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Yamareco

記録ID: 831989
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
屋久島

屋久島縦走【淀川登山口〜宮之浦岳〜新高塚〜縄文杉〜太鼓岩〜白谷雲水峡】

2016年03月19日(土) ~ 2016年03月20日(日)
 - 拍手
かっちぃ その他1人
GPS
34:58
距離
23.2km
登り
1,348m
下り
2,100m

コースタイム

1日目
山行
7:57
休憩
2:35
合計
10:32
6:13
55
7:08
7:41
105
9:26
9:33
7
9:40
10:10
15
10:25
30
10:55
11:08
4
11:12
11:17
87
12:44
12:46
28
13:14
14:04
19
14:23
35
14:58
15:13
30
15:43
62
2日目
山行
8:23
休憩
2:56
合計
11:19
5:51
61
6:52
7:10
11
7:21
7:45
78
9:03
9:32
28
10:00
10:25
79
11:44
70
12:54
13:55
30
14:25
14
14:39
14:47
70
15:57
38
16:35
16:37
4
16:41
16:44
12
16:56
16:57
7
17:04
17:09
1
17:10
ゴール地点
天候 1日目:晴れ、夕方〜夜にかけて曇り時々小雨、2日目:快晴
過去天気図(気象庁) 2016年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 飛行機
々圓
⇒大阪〜福岡:Peach、福岡〜屋久島:JAC、屋久島空港〜安房:バス(確か400位だった。民宿で1泊)
 安房〜淀川登山口:タクシー(6,500円)

帰り
⇒白谷登山口〜宮之浦:タクシー(4,200円、民宿で1泊)、宮之浦〜鹿児島:トッピー、鹿児島〜大阪:Peach

※帰りの屋久島〜鹿児島間は当初予定ではJAC便での移動。
 鹿児島空港での小型機事故でによる滑走路封鎖で急遽高速船トッピーに振替え。
 私はなんとかトッピーに乗れて、JAC便も福岡行は何とか飛んだようだが、トッピーは時間的に最終便しか残っておらず屋久島で足止めを食らった方々も大勢いた。
コース状況/
危険箇所等
【1日目:淀川登山口〜新高塚小屋】
 前日の大雨で登山道は小川が出来ている状態。 
 ほとんど水が流れているか濡れている状況だが危険個所は無し。
 (花崗岩は靴にグリップしてくれるので小川状態でもしっかり歩ける)
 登山道も一本道でピンクマーキングも多いので非常に歩きやすい。

・淀川登山口〜淀川小屋:
 登山口に登山届ポスト、トイレ、駐車場有り。
 タクシーで移動中に荒川登山口へのシャトルバス乗り場に40人程の行列があった。
 淀川登山口にはレンタカーを中心に10台程停まっていた他、タクシー利用者も続々と入ってくる。
 登山道はまだ登山者が多くない時間だったので踏み跡によるぬかるみは少な目。
 
・淀川小屋〜花之江河
 登山道に流れ込む水の量が増える。(水が流れていない所を見るのが珍しいくらい)
 淀川小屋に水場、トイレ(汲み取り式、携帯トイレブース)がある。
 淀川小屋は誰もいなかったが扉が開けっ放しだった。(野生の動物が入り込むので閉めましょう!)
 水場は大雨の翌日とは言えかなり綺麗。

・花之江河〜宮之浦岳
 森林限界に近づき笹道が多くなる。
 足場も木の根や土が減り花崗岩がほとんどになってくるので歩きやすい。
 唯、ここでも登山道への水の流れ込みは多い。
 トイレは花之江河より石塚小屋方面へ70メートル歩いた所とゲンコツ岩付近に携帯トイレブースがある。
 水場は花之江河を過ぎた辺り、安房岳付近、翁岳付近にあって小まめに補充可能。
 笹道に出ると雄大な景色が広がるが翁岳から宮之浦岳までの急登はなかなかのもの。

・宮之浦岳〜新高塚小屋
 森林限界付近までは相変わらず小川が続いたが森に入ると水は減った。
 途中ロープ場が何箇所かあるが少し頑張ればロープを使わなくても行き来出来そう。
 第二展望台を過ぎるとガス〜小雨になり視界不良。
 新高塚小屋は満員状態でテントも4張程有り。
 (高塚小屋まで行こうと思ったがあちらも多そうだったのでこの日は新高塚でテント泊)
 水場があり、トイレも携帯トイレブースとバイオトイレがあって充実している。
 ※バイオトイレ(2つある内1つ;向かって右側は詰まっていてギリギリ水が流れる)


【2日目:淀川登山口〜新高塚小屋】
 雨雲が去り快晴。
 登山道も小川になるほどの水量は無くなり非常に歩きやすい。

・新高塚小屋〜縄文杉
 なだらかな登山道で早朝ウォーミングアップにちょうどいい。
 高塚小屋に携帯トイレブースと汲み取り式トイレがある。
 縄文杉はこれまでの展望デッキのすぐ下に新しい展望デッキが出来ていて両方から縄文杉を拝む事が出来る。
 これまでの展望デッキは縄文杉の重厚感、新しい展望デッキは全体像を正面から楽しめるのでどちらもオススメ。
 (これまで展望デッキはいずれは無くなるとの噂?)

