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Yamareco

記録ID: 740752
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

奥秩父主脈縦走

2015年10月10日(土) ~ 2015年10月11日(日)
 - 拍手
GPS
--:--
距離
---km
登り
---m
下り
---m

コースタイム

1日目
山行
14:49
休憩
0:51
合計
15:40
7:45
25
8:10
40
8:50
65
9:55
30
10:25
25
10:50
10:55
30
11:25
40
12:05
25
12:30
90
14:00
5
14:05
14:25
30
14:55
25
15:20
15
15:35
30
16:05
16:11
14
16:25
16:30
15
16:45
15
17:00
25
17:25
10
17:35
25
18:00
5
18:05
105
19:50
20:05
200
23:25
2日目
山行
6:05
休憩
0:10
合計
6:15
3:45
30
4:15
25
奥多摩小屋
4:40
85
7:20
120
将門馬場
10:00
昭文社のコースタイム:37時間27分
合計距離: 68.76km
累積標高(上り): 5365m
累積標高(下り): 6547m

※細かい休憩を取っていますが、3分以内のものはタイムから省略してます(歩いている時間に含めています)。水の補給は、甲武信小屋(50円)、将監小屋で一度ずつ2回行いました。
過去天気図(気象庁) 2015年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
・瑞牆山荘までは知り合いのボルダラーに送ってもらいました
・奥多摩駅まで歩き、駅からはJRで最寄り駅まで
コース状況/
危険箇所等
・国師ヶ岳〜甲武信ヶ岳の稜線は人が少ない。倒木も多い。長い、、、
・その他登山道に注意点なし。よく整備された登山道でした
さぁ、行きますか、、!
2015年10月10日 07:44撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
10/10 7:44
さぁ、行きますか、、!
富士見平小屋
深夜には通りたくない
2015年10月10日 08:08撮影 by  KYY24, KYOCERA
3
10/10 8:08
富士見平小屋
深夜には通りたくない
大日小屋通過
2015年10月10日 08:35撮影 by  KYY24, KYOCERA
2
10/10 8:35
大日小屋通過
大日岩
2015年10月10日 08:49撮影 by  KYY24, KYOCERA
3
10/10 8:49
大日岩
南アルプスかな
2015年10月10日 09:23撮影 by  KYY24, KYOCERA
3
10/10 9:23
南アルプスかな
金峰山への縦走路
五丈石が見える
2015年10月10日 09:28撮影 by  KYY24, KYOCERA
2
10/10 9:28
金峰山への縦走路
五丈石が見える
富士山
2015年10月10日 09:30撮影 by  KYY24, KYOCERA
5
10/10 9:30
富士山
廻り目平、クライミングもしたい!
2015年10月10日 09:33撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
10/10 9:33
廻り目平、クライミングもしたい!
天気はなんとも言えない感じ
2015年10月10日 09:37撮影 by  KYY24, KYOCERA
2
10/10 9:37
天気はなんとも言えない感じ
瑞牆山と八ヶ岳
2015年10月10日 09:44撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
10/10 9:44
瑞牆山と八ヶ岳
五丈石
今日は登る時間もない
2015年10月10日 09:52撮影 by  KYY24, KYOCERA
3
10/10 9:52
五丈石
今日は登る時間もない
山頂も一瞬だけ
2015年10月10日 09:54撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
10/10 9:54
山頂も一瞬だけ
朝日岳を少し越えた所より
2015年10月10日 10:28撮影 by  KYY24, KYOCERA
3
10/10 10:28
朝日岳を少し越えた所より
大弛峠
2015年10月10日 10:56撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
10/10 10:56
大弛峠
大弛小屋
2015年10月10日 10:57撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
10/10 10:57
大弛小屋
大分歩いてきました
2015年10月10日 11:08撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
10/10 11:08
大分歩いてきました
国師までの木道はすごい
2015年10月10日 11:14撮影 by  KYY24, KYOCERA
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10/10 11:14
国師までの木道はすごい
「前」国師なのに立派
2015年10月10日 11:19撮影 by  KYY24, KYOCERA
2
10/10 11:19
「前」国師なのに立派
国師でも立ち止まらず
2015年10月10日 11:25撮影 by  KYY24, KYOCERA
2
10/10 11:25
国師でも立ち止まらず
唐松が紅葉
2015年10月10日 12:57撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
10/10 12:57
唐松が紅葉
奥秩父の原生林
2015年10月10日 13:15撮影 by  KYY24, KYOCERA
2
10/10 13:15
