冬季八ヶ岳縦走 展望荘泊

2015年12月19日(土) ~ 2015年12月20日(日)

• GPS: 32:00
• 距離: 20.2km
• 登り: 1,698m
• 下り: 1,685m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:25
• 休憩: 0:44
• 合計: 5:09

10:06 八ヶ岳山荘
10:51 やまのこ村
10:58 美濃戸山荘
12:01 12:23 中ノ行者小屋跡
13:29 13:51 行者小屋
15:07 地蔵の頭
15:15 赤岳天望荘

2日目

• 山行: 5:50
• 休憩: 1:12
• 合計: 7:02

6:48 赤岳天望荘
7:13 赤岳頂上山荘
7:18 7:31 赤岳
7:31 赤岳頂上山荘
7:44 8:08 赤岳天望荘
8:13 地蔵の頭
9:01 横岳（三叉峰）
9:14 横岳
9:34 台座ノ頭
9:50 硫黄岳山荘
10:17 硫黄岳
10:31 赤岩の頭
11:25 12:00 赤岳鉱泉
12:35 堰堤広場
13:04 美濃戸山荘
13:50 ゴール地点

天候

1日目：曇りのち晴れ風あり
2日目：快晴やや風あり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美濃戸口から先は滑り止め必要
美濃戸口駐車場利用
滑り止めあれば美濃戸駐車場利用可能

コース状況／危険箇所等

【美濃戸口〜美濃戸山荘】
美濃戸口に登山ポストあり。トイレ、土産屋あり。
林道を歩く。圧雪道。徒歩の場合は所々近道あり。沢は凍っていない。
軽アイゼン使用すると気を使わなくていい感じでした。

【美濃戸山荘〜行者小屋（南沢ルート）】
積雪少しでそのまま軽アイゼンで行きました。無しでも十分ですがスリップに気を遣わなくていい感じでした。沢は所々凍っていました。林間が長く足元は雪と岩のミックスでした。行者小屋近くでやっと積雪道となり快適に歩けました。

【行者小屋〜赤岳展望荘（地蔵尾根）】
行者小屋は冬季トイレのみでした。テントの方は多く見られました。
ここからは赤岳展望荘や赤岳、阿弥陀岳などの展望がきれいです。ここから先で10本アイゼンとピッケルを出しました。積雪道でアイゼンはよく効きました。途中階段ありますが手すりがしっかり付いており問題ありません。次第に木も低く森林限界突破し展望が開けます。蓼科山や硫黄岳の展望も見えてきます。また眼下には赤岳鉱泉や行者小屋も見えます。急登では鎖もあり問題ありません。途中、お地蔵さんがいます。遠くは御嶽山や北アルプスの展望も見えてきます。尾根まで上がると再びお地蔵さんがいます。尾根からは少し風が当たります。また富士山の展望も見えます。赤岳展望荘まではすぐです。
赤岳展望荘は19日〜年末年始オープンでした。一泊二食付で9500円。モンベル会員は9000円です。コーヒー、お湯飲み放題です。当日は人数が少なく個室に入れてもらえました。敷き布団、掛け布団、毛布、寝袋があり快適でした。湯たんぽもサービスであります。夕食はバイキングで炊き込みご飯や山菜の天ぷら、また生ハムも切ってもらえました。朝食もバイキングで大満足でした。スタッフさんも親切で設備もとてもいいです。コタツとかもあります。携帯電波も入りテレビも見えました。夕日、朝日も抜群でした。

【赤岳展望荘〜赤岳】
10本アイゼンとピッケル使用。急登は鎖もあり問題ありません。赤岳頂上山荘はやってません。富士山、南・中央・北アルプスと360度展望抜群です。

【赤岳展望荘〜横岳】
10本アイゼンとピッケル使用。所々、はしごと鎖あり問題ありません。岩場あり一部よじ登るような箇所がありますが問題ありません。日陰側は風が強く凍っています。途中、三叉峰というピークあります。そこからはややなだらかになりますが風がよく当たります。横岳からも360度の大展望があります。

【横岳〜硫黄岳】
横岳からの下りが急ですが、はしごと鎖があり問題ありません。台座の頭からはピッケルからストックに持ち替えました。また風が一段と当たるため手袋を防風にし顔周囲も覆いました。途中、硫黄岳山荘ありますがやっていません。ここから頂上までは風との戦いでだだっ広い登りですがケルンが導いてくれます。

