥が4羽占領していました。
荷物を降ろすのも面倒だったので、そのままザックを背負って山頂をピストンしました。
2010年08月09日 11:53撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/9 11:53
荷物を降ろすのも面倒だったので、そのままザックを背負って山頂をピストンしました。
ハクサンチドリ
2010年08月09日 12:32撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/9 12:32
ハクサンチドリ
マツムシソウ
2010年08月09日 12:41撮影 by  DSC-TX5, SONY
1
8/9 12:41
マツムシソウ
南岳直下のお花畑は今回のコース中、随一でした。
2010年08月09日 12:45撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/9 12:45
南岳直下のお花畑は今回のコース中、随一でした。
南岳付近のお花畑
マルバタケブキとトリカブト
2010年08月09日 12:47撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/9 12:47
南岳付近のお花畑
マルバタケブキとトリカブト
南岳からは聖平に向ってひたすら下ります。
2010年08月09日 12:56撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/9 12:56
南岳からは聖平に向ってひたすら下ります。
聖平小屋の食堂
液晶テレビでBSが見られます。
お天気チャンネルもあり。
2010年08月09日 18:28撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/9 18:28
聖平小屋の食堂
液晶テレビでBSが見られます。
お天気チャンネルもあり。
薊畑〜小聖岳間の登りより聖岳
2010年08月11日 11:18撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/11 11:18
薊畑〜小聖岳間の登りより聖岳
最終日はやっと晴れました。
小聖岳への登りより見た上河内岳(左)〜茶臼岳の稜線
2010年08月10日 05:43撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/10 5:43
最終日はやっと晴れました。
小聖岳への登りより見た上河内岳(左)〜茶臼岳の稜線
小聖岳に登ると富士山が眼前に見えます。
2010年08月11日 13:33撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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8/11 13:33
小聖岳に登ると富士山が眼前に見えます。
前日歩いた光岳方面
2010年08月10日 06:07撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/10 6:07
前日歩いた光岳方面
小聖岳よりいよいよ聖岳山頂まで1時間の登りです。
2010年08月10日 06:07撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 6:07
小聖岳よりいよいよ聖岳山頂まで1時間の登りです。
小聖岳より兎岳
2010年08月10日 06:09撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 6:09
小聖岳より兎岳
聖岳への取り付きまでヤセ尾根を歩きます。
2010年08月10日 06:13撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 6:13
聖岳への取り付きまでヤセ尾根を歩きます。
振り返ると小聖岳の向こうに光岳
2010年08月10日 06:22撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/10 6:22
振り返ると小聖岳の向こうに光岳
小聖岳付近にある水場。
チョロチョロ程度です。
(飲んでいません)
2010年08月10日 06:36撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 6:36
小聖岳付近にある水場。
チョロチョロ程度です。
(飲んでいません)
ここから急登
2010年08月10日 06:39撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 6:39
ここから急登
いよいよラストの急登
2010年08月10日 06:43撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 6:43
いよいよラストの急登
虹が・・・
2010年08月10日 06:44撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 6:44
虹が・・・
南方面はいい感じになってきました。
2010年08月10日 07:05撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/10 7:05
南方面はいい感じになってきました。
芸術的な雲たち
2010年08月10日 07:08撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/10 7:08
芸術的な雲たち
聖岳山頂に到着。
私にとって約30年振りの山頂です。
2010年08月11日 11:36撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/11 11:36
聖岳山頂に到着。
私にとって約30年振りの山頂です。
赤石岳がうっすらと見えてきました。
2010年08月10日 07:15撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 7:15
赤石岳がうっすらと見えてきました。
奥聖岳に向い始めると突然晴れてきました。
今までの苦労が報われた瞬間。
2010年08月10日 07:22撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 7:22
奥聖岳に向い始めると突然晴れてきました。
今までの苦労が報われた瞬間。
笊ヶ岳・布引山の上には富士山が再び
2010年08月10日 07:22撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
8/10 7:22
笊ヶ岳・布引山の上には富士山が再び
上河内岳にかかる雲
こちらから晴れた聖岳を見るのを楽しみにしていましたが・・・
2010年08月12日 15:58撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/12 15:58
上河内岳にかかる雲
こちらから晴れた聖岳を見るのを楽しみにしていましたが・・・
中盛丸山(左)と大沢岳
2010年08月11日 11:53撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/11 11:53
中盛丸山(左)と大沢岳
赤石岳の雄姿
大きな山です。
2010年08月11日 12:16撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
8/11 12:16
赤石岳の雄姿
大きな山です。
奥聖岳より上河内岳(左)〜茶臼岳の稜線
2010年08月10日 07:34撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 7:34
奥聖岳より上河内岳(左)〜茶臼岳の稜線
百間平と左下に山小屋の赤い屋根が小さく見えます。
また、彼方には槍穂高連峰がかすかに望めました。
2010年08月11日 11:46撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/11 11:46
百間平と左下に山小屋の赤い屋根が小さく見えます。
また、彼方には槍穂高連峰がかすかに望めました。
その
右に悪沢岳が見えそうで見えない
2010年08月10日 07:47撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/10 7:47
その
右に悪沢岳が見えそうで見えない
「スイングパノラマ」機能を使って
2010年08月11日 10:58撮影 by  DSC-TX5, SONY
1
8/11 10:58
「スイングパノラマ」機能を使って
au携帯メールがつながりました。
(奥聖岳山頂にて)
2010年08月11日 13:29撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/11 13:29
au携帯メールがつながりました。
(奥聖岳山頂にて)
聖岳より奥聖の方が赤石岳を眺めるのに最高
2010年08月11日 13:30撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
8/11 13:30
聖岳より奥聖の方が赤石岳を眺めるのに最高
左の稜線が百間平に続く
2010年08月10日 07:59撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 7:59
左の稜線が百間平に続く
聖岳に戻ります。
標高差があまりないため、往復時間は変わりません。
2010年08月11日 11:43撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 11:43
聖岳に戻ります。
標高差があまりないため、往復時間は変わりません。
ヤマレコバッジ参上
2010年08月11日 11:43撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 11:43
ヤマレコバッジ参上
聖岳の斜面を一気に下ります。
2010年08月10日 08:34撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/10 8:34
聖岳の斜面を一気に下ります。
光岳の登りで一緒になった若者パーティー
光岳から鳳凰三山までテント泊で南ア全山縦走をするとのこと。
すばらしいパワー。
2010年08月11日 11:41撮影 by  E-410 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/11 11:41
光岳の登りで一緒になった若者パーティー
光岳から鳳凰三山までテント泊で南ア全山縦走をするとのこと。
すばらしいパワー。
薊畑から西沢渡の下り前半は苔むしたいい感じの道です。
2010年08月10日 10:50撮影 by  Canon iVIS HF10, Canon
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8/10 10:50
薊畑から西沢渡の下り前半は苔むしたいい感じの道です。
急坂には滑落止めのネットが張られています。
私はこの先で誤って転び、手がネットにかかり、外すのに難儀しました。
2010年08月10日 11:11撮影 by  Canon iVIS HF10, Canon
8/10 11:11
急坂には滑落止めのネットが張られています。
私はこの先で誤って転び、手がネットにかかり、外すのに難儀しました。
西沢渡
どちらでも渡れますが、面倒なので下の木橋を渡りました。
ここから易老渡まであと1時間ほどです。
2010年08月11日 11:04撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/11 11:04
西沢渡
どちらでも渡れますが、面倒なので下の木橋を渡りました。
ここから易老渡まであと1時間ほどです。
易老渡に着いた時は再び土砂降り
2010年08月10日 14:26撮影 by  DSC-TX5, SONY
8/10 14:26
易老渡に着いた時は再び土砂降り

