表丹沢尾根ー塔ノ岳: 憧れの木ノ又小屋泊で富士山と好展望の縦走路を堪能

2024年11月09日(土) ~ 2024年11月10日(日)

• GPS: 09:29
• 距離: 13.9km
• 登り: 1,079m
• 下り: 1,559m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:19
• 休憩: 0:48
• 合計: 5:07

距離 6.4km 登り 933m 下り 315m

9:25 ヤビツ峠
9:52 9:52 富士見橋
9:57 9:57 表尾根登山口
11:15 11:26 二ノ塔
11:44 12:03 三ノ塔
12:12 12:12 三ノ塔地蔵菩薩
12:40 12:41 烏尾山荘
12:43 12:51 烏尾山
13:14 13:21 行者ヶ岳
13:40 13:41 行者の鎖場
13:53 13:54 政次郎ノ頭
14:05 14:06 書策新道分岐
14:21 14:22 新大日茶屋跡
14:37 木ノ又小屋

2日目

• 山行: 3:36
• 休憩: 0:37
• 合計: 4:13

距離 7.5km 登り 147m 下り 1,244m

14:37 木ノ又小屋
7:28 7:29 木ノ又大日
8:00 8:06 塔ノ岳
8:25 8:26 金冷シ
8:36 8:37 花立ノ頭
8:50 8:50 花立山荘
9:13 9:14 天神尾根分岐
9:34 9:45 堀山の家
9:57 9:58 堀山
10:06 10:07 駒止茶屋
10:22 10:22 一本松
10:39 10:55 見晴茶屋
10:58 10:58 雑事場ノ平
11:13 11:13 観音茶屋
11:22 11:23 丹沢ベース
11:36 11:37 大倉山の家
11:41 大倉バス停

天候

9日:晴れ、ほぼ無風
10日:初めは霧雨、その後曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

秦野8:24発のヤビツ峠行きバスは大混雑、乗車待ちの長蛇の列、増発便数台であった階段立席は大変であるのでタクシーを拾えてラッキーであった。5700円
バス料金は570円／1人

帰りは大倉から渋沢駅までバス

コース状況／危険箇所等

よく整備されている。
行者の鎖場など慎重に、その他崩落ポイントあり、要注意

その他周辺情報

木ノ又小屋: 週末のみ営業、8000円(1泊2食)
美味しく、夕食のポトフが人気、
快適寝具、綺麗なトイレで居心地良好
温かいおもてなしに感激
階段は急で転落注意

写真

11/9 9:27

秦野駅8:24発のバスに乗車予定であったが、長蛇の列で数台の増発便があったが立席での50分ほどの乗車はきついため、運良くタクシーを拾え、途中でバスを追い抜き快適にヤビツ峠に到着、ラッキーであった。今日の同行メンバーです。