【硫黄岳〜赤岳鉱泉】
10本アイゼンとストックで下りました。はしごや鎖場もなく安全です。途中、赤岩の頭あります。阿弥陀岳〜赤岳〜横岳〜硫黄岳までの稜線がきれいに見えます。ここからは樹林帯に入り長い下りになります。赤岳鉱泉は営業しています。トイレ売店あり。アイスキャンディーではアイスクライミングを楽しんでいる方々がいました。テントも結構貼ってありました。

【赤岳鉱泉〜美濃戸山荘（北沢ルート）】
木道あり南沢より数倍歩きやすいです。沢は凍っています。ここから軽アイゼンに変えました。しばらくすると林道に変わります。

その他周辺情報

赤岳展望荘
赤岳鉱泉
美濃戸口の温泉

写真

12/19 8:58

目指す八ヶ岳連峰は曇ってます。

12/19 9:12

美濃戸口からはチェーン巻きます。

12/19 9:14

何とチェーンは切れたので美濃戸口に戻ります。

12/19 10:02

美濃戸口駐車場

12/19 10:03

登山届だします。

12/19 10:06

ここからスタート

12/19 10:06

はしめは林道歩きです。

12/19 10:13

積雪少しあります。

12/19 10:13

沢は凍っていません。

12/19 10:19

霜柱が立派です。

12/19 10:19

林道ショートカット利用します。

12/19 10:35

軽アイゼンで快適歩行です。

12/19 10:51

やまのこ村

12/19 10:53

美濃戸駐車場

12/19 10:58

美濃戸山荘

12/19 10:59

初めは南沢ルートで行きます。

12/19 11:01

モンベル8本軽アイゼンが大活躍。

12/19 11:06

沢は凍っていません。

12/19 11:09

岩と雪のミックスです。

12/19 11:31

沢凍ってるところ出てきました。

12/19 12:41

南沢歩きにくいです。

12/19 12:51

青空と木がきれい

12/19 13:04

目指す赤岳が見えてきました。

12/19 13:20

木もきれい。

12/19 13:21

出てきましたよ。

12/19 13:23

今日の宿、赤岳展望荘です。

12/19 13:25

行者小屋はもうすぐ。

12/19 13:29

行者小屋到着。

12/19 13:51

ここからは10本アイゼンとピッケル使います。

12/19 13:54

地蔵尾根を行きます。

12/19 14:08

bunさんかっこいい。

12/19 14:20

階段急でしょ

12/19 14:21

bunさんのおしり

12/19 14:23

振り返ってこの景色。

12/19 14:23

硫黄岳も見えてきましたよ。

12/19 14:27

木も少なくなってきました。

12/19 14:30

いい空です。

12/19 14:33

硫黄岳アップ。

12/19 14:36

北アルプスの面々。

12/19 14:38

中岳、阿弥陀岳です。

12/19 14:39

階段？はしごじゃん。

12/19 14:42

行者小屋を上から

12/19 14:42

赤岳鉱泉を上から

12/19 14:42

蓼科山も見えてきました。

12/19 14:43

階段を登りますよ〜

12/19 14:45

急ですが鎖も出ていて安全です。

12/19 14:49

急ですが・・・。

12/19 14:50

途中のお地蔵さん。

12/19 14:56

いい雪景色です。

12/19 14:59

蓼科山アップ

12/19 14:59

硫黄岳アップ

12/19 15:04

赤岳展望荘と赤岳

12/19 15:05

ピッケル打って鎖を掴んで

12/19 15:07

地蔵尾根来ました〜

12/19 15:07

尾根から赤岳方面

12/19 15:09

下界は雲海が広がっています。

12/19 15:10

尾根を赤岳展望荘へ

12/19 15:11

あれは、富士山！

12/19 15:11

富士山アップです。

12/19 15:11

赤岳です。

12/19 15:15

今日はここまで泊まります。

12/19 16:36

夕焼け撮りに行きます。

12/19 16:37

雲海が広がってきます。

12/19 16:37

夕日

12/19 16:39

富士山

12/19 16:40

赤岳展望荘と下界の雲海。
もう帰りたくないです。

12/20 6:18

朝日を撮りに行きます。

12/20 6:19

富士山。

12/20 6:19

富士山方面が色づいてきました。

12/20 6:48

さて赤岳に登ります。

12/20 6:54

朝日が温かい。

12/20 6:56

赤く染まる横岳方面。

12/20 6:58

登る赤岳も染まってきました。

12/20 7:07

赤岳

12/20 7:07

朝日

12/20 7:13

赤岳頂上山荘。

12/20 7:14

八ヶ岳の影が下界に映ってます。

12/20 7:14

御嶽山

12/20 7:14

乗鞍岳と白山

12/20 7:14

焼岳と穂高連邦

12/20 7:14

北アルプスの北の方

