谷川岳・一ノ倉岳・茂倉岳【ほ〜さんの一駅散歩】
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 10:55
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,667m
- 下り
- 1,726m
コースタイム
土合駅 04:01
04:28 登山指導センター 04:28 0:27 0:20
(西黒尾根)
07:06 ラクダのコル 07:22 2:38 2:40
08:44 トマノ耳 08:55 1:22 1:20
09:06 オキノ耳 09:44 0:11 0:10
10:42 一ノ倉岳 10:43 0:58 0:50
11:08 茂倉岳 11:08 0:25 0:20
11:20 茂倉岳避難小屋 11:35
12:37 矢場ノ頭 12:51 1:14 0:55
14:22 土樽駐車場 14:22 1:29 1:40
14:46 土樽駅 0:24 0:25
(電車)- 土合駅
天候 | ![]() ![]() |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
01:30 自宅出発 03:40 土合駅駐車場 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆登山ポスト ・土合口の登山指導センター内にあります。 ◆道の状況 >西黒尾根 ・取り付きから急登。 ・とにかく登り、登り、登り… ・ラクダのこぶの前に鎖が無いと泣いちゃいそうな鎖場3か所 ・ラクダのコル以降も、とにかく登り、登り、登り… >オキノ耳から一ノ倉岳 ・鎖場一か所あり。 ・岩滑りやすい >一ノ倉岳から茂倉岳 ・歩きやすい稜線 >茂倉岳から矢場ノ頭 ・草花で道が見ずらい。 ・滑りやすい小岩あり >矢場ノ頭から土樽PA ・(最初)松の大木の根が多く歩きづらい(根に乗ると滑ることも…) ・急な下り&粘土質の滑りやすい地面 ◆土樽駅 ・一日に上り、下り共に5本しかない。 ・無人駅(切符は乗車してから) ・トイレ、自販機あり ・周辺に温泉、飲食店は未確認。(なさそう…) ◆飲食店(土合駅側) ・湯檜曽、水上温泉付近に数軒あり。そば屋、ラーメン屋等。 ・コンビニ…水上温泉はずれ、IC側にある。 ◆温泉(土合駅側) ・湯檜曽、水上温泉にある。(未利用の為、状況不明) |
写真
感想
計画していた南アルプスが台風でオジャンになって、ストレス溜まり気味だった。
どこかに行ってやろうと天気予報と毎日ニラメッコしてた。
台風一過のこの日しかないと考え、前から計画していた谷川岳縦走にチャレンジ決定!
名付けて、「一駅散歩」。(関東の人しか判らないかなぁ…)
土合駅の駐車場に車を停め、まだ暗い道をヘッドランプを付け歩きだす。
ロープウウェイ駅を過ぎ、右カーブを曲がって暫く行った左側に登山指導センターがある。扉を開け、中にある登山ポストに計画書提出。
カーブを二度ほど過ぎ、左側に西黒尾根の登山口。
いきなりの急登…
なんなんだよぉ
全く手を緩めてくれない登り
途中で、水分補給。あっという間に500mℓが半分以下になる。
登り、登り、登り…
登山口から約一時間。尾根の左手に飛び出す。
天神平が眼下に見える。
足元は切り立った斜面。
ちょっとビビりながら、進む。
また道は尾根の右に入る。
右手には林の向こうに切り立った崖が見えている。
安心していると、いきなり鎖場出現。
ゲッ
しかも、結構スイチョクです…
ここでレキをしまう。
鎖を掴んで慎重に登る。
怖エェェ
こんな鎖場が数か所…
やっとの思いでラクダのこぶ。
そのさきにラクダのコル。
ここで水分補給。もうヘトヘト。
目の前にあるこれから登る道は…壁みたい…
斜度のキツイ道をジグザグに上がっていく。
聞きしに勝るキツさ
ザンゲ岩を超え、やっとピークへ。
小屋へは寄らずに、トマノ耳を目指す。
トマノ耳到着。
途中からはガスの中にあった山頂もピーカンじゃないけど、いい見晴らし
一休みしてオキノ耳を目指す。
以外に距離を感じる。
オキノ耳には先客2人。
ここでコーヒータイム。一服してる間に次から次へと人がやってくる。
あっという間に6、7人ほどに。
一ノ倉岳を目指して歩く。
暫く行くと、鳥居が。
「奥の院」と書いてある。
岩穴に木格子があるだけの簡単なもの。
足元を見ると、腐食した寛永通宝が落ちてる。
ここ、いつ頃からあるの??
