介山荘に泊まって楽しむ**~＊大菩薩嶺と牛奥ノ雁ヶ腹摺山(うしおくのがんがはらすりやま)

2024年10月20日(日) ~ 2024年10月21日(月)

• GPS: 09:22
• 距離: 14.2km
• 登り: 907m
• 下り: 1,127m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:34
• 休憩: 1:07
• 合計: 3:41

10:42 上日川峠
11:07 11:08 福ちゃん荘
11:11 福ちゃん荘テント場
12:14 雷岩
12:25 12:30 大菩薩嶺
12:38 12:39 雷岩
12:47 13:47 神部岩
14:02 賽ノ河原
14:06 親不知ノ頭
14:23 大菩薩峠

2日目

• 山行: 5:12
• 休憩: 0:27
• 合計: 5:39

7:59 大菩薩峠
8:09 8:12 親不知ノ頭
8:16 賽ノ河原
8:36 8:42 神部岩
8:58 8:59 賽ノ河原
9:11 9:15 大菩薩峠
9:36 熊沢山
9:46 9:47 石丸峠
9:56 天狗棚山
10:12 狼平
11:03 11:04 小金沢山
11:49 11:55 牛奥ノ雁ヶ腹摺山
12:08 12:09 パノラマ岩
12:51 12:55 日川林道横断地点
13:37 すずらん昆虫館前
13:38 ゴール地点

天候

一日目：晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：甲斐大和駅(中央線）ー上日川峠（栄和交通　路線バス）9:20発　1020円
帰り：すずらん昆虫館前（栄和交通　路線バス）14:15発ー甲斐大和駅(中央線） 760円
※バスは現金のみ

コース状況／危険箇所等

大菩薩峠～石丸峠の間は、どこを進むか悩む箇所が数か所ありました。
天狗棚山～小金沢山の間、牛奥ノ雁ヶ腹摺山からの下山道は、登山道がやや分かりづらく、青いテープを頼りに進みました。

その他周辺情報

・介山荘～すずらん館までの間は、トイレはありません。
・「すずらん昆虫館前」バス停のそばのすずらん館はPaypayが使えました。日帰り温泉もありました。

写真

10/20 9:21

甲斐大和駅からバスで上日川峠へ向かいます。9:20発のバスに乗れるように駅に到着しました。
この日は登山客が多く、増便（私の後ろにも並んでいたのでたぶん4台）が出ました。
私は3台目に乗れて、9:30過ぎに出発しました。(定刻は9:20）

10/20 10:30

上日川峠に到着。
天気予報は「晴れ」でしたが…。

10/20 10:42

トイレに寄ったりしたのち、登山開始です。
たくさんいた登山客も、ばらけて出発したので、混雑はしていません。

10/20 10:51

紅葉している木が、霧の中に見えます。

10/20 11:02

大きくて立派なキノコ。食べられるのかな？

10/20 11:03

赤がきれいです。

10/20 11:09

福ちゃん荘到着。いつも平日に来るので、自分たちのグループしか見たことないくらいでしたが、日曜日はお客さんがたくさんいました。

10/20 11:12

ここでもトイレを借りられます。唐松尾根の方へ進みます。

10/20 11:18

ミミガタテンナンショウかな。

10/20 11:29

静かな登山道を進みます。

10/20 11:31

標高が上がると、青空が現れました！

10/20 11:47

だんだんと傾斜がきつくなってきます。

10/20 12:02

10/20 12:06

雷岩の少し下あたりで、野生のシカと出会う。
まだ子供かな。みんなで写真を撮ったり声をかけたりしても、まったく怖がる様子はありません。こんなに可愛いのに害獣なんだよね。。。

