雲取山(↑二軒小屋尾根↓石尾根+稲村岩尾根)
- GPS
- 12:22
- 距離
- 31.3km
- 登り
- 2,609m
- 下り
- 2,589m
コースタイム
- 山行
- 11:10
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 12:14
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
★二軒小屋尾根★ 「日原林道」から「長沢谷」の渡渉地点まで左が切れ落ちていて結構怖いです。徒渉の後、登り返し「大ダワ林道」の手前で「二軒小屋尾根」に乗ります。尾根に乗ったら悪場はなく「タワ尾根」の様な雰囲気ですね。 ★雲取山の雪の状況★ 雲取山荘から山頂まで凍結。下りはアイゼンかチェーンスパイクあった方が良いと思います。 ★石尾根の危険箇所★ 「高丸山」の巻き道に崩落箇所(写真参照)あり。凍結するとちょっと嫌かなという感じです。 |
その他周辺情報 | ★日帰り温泉★ 河辺駅前の「梅の湯」 http://www.kabeonsen-umenoyu.com/ 入浴料:860円、マッサージ40分3,800円。 駐車場は向かいのTokyuの5F-8Fを利用。 マッサージ上手かったです。山に登って腰、腿裏、脹ら脛がパンパンと伝えたらそこを重点にほぐしてくれました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ 1 着用
長袖インナー 1 着用
ハードシェル 1
タイツ 1 着用
ズボン 1 着用
靴下 1 着用
グローブ 1 着用
アウター手袋 1
予備手袋 1
ダウンジャケット 1
雨具 1
ネックウォーマー 1
帽子 1
靴 1
ザック 1 Raidlight 12L
チェーンスパイク 1
朝食昼食 2 パン、オニギリ
行動食 1 ジェル、飴
非常食 1 ドラ焼き
飲料 2L
水筒(保温性) 0.5L
地図(地形図) 1
コンパス 1
笛 1
計画書 1
ヘッドランプ 2
予備電池 2
GPS 1
ファーストエイドキット 1
保険証 1
携帯 1
サングラス 1
ツェルト 1
ストック 1
カメラ 1
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感想
★本日のコース★
高校生の時に鴨沢〜雲取〜長沢背稜〜小川谷林道を2泊3日で縦走する予定が2日目で敗退し「大ダワ林道」にエスケープしました。その「大ダワ林道」を辿ってみたかったが残念ながら現在は崩落で廃道になっています。仕方なく隣の「二軒小屋尾根」で代替。もう1つは別の機会に「鷹ノ巣山」に登ったとき「稲村岩」付近でリーダーが滑落して泡食った場所を検証してみたかったこと。その2つを入れて東日原の駐車場を日の出前に出発し長沢谷下降点までに明るくなるよう反時計回り周回コース(↑二軒小屋尾根↓石尾根+稲村岩尾根)を設定してみました。
★日原林道★
このコース、アプローチの長い林道歩きが退屈です。時間のある方は「天祖山」のコースを登り、つづら折れが終わって水場の上で右に曲がる所を左の水源林巡視道へ入るとほぼ日原林道の上を平行して走っているのでこちらのコースをとると良いでしょう。適当な所で下へ向かう踏み後を辿ると日原林道へ出ます。巨樹巡りできるのも魅力ですね。
★二軒小屋尾根★
日原林道の途中で「長沢谷」へ下る分岐があります。左が切れ落ちているので滑落に注意しながら下ります。河原に広い場所がありますが、そこが高校生のときにエスケープしてテント張った場所です。懐かしい、昔のままだ。今は指定地以外は露営禁止ですが当時は古きよき時代、適当な場所にテント張ってました。徒渉点の橋がはずされているので上流で飛び石伝いに徒渉します。つづら折れの登りをこなすと二軒小屋尾根の乗越地点でロープが張ってあります。左下は大ダワ林道、こちらは大規模な崩落で廃道になっています。尾根筋にはうっすら踏み跡があるのでそれを辿ります。テープがたくさんついていて迷うことはないし「芋ノ木ドッケ」まで悪場はありませんが、熊の痕跡があったりしてガサッと音がする度にドキドキしました。笛吹いて自分の存在アピールしながら進みました。
★奥多摩小屋のテン場★
これまでここを通過したときはあまりテン場の存在を意識しませんでしたが、高校生のときの露営を思い出すと、ヘリポート側に張った記憶があります。良く見ると、ああ、あった。整地された平な部分に三角テントを張って、白ガスのストーブでピコピコとプレヒートして食事作ったなぁ。フリーズドライの食品などなくてペミカンや味噌漬けにして材料もっていきました。しばしそんなことを思いだしながらのんびりと「七ツ石山」に向かいます。「ブナ坂」では唐松谷コースは通行止めの表示あり、今度行こうと思っていたのに残念。
★石尾根〜鷹ノ巣山★
「七ツ石山」以外のピークは全部巻きました。それでも日没ギリギリ。少しのんびりしすぎたでしょうか。「高丸山」の巻き道では1カ所小規模の崩落箇所あり。凍結すると嫌な感じでしょうね。雪のときは尾根筋の方が歩きやすいかも。
★稲村岩尾根〜日原★
ここで高校生の時リーダーが滑落した場所を検証しました。「稲村岩」の分岐を過ぎた後の下りです。下が凍結してその上に落ち葉が乗って見た目はアイゼンなしで通過できそうな斜面。「あっ」という声がしたと思ったら声は下の方へ。後ろを振り返るとメンバーが座り込んでブルブル震えてました。その場所は正確には特定できませんでしたが左側へ滑落した場所だと思われる場所はありました。なぜか「鷹ノ巣山」に行くのにザイルを持っていて木に固定してたらすとリーダーが登ってきました。幸い無傷。その後ビビって歩くスピードが極端に遅くなったのは言うまでもありません。今日は雪はないけど疲れた脚がもつれないようにストックで支えながら慎重に下りました。稲村岩から先の長いこと。複雑に入り組んだ沢筋をクネクネと道が続きます。実際は日原はすぐそこなのに当時は滑落の後でこの道は何倍にも感じました。
★感想★
高校生の時は荷物が重くやたらきつかった記憶しかありません。当時2泊3日のフル装備で40kg以上の荷物背負ってました。用具や衣類の進歩で今は歩きやすくなりました。今日のザックは12L、重さは4kg位でしょうか。山のスケールが小さくなったような錯覚に陥ります。「二軒小屋尾根」は自然林豊かな良い尾根でした。新緑や紅葉の季節に再訪したいと思います。今年も無事山行を終えることができました。山の神様に感謝ですね。
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