感想

光岳登山口の易老渡までのアプローチが長く、また車中泊かと覚悟していたところ、
友人のKから八ヶ岳山麓の別荘に来ないかとの誘いがあり、
こちらで前泊させてもらうことにして、昼間からBBQ+ワインで充分に楽しんだ後、
早寝して翌2時30分に出発しました。

でも飯田ICから易老渡まではかなりの時間を取られ、152号線から林道に入ると道も細くなり、
特に後半は時速20km以下での走行が多くなり、予定より1時間遅れてやっと着きました。

●1日目 : 易老渡〜易老岳〜光岳

この光岳〜聖岳周回コースは光か聖か、どちらから先に登るか悩むところですが、
仝岳を先にすれば悪天候でも1つのピークハントが出来る。
⇔農では聖岳を正面に見ながら歩きたい。
との理由で、易老岳の尾根を登り、光岳から登ることにしました。

易老渡駐車場から少し戻ると遠山川に架かっている橋を渡り、のっけから急登が待っています。
この急登は1時間ほど連続しますが、岩とか木の根はあまりなく、
疲れはもちろんしますが、それほど登りにくい道ではありません。
また途中左前方に聖岳を観ることができる所があります。

面平で一旦緩やかになりますが、また急登が続き、また聖岳・兎岳を望むポイントに着きます。
ここでまた息を整えると、易老岳まであと1時間の辛抱です。

易老岳手前の岩場のコルを通過するのに若干歩きにくいところがある他は、
尾根も広く、比較的歩きやすい登りでした。
とはいっても、この登りで疲労はかなり溜まるとは思いますが・・・
でもラッキーと言えるかわかりませんが、曇天で涼しかったのには救われました。
前回の平ヶ岳の苦しい登りとは大違いです。