10/20 12:10

雷岩が見えてきました。

10/20 12:11

尾根のゴールはすぐ目の前です。

10/20 12:13

雷岩に到着しました。
お昼時だったので、岩の上はお弁当を食べる人でいっぱいでした。

10/20 12:14

晴れていますが雲がたくさん、富士山見えません。

10/20 12:15

休憩せず、このまま大菩薩嶺の山頂へ向かいます。

10/20 12:18

いつもグチャグチャの場所。

10/20 12:20

わりに傾斜があることに、今まで何故か気が付きませんでした。

10/20 12:26

山頂到着。

10/20 12:27

三角点タッチ♪

10/20 12:28

シカのせいで木が減って、年々明るくなる山頂。

10/20 12:29

10/20 12:29

陽の光と紅葉がきれいです。

10/20 12:37

雷岩に戻ると、雲が切れて大菩薩湖(ダム湖）が見えてました。

10/20 12:44

大菩薩峠方面へ出発します。

10/20 12:47

標高2000メートルの道標。「塩山市」って書いてある。若者が「しおやまし、だってぇ〜」って話してました。

10/20 12:49

景色は見えませんが、いつもお昼タイムを取るこの場所で、食べることにしました。

10/20 12:58

すこし経つと、霧が晴れてきました。

10/20 13:06

お。いい感じ。

10/20 13:08

そして、雲の隙間から富士山が姿を現した‼

10/20 13:15

おぉ〜っ！

10/20 13:32

また雲が出てきて、頭が少し見えるだけになりました。
なんなんでしょうか、「全く見えない」のと「ちょっとでも見える」の差は大きい！

10/20 13:38

あらら、ガスが…。介山荘方面へ移動します。

10/20 13:53

草と木の葉の色が、なんとも秋らしいです。

10/20 14:02

賽の河原到着。

10/20 14:05

親不知ズ頭（おやしらずのあたま）到着。真っ白。

10/20 14:12

霧の向こうに、この日お世話になる介山荘さんが見えてきました。

10/20 14:14

登山客で賑わってます。

10/20 14:15

到着〜。

10/20 14:18

お決まりの場所、ですが後ろ真っ白…。
左の道しるべは新しくてピカピカ。今年設置とありました。

10/20 14:27

お部屋。一人で使わせてもらえました。

10/20 14:31

食事は、日の入りと日の出に合わせて提供されます。

10/20 17:30

オードブル？これで、1人前です。食べきれるかな？と思ったけど、どれもおいしかったので完食。黄色いのはコリンキーです。ぶどうは、オーナーの知り合いの方が作ったものだそうで、めちゃめちゃ甘くておいしかった！これに、カレーライスと食前酒（白ワイン）が出ました。
この日は、ガスで日の入りは見られませんでした。

10/21 4:49

翌朝。介山荘の前から見える甲府の夜景。

10/21 4:50

月と星。満月に近い明るい月でしたが、星もけっこう見えました。

10/21 4:52

こちらは、奥多摩方面の夜景。

10/21 5:19

だんだん空が色づいてきました。ここからがきれいなんだよね♪

10/21 5:28

オーナーの薦めで、親不知ズのところからご来光を見ることにしました。富士山とご来光を同時に見ることが出来るポイントです。

10/21 5:28

いよいよ境目が明るくなってきました。
木の間から見るご来光は見たことがなかったので、ここから見ることにします。

10/21 5:50

今までこの目で見た中で一番美しい富士山です。

10/21 5:56

ご来光。はぁぁ…きれい…。

10/21 6:03

ほかの山からのご来光を見ながら、富士山を見たのは初めてで、あまりの美しさに大感激でした。

10/21 6:09

明るくなったら霜柱たくさん。気温は1度くらいでした。

10/21 6:10

すぐ近くで、木の間からじゃなくご来光を見ることもできます。

10/21 6:18

介山荘まで戻ってきました。

10/21 6:18

小屋の前から甲府と南アルプス方面。

10/21 6:36

朝食も充実です。寒いところにいたので、温かいものが体にしみます。

10/21 7:57

昨日見られなかった景色。

10/21 7:57

やっぱり、これです！この景色です！

10/21 8:02

少しかすんでいますが、富士山と大菩薩湖がきれいに見えています。

10/21 8:08

甲府方面もすっかり朝の景色になりました。

10/21 8:21

霜柱。景色が良く見えるので、もう一度、大菩薩嶺方面へ歩くことにします。

10/21 8:31

今日は稜線歩きで富士山が良く見えます。（たまにガスでみえなくなりました）

10/21 8:38

標高2000メートルのところまできました。

10/21 8:39

あ〜、見たかった景色が見れた〜。

10/21 8:44

きれいだな〜。うっとり。

10/21 9:16

介山荘まで一度戻り、石丸峠方面に向かいます。
駅へ向かうバスの本数が少なく、時間がたっぷりあるので、牛奥ノ雁ヶ腹摺山経由ですずらん館へ下りてそこから14:15のバスに乗る計画にしました。