奥秩父の原生林
えーと、来た道かな
2015年10月10日 13:58撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
10/10 13:58
えーと、来た道かな
甲武信ヶ岳
時間がないので、見知らぬ方の後ろ姿と共に、、、
2015年10月10日 14:00撮影 by  KYY24, KYOCERA
2
10/10 14:00
甲武信ヶ岳
時間がないので、見知らぬ方の後ろ姿と共に、、、
甲武信小屋
煙がなんとも、、泊まりたい、、、
2015年10月10日 14:07撮影 by  KYY24, KYOCERA
3
10/10 14:07
甲武信小屋
煙がなんとも、、泊まりたい、、、
が、強い意志で進む
2015年10月10日 14:43撮影 by  KYY24, KYOCERA
2
10/10 14:43
が、強い意志で進む
破風山避難小屋
一人じゃ泊まりたくない、、、
2015年10月10日 14:55撮影 by  KYY24, KYOCERA
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10/10 14:55
破風山避難小屋
一人じゃ泊まりたくない、、、
登りました
2015年10月10日 15:21撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
10/10 15:21
登りました
デジャヴ
2015年10月10日 15:35撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
10/10 15:35
デジャヴ
このあたり立ち枯れ
2015年10月10日 16:00撮影 by  KYY24, KYOCERA
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10/10 16:00
このあたり立ち枯れ
陽が沈みゆく
2015年10月10日 16:05撮影 by  KYY24, KYOCERA
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10/10 16:05
陽が沈みゆく
この辺りの笹平は美しい
2015年10月10日 16:24撮影 by  KYY24, KYOCERA
2
10/10 16:24
この辺りの笹平は美しい
日本三大峠
歴史を噛みしめる時間も無く
2015年10月10日 16:28撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
10/10 16:28
日本三大峠
歴史を噛みしめる時間も無く
陽が沈む
夕焼け綺麗だったが表現できず、、、
2015年10月10日 17:23撮影 by  KYY24, KYOCERA
2
10/10 17:23
陽が沈む
夕焼け綺麗だったが表現できず、、、
笠取山に違いない
2015年10月10日 17:35撮影 by  KYY24, KYOCERA
3
10/10 17:35
笠取山に違いない
ここも急登だった
2015年10月10日 18:05撮影 by  KYY24, KYOCERA
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10/10 18:05
ここも急登だった
ここまでの稜線キツかった
2015年10月10日 19:11撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
10/10 19:11
ここまでの稜線キツかった
将監小屋
久しぶりの人影に安心
2015年10月10日 20:05撮影 by  KYY24, KYOCERA
3
10/10 20:05
将監小屋
久しぶりの人影に安心
かつてなく遠かった雲取山
ここで仮眠4時間
2015年10月10日 23:27撮影 by  KYY24, KYOCERA
3
10/10 23:27
かつてなく遠かった雲取山
ここで仮眠4時間
石尾根こんなに長かったっけ、、、
2015年10月11日 06:03撮影 by  KYY24, KYOCERA
2
10/11 6:03
石尾根こんなに長かったっけ、、、
やっと鷹ノ巣避難小屋
2015年10月11日 06:07撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
10/11 6:07
やっと鷹ノ巣避難小屋
石尾根続く
足は限界を迎えた
2015年10月11日 07:50撮影 by  KYY24, KYOCERA
2
10/11 7:50
石尾根続く
足は限界を迎えた
典型的な奥多摩の景色
2015年10月11日 09:04撮影 by  KYY24, KYOCERA
3
10/11 9:04
典型的な奥多摩の景色
長かった!!!
もうやりたくない!
2015年10月11日 10:00撮影 by  KYY24, KYOCERA
3
10/11 10:00
長かった!!!
もうやりたくない!
東破風山〜雁坂峰の間で拾いました
落とした方がいたら、ご連絡ください
2015年10月13日 00:39撮影 by  KYY24, KYOCERA
1
10/13 0:39
東破風山〜雁坂峰の間で拾いました
落とした方がいたら、ご連絡ください
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック ナイフ マット(半身)

感想

「奥秩父主脈縦走」は、その響きに憧れ、登山を始めた頃から歩きたかったルート。
クライミングを始めてからは、瑞牆、小川山という遊び場とホームグラウンドである奥多摩をつなぐ、というテーマも生まれた。暇な三連休、交通手段、気候等の条件が整い、実施することができた。

テーマは、体力づくり。なので、山行形態はトレイルランニングというよりカモシカ山行。一日でどれだけの距離、時間を歩けるのかをテーマにした冬に向けての訓練だ。スキーシーズン、一緒に山に行く彼らは化け物揃い。何より自分の安全のために鍛えておく必要があった。装備は、シュラフカバー、一眼レフ等を削り、ツェルト、マットを小型化。スマホのトルクは画質が残念ですが、天気もイマイチだったので、諦めがついた。

