ふと思いつき 六甲全山縦走で正月太り対策。
- GPS
- 10:33
- 距離
- 43.4km
- 登り
- 3,040m
- 下り
- 2,997m
コースタイム
- 山行
- 10:05
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 10:25
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
5:42阪急宝塚駅発→西宮北口、神戸三宮を経て須磨浦公園駅6:52着 片道660円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●須磨浦公園駅〜鉢伏山〜旗振山〜鉄拐山〜おらが茶屋; まずは看板地図で予習して、鉢伏山、旗振山までは階段ルート。 旗振から鉄拐、おらが茶屋にかけては平に近い登山道です。 一部階段やアスファルト路あり。 ●おらが茶屋〜栂尾山〜横尾山; 茶屋から階段を降りると商店街の間を通って栂尾山の入り口へ。 ちょこちょこ縦走路を示す標識があるので参考に。 栂尾山からは六甲独特の砂岩ルートになってきます。 ●横尾山〜須磨アルプス〜東山; 細い岩の稜線ですが、道はしっかりしており安心して行けます。 ●東山〜妙法寺〜高取山; 東山を過ぎると市街地へ入ります。標識を見逃さないように。 高取山の登りに入ると登山道に。階段や岩もありますが普通の登山道です。 ●高取山〜鵯越駅〜菊水山〜鍋蓋山〜桜茶屋; 菊水山の取付きまではアスファルトの市街地です。坂が多いです。 菊水山はアスファルトの急坂から徐々に急斜面階段へ。 鍋蓋山も急斜面からスタートです。 菊水山、鍋蓋山が前半の中では最も厳しい登りとなると思います。 下りも急斜面なので足の負担大。私はここで不覚にも足が攣りました。 再度越から桜茶屋までは広々とした走りやすそうな縦走路です。 ●桜茶屋〜摩耶山〜摩耶別山; 普通の急斜面登山道ですが、非常に長く感じます。アップダウンあり。 山頂付近はロープウェイで上がれることもあり、とても賑わっています。 ●摩耶別山〜杣谷峠〜神戸ゴルフクラブ; 一旦のコル部となる杣谷峠までは階段やアスファルトも挟みながらのルート。 神戸ゴルフクラブのコース内(金網内)を歩いていきます。 ●神戸ゴルフクラブ〜六甲最高峰; アスファルトの車道と土の登山道が半々くらいでしょうか。 特に土の登山道はアップダウンがあります。 ガーデンテラス付近はロープウェイで上がれるため家族連れやカップル多し。 さらに土の登山道を標識通りに導かれれば六甲最高峰の標識に到着です。 ●六甲最高峰〜大平山〜岩倉山〜塩尾寺; 宝塚駅まで14kmの長い道のりです。 同じような土の登山道ルートですが、アップダウンがあり意外と疲れます。 特に、ダウンの方でロープ場や鎖場もあるので、疲れた体では気を付けて。 塩尾寺手前になると広々とした下りになるので、ランの方はスピードを出せるでしょう。 ●塩尾寺〜宝塚駅; アスファルトの車道になりますが、2箇所ほどショートカットできるところがあります。 住宅地に入るとあとはひたすらまっすぐ歩くのみです。 縦走路であることを示す看板が少なくなるので、道迷い注意。 ●楽天モバイル(docomo電波)状況; 六甲山最高峰手前くらいまでは一部不通もありますが、良好でした。 最高峰からの下山路では繋がらないところが多数です。 |
