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Yamareco

記録ID: 7368874
全員に公開
沢登り
甲信越

越後駒ヶ岳・滝ハナ沢

2024年10月15日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
11:27
距離
19.0km
登り
1,680m
下り
1,681m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:08
休憩
0:19
合計
11:27
距離 19.0km 登り 1,680m 下り 1,681m
5:07
71
6:19
6:29
417
13:26
13:30
11
13:41
13:42
15
13:57
18
14:15
36
14:50
29
15:20
15:23
71
16:34
16:35
0
16:35
ゴール地点
天候 ピーカン のち 曇り一時雨
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
・雪渓は2か所健在。
・崩壊した雪渓が1か所。
・大高巻きは3か所。いずれも懸垂なしで沢復帰可能。
・ロープは序盤のゴルジュの巻きで懸垂に1回使用。ヤブの視界不良で分かりづらかったがクライムダウンできる場所だった

【北の又川〜箱淵】
河原歩き1時間。意外と長くて参った。
1か所きわどいヘツリあり。

【箱淵〜広河原】
箱淵は左から簡単に巻ける。支沢で本流に復帰。
広河原までゴルジュ。ところどころ悪いとこがあるが、濡れるのは股下までで突破できる。
基本は水線どおしだが、小さく巻いたところもあった。
広河原まで3時間ちょっと。

【広河原〜第1の雪渓上まで】
広河原を過ぎると岩盤が発達してくる。
40m滝は右壁を登る。
ゴルジュを右から巻くと第1の雪渓。
左岸のスラブを連瀑のリッジを目指して登る。
リッジは高度感があるが段々でクライムダウンするのに支障なし。

【第2の雪渓〜右俣】
ナメゴルジュを登っていくと程なくして第2の雪渓。
左岸スラブを右往左往しながら弱点を見つけて登って行く。
右から回り込むように高度を稼いだ。

【6段100m滝】
前衛の10m滝は左岸を小さく巻ける。
100m滝の記憶がさっぱりないが、苦戦はしないはず。

【滝上ゴルジュ〜黒滝】
100m滝の上はゴルジュになっており、いきなり3mCSが悪い。
左岸から巻く。
途中に水が流れているルンゼがあり、灌木に古い捨て縄もあった。
しかし、この地点で沢はゴルジュ状かつ悪そうなトイ状滝、CS滝があったためトラバースを継続。
黒滝に近づくと左岸の傾斜も緩みクライムダウンできる。
黒滝は左から快適登攀。

