南八ヶ岳周回・美濃戸口・硫黄岳・横岳・赤岳・阿弥陀岳・御小屋尾根
- GPS
- --:--
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,902m
- 下り
- 1,902m
コースタイム
- 山行
- 9:39
- 休憩
- 2:28
- 合計
- 12:07
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
山荘前に登山ポストあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
※北沢 積雪は少なめですが林道終からは橋、木道など凍結してます。 ※硫黄岳〜阿弥陀岳 まだ雪は少なめで難所はありませんでした。 ※御小屋尾根 この日はトレース明瞭で積雪ありでも夏道同様でした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
12本歯アイゼン
軽アイゼン
ピッケル2本
昼ご飯
非常食
調理用食材
調味料
飲料
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
ヘルメット
ストック
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感想
冬らしい冷え込みで高い山は白くなってきた。
数日晴天が続いている空模様。
休みの月曜日は雪山の南八ヶ岳へ行きました。
早朝早起きして5時前には自宅を出発。
美濃戸に向かいました。
車はまだ夏タイヤのままで道路状況が心配でしたが八ヶ岳山荘までは凍結もなく無事に到着。
登山届や支度をしてると辺りは明るくなりはじめスタート時にはライト無しで歩けました。
6時18分に八ヶ岳山荘を出発。
ここの林道歩きは楽しく歩けるので40分程で赤岳山荘を通過して軽快に北沢へ進みました。
この北沢ルートは上りで使うのは初めてなのでちょっと新鮮。
足元の雪も徐々に増え、木々にも雪が付いて景色は冬らしくなってきました。
林道終わり登山道らしくなった辺りで滑り易い状況でここから滑り止めを装着。
まずは軽アイゼン。
薄い雪、ちょっと凍結の樹林帯は歯の短い軽量のアイゼンが歩き易い。
木々が開けて氷の壁が見えると赤岳鉱泉に到着。
8時17分、ここまで2時間とペースは順調。
小屋の方が外に居てご挨拶。
周辺には人がいなく静かな朝。
ここまでの道も雪少なめで歩き易い状態なので軽アイゼンのまま進みます。
高度上げると陽射しがさしてきて、赤岳と阿弥陀岳が望める拓けた場所での景色に今日の晴天を確信。
9時18分に赤岩ノ頭。
南に赤岳と阿弥陀岳。その右後ろに南アルプス。
北には蓼科山、遠くに北アルプス、後立山。
先ほどまで穏やかな感じが稜線は冷たい風で冬山らしく長く居ると身体か冷えきりそうな感じ。
硫黄岳に登る途中、アイゼン交換するのに北西からの風避けに隠れるがグローブ外した手は30秒で痛くなる冷え込み。
すぐに硫黄岳に到着。
平で風抜けのいい山頂、誰もいないのでセルフタイマーで撮影。
久々の硫黄岳山頂をちょっと歩き回ったりしてウロウロするが、先を急ぐので山頂をあとに横岳に向かう。
硫黄岳山荘まで下り稜線で風が強い道は雪がなく岩ゴロゴロ、吹きだまりで埋まる場所もあったり、刃の長いアイゼンではなかなか歩きずらい。
山荘前で登山者とご挨拶、お話すると大同心を上がられたとのこと。
この先の稜線、今日の快晴で景色を眺めて足を止めてばかりでなかなか進まない。
横岳に11時31分。風も弱く穏やかな山頂。
ミニ三脚が故障で自分撮りをしようと試行錯誤して10分滞在。
三又峰11時54分。杣添尾根も雪少ない感じ。
もう12時になるというのにまだこんなところだ、赤岳まで遠いなー。
ここから赤岳は歩き慣れた雪道、ペースアップ。
地蔵ノ頭に12時40分、赤岳天望荘12時45分。
赤岳への登りも体力を振り絞り13時12分に赤岳山頂。
風弱めなので山頂にてお昼休憩。
この朝、北沢で会った方と一緒におしゃべりしながら景色見たり、肉焼いたり、楽しい時間。
この日の景色、南に富士山、鳳凰、北岳、甲斐駒、仙丈ヶ岳。
遠くに笊ヶ岳も見えて感激。
北アルプス、後立山、一つ一つ山が確認出来る程の抜けるような晴れ空。
北に浅間山、谷川連峰。
さらに右の彼方に冠雪した山が、たぶん男体山。
東に両神山、秩父の山々。
後ろの雲海に突き出る黒い影は東京スカイツリー。少し右下に高層ビルの影。
さらに右の南東に丹沢の山々、後ろに太平洋の水平線。
もう2度と見ることはないと思うほどの景色に興奮した。
14時17分赤岳をあとに阿弥陀岳へ向かう。
文三郎尾根方面への下りはいい感じで雪が付いていて快調に下り、14時29分に分岐を中岳へキツイ上りでバテバテで中岳 14時47分。
コルへ下り阿弥陀への上りを進む。
この登りは今年1月に雪で撤退して以来だ。
まだ雪が付いた夏道を登る感じなので、物足りないけど時間がないので助かる。
阿弥陀岳 登頂15時20分。
3回目の山頂、雪の季節は初登頂。
さすがに疲れた、荷物おろして休憩。
軽く食べて尾根下山に備える。
西に傾いた日射しで薄雪の赤岳も絶景。
15時49分 下山スタート。
西ノ肩は少ない雪で難なくクリア。
御小屋尾根を暗くなる前に出来るだけ下りたいので雪道をアイゼン効かせてハイペースで降りる。
不動清水入口16時45分。
傾斜も弱く雪少なくなった所で12本アイゼンから軽アイゼンに交換。
御小屋山に17時19分。
別荘地の道路に18時10分。
八ヶ岳山荘 18時25分。
雪の八ヶ岳、何度も来ても良い雪山ハイク。
最高の天気に恵まれて自身初の時計回り周回で硫黄、横岳、赤岳、阿弥陀へ踏破できた充実感のある山歩きを楽しめました。
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