オキノ耳から見えていた一ノ倉岳は意外に距離がある。
途中、「遭難の碑」や「ノゾキ」を通過。
最後の登りはこれまたキツイ…
登って、休んでを繰り返しやっと到着。
地図には避難小屋となっている物は、大きなドラム缶に扉を付けたような定員2名
が精一杯。
ここには誰もいない。
谷川よりもこっちの方が高いんだけどなぁ
さっさと、茂倉岳へ向かう。
一ノ倉岳から茂倉岳へは気持ちのいい稜線歩き。
茂倉岳への登り返しも一ノ倉岳のようにきつくはない。
それにしても誰もいない。
静かだぁ〜
この連休でこれほど静かな場所があるなんて夢みたい。
谷川岳より、一ノ倉岳よりも高いんだけどなぁ。
先に進む。
道は草花が覆い被さって地面が見えない。
アザミにはクマ蜂がいて、ちょっと怖い。
15分ほど下ると、茂倉岳避難小屋。
中はキレイで広い。
トイレは外に二つ。
水場は看板に「1分程下る」って書いてあるけど、今日は水4ℓ+500mℓ持って来たから必要ないので未確認。
ここで一服。
ガスが出てきた。
ちょっと予定より遅れ気味。
電車の時間が気になって早々に出発。
ここから矢場ノ頭まで、結構長い。
足元は相変わらず草花で見えづらい。
滑りやすい岩もある。
コースタイムより遅れて矢場ノ頭。
ここでまた一服。
矢場ノ頭から土樽駅まで2時間のコースタイム。
急がなきゃ…
矢場ノ頭から暫く行くと、松の大木が出てくる。
ここから、足場はこの松の大木の根っこで歩きづらくなる。
おまけに雨が降り出した…
泣きっ面に蜂状態。
ザックカバーをして下る。
少し平らの場所に出ると急ぎ足で進む。
車のエンジン音が遠くから聞こえてくる。
ブナ林を過ぎると、眼下に関越高速が見える。
ここから、めちゃくちゃな急な下りになる。
地面は粘土質で滑りやすい。
小枝に捕まりながら下りていく。
蒸れるような暑さ。
汗でびっしょり。
やっとの思いで駐車場到着。
アスファルトの道を駅へ向かう。
途中、水場発見。
顔を洗い、汗臭いタオルを洗う。
土樽駅到着。
駅の待合室には一名の先客。
どうやら無人駅らしい。
電車まであと30分足らず!
JUST TIME!
電車は1日5本。約3時間おきのダイヤ。
これを見逃すと6時半の最終になっちゃう。
電車は4両編成。
乗ってみると意外と混んでて座れない。
車掌さんが来て、電車賃230円払って切符をもらう。
長いトンネルを抜けると土合駅。
上り電車は、もぐらホームじゃないんですね。
西黒尾根はホントにきつかった。
でも、オキノ耳から土樽駅は人も少なくこの連休にこんな静かな場所があるのが信じられなかった。
踏み跡からみて、おいらの前には一人。後にはいないみたい。
オキノ耳以降、すれ違った人は3人。3人共、茂倉岳避難小屋以降に会った。
電車の時間が気になったけど、面白いコースでした。
みなさんも是非行ってみてください。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する