易老岳頂上は展望はありませんが広場のようになっており、ここでマットを広げ昼食。
山頂は縦走路より10mほど外れたところにありました。

光岳へはシダの茂る道を緩やかに下り、コルの三吉平でオコジョが現われましたが、
動きが素早く、写真は諦めビデオカメラで撮影しました。
ここからセンジヶ原まで涸れた沢筋の岩混じりの登りとなり、
この最後の登りに耐えると静高平の水場が待っています。
ここの水場は結構な水量でしたが、あとで小屋の主人に訊くと
梅雨明け後は雨が降っていないため、このままでは後1週間ほどで涸れてしまうとのことでした。
そしてこちらに着いた途端に雨が降り出し、翌日も雨だったので、もう少しは持ちそうですね。

雨が降り出したので、イザルヶ岳は翌日に登ることにして、
霧のセンジヶ原の中を光岳小屋に一目散に向いました。

光岳小屋は10年前に建て直した綺麗な山小屋でした。
こちらに夕食付きで宿泊するには制約があり、
「グループ全員50歳以上かつ3名以下で、午後3時までに手続き完了」です。
詳しくは小屋のHPで確認してください。

下記参照 : 
http://homepage3.nifty.com/alps2591/

我々は哀しい?かな、条件をぎりぎりクリアしていたのですが、
今回の山行はすべて自炊にしました。

小屋に入り一旦落ち着いた後、雨も止んだので、光岳のピークハントに出かけました。
緩やかな登りで、15分ほどで山頂に到着。
景色もなく、証拠写真を撮ったら、すぐに小屋に戻りました。

尚、光石は天候も悪く割愛しました。


●2日目 : 光岳〜茶臼岳〜上河内岳〜聖平

夜中に降り続いていた雨が小康状態になったのは、5時前でした。
出発時間を予定より30分遅らせ、スタート。

まずは前日割愛したイザルヶ岳に寄りました。
ここからの展望はすばらしく、曇り空でしたがこれから登る上河内岳、聖岳を眺め、気合を入れます。

静高平で再び水を補給した後は、希望峰までの樹林帯の道をひたすら歩きます。
この間はほとんど展望が利かないため、その分足ははかどります。
希望峰から展望のいい仁田岳を往復したかったのですが、
雨がまた降り出したため、こちらも割愛。残念です。

希望峰から先は展望も開け、茶臼岳の登りもそれほどではなく山頂に着きました。
すると大阪から来たトレランの2人が追い付いてきました。
訊くと、光岳から茶臼岳まで90分で来たとのこと。
この後は畑薙ダムまで一気に下りるとのことでした。
我々はここでランチタイムの予定でしたが、雨がまた降ってきたので、先に進むことにしました。

楽しみにしていた亀甲状土のお花畑も降りしきる雨の中ただ歩くしかなく、
そのまま上河内岳に向います。
以前上河内岳の山頂を踏んでいなかったため、今回は登りました。
ザックを降ろすのも面倒なため、そのまま背負って・・・
登りついた山頂には一人もおらず、4羽のライチョウが独占していました。
結局ランチはまともに摂らず、小休憩で少しずつパンをかじりながら先を進みました。

上河内岳から先は相変わらず視界は悪かったのですが、
南岳手前の斜面のお花畑がすばらしかったことと、
その先にある崩壊地の手の届かない斜面にタカネビランジが咲いていたのが救いでした。

そして思ったより長く感じた下りを終え、聖平小屋に無事到着。
この日の夕食はランチをまともに摂っていなかったため、
持参のワインとスパゲッティをたらふく食べました。

でも、翌日の天気予報が・・・良くなく、不安です。


●3日目 : 聖岳・奥聖岳往復、易老渡へ下山

夜中、雨の音で聖岳登頂をほぼ諦めかけていましたが、
3時に目を覚まし外に出ると満天の星空!
今回の山行で初めて心が高揚してきました。

ザックを薊畑にデポし、軽装で聖岳をピストンです。
小聖岳手前で富士山が顔を出し、振り返れば前日歩いた光岳〜上河内岳の稜線を見渡せます。

小聖岳に着くと正面には聖岳が高く聳え、まだまだ時間がかかるように見えますが、
コースタイムはあと1時間少々、
山頂にまとわりついている笠雲が気になりますが、
何とか天気よ持ってくれ!と祈りながら登ります。

小聖岳からヤセ尾根を10分程歩くと、いよいよ聖の斜面に取り付きます。
ジグザグの急坂をあえぎながら登り、
途中、虹(ブロッケンのお化け?)や動きの激しい雲を見ながら、やっと山頂到着。
山頂は記念撮影する人たちでいっぱいだったため、静かな奥聖岳に足を進めました。

