白山連峰全縦走（石徹白→白川郷）3days

2024年10月12日(土) ~ 2024年10月14日(月)

• GPS: 55:41
• 距離: 48.7km
• 登り: 4,130m
• 下り: 4,391m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:48
• 休憩: 0:57
• 合計: 8:45

距離 15.1km 登り 1,932m 下り 814m

6:32 スタート地点
6:34 6:35 石徹白登山口
6:44 石徹白の大杉
7:31 7:32 おたけり坂取付
8:07 神鳩ノ宮避難小屋
8:33 8:34 母御石
8:49 8:58 銚子ヶ峰
9:39 9:40 一ノ峰
10:16 10:24 二ノ峰
10:26 10:28 水呑釈迦堂
10:54 越前三ノ峰
11:03 11:04 三ノ峰避難小屋
11:10 三ノ峰
12:10 別山平 御手洗池
12:46 13:19 別山
13:29 御舎利山
14:20 天池
14:33 油坂ノ頭
14:56 赤谷渡渉点
15:11 南竜ヶ馬場野営場
15:17 南竜山荘

2日目

• 山行: 14:26
• 休憩: 1:04
• 合計: 15:30

距離 18.1km 登り 1,386m 下り 1,591m

5:44 南竜山荘
5:54 5:55 南竜道・エコーライン分岐
6:38 弥陀ヶ原・エコーライン分岐
6:57 7:13 白山室堂
7:16 室堂平北分岐
7:56 8:02 白山
8:22 翠ヶ池
8:31 お池めぐり分岐
8:35 8:44 大汝峰南・中宮道分岐
9:00 9:05 大汝峰
9:08 大汝小屋
9:15 大汝峰北の巻道分岐
9:31 9:33 御手水鉢
9:43 七倉の辻
9:58 10:01 四塚山
10:13 七倉の辻
10:21 御手水鉢
10:38 10:42 大汝峰北の巻道分岐
10:56 11:12 大汝峰南・中宮道分岐
11:47 お花松原
12:31 12:32 北弥陀ヶ原
12:59 13:00 地獄覗
13:55 三俣峠
21:14 ゴマ平避難小屋

3日目

• 山行: 6:56
• 休憩: 0:46
• 合計: 7:42

距離 15.4km 登り 813m 下り 1,974m

6:32 ゴマ平避難小屋
7:38 7:48 シンノ谷・水場
9:00 念仏鏡池
9:21 9:34 妙法山
10:30 もうせん平
11:01 11:07 野谷荘司山
11:17 鶴平新道分岐
12:04 12:13 三方岩岳
12:42 12:43 三角点峰
13:14 白川郷展望台
13:56 14:03 白山スーパー林道馬狩料金所
14:14 ゴール地点

天候

晴れ (初日　一時雨)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

トヨタ自然学校前の登山者用駐車場に集合し、車1台デポ、
石徹白登山口に移動。

コース状況／危険箇所等

北縦走路は南縦走路に比べて整備がゆき届かず歩きにくいところあり。

その他周辺情報

1日目 南竜山荘泊
2日目ゴマ平避難小屋泊

写真

10/12 6:26

トヨタ自然学校(白川村馬狩)前の登山者駐車場に車を1台置き、もう1台で石徹白登山口に移動してスタート。

10/12 6:43

樹齢1800年のいとしろ大杉。
泰澄が白山開山して1300年以上ということは、
当時すでに樹齢500年の巨木だったことになる。
辛うじて生きている感のある老木である。