・縄文杉〜大株歩道口
 縄文杉を過ぎてすぐに水場がある。
 ここから木道や階段が増えてくるので逆ルートの方々とのすれ違いは注意が必要。
 離合箇所や休憩場が何箇所かあるが一度歩き出すと続々と人が来る状況。
 特にウィルソン株周辺は人がごった返している。
 あと、ウィルソン株と翁杉の間の木道が一部崩壊寸前になっていた。
 注意書き、緊急ロープが張ってあったが高さがあるところだったので注意が必要。
 道は一本なので迷いようがない。 
 大株歩道口のトイレは水洗なので道中1番良い設備のトイレだと思う。
 水場、休憩できるスペースも多いのでリフレッシュにちょうど良い。

・大株歩道口〜楠川分れ
 トロッコ道でほぼ木道。
 途中、陥没している所や橋があるので踏み外しは注意。
 楠川分れの手前に水場、バイオトイレがある。
 ここのバイオトイレも比較的きれいなので使いやすい。

・楠川分れ〜白谷小屋
 危険個所は無いが楠川分れ〜辻峠〜太鼓岩は急登。
 辻峠で休憩が出来、手前(岩屋付近)に水場があるので昼食するにはちょうどいい。
 辻峠を抜けると苔がより一層茂ってくる。
 白谷小屋は汲み取り式トイレ、水場がある。
 小屋自体コンクリート?の頑丈な建物で50人程は入れそう。

