雲竜渓谷 🧊 氷の神殿と巨大な雲竜氷瀑


- GPS
- 05:48
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,344m
- 下り
- 1,336m
コースタイム
- 山行
- 4:48
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 5:47
天候 | 曇り時々雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
🅿:雲竜渓谷登山口駐車場:10台ほど。路駐も可。停められない際は、300mほど下の空地、滝尾神社、林道入口などに駐車スペース有。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
⛰️:今季の雲竜渓谷は積雪が多く、洞門岩~雲竜渓谷入口前の砂防ダム間のゴルジュは通れない。沢の積雪が1m以上あり水没の恐れがある。高巻道を歩く。目印とロープが敷設してある。 ⚠️:駐車場先の林道側は関係者以外立入禁止とある。工事中との事だが(冬季はありえないが)要は落石や雪崩が起きて負傷や遭難する恐れがあるから。昨年は渓谷入口側は警告すらなく素通りできた。今年は警告がはっきりと駐車場と雲竜入口双方にあった。 ⚠️:つばめ岩の下には絶対に入らないこと。落氷により死に至る恐れがある。周辺はヘルメット(頭頂部に穴が開いていないもの)装着が望ましい。 ・駐車場~日向砂防堰堤(ひなたさぼうえんてい):単管ゲートから入り、稲荷川第10砂防ダムの堤体上を歩いて北岸へ。緩い登りをしばらく行くと、日向砂防ダムに突き当たる。北側へ高巻きして河川敷へ。高さ46mの堰堤から眺める下流は高度感がある。 ・日向砂防堰堤~雲竜渓谷入口:岩でコースが示してある河川敷を歩いて林道へ。電線沿いに1kmほど歩くと洞門岩。河川敷へ下り込み大きなパイプの砂防ダムの脇を抜けてチェーンスパイク装着。積雪が多くてゴルジュ帯は歩けず、巻道で雲竜渓谷入口へ。 ・雲流渓谷入口~ツバメ岩:アイゼンに換装して急階段を下る。河原は踏む抜きしやすく水没に注意。ゴルジュ帯の友不知付近の氷壁は幅も広く厚いが、下側は積雪で埋もれていた。ツバメ岩(南側の断崖付近)の氷柱や氷壁は結構落ちていた。 ・ツバメ岩~雲竜瀑:急斜面の沢沿いを上がる。当日は6本爪以上のアイゼン必須。前爪があると登攀がさらに楽。トラバースと下りは特に注意。今季の雲竜瀑は厚みもあり素晴らしかった。下山時はすれ違いが困難な箇所があるので、譲り合う事。 |
その他周辺情報 | ・国土交通省による日光砂防堰堤の紹介。 https://www.ktr.mlit.go.jp/nikko/nikko00301.html |
写真
(き)growmonoさん いつもありがとうございます!
私は丸美屋自販機でうどんを食べて2時間半です
この日は国道120号の状態が良くなかったです
今日もよろしく!!
(ぐ)お願いします。アンゴラの手袋はクマの手に見える。
(m)今日は私がおまけで一緒です。よろしくお願いします。
(き)これは絵になりますね~
流石チャンスは逃さないgrowmonoさんです
(い)流石、自分は人が山にかかってしまった(^^;
(m)私は広角レンズだったから撮れなかった。
(き)growmonoさん 何時も撮影ありがとうございます!