10/12 8:06

神鳩宮避難小屋
石油ストーブ常設
燃料（灯油）を持参すれば冬季も快適。

10/12 8:30

女人禁制の白山に登ろうとする母を泰澄が閉じ込めたとされる伝説が残る母御石。

10/12 8:38

銚子ヶ峰山頂へ続く笹原。

10/12 9:06

銚子ヶ峰から望む、二、三ノ峰、別山へと続く縦走路。
何度見ても飽きない眺望。

10/12 9:11

10/12 9:46

二ノ峰の急坂

10/12 10:51

初夏まで雪が残る三ノ峰の山腹が近づいてきた。

10/12 11:03

三ノ峰の紅葉。

10/12 11:06

三ノ峰から見る三ノ峰避難小屋。

10/12 11:13

三ノ峰から望む別山。
ここからの眺めも素晴しい。

10/12 12:05

別天地の別山平から望む別山の頂

10/12 12:11

別山平の御手洗池に映る別山。

10/12 12:46

白山三山
一座目「別山」

10/12 14:03

別山尾根の崩壊地

10/12 15:07

南竜平

10/12 15:13

今日の泊地、南竜山荘

10/12 16:39

生ビールで乾杯

10/12 17:15

夕食
岐阜のソウルフード「ケイチャン」をつまみにした。

10/12 17:51

日が落ちる。

10/13 6:04

2日目はエコーララインで室堂に向かう。
日の出とともに西の空にビーナスベルト。

10/13 6:19

後方は前日登頂した別山。

10/13 6:29

昨日15時頃、別山尾根で降っていた雨は白山主峰付近はアラレだったようだ。

10/13 6:30

弥陀ヶ原

10/13 6:32

今朝は冷え込み草木に霜

10/13 6:54

白山室堂ビジターセンター
10月16日で今シーズンの営業終了です。

10/13 7:55

御前峰山頂より、白山比�弯声勹�宮、白山室堂、南竜ヶ馬場、別山を望む。

10/13 7:58

これから歩む白山北縦走路に心踊る。

10/13 7:58

御前峰頂上は多くの登山者で賑わっている。

10/13 7:59

大汝峰

10/13 8:07

剣ヶ峰

10/13 8:20

白山最大の火口湖「翠ヶ池」
晴天時の蒼さが神秘的。

10/13 8:30

大汝峰へ向かう。

10/13 8:34

山頂付近はよく冷えたようだ。

10/13 8:57

大汝峰

10/13 9:03

御前ヶ峰に比べ登山者が圧倒的に少ないが、白山を紹介するガイド紙で良く目にする景色はここから撮影したものだ。

10/13 9:08

加賀禅定道上にある四ツ塚に寄り道することにする。

10/13 9:11

ハイマツの大海原。
素晴しき白山北部。

10/13 9:28

国内最高レベルの難峰とも称される火の御子峰。
その奥の稜線が北縦走路。

10/13 9:29

火の御子峰、白山北縦走路、北アルプスの素晴しいパノラマ。

10/13 9:30

御手水鉢は水が涸れることが無いと言われている。

10/13 9:52

台地部分に大きな石塚がある不思議な景観を持つ四塚山。
里で悪さをするバケネコがこの石塚に閉じ込められたという伝説がある。

10/13 11:18

大汝峰分岐に戻り、いよいよ北縦走路へ突入する。
北縦走路の奥にある崩壊した山は毎年登っている残雪期限定の奥三方岳。

10/13 11:59

随分下ってきた。

10/13 12:13

穏やかなハイマツ帯。

10/13 12:30

北弥陀ヶ原

10/13 13:10

間名古の頭に登山道は無く、左側山腹をトラバースする。

10/13 13:36

10/13 14:51

2泊目のゴマ平避難小屋。
定員8名。

10/13 15:03

ゴマ平避難小屋から北縦走路側へ70メートルほど下ったところに水場あり。

10/13 17:03

夕食

10/14 6:30

ゴマ平避難小屋の内部

10/14 6:30

10/14 7:37

ゴマ平避難小屋を下ってオモ谷
ゴマ平避難小屋から北部はツキノワグマとの遭遇が多い。
（ゴマ平避難小屋から下山するまでに31個の熊糞を確認した。）
熊鈴、ホイッスル、おもちゃのピストル、奇声で賑やかに進む。

10/14 8:03

念仏尾根に乗った。

10/14 8:04

飛驒高地、北アルプスの眺望が素晴しい。

10/14 8:29

笈ヶ岳
右奥は大笠山か？

10/14 8:34

前日歩いた白山主峰が随分遠くなった。

10/14 9:02

妙法山

10/14 10:36

紅葉する念仏尾根からの鳩ヶ谷ダム、飛驒高地の山々、奥に北アルプス。

10/14 10:39

鶴平新道の尾根が見えてくる。

10/14 10:54

白山主峰を返り見るが馴染みのある白山の姿に見えない。

10/14 11:17

鶴平新道分岐から見下ろす。
尾紅葉は標高1700m〜1800mあたりが盛り。

10/14 11:50

三方岩岳

10/14 12:05

白山連峰全縦走、最後のピーク三方岩岳

10/14 12:15

三方岩岳 加賀岩展望台の先に笈ヶ岳が見える。

10/14 13:11

ブナの巨木林を下る。

初日に車を置いた駐車場に無事下山。

撮影機器：

COOLPIX AW130 NIKON

SO-52C Sony

装備

備考

【水場】
石徹白登山口
南竜ヶ馬場
白山室堂
ゴマ平避難小屋
オモ谷
白山ホワイトロード馬狩料金所

感想

yuki_2702

4年前の白山連峰全縦走（石徹白→白川郷 1泊2日）は、2日目の北縦走路が雨に振られて眺望無く消化不良に終わった。
その後、白山室堂が小屋閉めする直前の紅葉時期(例年であれば晴間の多い時期)に毎年リトライ計画してきたが天候に恵まれず、
3年目にしてようやく連続する好天が訪れた。
今回は2泊3日の、のんびり山旅とした。

1日目 南竜山荘泊（素泊8000円）
2日目 ゴマ平避難小屋泊

初日は終日晴れ予報だったが、午後から雨予報に変わる。
北縦走路は入山者が少ないためツキノワグマの出没が多いエリア。
できる限りの熊対策(ソロではなく相方と、熊鈴、ホイッスル、奇声、おもちゃのピストル)で望んだ。
ゴマ平避難小屋から三方岩岳登山口に下りるまでに31個の熊糞を確認した。平日や早朝夜間は特に用心が必要かと思います。