11/9 9:57

暫く車道を歩き、ここが丹沢表尾根ルートの入山口、2023年4/16にコイワザクラを目当てにソロで初めて体験したルート

11/9 10:02

今回は花ハイクが目的ではないが、少しは何か楽しめるだろうとキョロキョロしながら進むと、早くもセンブリを一株みっけ

11/9 10:03

初リンドウ、これから全ルートで沢山咲いていた

11/9 10:06

ヨメナが沢山咲いているが、このリュウノウギクもチラホラ

11/9 10:46

色づいた広葉樹林の林間ルート、よく整備され階段が多い

11/9 10:54

マツカゼソウが咲き残っていた

11/9 11:04

二ノ塔まであと僅か、この後は長い階段が続くため、先行の同行者は大山を眺めながら休憩

11/9 11:05

最後尾でゆっくりマイペースを保った小生は休まず歩を進める。沢山咲いているリンドウの色合いは様々で、それを楽しみながら

11/9 11:09

緩やか登り傾斜の長い階段、青空に黄葉が映える

11/9 11:14

二ノ塔にトウチャコ、ベンチで大勢のハイカーが休憩、ここで初めて富士山がドーンと現れ、撮影タイム、今回の目的の冠雪富士は叶わなかったが、後続の同行者も歓声をあげた

11/9 11:28

二ノ塔から少し下ります。この丹沢表尾根ルートはアップダウンを繰り返し徐々に高度を上げて行く

11/9 11:29

開けた尾根ルートは眺望抜群、小田原の街々？から相模湾

11/9 11:38

センブリを探しながら進んだが、まだ蕾のこの一株(計2株)に逢えたのみであつた。

11/9 11:42

振り返ると江ノ島見える

11/9 11:45

三ノ塔にトウチャコ、これから向かう塔ノ岳に続く表尾根ルートが望める。先は長い

11/9 12:08

富士山を見ながらの素晴らしい尾根ルート‼️

11/9 12:11

名物のお地蔵さん、富士山をバックに記念撮影

11/9 12:12

また下り

11/9 12:14

青紫の濃い色合い

11/9 12:20

多彩な錦繍斜面と富士山、晩秋の素晴らしいハイキングルート‼️

11/9 12:26

多彩な紅葉🍁林は中に明るい黄緑のアクセント

11/9 12:30

真っ赤は少ないが橙色

11/9 12:33

木道に可憐なリンドウ、まさにリンドウルートです

11/9 12:33

ウメバチソウが咲き残っていた

11/9 12:39

青紫の中に白い斑点入りに変質か、観察しながら進むと、こんな魅力的なリンドウを撮影でき大満足‼️❣️

11/9 12:41

登り終えると鳥尾山荘

11/9 12:43

大分進んだがまだまだ

11/9 12:52

鳥尾山荘に近接した岩場、溶岩のように見えるが？
Wikipediaによると丹沢山地は海底火山からの噴出物でできているとのこと、なるほど‼️

11/9 12:55

多彩な錦秋の谷と富士山

11/9 13:03

魅力的なブナの巨木が現れた

11/9 13:21

行者岳を通過、ブナの大木が多いエリア

11/9 13:26

先行の団体さん

11/9 13:27

素晴らしい錦秋の広葉樹林

11/9 13:35

いよいよ核心部の行者の鎖場

11/9 13:38

前回はここから引き返した。
今日引き返せない、気合いを入れて焦らず慎重に！！

11/9 13:40

後ろ向きに慎重に

11/9 13:46

鎖場は無事通過し、崩落エリアへ

11/9 13:47

崩落エリアから左側の景色

11/9 13:51

崩落エリアを登り上げて振り返る

11/9 13:53

政次郎ノ頭、ここで一本、新大日に向け1日目最後の登りを頑張ろう

11/9 14:22

新大日茶屋跡を通過、素晴らしい錦秋のブナ林

11/9 14:23

少し下っていく

11/9 14:25

白く輝く花？のように見えたのは、これ
フワフワの綿玉のような？？

11/9 14:37

最後の最後に少し登り今宵の宿にトウチャコ

11/9 14:39

テラスもあるよ、寝転んで星を観察するのが最高とのこと、左端には綺麗なトイレ

11/9 14:40

憧れの木ノ又小屋トウチャコ祝いに乾杯‼️❣️
このまま小宴会に突入、焼酎、ウイスキー🥃、すぐに酔いが回ってきた

11/9 15:25

寒くなってきたので中に入り、2階の快適な寝床に満足

11/9 15:43

夕食は6時から、まだまだ時間はたっぷり、お猪口は各種、希望で選べます

11/9 15:44

これがお勧め、小宴会の再開

こんな感じで、夕食前の小宴会

11/9 17:00

サービスの枝豆🫛がテーブルに並びました。これ一人分、サプライズにビックリ‼️

11/9 17:00

更にこれもサービス、一人分
大感激、大感激‼️
山談義に盛り上がり、酒が進みました。

11/9 18:00

そして夕食の６時ピッタリに話題のポトフがテーブルに並びます。美味しーい‼️
ご飯もオーナーのKさんが作っている美味しいお米、2年越しで憧れていた木ノ又小屋に来てよかったね
‼️
夕食後にアップルパイのサービス、そしてスライドを使用して天体観測のミニレクチャー、外で夜景と星観察、小生は眠くて眠くて、うわのそらでした