10/21 9:18

出発していきなり、道があるようなないような…

10/21 9:20

なんというか、自然を活かしたダイナミックな道。

10/21 9:21

10/21 9:23

行き止まり？と思ったら、ここを超えて進みます。

10/21 9:33

稜線の、分かりやすい道に出ました。ホッ。

10/21 9:42

細〜い登山道。

10/21 9:46

石丸峠に到着。ここから上日川峠へ下ることもできます。

10/21 9:48

大菩薩湖が見えます。

10/21 9:51

紅葉がきれい。

10/21 9:52

10/21 9:56

天狗棚山に到着。標識などはありません。(壊れちゃったのかな、という感じのものはありました。）

10/21 9:57

天狗棚山からの景色。介山荘のオーナーが、ここからの景色は見てって、とおすすめされた場所です。

10/21 10:01

10/21 10:02

10/21 10:10

南アルプス方面。

10/21 10:20

小金沢山方面へ向かいます。

10/21 10:30

こちらも、野性味あふれる登山道です。やや道がわかりにくく、青い目印のテープを目印に進みます。

10/21 10:45

青テープがないと、進む方角が分からない〜。疲れてきたので、ストックを使うことにしました。

10/21 10:52

紅葉に癒されます。

10/21 11:03

小金沢山に到着。奥多摩方面はガス。この道標のみで、山頂は何もありません。

10/21 11:08

さらに、牛奥ノ雁ヶ腹摺山方面へと進みます。

10/21 11:34

ちょっとピンボケしてますが、漫画に出てくるような可愛らしいキノコを発見！

10/21 11:40

小金沢山〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山の間は、分かりやすい登山道です。

10/21 11:42

10/21 11:44

10/21 11:47

山頂が見えてきました。

10/21 11:48

10/21 11:49

牛奥ノ雁ヶ腹摺山の山頂に到着しました！
日本一長い名前の山なんですって。どうしても覚えられない。

10/21 11:49

三角点タッチ♪

10/21 11:49

施設などはありませんが、とにかく景色がきれいです。

10/21 11:52

10/21 11:58

ここからは、下山です。「バス停方面」の看板のあるほうへ下ります。青テープの案内は続きます。

10/21 12:00

10/21 12:07

パノラマ岩。この岩に乗って、絶景を楽しむということなのかな。私は高いところが苦手なので、ここから。

10/21 12:12

また自然を活かした登山道になりました。青テープが頼りです。

10/21 12:14

10/21 12:20

10/21 12:44

大菩薩湖が近くなってきました。だいぶ下りてきたのかな。近くで見ると、ダムだ。

10/21 12:47

網の向こうに青テープ？と思ったら、網をくぐって進むのでした。

10/21 12:53

いったん、林道へ出て、林道を横切って登山道に戻ります。

10/21 12:54

斜め右向かいに登山道の続きがあります。

10/21 12:57

10/21 12:59

10/21 13:06

りっぱなキノコ。美味しそう。

10/21 13:10

もう一度、林道に出ます。

10/21 13:11

10/21 13:15

青テープは続きます。

10/21 13:20

また、自然ぽい登山道を歩きます。

10/21 13:23

小さなサイズの栗。

10/21 13:23

たくさん落ちていて、ほとんどは中身がからっぽでした。誰が食べたのかな・

10/21 13:30

またまた美味しそうなキノコを発見。

10/21 13:35

登山道入り口のトイレまで下ってきました。

10/21 13:37

無事に下山してきました。

10/21 13:38

ゴールのすずらん館。ペンション、レストラン、昆虫館、などの施設があります。昆虫館、気になる…時間がなくて見れませんでした。

10/21 13:49

レストランで、手作りのキノコの佃煮などを販売していました。お土産に一つ買いました。出来たてで、まだ温かかったです。

10/21 13:51

きのこうどんを昼食にいただきました。いろんな種類のキノコが入っていて、天ぷらになっているものもありました。山で取れたキノコなんだろうな。

10/21 14:00

可愛らしい店内。あつ森で作れそうだ。
食べ終わったころ、ちょうどバスの時間でした。
帰りのバスは超満員でした！

10/21 15:56

大月で地ビールを買いました。フルーティで爽やかで苦みがなく、私の好きな味でした。

撮影機器：

iPhone 14 Apple

感想

happymanbow

日帰りでは何度も訪れた大菩薩嶺ですが、初めて山小屋泊をすることに！
稜線上に立つ介山荘は展望が素晴らしく、前から泊まってみたいと思っていたのです。
夕陽は残念ながら見られませんでしたが、早朝の山の美しさを堪能してきました。
介山荘さん、食事がとても美味しくボリュームもたっぷり。オーナーさんも親しみやすいお人柄です。もう山はすでに初冬の寒さでしたが、ストーブがたかれた暖かく清潔な館内で快適に過ごせました。この日は私のほかに数組、登山客の方々が泊っていて、みなさんとの交流も楽しい時間でした。
1泊2日、とても充実したハイキングになりました。

大菩薩峠～牛奥ノ雁ヶ腹摺山～すずらん館のコースは、私には結構大変で、歩き甲斐がありました。
アドベンチャー好き、人のいない静かな山歩きが好きな方にはとても楽しめるコースだと思います。