そして5分ほど進むと、まとわりついていた雲が急に無くなり、すばらしい景色が眼前に・・・
正面には笊ヶ岳の向こうに富士山、左には赤石岳〜中盛丸山の稜線、
そして右には今まで歩いてきた上河内岳〜光岳の稜線
さらに彼方に槍穂高連峰も・・・
この景色を観られただけで、今回の山行が報われました。

写真やビデオ撮影に忙しくなったため、コースタイムより10分も余計にかかり、奥聖岳に到着。
こちらは小じんまりしていて人もおらず、なかなか良い山頂です。
富士山も邪魔がなく、赤石岳もより近くなり、聖岳よりこちらの方が眺望は優れています。
もし晴れていて時間の余裕があれば、是非寄ってみてください。
(30年前は割愛したため、気になっていた)

充分に景色を堪能した後は、標高差2100mを下るのみです。
聖岳の斜面は下りではあっけなく、転ばないよう進みました。
そして小聖岳を過ぎると雲に覆われ、2度と聖の雄姿を見ることができませんでした。
この日は本当にラッキーでした。

薊畑まで戻るとまた荷物を担ぎ、長い憂鬱な下りの新たなスタートです。
このコースは200m標高毎に標識が設けられていますので、どのくらい下りたかわかります。
下りの前半は苔むした道で、なかなかいい雰囲気ですが、
標高1600mを過ぎると一気に急坂になり、雨後のぬかるんだ道はかなり手ごわかったです。

やっとのことで西沢渡まで下りると、後は車道のような幅広の道を進みます。
でもここからの道は「落石注意」と書かれていて、実際に私とはあと1mほどの差で10cmほどの石が山の斜面から落ちてきました。
音もしないので恐ろしいです。

そしてあと30分というところの便ヶ島で夕立に遭い、少し雨宿りをして歩きはじめましたが、
一旦小康状態になった雨が再び勢いを増し、駐車場に着くとすぐに車中に逃げ込みました。

この後の運転も怖い思いをし、ダート道は川と化し、凹みが判らず疲れました。
何しろ雨後の落石が怖い道でした。
(小さいですが新しい落石があちこちに・・・)

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コメント

良いですね。 聖岳!
Akanekoさん、こんばんは。

良い所に行かれてましたね

聖からの360度の展望が最高ですね。
雲の流れが良い感じです。
行きたかった・・・

しかし南アのこの辺りは晴れていれば
何処歩いても気持ちいい所ですね。

易老渡付近の林道、雨が降ると運転が疲れそうです。

山の楽しみは天気次第ですね
2010/8/17 20:58
本当に天気次第です。
kankotoさん、こんばんは。

先程 荒川〜赤石岳のレコ、拝見しました。
本当に山は天気次第ですね。
kankotoさんも天候は良くなる、と踏んで山に入ったはず。
私達もそうでした。
我々も最終日の天気予報は決して良くはなかったのですが、
当日は午前中だけでも晴れて幸いでした。
30年振りの聖の頂はやはり良かった、です。
特に奥聖がいいですね

聖岳は周りから眺めて良し、山頂からの展望も良し、と
荒川三山、赤石岳、を含めて私の最もお気に入りの山域です。
次回は晴れのレコ、楽しみに待っています。
私は小赤石付近の稜線、特にお気に入りです

今度はお互いに百間洞のトンカツ、食しましょう

でも雨中山行の救いは、高山植物の可憐な花、ですね
2010/8/17 22:03
ゲスト
お疲れ様でした
Akanekoさん、こんばんは。

光岳〜聖岳お疲れ様でした

お天気もあり光石は残念でしたね それでも聖岳は晴れたとのことで何よりでした

静岡県の遠州で生まれ育ったbikihanakoにとって、光岳以南の南アルプス深南部の山々は、故郷のお山です 光岳と聞くと、懐かしい思い出が心に浮かびます。

静岡に縁のある者にとって、易老渡は何となく遠い感じがして、未だアプローチしたことがありません。でも、伊那方面からも南アルプス南部に登ってみようと思いますので、その時には改めてAkanekoさんのレポを参考にさせて頂きたいと思います

bikihanako
2010/8/27 22:19
遠州出身でしたか
bikihanakoさん、こんばんは。

今回我々の歩いたコースはbikihanakoさんにとっては日帰りコースですね。
この山域(遠山川)は、題名は忘れましたが、昔小学校の教科書で椋鳩十の遠山川流域の(熊の)話が載っていて、憧れのエリアでした。

光岳を目指すには、以前であれば畑薙から入るコースがメインでしたが
現在では易老渡がメインになっていますね。

浜松方面であれば、易老渡はそれほど遠くではないのでは?
遠州、と聞けば、花火か「さわやか」のげんこつハンバーグを連想してしまいます
2010/8/27 23:47
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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