蝶ヶ岳〜常念岳(三股から時計回り;蝶ヶ岳冬季小屋泊)
- GPS
- 13:43
- 距離
- 19.9km
- 登り
- 2,193m
- 下り
- 2,186m
コースタイム
- 山行
- 5:05
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 5:20
天候 | 11/20(金):小雨後曇り。最後のベンチを過ぎ森林限界を超えてから風強;午後、山頂及び小屋内は0〜2度程度。 11/21(土):晴れ後曇り。樹林帯を除く稜線は風が強;稜線は5度前後。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下山時11/21は半分程度埋まっていたかな。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
6爪アイゼンを持って行ったが、ルート上、雪がなく使わなかった。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
感想
3連休前の金土の一泊二日で蝶ヶ岳常念岳登山を目指す。
ここしばらく暖かく、北アルプスのこの山周辺の情報も雪がないとのことで、装備をどうするか悩み、保険として6爪アイゼンは持っていき、防寒を不足なく持っていくこととする。
平日の高速はやはりマナーがよく、運転していて気持ちが良い。
1日目の行程が短いので梓川SAで朝食をとり、1時間程ひと眠り。
豊科インターから三股駐車場までは近い。
三股駐車場には1台しか停まっておらず、拍子抜けした。
駐車場に併設してあるトイレに寄り出発。
上:レインウェア+R1+キャプ3、下:レインウェア+バーヴサーマル+キャプ3
しばらくは川沿いの林道歩きで、三股到着。
ここで登山届を提出し、小橋を渡り、蝶ヶ岳と常念岳の分岐を蝶ヶ岳方面へ。
しばらく歩くと力水到着。
ここが計画ルートで最後の水場であるが、すでに5L担いでいる。水はうまいよ。
樹林帯を進み、まめうち平でひと休憩、途中特に危険を感じるところもなく、風も木々がさえぎってくれる。
途中日帰りのお二方とあいさつを交わすが、この日会った登山者はこの二人のみ。
最終ベンチあたりから氷や雪が少々見られるが、歩行に全く支障なし。
森林限界を超え、大滝山分岐あたりから遮るものが無くなり、まともに風の直撃を受ける。丘のような地形を登ると蝶ヶ岳山頂到着。
ガスに巻かれて景色は望めず、風が強く、記念撮影をして早々にヒュッテに離脱。
非常に重い扉をこじ開け、スコップを扉のストッパーにして、冬季小屋に文字通りもぐりこむが、中には誰もいない。
一人荷物を広げ、落ち着いたところでビールで一人乾杯。担いできたグラスで飲むビールは格別。またワインもコッヘルで飲むワインとは味が格段に違う。うまい。
日暮れまでガスが晴れるのをチェックしていたが、景色は望めず。
鍋を食べ、ワインを飲み、することもなくラジオを聴いていて19時に就寝。
小屋の壁をたたきつける風音が止まない。
2日目
風が強いので止むのを待つため、意識的に寝坊する。
雨が降っていたら即下山を考えていたが、風は相変わらずだが雨は降っておらず、窓の外が徐々に明るくなる。
急いで外に出るとちょうど八ヶ岳から日の出が始まっていた。
反対側は望んでいた槍穂高がまるでアリーナからの眺望。目の前の大迫力。
常念岳へのルートも一望。
雪は全くなし。
風は冷たく少々強いも、縦走中止というほどのものでない。
厳しい上り下りもなく、景色を楽しみながら常念岳へ。
途中お会いした登山者は3名。
常念岳山頂到着。奥社祠に手を合わせて一休憩。
何人も北側から昇ってくる。
長い休憩を終え、前常念を下り、途中英国人登山者とあいさつを交わし、樹林帯へ。
長い下りで、濃い霧の中を淡々と進み、三股到着。
大きな体格の猿一匹がこちらを見ていた。
林道を進み駐車場到着。
お疲れさま。
コースタイムを考えると日没後の駐車場到着かと思ったが、ずいぶんと早く着いた。
豊科に戻る途中の四季の郷にて汗流し(530円)。
思わぬ時間ができたので、道の駅ほりがねの里にてお土産の野菜を購入。
腹ごなしは、ゆいが三郷店にて和風濃厚中華そば(842円)をいただく。
12月前の雪の北アルプスで冬山の走りを経験したかったが、思わぬ雪無しの縦走となってしまった。
それでも圧倒的な槍穂高の景観を横目に軽装備で縦走できたのは儲けものといえるだろう。
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