その他周辺情報 | 自販機は沢山あるので、あまり大量に水分を持参しなくても良いでしょう。 ただし、六甲最高峰から宝塚にかけては極端に少ないです。 |
写真
装備
個人装備 |
GPS 1
携帯電話 1 iPhone5c(docomo)
救急セット 1
防寒着、着替え 1
デジカメ 1
携行食 1
地図、コンパス 1
ドリンク 2 水1.0L アクエリアス1L
ヘッドランプ 1
|
---|
感想
正月休みから1週間。休みで増えた体重はベストから5kg。。
そこからなかなか体重が戻らず、ベストから3kg増止まり・・なんとかせねば。
本来は山スキーへ出かけたいところだが、暖冬の影響で近場で雪のあるところがなく・・
武奈にしようかと思ったが、せっかくならあまり行ったことのないところへ。
「そうか、六甲全山縦走してみるか。。」 と思い立ったのが前日夕方。。
どこかのHPによると、、
『スピード記録は4時間半
バリバリのアスリートは5時間半-7時間
ハイカーは12-15時間踏破が目安です。
根性だけで、いきなり挑戦するのは無謀です。』
ハイカースタイルだから12時間くらいかな。根性だけだがまぁ行けるだろ。安易に決定。
近畿圏とはいえ遠いので、宝塚駅のコインパーキングに駐車。電車で向かいます。
6:52須磨公園駅着。7:00ちょうどにスタスタと歩き始めます。すぐにご来光。
コースの下調べを全然していないのでGPSを見ながら階段を上がります。
鉢伏、旗振、鉄拐のピークを順調に踏んで商店街を通り横尾山へ。
いつか来てみたかった須磨アルプスをじっくり通過して市街地に入ります。
同じ時間にスタートしたトレランの方たちと抜きつ抜かれつ。
振り返ると海の見える朝のルートはとても清々しく気持ちが良いです。
妙法寺を過ぎると、「孤高の人」加藤文太郎がよく登っていたという高取山へ。
同じく毎朝登山というような方々が沢山登っています。皆さんと挨拶。
勝手ながら特別な山に見えてきますね。頂上からは和田岬方面も確認です。また市街地へ。
市街地では「六甲全山縦走路」の標識を頼りに。他にもハイカーが歩いておられます。
ちょっと下調べした感じでは、前半最も苦しいのが次に目指す菊水山の登りだとか。
覚悟を決めながら歩みを進めます。鵯越駅から徐々に急坂も斜度を増し、吊橋から急登開始。
地道な階段が延々と続く感じ。覚悟してたのにキツイです。ついに足も攣ってきた。
標高も知らないのであとどれくらい登るのかもわからずただひたすら。
右足の脛が攣ったかと思ったら、次は左足のふくらはぎ・・さらに腿裏・・
攣るたびに停止してストレッチ。また二歩くらいで攣る・・の繰り返し。
埒が明かないので無視して歩いたらどうだろう?と試してみて後悔したり・・
なんとか菊水山頂上に到着したときは、足首だけで歩いているような感じでした。
「これでとりあえず最大の難関はクリアしたな・・」と思ったのも束の間でした。
菊水山の下りの厳しさは想定内だったものの、まさかの鍋蓋山も急登・・・
ほとんど覚悟していなかったこともあり、また足が攣りまくり。。厳しい山行に凹みます。
日頃の運動不足や正月太りに負けた自分を恨みます。
また長い登りの摩耶山への途中でシャリバテ気味になったので昼食補給。
スタートから6時間近く。あとどれくらいで摩耶山なのか。その次のポイントは何??