(m)こうしてみると瀑布の大きさがよく分かりますね。
感想
今回は皆で雲竜渓谷の氷瀑を見に行ってきました。
先週はぎりぎり穴の開いていない庵滝を見ることができました。
今回は寒波襲来中の氷瀑観察なので期待していきました。
私の車はFFなので林道走行が心配でしたが、そこはgrowmonoさんです。快く同乗を引き受けていただき、実際に途中でスタックしている車もある中、無事にハイキングを始めることができました。
その前にはgrowmonoさんご夫婦から大和芋と美味しいお酒を頂き、良い一日のスタートになりました。
氷瀑は寒波のお陰で、今まで見た中では一番立派だったと思います。
所々では氷柱に雪がかぶさってしまい、全容が見えないものもありましたが、だからこその素晴らしい景色を見れました。そこは期待を裏切らない雲竜渓谷です。
小雪のちらつく中でしたが圧巻の氷瀑と、皆で楽しく話しながら歩くハイキングは最高でした。
今回もirohaさん、growmonoさん、mamimuさんありがとうございました。
感謝とお礼です。
ぐろさん夫妻とキジムナくんとで雲龍渓谷へ
ゲート前までぐろさんのパジェロに乗せてもらうので瀧尾高徳水神社で待ち合わせ
ぐろさん夫妻が到着しザックを積込みゲート前でザックを下すとカメラが無い(゜Д゜;)
車にカメラを忘れると言う大失態
ぐろさんが取りに戻ってくれると言う言葉に甘え車まで取りに戻る事に
その間まみむさんとキジムナくんに寒い中待たせてしまいごめんなさい。
そして戻ってくれたぐろさんありがとうございます。
今年は雪多く林道も雪道です
歩きなれてない方は出だしからチェーンスパイクでも良いかもしれません
三度目の雲龍渓谷になりますが何度来ても迫力ありますね
今年は小雪舞う中の雲龍渓谷ですが、それもまた良しです^^
でもレンズに雪が付き現像できない写真も一杯でした。
ぐろさん夫妻にキジムナくん、出だしで迷惑かけたけどまた一緒に歩きましょう^^
2月14日はバレンタインディ。日本では女性から男性へチョコレートをはじめ、物を贈る習慣となっている。当初は恋愛対象の人だけだったが、今ではそれぞれの解釈から、義理やご褒美など商品も多岐にわたり、かなりの経済効果が望める。
しかし昨今の物価高や円安、先行きの不安定さなどから、消費意識は低い。米が良い例だろう。半年で1.5~2倍の価格になっている。新米による流通量増加でもさらに高値となっており、農林水産省の甘い見解は国民との差異を改めて感じた。
その米の高値だが、新聞やネット記事ではカタカナ表記で「コメ」とされているのが多い。なぜかと言うと、ちょうどアメリカ大統領にトランプ氏が就任したから。アメリカを漢字で書くと「亜米利加」で「米」と表記される。
例えば「米危機的高値」だとアメリカ金融市場が高止まりした印象にも感じる。また「米トランプ関税」だと、コメとカードのトランプに関税を課すのかと思える。大統領の自国主義は分かるが、行き過ぎると「神経衰弱」となり国家が崩壊し「大貧民」となりかねない。せめて日本は「ババ」だけを引かないようにしたいが、あの総理大臣では・・・。
今季最強寒気が6日頃から訪れた。日本海側や北陸関東の山間部も大雪。衛星画像を見ると、JPCZがはっきりと写っている。鳥取県から新潟県にかけてはその影響をもろに受けて大雪。関東平野部も雪は降らないが冷え込んだ。
冷え込みを逆手にとって、奥日光の雲竜瀑を見に行く予定を立てた。キジムナさんとirohaさんも行く予定だというので4人で行くこととなった。当日は、前日までの積雪凍結が多いので、滝尾神社で合流しパジェロで乗り合わせで行けば、急坂も余裕で走れるし、狭い駐車場も混み合わない。
前橋を5時に出発。みどり市に入り福岡大橋の所から積雪凍結。日陰や橋梁は部分的にあった。足尾町に入ると完全に積雪凍結。日光市内まで続いていた。市街地や神橋周辺は除雪されていたが、東照宮裏の林道からは完全に積雪凍結していた。
7時に滝尾高徳水神社駐車場に到着。irohaさんとキジムナさんと合流。パジェロに4人乗車。4WDにセンターデフロックして無敵状態で走り抜けていく。この程度の斜度の凍結路なら余裕。前方でスタックしている3台を脇に、停車して横目で眺めてからの余裕の坂道発進。スリップすらしない。
FF車はスタッドレスでも登れない。ゴムでも良いのでチェーン装着が必須。またハイブリッドは4WD車でも、乗用系のプリウスやフィットは非力なので登れないこともある。下の駐車場に停めて入口まで1時間歩く方が、車で苦労するより良い。