11/10 6:28

トイレに2回、急な階段を転落しないよう慎重に下った。
快適な睡眠が確保でき、美味しい朝食(ベーコン、目玉焼き、ポテトサラダなど)、未明に屋根を叩く雨音が聞かれ、霧雨の朝であるが、長丁場の下山に備えご飯２杯、満足の朝食でした。

11/10 7:24

天気予報では午後から雨予想であったが、霧雨模様、雨具をしっかり着込みいよいよスタート

11/10 7:42

塔ノ岳山頂まで少しアップダウンがあるが徐々に標高差100mほど上げる

11/10 8:00

霧雨はほぼ止んだがガスで視界不良、記念撮影してすぐに下山開始、鍋焼きうどん目的の鍋割山経由は諦めた

11/10 8:10

整備された階段ルートが多い

11/10 8:28

崩落ポイントもある

11/10 8:32

ガスが切れてきた

11/10 8:41

素晴らしい景色が広がってきた

11/10 8:51

長い馬鹿尾根の記念撮影

11/10 9:30

雨の心配はまずなくなり雨具は脱いで軽快に下る

11/10 9:36

堀山の家で休憩

11/10 9:51

大分下ってきた

11/10 9:52

傾斜も緩んでリラックス

11/10 10:58

サラシナショウマ

11/10 11:33

大倉バス停まであと僅か

11/10 12:05

バス停にトウチャコ、待ち時間があるためこのレストハウスで生ビール➕焼き鳥2本セットで締め、
大満足の木ノ又小屋泊丹沢山行でした。
15時半過ぎには帰宅できた。

撮影機器：

iPhone 13 Apple

感想

teledaisuki

・100名山を目指していた1997年7月に大倉から塔ノ岳ー丹沢山ー蛭ヶ岳を日帰りピストンした体力のあった48才の頃を懐かしく思い出します。
その後丹沢山系は数回経験したが、ヒルが頭から離れず敬遠する傾向があった。

・2023年４月にコイワザクラを目当てに、菩提峠駐車場から表丹沢尾根ルートを初めて歩き(行者の鎖場まで)、その好展望と雄大な景色を初めて経験して再訪したいと考えていた。
また2年位前に、わが会の山行報告で木ノ又小屋の存在を知り、小生も泊まりたいと憧れており、今回の山行を計画した。

・微妙な天気予報の変化で決行するか否かの判断を直前まで悩んだか、満足の山行が実施でき、良い思い出になった。
木ノ又小屋は期待通りいや、それ以上に大満足の素敵な山小屋で、今後もリピートしてみたいが、標高差が1000mを超えるアップダウンのけっこうある長丁場、体力を考えると再訪できるか？？

トレーニングに励み、気力と自信が持続すれば是非再訪したいと現段階では考えている。

コメント

goro-san

丹沢の山々、塔ノ岳など懐かしく思い出しながら投稿を読みました。

首都圏に近くてバスに乗るのに大混雑の様で大変ですね！花がまだ咲いていて私の知らない花達の写真、良いですね。憧れの木ノ俣小屋泊り、食事が豪華で皆さんとの盛り上がりを想像しました。

70年代に沢登りトレーニングで丹沢に通いました。teledaisukiさんが登られた尾根の両側、勘七ノ沢や源次郎沢を登り尾根を下り、多くの沢でトレーニングを重ね谷川や北アの谷に向かいました。

私は車で秦野を通り丹沢に入っていましたがその頃は山歩きの人は、今よりずっと少なかった様です。

teledaisuki

goro-sanさん、

コメントありがとうございます。

goro-sanの山歴に比べると、ごく僅かですので、山歩きの奥深さに、いまだに驚かされています。
降雪後の丹沢も素晴らしいようで、山スキーだけでなく、そのうち軽アイゼンで雪富士を眺めながらキラキラ輝く丹沢を歩き、また木ノ又小屋に泊まりたいと考え始まました。