それぞれの標高だけでも知っていれば気分的に違ったのでしょうが・・12:50摩耶山頂上へ。
ただ、キツイながらも摩耶山を登り切ると標高は700mを越えており、
六甲山最高峰931mを考えると先が見えてきて少し安心です。
ロープウェイで上がってきた家族連れを横目に歩みを進めます。足の攣りもだいぶマシに。
特に車道を歩く場面が増えるので、距離と時間が想定しやすくなります。
それでも10kmものアップダウンを繰り返しながらなので油断をせずに歩き続けます。
車道は自販機があるので飲みたいものを飲んで気分転換。
しかし意外と混乱したのは、「あと○○km」という標識。
道路に書いてある距離はショートカットすることを考えると長めなので良いんですが、、
肝心の登山道での標識が、増えたり減ったり。地図だけが頼りになります。
六甲のゴルフ場を抜け、また家族連れの多いガーデンテラスを抜け・・
景観のない退屈な車道歩きも、疲労感はもう固定しているのであとは時間に耐えるだけです。
とにかく歩き続け、六甲山最高峰に到着したのはスタートから8時間の14:55でした。
残りはひたすらの激下り。宝塚までは14kmです。「長いな・・」が印象。
大平山、岩倉山など小さいピークが数か所あるのでアップダウンを繰り返しながら。
変化に富んだ山道なので退屈はしないが、とにかく長い道のりを走らずに急ぎます。
塩尾寺へ16:50。寺から少し降りると宝塚の街並みが見え。そのまま歩いて17:20宝塚駅帰着。
スタートから10時間半。なんとか明るいうちに戻れました。
八ヶ岳全縦走、比良全縦走、萩往還の後、いつかやりたかった六甲全山縦走。
途中、足は攣りましたが、疲労の残りはあまりなく気分よくクリアすることができました。
ただ、次回するならば、もう少し予習や復習をしながら、余裕を持った山行にしたいです。
・・・結局、体重は1kgほどしかダウンできませんでしたが。。。
ふと思いつきませんよ普通・・・
有言実行、まさにスーパーマン
ベストウェイトを再検討してみて下さい!!チビちゃん、少し見た目が変わりましたね〜、子連れ狼、今年も宜しくお願い致しますね〜
実は本当は富士山とか行こうと思ったんですけどね。。
雪が無い上に暴風っぽかったのでやめました。
確かにベストの体重は最近キープできておらず、キープしてるときの体調も良くはない気がします・・
歳とともに増えていくんでしょうか。。
息子君は寝起きでギャン泣き直後だったの顔がむくんでるってのもあるかも。。
また子連れ狼で出会った際に確認してみてくださいね!
本年もよろしくお願いいたします。
Mahitoさん こんばんは。
あけましておめでとうございます(遅っ!)
六甲全縦おつかれさまでした。
一度はやりたいと思いつつも皆さんのしんどい記録を見ては怖気づいてしまいます(笑)
それにしても思いつきできっちり歩いてしまうあたりやっぱり鉄人(;・∀・)
お子さんを連れて、ソロでがっつりと
今年もレコ楽しませていただきます
ソロでがっつり・・
本当はmosuさんのようにギャルを連れて歩きたいんですけどね〜。
まぁさておき、、
僕もタイミングを伺っていましたが、六甲全縦は想像してたよりも足腰に負担が少ない感じでしたので、あとはやってしまう気持ちだけかも。
mosuさんならきっと10時間以内に歩ききることができるでしょう。
それか、景色や地形を堪能しながらのんびり歩くのも良いかも。
今年はガッツリ雪山レコができなそうで、自分では物足りないような安心してるような・・
本年もよろしくです!またどこかコラボしましょう!
Mahitoさんはんは細いから全然大丈夫ですよ〜o(^▽^)o
それにしても、いつも感じるんですが、極端ですよね(笑)
思い立ってこの距離は無いわぁ〜σ(^_^;)
僕もほんの少しですがリハビってますσ(^_^;)
僕も3キロオーバーで。デッドラインまであと1.4キロとなっております。
今はとても忙しいので、2月になったら頑張って登りたいと思います。
それまでは摂取カロリーを抑えないと。。。
お互い頑張りましょうねぇーお疲れ様でした(^O^)/
ありがとうございます??なのかな??
いえいえ、、ふとシャンプーしてるときとかに「いつもと違うような??」と気づいたりしています。。。
今回思ったのは、距離を一気に長く歩いても、体重的にはあまり効果がないということでした。。
むしろ長距離歩いた精神的ストレス発散から帰宅後に食べ過ぎてしまいました。。
短くてもちょくちょく歩くのが良いんでしょうね。。最近、簡単には体重が落ちなくなりました。。
schunさんもお忙しそうで。2月以降のレコをまた楽しく読ませていただきますね!
