昨夏のリベンジ! 涸沢ー奥穂ー北穂 秋のプチ縦走

2015年10月08日(木) ~ 2015年10月11日(日)

• GPS: 55:38
• 距離: 23.9km
• 登り: 2,326m
• 下り: 1,525m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:02
• 休憩: 1:33
• 合計: 8:35

7:18 上高地バスターミナル
7:22 7:26 河童橋
7:33 7:33 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
8:08 8:27 明神館
8:32 8:32 徳本口(徳本峠分岐)
9:14 9:26 徳澤園
9:41 9:41 新村橋(パノラマ分岐)
10:33 11:15 横尾 (横尾山荘)
11:33 11:34 横尾岩小屋跡
12:26 12:41 本谷橋
14:01 14:01 Sガレ
14:51 14:51 涸沢ヒュッテ
15:53 涸沢小屋

2日目

• 山行: 3:44
• 休憩: 1:15
• 合計: 4:59

8:13 涸沢小屋
8:42 8:44 パノラマ分岐
9:17 9:17 ザイテン取り付き
10:29 10:54 穂高岳山荘
11:46 12:34 穂高岳
13:12 穂高岳山荘

3日目

• 山行: 5:49
• 休憩: 1:53
• 合計: 7:42

7:13 穂高岳山荘
7:38 8:10 涸沢岳
10:14 11:24 北穂高岳(北峰)
11:31 11:38 北穂高岳・天場
13:46 13:50 涸沢小屋
14:55 ゴール地点

最終4日目は起きたら雨だったので、撤収に気を取られGPS入れるの忘れました。。。

天候

下山日以外は晴れ!!

アクセス

利用交通機関：

バス

写真

10/8 5:42

さわやか信州号で6時前に上高地到着。寒い>_<

10/8 7:22

しか〜し、この青空に映える穂高連峰を見れば、気持ちは自然と盛り上がります!!
・・・バスにポーチを忘れたため、登ってくるバスに受け渡してもらったりしたため、出発が1時間遅れ。でもターミナルの方、ありがとうございました。

10/8 10:30

横尾までの10kmは快調で汗ばむほど。夏に登った劔の勲章を背に^^;

10/8 12:01

そして、ここからが登りの本番

10/9 5:54

霧とモルゲンロートの朝。こりゃ今日も快晴だ、まちがいない!

10/9 6:32

去年の夏お世話になった東大診療所はもう撤収しています

10/9 8:29

さぁ、出発！

10/9 9:17

この「ザイテン↑」の文字は、この上がザイテン、という意味でしょうか、それともここからザイテン、という意味でしょうか。。。

10/9 10:23

10/9 10:28

ようや今夜の宿、穂高岳山荘に到着。初小屋泊です。

10/9 10:49

一休みしてから、奥穂へ出発。この天気と高度感、青い空と赤い屋根のコントラストがいい

10/9 11:05

風が出てきて、結構寒かった>_<

10/9 11:47

よっしゃ〜、3190m!!

10/9 12:43

夏の劔以来、こういう崖というか岩場が好きになりました

10/9 12:47

何かの指標?　昔のピッケルでした

10/9 13:13

10/9 13:17

10/9 13:40

我々の部屋は「燕岳」でした

10/9 15:44

小屋の中は暖かく極楽でした^^/　これはクセになるかも。。。

10/10 5:53

翌朝、朝霧全体がモルゲンロートで、なんとも幻想的な一瞬でした。

10/10 5:55

10/10 5:56

この幻想的な朝を写真におさめようとたくさんの人がテラスに出てきます

10/10 5:56

小屋のガラスに映った人々

10/10 7:26

さぁ、では涸沢岳経由で北穂に出発！

10/10 8:06

凍える手で霜をかぶった岩場を行く先行チーム。。。涸沢岳を超えるまでは日陰で、風も強く辛かった〜

10/10 8:27

10/10 8:36

凍ったクサリが滑ります

10/10 8:38

写真ではなかなか出ない高度感。。。

10/10 9:33

10/10 10:14

北穂到着〜。去年の夏天候不順で涸沢停滞を余儀なくされてから1年と3ヶ月。ようやく到達です

10/10 10:25

涸沢を望む。もちょっとうまくとれば前穂へ続く6つの峰が入ったのに^^;

10/10 11:01

北穂のテラスにて。雲が多くなってきちゃったのが残念

10/10 10:49

ご存知穂高岳山荘のランチ、朴葉寿司を北穂のテラスでほおばります

10/10 11:03

10/10 11:37

6つ峰と前穂。あそこへはいつ行けるかな。。。

10/11 9:27

最終日は雨でした。涸沢でのテント撤収が大変だった。おまけにズシリと重いし。屏風岩に滝が流れていました

10/11 10:01

岩小屋跡。あの割れ目の下の方は結構広がっていて、奥には2,3人は入れそうなカンジでした。今でも緊急避難に使えるね

10/11 10:35

横尾にて。結構な雨だったけどゴアとカッパズボンのおかげで衣類は濡れず。さぁ、上高地まで急ごう

撮影機器：

iPhone 6 Apple

感想

edasama

去年の8月、小指を骨折したまま涸沢まで上がり、あわよくば穂高も、と思ってましたが天候が悪く断念し、そのまま下山してから1年3ヶ月。リベンジの時は来ました。
一度は見ておけ、と言われる涸沢の紅葉はもう完全に終盤で、これは来年以降の宿題。
それでも天候に恵まれ奥穂と北穂では絶景を堪能出来ました。にしても、朝晩は冷えた!　本当に冷えた。また涸沢のテン場は陽が当たるのが遅いので、覚悟を決めてさっさと出発しザイテンあたりでひなたぼっこが正解。あとは結構ぽっぽしながら穂高岳山荘まで上がれます。

午前中の奥穂は取り付きからしばらく日陰で、風も強く、結構指先が凍えました。でも翌朝は、岩に霜がびっしりだったし、凍えて滑りやすくもっと大変だったろうなぁ。

今回、大荷物は涸沢にデポして、アタックで奥穂、北穂に向かい、奥穂では穂高岳山荘で初の山小屋泊。紅葉が済んだ金曜ということもあって、一人一枚の布団でした^^/　素泊まりにしたので夕食はわかりませんが、それでも小屋の中は暖かくてクセになりそう。熱燗飲みながら「岳」を読みつつのんびり過ごしました。

ところで、奥穂から北穂までの稜線、あれはもう大キレットと言ってもいいのではないでしょうか、せめて小キレットとか^^;　結構なクサリの連続だし、両脇は谷まで落ちてるし。本場の大キレットは、来年槍から縦走してホンモノを体験するまでのお楽しみ。

5月、8月、そして10月と、今年の遠征はこれでおしまい。これからは比叡山と北比良で訓練しつつ、来年はどこへ登ろうかと考える冬です^^/
涸沢の様なベースキャンプ的場所がないと、フル装備背負っての毎日の縦走は重くてしようがないしなぁ。。。　かといってしぼれる荷物にも限界があるし。
冬の間、のんびり考えるか！