さて当日早朝、瑞牆へ行くボルダラーご夫婦に車で拾ってもらい、7時半頃瑞牆山荘に到着。トイレを済ませ出発する。約70km、20時間超の行動が予想される縦走は初めてで、期待と不安が入り交じる複雑な心境だった。

金峰山まではほとんど休まずにサクっと。廻り目平が良く見え、最高のクライミング日和だなぁ、と思いつつも歩を勧める。大弛峠は車で一杯でしたが、国師ヶ岳からはめっきり登山者が減り、静かな山歩きに。朽ちた原生林が幽玄な雰囲気を醸している。アップダウンがあって、結構長い。

水の補給も兼ねて甲武信小屋で大休止。小屋から上がる煙に人の温もりを感じ、ここに留まりたいと願うが、足は自然と先へ進む。木賊山を巻き、未体験ゾーンへ。2つの破風山を越えて、雁坂峠に向かう途中にまだ使える新しいサーマレストZライトが落ちていた。その場の判断で持って行くことにし持ち帰ったので、落とした方がいればご連絡を。

燕山山頂あたりで暗くなったので、ヘッドランプを出す。今回は会社から持ち出してきたペツルのNAO。長い夜間行動には力強い味方。雁峠に下りたが、避難小屋は見当たらなかった。この辺りから鹿の警戒する「ピィ」という声が聞こえ、暗闇に二つの目が光る。寂しい単独の夜間行動では、光に寄って来る蛾ですら愛おしく感じた。笠取山までは急坂、そこから唐松尾山までもアップダウンの多い尾根道で体力を消耗した。

将監小屋に下りて、二度目の大休止。久しぶりに人の気配を感じて、気持ちが落ち着く。自動点灯するトイレの下でしばらく呆然としていた。流水から水を補給し、残りの菓子パンをほおばってまた歩き出す。ここから、飛龍山までがとにかく単調な巻き道で長かった。途中からクマよけも兼ねて携帯電話で音楽を鳴らす。飛龍から雲取までも同じくらい長く、最後に標高差200m超の登りが待っていた。ほうほうの体で雲取山頂に辿り着く。こんなに遠かった雲取山ははじめて。足も限界が近づき、身体も疲れているので、少し休むことに。

雲取避難小屋を除くと既に3、4名寝ているようだったので、外のベンチでビヴァークの準備に入る。ヘッドランプが明るかったせいか、ガサガサ動いていたせいか、午前零時に中で寝ていた登山者を起こしてしまった。。。とにかくある物を全部着て、足をザックに突っ込んで寝る。ツェルトは、ファイントラックのピコシェルターなので、上から被っても半身しか覆えないが、この日の気温だとなんとかなった。

疲労と睡眠不足(5時間くらい)で、寝入る。3時間は眠れただろうか。トイレに行く人の音で目が覚めたら、3時半だった。準備をしてまた歩き始める。歩き始めから脚は棒のようだが、とにかく下る。鴨沢へのエスケープも考えたが、時間をかければ奥多摩駅まで下りられそうなので、計画通り石尾根で行く。

天気は予報通り悪化しており、霧と小雨。時折雨脚が強くなったが、歩行には支障ない。暗闇の中疲れた足で歩くと、奥多摩小屋もひどく遠く感じられた。多くのテントが張ってあったが、この時期まだ暗く、行動している人はいない。ブナ坂からは徹底してピークを巻くことにする。平地は人並みに歩けるので、巻き道は早いが、ひとたび下りになると右足が痛み、びっこを引きながら歩くしかなかった。鷹ノ巣避難小屋にも複数のテントと避難小屋で泊まっている登山者がいた。

そして、最後まで石尾根は長かった。。。いずれにせよ、なんとか奥多摩駅まで無事辿り着いた。もういいだろう、少なくとも一人では二度とやりたくない山行だった。

追記

持ち込んだ食料(おにぎりx2、菓子パンx4、カロリーメイトx2、ナッツ類、しみチョコ、VAAMゼリー、アミノバイタルプロ4.5gx2)はほぼ食べきり、それでも体重は2キロ減ってました。連休明けにタニタに乗ったら、体脂肪率が11.4%、身体年齢が21歳になっていた(前回はそれぞれ12%超、22歳)。まだまだ歩けそうです。

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コメント

お疲れさま!
2泊3日で歩くルートを、2日で完走、、、、気力と体力勝負でしたね!
お疲れ様でした。
ご褒美は、’身体の若返り’ これもまた、素晴らしい!
                            mizuki
2015/10/13 21:16
Re: お疲れさま!
疲れました〜
久しぶりに限界値まで歩いたことで筋肉量が増えたようです。
この後帰って13時間寝ました
たまにはこういう苦行も大事ですね。
2015/10/13 23:39
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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