今年もよろしくお願いいたします!
◎ ギョエェ〜〜!! これまた沢山歩かれましたね! これで正月太り対策?? 私の身体なら倍を歩かなければ消費出来ないかも、、。^,^;;
◎ 鍋蓋山まで歩いた事が有りますが、その先は未踏だったので参考に成りました! 今年はテント泊&縦走を多くしようと思ってますので雪が無い時にノ〜ンビリ泊で歩いてみたくなりました! 参考に成るレコを有り難うございました! そしてお疲れ様でした! ^0^y
◎ 伊吹山早く滑りたいですね! 今年も色々と勉強させて頂きます。宜しくお願いします。m(_ _)m
コメントありがとうございます!
結局はもう元の体重に戻ってしまいました・・残ってるのは若干の足の疲れだけ・・
やっぱ長距離を一気に歩いてもあんま差がないことが今回身に沁みました。。
鍋蓋山まで歩かれてるのなら、あとはほとんどノーマルルートじゃないですか!
テント泊できる場所があるのかはよく知らないのですが、mypaceさんもノンビリ楽しんでくださいね!
今シーズンは伊吹山難しそうですね・・
ドカッと降ったらすぐ行かないと。。・・と言う意味では、またニアミスできるかも??
全縦走お疲れさま^^g
すぐ抜かれて、このときは背骨が痛くて左肩担ぎで長靴でした、その後はザックを前担ぎで軽減し、宝塚駅に着いたのは5:30でした。
この頃はずーと最高峰〜宝塚を下山ルートにしています(それまでは二上ー葛城往復か二上ー紀見峠、その前は生駒山系)
長距離は生駒全縦走のJR高井田〜津田、二上からダイトレ全縦走や大峰の吉野〜熊野(日帰りなら吉野ー山上往復もあなたなら、きっと大丈夫)
山を楽しんでください^^v
滝がきれいな、沢登も楽しいと思いますが…冬場は凍るので^^;
体重^^c…定期的に長距離を(食事抜きで)歩くと、脂肪消費出来ます。
コメントありがとうございました。
最後の舗装路を歩いておられた方ですね!
姿勢がツラそうだけど足取りはしっかりしていたので、何がどうしたのかと思っておりました。。
痛みに耐えながらお疲れ様でした!
長距離ルート色々教えていただいてありがとうございます。
生駒なんかは家から近いのでコース確認してみたいと思います。
自分もtukkakeさんのようにベテランになって元気に山歩きできるよう、体調管理頑張ります。。
ありがとうございます。
ついつい よけいな お話で すみません。^^;
ザックに適当に 入れてしまったのでずっと右に振られて 甘く考えていたので 結局少し痛めてしまいました。(昔のように無理はできませんね^^c 自重します^^h)
靴は長靴ですが、慣れると楽です(特に泥に強い…水洗いでOK^^g)
大峰(よくいったので大好きです^^h)もよく行かれるようなので 上多古、下多古などの谷にきれいな大きい滝が たくさんあるので、一度見られると感激します。…紅葉の季節は特に。
生駒は端から端まで49kだと思いますが(私は少しカットして45k、12時間でしたが、Mahitoさんなら8時間もかからないと思いますね^^b)
これからも、よい山行・スキーをご堪能ください^^v。
再コメントありがとうございます!
山行道具については、長靴やゴム手袋等、身近な道具を活かせるようなので、いろいろ試してみたいです。
(さすがに長靴の域に達するにはもう少し時間がかかりそうですが・・・)
大峰に滝や紅葉の名所があることはなんとなく知っているのですが、具体的には全然知らないので、上多古、下多古・・雪の季節が明けたら調べてみたいと思います。
あまり遠くへ出かけられるチャンスも限られてきているので、いつか生駒も歩いてみたいです。
(5年ほど前に生駒は一度歩いているのですが、その時は何も意識が無かったので。。。)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する