12/20 7:15

蓼科山と硫黄岳

12/20 7:16

赤岳頂上へ

12/20 7:17

赤岳頂上

12/20 7:18

やったぁ
2度目の赤岳です。

12/20 7:19

富士山。

12/20 7:19

朝日に照らされる三角点。

12/20 7:19

南アルプス。

12/20 7:21

赤岳頂上。

12/20 7:31

さて展望荘に戻ります。

12/20 7:44

ささっと戻ってきました。

12/20 8:08

荷物を持って縦走へ

12/20 8:13

お地蔵さん

12/20 8:14

横岳目指します。

12/20 8:17

思ったより幅あります。

12/20 8:18

はしごも出てます。

12/20 8:20

横岳まってろ

12/20 8:22

ここからは階段じゃなく。
はしごです。

12/20 8:24

振り返って富士山と赤岳。

12/20 8:33

ピッケル打ち込み鎖を握ります。

12/20 8:39

何の立札だろう。

12/20 8:41

風があたります。

12/20 8:42

裏側は日が当たらず凍ってます。

12/20 8:44

すごいところですね。

12/20 8:46

早く朝日を浴びたいです。

12/20 8:51

朝日当たれば温かい

12/20 8:56

横岳どこだ

12/20 8:58

登って

12/20 9:00

これか

12/20 9:01

違った・・・。
三叉峰でした。

12/20 9:01

横岳を見ます。

12/20 9:02

横岳へ

12/20 9:04

これが横岳か

12/20 9:09

風もあたりが強いです。

12/20 9:11

はしご登って

12/20 9:13

横岳頂上見えました。

12/20 9:14

横岳到着

12/20 9:15

富士山と赤岳、いまきた縦走路。

12/20 9:16

今度は硫黄岳です。

12/20 9:16

ここの下りが怖い

12/20 9:17

鎖助かります。

12/20 9:18

はしごは垂直です。

12/20 9:20

鎖も垂直です。

12/20 9:22

トラバースは鎖で安全

12/20 9:23

硫黄岳を目指します。

12/20 9:34

台座の頭です。前回は硫黄岳からここまでで敗退しました。

12/20 9:34

ここからは風との戦いです。

12/20 9:35

防風の手袋でストックに持ち替えます。

12/20 9:38

硫黄岳なだらかに見える。

12/20 9:43

えびえび流石、強風地帯。

12/20 9:50

硫黄岳山荘です。

12/20 9:50

硫黄岳まで緩やかな登り。

12/20 9:55

登ります。

12/20 10:00

ケルンが目印です。

12/20 10:01

少し急です。

12/20 10:13

硫黄岳頂上見えました。

12/20 10:18

硫黄岳頂上。

12/20 10:18

赤岳からいまきた縦走路。

12/20 10:20

赤岳鉱泉に降ります。

12/20 10:21

降りはさほど急ではありません。

12/20 10:24

赤岩の頭へ降ります。

12/20 10:25

いまきた縦走路。

12/20 10:30

赤岩の頭到着。

12/20 10:31

赤岩の頭看板。

12/20 10:33

ここからの下りで樹林帯に入ります。

12/20 10:35

樹林帯。

12/20 11:07

階段あります。

12/20 11:16

はしです。

12/20 11:25

赤岳鉱泉。

12/20 11:49

トイレあります。
設備は十分オアシスです。

12/20 11:51

アイスキャンディー

12/20 11:58

登ってます。

12/20 12:00

北沢ルートで帰ります。

12/20 12:02

はじめは林間をいきます。

12/20 12:14

沢流れてます。

12/20 12:19

木道あります。
南沢より整備されて歩きやすい。

12/20 12:35

林道にでました。

12/20 12:42

林道歩きです。

12/20 13:10

美濃戸口まで帰ってきました。

撮影機器：

COOLPIX AW100 NIKON

SH-08E SHARP

装備

共同装備

長袖シャツ 長袖インナー ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒（保温性） ガスカートリッジ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ

備考

赤岳展望荘は消灯後ヘッドライトが必須です。
全体的に風対策が必要です。

感想

bun-iopapa

美濃戸口から下って橋を渡ったところでチェーンが切れて、どうなることかと思いましたが、何とか脱出出来て良かったです。チェーンは安物ではだめですね・・・。

sakashu

今年最後の登山、冬での宿泊登山がしたくて八ヶ岳の縦走に行きました。終始天気に恵まれ、夕日、朝日ともに見えました。赤岳展望荘も文句なしで良かったです。
八ヶ岳はあと阿弥陀岳に挑戦です。