駐車場はほぼ満車で、Uターンして路駐。支度して出発しようとすると、irohaさんがカメラを車に忘れたとの事。まだ引き返せるので、パジェロに乗って滝尾駐車場へ。WRCの勝田並みに飛ばして5分で下って、5分で戻ってきた。良い子はマネしないように。
ちなみに私は、ザックと財布は忘れても、カメラだけは一度も忘れたことがない。メディアカードは、Z7ⅡはWスロットで、なおかつ予備がバッグに入れてある。スマホで撮るのは、私の思い描く画像ではないので最小限にしている。
再出発して単管ゲート脇から第10砂防ダムへ。林道側は立入禁止とある。工事中とあるが(冬季はありえないが)、要は雪崩た落石が起きて負傷や遭難する恐れがあるから。昨年も土砂崩れがあり通行注意とあったが、今年は警告がはっきりと出入口双方にあった。
稲荷川北岸へ移動。緩い坂を歩いていく。女峰山がうっすらと見えていた。日向堰堤を高巻きして河川敷へ。提体越しに筑波山が見えていた。河川敷は真っ白で雪原と化し、コースを示す岩が点々と続いていた。
いったん林道に入り洞門岩から河川敷へ下る。パイプ状の砂防ダムの脇を抜けて渓谷へ。今季は積雪が多く、ゴルジュ帯へはトレースがない。南へ高巻きするコースが出来ていた。ロープが敷設してある。
砂防ダム脇を上がると広場となっており、雲竜渓谷入口。アイゼンに換装して急階段を下る。今季は雪深く河川敷の南側がコースとなっていた。浸食でオーバーハングとなった崖を過ぎると狭くなり、ゴルジュ帯の「友不知」(ともしらず)。美しい氷瀑が奥まで続いていた。
今季は雪が多いので、氷瀑の下側にかなり積雪している。沢も雪に隠れているので、踏み抜きしやすかった。氷瀑に近づいて間近で観察。氷の中を水が流れてきれいな幾何学模様を作っていた。純度の高い氷は、陽光を通すと青白く見える。
エンタシス(神殿の柱)のような氷瀑は一つしかなく、ほとんど崩壊していた。今年は寒いとはいえ、やはり地球温暖化の影響だと思う。つばめ岩周辺は落氷が頻繁にあり、音を立ててハイカーの注意を引いていた。
雲竜瀑へ向かう。取り付きは小さな沢がありその先は急登。今年は積雪凍結が多く、6本爪以上のアイゼン必須、なおかつ前爪があると登攀が楽。チェーンスパイクの人もいたが、登りは良いが下りでかなり滑り、腰が引けていた。
トラバースに差し掛かると雲竜瀑が上部の方まで見える。下に降り立ち、見上げる大迫力。高さ120mの雲竜瀑の氷瀑は素晴らしい。今季は厚みがあり幅も広かった。小雪がちらつく中で見る雲竜瀑も、風情があってなかなかのもの。
しばらく撮影して下山。トラバースと急坂は、すれ違いがしにくいので、声を掛け合って譲り合い。止まる寸前や、動き出した時に事故が多いのは、横に移動したり、人に気がいき注意が散漫となるから。
小雪がちらつくので、オーバーハングのところで昼食。みんなで、お菓子やいちごなどを食べ合って、楽しみながら食事した。アイゼンからチェーンスパイクに換装して下山。渡渉が多く足裏に雪が団子状態で、高下駄を履いているような歩きにくさ。
ただ高下駄はバランスがとりにくいが、そもそも山伏が山道を歩くために考案されたもの。奇しくもこの辺りは、世界遺産日光の社寺「二社一寺」日光二荒山神社、日光東照宮、日光山輪王寺が近い。
駐車場に戻ると車は半分以下になっていた。滝尾神社まで下る。4人でコーラで打ち上げをして帰路へ。積雪凍結していた122号はほとんど融けていた。自宅に戻るとちょうど夕焼け。次ぐ日11日も休みだがあいにくの天気だが、奥四万の氷の世界へ。
私は初めての雲竜渓谷。
まずは駐車場までの圧雪の登り道をみて、ここは絶対一人で運転して来るのはやめようと思いました。
登山道は、雪が多いせいか例年ぐろさん達が通ったルートと若干違うルートだったようですが、しっかり踏み固められていて歩きやすかったです。
私にあわせてゆっくり歩いてもらい、のんびりと進みました。
雲竜瀑は大迫力で、周りの氷瀑の帯を含めてまるで氷の神殿のよう。曇りがちで青が映えなかったのが少々残念でしたが、いい景色が見られて満足です。
帰り道は皆で歩くと長い距離もあっという間でした。
irohaさん、キジムナさんありがとうございました。またぐろさんのおまけで付いて行きますのでご一緒してくださいね!
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