・白谷小屋〜白谷登山口
 白谷雲水峡を抜けていくので苔むした登山道を気持ちよく散策出来る。
 途中、沢を渡るので増水時は注意が必要。(増水すると通行できない事もあるらしい) 
 白谷登山口には登山ポスト、管理棟、駐車場、トイレがあるので白谷雲水峡の散策や太鼓岩ピストンするには便利だと思う。
その他周辺情報 今回のルートで便利なのは安房、宮之浦地区。
飲食店や民宿が点在していてアウトドアショップ(レンタルもある)や交通アクセスもいい。
淀川登山口
森の中から拝むご来光☆
森の中から拝むご来光☆
少しずついい雰囲気に。
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少しずついい雰囲気に。
前日の大雨でいたるところで水が流れてます。
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前日の大雨でいたるところで水が流れてます。
むした感じがイイ!!
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むした感じがイイ!!
小川になってる登山道。
これが延々と続きます。。。
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小川になってる登山道。
これが延々と続きます。。。
落し物の帽子。
後ろから歩いてきた外国の方が淀川小屋に送り届けてます。
落し物の帽子。
後ろから歩いてきた外国の方が淀川小屋に送り届けてます。
いざ世界自然遺産区域の中へ!
いざ世界自然遺産区域の中へ!
小さな湿原も様になる。
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小さな湿原も様になる。
淀川小屋
朝ご飯は筍笹弁当。
前日までに予約すれば宿の玄関に早朝届けてくれます。
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朝ご飯は筍笹弁当。
前日までに予約すれば宿の玄関に早朝届けてくれます。
淀川小屋の水場案内。
淀川小屋の水場案内。
淀川小屋の水場。
大雨降っても超綺麗!
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淀川小屋の水場。
大雨降っても超綺麗!
水場の沢
ここでもしばらくゆっくり出来そうww
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ここでもしばらくゆっくり出来そうww
淀川小屋のトイレ
黒い建物が汲み取り式、茶色いのが携帯トイレブース
淀川小屋のトイレ
黒い建物が汲み取り式、茶色いのが携帯トイレブース
おなか一杯になってリスタート!
おなか一杯になってリスタート!
歩道橋からの清流(上流側)
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歩道橋からの清流(上流側)
歩道橋からの清流(下流側)
歩道橋からの清流(下流側)
日が差し込むと更に雰囲気が♪
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日が差し込むと更に雰囲気が♪
張り出した根っこもいい感じ
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張り出した根っこもいい感じ
変わった色の鳥。
何ていうんだろ??
変わった色の鳥。
何ていうんだろ??
木道に佇むカエル。
手のひらサイズくらいあってデカイ!
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木道に佇むカエル。
手のひらサイズくらいあってデカイ!
まだまだ小川。。。
まだまだ小川。。。
小花之江河
花之江河一帯は日本最南端の高層湿原らしい。
花之江河一帯は日本最南端の高層湿原らしい。
小花之江河の全景
小花之江河の全景
木道の上も川w
花之江河
花之江河にある祠
花之江河にある祠
シカも参上
この先の道中の無事を祈願
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この先の道中の無事を祈願
花之江河全景
天気が良くて気持ちいい!
天気が良くて気持ちいい!
黒味分れ。
黒味岳は行きません。
黒味分れ。
黒味岳は行きません。
ロープ場も出てきます
ロープ場も出てきます
投石平から黒味岳
投石平から黒味岳
黒味岳山頂に3人。いいな〜
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黒味岳山頂に3人。いいな〜
投石岩屋。中が広い!
投石岩屋。中が広い!
森林限界近づいてきました。
森林限界近づいてきました。
おぉぉぉ!
宮之浦岳まではここから急登です。
宮之浦岳まではここから急登です。
ゲンコツ岩と雲海☆
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ゲンコツ岩と雲海☆
テンションあがってきた!
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テンションあがってきた!
しんどいけどもうちょっと!!
しんどいけどもうちょっと!!
宮之浦岳ついてまず昼食
宮之浦岳ついてまず昼食
はい、三角点☆
宮之浦岳頂上(1,936M)
2回目の九州最高峰☆
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宮之浦岳頂上(1,936M)
2回目の九州最高峰☆
山頂からの景色
山頂からの景色
山頂からの景色
新高塚小屋まではあと3.5Km
新高塚小屋まではあと3.5Km
山頂からの景色
山頂からの景色
山頂からの景色
パノラマ撮影でも入りきらんww
山頂からの景色
パノラマ撮影でも入りきらんww
宮之浦岳とお別れ
宮之浦岳とお別れ
この先は稜線ですが小川は相変わらずw
この先は稜線ですが小川は相変わらずw
振替えってさっきまでいた宮之浦岳
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振替えってさっきまでいた宮之浦岳
平石岩屋から宮之浦岳
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平石岩屋から宮之浦岳
平石岩屋から新高塚方面
平石岩屋から新高塚方面
平石岩屋
稜線終わって森に入るとまさかの残雪。
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稜線終わって森に入るとまさかの残雪。
新高塚小屋までもう少し!
新高塚小屋までもう少し!
小屋到着!
小屋は満員だったのでテント泊
2
小屋到着!
小屋は満員だったのでテント泊
テント組はこんな感じ
テント組はこんな感じ
夕飯はカレー♪
カレーの後に三岳と燻製で♪
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カレーの後に三岳と燻製で♪
朝食リゾット♪
出発すると空が赤らんできた!
出発すると空が赤らんできた!
山中も明るくなってきた
山中も明るくなってきた
本日も森の中でご来光☆
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本日も森の中でご来光☆
陽が当たると木々もキレいです
陽が当たると木々もキレいです
高塚小屋到着
高塚小屋のトイレ
高塚小屋のトイレ
高塚小屋の別名はレモンガス赤津慎太郎小屋w
高塚小屋の別名はレモンガス赤津慎太郎小屋w
縄文杉!!
でかい!!
新展望デッキからも!
正面から見るとさらにデカイ!
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新展望デッキからも!
正面から見るとさらにデカイ!
イイネ〜
これまでの展望デッキ
これまでの展望デッキ
新展望デッキ
2本の杉がくっついてます。
2本の杉がくっついてます。
こいつもデカイ!
2
こいつもデカイ!
木道を行きます
苔も増えてきました
1
苔も増えてきました
ウィルソン株
ウィルソン株のハート☆
4
ウィルソン株のハート☆
トロッコ道スタート
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トロッコ道スタート
ぐいぐい行きます
ぐいぐい行きます
まだまだ行きます
まだまだ行きます
時折川があるので気分転換になる
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時折川があるので気分転換になる
陽が当たって更に綺麗!
陽が当たって更に綺麗!
トロッコ道は長いw
トロッコ道は長いw
楠川分れ前のトイレ
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楠川分れ前のトイレ
楠川分れ
辻の岩屋
辻峠から太鼓岩へ
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辻峠から太鼓岩へ
太鼓岩到着!
少し霞んでるけど2日間歩いてきた方角がきれいに見える!!
これで山桜が開花してれば最高だけどな〜
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少し霞んでるけど2日間歩いてきた方角がきれいに見える!!
これで山桜が開花してれば最高だけどな〜
かみなりおんじ
白谷雲水峡に近づいて雰囲気も少し変わる
白谷雲水峡に近づいて雰囲気も少し変わる
足元は基本濡れてます。
足元は基本濡れてます。
倒木をくぐって〜
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倒木をくぐって〜
苔むす森に到着。
カメラマンも多い。
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苔むす森に到着。
カメラマンも多い。
苔むす森
7本枝分かれしているからか?
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7本枝分かれしているからか?
くぐり過ぎ
長旅の膝には堪えるww
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長旅の膝には堪えるww
さつき吊り橋
白谷登山口。ここの水は本当綺麗。
白谷登山口。ここの水は本当綺麗。
白谷雲水峡の概要。わかりやすい
白谷雲水峡の概要。わかりやすい
白谷登山口のポスト
白谷登山口のポスト
白谷登山口
下山後はハンモックで♪
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下山後はハンモックで♪

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コッヘル 食器 調理器具 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ テント テントマット シェラフ

感想

2度目の屋久島で2度目の縦走達成!
水場が豊富なので補充は苦労しませんが森中、森林限界、岩場等バリエーション豊かで疲れてても飽きなかった。
道中フレンドリーに接してくれた方々、とても楽しかったです!

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宮之浦岳縦走(淀川登山口 黒味岳 宮之浦岳 縄文杉 白谷雲水峡)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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