逆パノラマ銀座(蝶ヶ岳→燕岳)
- GPS
- 19:17
- 距離
- 41.4km
- 登り
- 3,083m
- 下り
- 3,118m
コースタイム
- 山行
- 5:23
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 6:10
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 8:59
- 山行
- 5:01
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 5:35
天候 | 初日は雨降り&爆風だったけど、2日目・3日目はめっちや快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り: 中房温泉からバスでJR穂高駅→JR松本駅→JR名古屋→新幹線でJR京都へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地から蝶ヶ岳へは徳沢から長塀山経由でアクセス。危険箇所はないけど、だらだらとずっと登りが続く。横尾からのルートは急登だけど距離が短い。お好きな方で。 蝶ヶ岳から常念岳、大天井岳は特に危険ルート無し。大天井岳から燕岳の稜線が少し岩場やザレ場があるので、危険!て程ではないけど注意は必要。 燕岳から中房温泉も特に危なくないです。 |
その他周辺情報 | 下山地の中房温泉は入浴中のザックが、まさかの施設外に放置…。殆ど入ってる人はいませんね。10分程歩いたら有明荘があるので、そちらのほうが良さげ。 僕は時間無かったので入れなかった…。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
初日は雨&強風の予報だったけど、2日目・3日目は晴天予報だったので行くしかない!
最初は上高地→常念小屋→燕山荘で2日連続テン泊のつもりが、初日の天気を考えて蝶ヶ岳ヒュッテ(小屋泊)→大天荘(テント泊)に変更。
1日目
名古屋からの夜行バス、前回全く寝れなかった反省を活かして導入した秘密兵器、市販の睡眠導入薬ドリエル!
1回2錠のところ1錠で試したらそこそこ寝れた🥳
上高地から長塀山辺りまでは雨も降ったり止んだりだったけど、10時頃からはずっと雨。そして爆風を予感させる風音…。
案の定、蝶ヶ岳山頂間近の稜線からは体ごと持ってかれそうな爆風!耐風姿勢→風が止んだ瞬間に小走り→耐風姿勢の繰り返しで何とか蝶ヶ岳ヒュッテへ。
僕の後に高齢者のツアー団体がヒュッテに到着した時は、皆さん全身びしょびしょで震えまくり…。
実際、このツアーの方々では無い方やけど低体温症で救助もされたようです。
マジ、小屋泊に切り替えた僕、良くやった!それにしても流石、稜線上の小屋はビクともしない。
寝床は1畳に1人。硬い畳の上で寝ると腰が痛む…。エアマット敷けば良かった!
2日目
朝から最高の快晴!寒いのは寒いけど、防寒着はしっかり持って行ったから全然平気。
穂高連峰から槍の圧巻のパノラマ風景が素晴らし過ぎる…。
蝶ヶ岳から常念岳もめちゃめちゃ良い天気で、ずっとパノラマを眺めながらの山歩き。
常念岳はさすがの百名山。蝶ヶ岳は景色が素晴らしいものの、山だけで見るとぱっとしない(すんません)けど、常念岳は山容も雄大で(特に常念小屋からの見た目)山頂からの眺望も素晴らしい!
で、そこから30分ほどのところに前常念岳というピークが。そこにピークがあるなら行かねばならん!と行ったものの、キレイな雲海は見れたけどそれだけ。
常念小屋で遅めの昼食休憩にしたけど、前常念に行ったせいで予定より遅くなっていた(アホですな)ため、ご飯だけ食べてすぐ出発。
いきなり目の前の登りに愕然としながらも、その後はひたすら大天井岳に向けて歩く。横通岳っていかにも山頂を取って欲しくない山(山頂取りに行くと+20分)のピークも取りつつ歩く。ひたすら左手に槍を見ながら歩く。
そのおかげか遅れを取り戻した14時に大天荘に到着!テン場も選び放題で早速テント立てて、後はまったり。大天井岳の頂上で色々山について教えてもらいながら、雷鳥にこっそり近づいて撮影しながらまったり。
大天荘で夕食後にやってるランプ喫茶で眠くなるまでまったりして、テントIN!満を持して寝る姿勢に入ったのに、寝れねぇ…。全然寝れねぇ。寝る環境としては小屋で硬い畳の上で腰痛くなるよりも快適なエアマットを使い、快適温度−2度のシェラフにオクタのインナーシーツまで使って寒さ対策もバッチリ!(防寒着もオクタ上下)なのに、寝れねぇ。秘密兵器、ドリエル2錠も動員!でも寝れねぇ。
結局、明け方に30分程度うつらうつらしただけ。
どなたか、寝れる方法を教えてください…。
3日目
寝れなくて重だるい感じを引きずりながら大天井岳山頂でご来光を堪能してテント撤収。大天井岳→燕岳のパノラマルート最後の稜線へ。ここはこれまでと少し違って多少岩場、ザレ場の混在する変化に富んだルート。左手に(何かの)連峰を見ながら燕山荘を目指す。
燕山荘に到着後、いよいよ最後の山、燕岳へ。この山は良いですね。この辺の山では珍しく?花崗岩の奇岩がゴロゴロしてる山容。見た目もキレイ?でさすが北アルプスの女王!山頂から槍の勇士に別れを告げて下山開始。
この中房温泉→燕山荘のルートは日本三大急登の1つらしいですね。下りだからサクサクと降りられたけど、登りたくないな〜って思うくらいにはちょっと大変そう。登る方、頑張って!!
で、僕が無事に下山した5分くらい後に、下山口から僅か30mくらいの場所で女性1人がなんと10mくらい滑落!
幸い草むらだったこともあって、ケガして出血は見られたものの、ご自身で動けたから僕と男性2人で救助に向かい、斜面を引き上げることに成功。
ホント、最後の最後まで気は抜いちゃいけないことを実感…。この方が気を抜いたわけじゃ無いだろうけどね。
そして何故か、行きにくい常念小屋や大天荘ではなく、合戦小屋のてぬぐいを今回の戦利品として買いました。デザイン、かわええんですよ。
ながながと取止めもなく書きましたが、パノラマルート最高!ってことです。
のんびり楽しむなら3泊4日がおすすめ。
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