【山頂まで】
まだまだ滝がでてくるが、直登したり小さく巻いたりで突破。
最後はヤブコギなしで登山道へ。
モルゲン
2024年10月15日 06:04撮影 by  SO-41B, Sony
10/15 6:04
モルゲン
箱淵。
左から簡単に巻ける。
2024年10月15日 06:18撮影 by  SO-41B, Sony
10/15 6:18
箱淵。
左から簡単に巻ける。
箱淵先のゴルジュ。
ワンポイント悪かった。
2024年10月15日 06:47撮影 by  SO-41B, Sony
10/15 6:47
箱淵先のゴルジュ。
ワンポイント悪かった。
滝ハナ沢出合いはナメでいい感じ。
2024年10月15日 06:58撮影 by  SO-41B, Sony
10/15 6:58
滝ハナ沢出合いはナメでいい感じ。
ここがワンポイント悪かった。
お助けスリングで突破。
2024年10月15日 07:59撮影 by  SO-41B, Sony
10/15 7:59
ここがワンポイント悪かった。
お助けスリングで突破。
広河原と思われる場所。
左岸が草付きで最高のビバークポイントだけど、ちょっと下流すぎる。
2024年10月15日 08:13撮影 by  SO-41B, Sony
10/15 8:13
広河原と思われる場所。
左岸が草付きで最高のビバークポイントだけど、ちょっと下流すぎる。
雪渓の残骸があった。
2024年10月15日 08:24撮影 by  SO-41B, Sony
10/15 8:24
雪渓の残骸があった。
いきなりナメの40m滝が出現する。
2024年10月15日 08:34撮影 by  SO-41B, Sony
10/15 8:34
いきなりナメの40m滝が出現する。
右壁を快適に登った。
2024年10月15日 08:38撮影 by  SO-41B, Sony
10/15 8:38
右壁を快適に登った。
いままで見たことない岩盤の発達具合。
2024年10月15日 08:47撮影 by  SO-41B, Sony
10/15 8:47
いままで見たことない岩盤の発達具合。
ゴルジュ。
右から簡単に巻ける。
2024年10月15日 08:52撮影 by  SO-41B, Sony
10/15 8:52
ゴルジュ。
右から簡単に巻ける。
ついに雪渓が現れる
2024年10月15日 08:58撮影 by  SO-41B, Sony
10/15 8:58
ついに雪渓が現れる
お祈りして突っ込む。
2024年10月15日 09:00撮影 by  SO-41B, Sony
1
10/15 9:00
お祈りして突っ込む。
フツーに敗退した😅
2024年10月15日 09:10撮影 by  SO-41B, Sony
10/15 9:10
フツーに敗退した😅
巻き途中から。
3段目の滝から右上に伸びてるリッジの灌木帯を目指して巻く。
2024年10月15日 09:15撮影 by  SO-41B, Sony
10/15 9:15
巻き途中から。
3段目の滝から右上に伸びてるリッジの灌木帯を目指して巻く。
リッジの末端から。
残念ながらやっぱり次の雪渓もあった。
2024年10月15日 09:28撮影 by  SO-41B, Sony
10/15 9:28
リッジの末端から。
残念ながらやっぱり次の雪渓もあった。
崩壊しとる〜。
2024年10月15日 09:41撮影 by  SO-41B, Sony
10/15 9:41
崩壊しとる〜。
奥は宙に浮いてるし。
ここから回れ右して右から回り込んで巻く。
2024年10月15日 09:49撮影 by  SO-41B, Sony
10/15 9:49
奥は宙に浮いてるし。
ここから回れ右して右から回り込んで巻く。
右俣落口から。
2024年10月15日 10:07撮影 by  SO-41B, Sony
10/15 10:07
右俣落口から。
こんなカンジのニラトラバース。
2024年10月15日 10:07撮影 by  SO-41B, Sony
10/15 10:07
こんなカンジのニラトラバース。
右俣落口の上にあるトイ状滝。
どシャワーだと可能性ありそうだが、おとなしく巻く。
2024年10月15日 10:28撮影 by  SO-41B, Sony
1
10/15 10:28
右俣落口の上にあるトイ状滝。
どシャワーだと可能性ありそうだが、おとなしく巻く。
6段100m滝。
右からかな。
2024年10月15日 10:39撮影 by  SO-41B, Sony
1
10/15 10:39
6段100m滝。
右からかな。
100m滝上の3mCS滝。
泳がないと取り付けないし、奥のトイ状滝も悪そうだったので巻いた。
2024年10月15日 11:01撮影 by  SO-41B, Sony
10/15 11:01
100m滝上の3mCS滝。
泳がないと取り付けないし、奥のトイ状滝も悪そうだったので巻いた。
まだまだ大滝。
左から。
2024年10月15日 11:24撮影 by  SO-41B, Sony
1
10/15 11:24
まだまだ大滝。
左から。
トイ状滝。
お手上げで巻く。
2024年10月15日 12:00撮影 by  SO-41B, Sony
10/15 12:00
トイ状滝。
お手上げで巻く。
ようやく源頭っぽくなる。
2024年10月15日 12:26撮影 by  SO-41B, Sony
10/15 12:26
ようやく源頭っぽくなる。
最後の登り。
2024年10月15日 12:37撮影 by  SO-41B, Sony
10/15 12:37
最後の登り。
荒沢岳と白石沢スラブ
2024年10月15日 12:57撮影 by  SO-41B, Sony
10/15 12:57
荒沢岳と白石沢スラブ
平日のためか誰もいない山頂。
このあとヘロヘロになりながら3時間で下山。
2024年10月15日 13:16撮影 by  SO-41B, Sony
10/15 13:16
平日のためか誰もいない山頂。
このあとヘロヘロになりながら3時間で下山。
撮影機器:

感想

例年なら雪渓だらけの滝ハナ沢。
2年連続の寡雪とピーカンの天気に助けられ日帰りで抜けることができた。

先月遡行したオツルミズ沢は天を見上げる沢だったが、滝ハナ沢は側壁が発達した奥行きのある沢だった。
特に随所に現れる大滝の地形は見事というほかない。

大滝は卦蘢度で快適に登れるものばかりだが、10m以下の小滝がトイ状とCSが多くクセ者ぞろい。
小滝の連瀑帯をほとんど巻いてしまったのが悔しいが、オツルミズと違いこちらは自分の実力では登れなさそうだ。

高巻きのルーファイができればオツルミズよりワングレード低い印象だが、広河原以降にビバーク適地がないのがキツイ。
完全燃焼な1日だった。

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