ウトウノ頭〜酉谷山
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- GPS
- 26:13
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 1,743m
- 下り
- 1,730m
コースタイム
10/24) 7:08酉谷避難小屋-旧酉谷小屋-8:10三叉-8:42道終点広場-10:13日原鍾乳洞
天候 | 10/23 曇り時々晴れ&ガス 10/24 曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
水場;酉谷避難小屋、小川谷の沢沿い ◇日原鍾乳洞〜人形山 龍岩の下の階段(金袋山のミズナラの入口と書かれてある)を暫く登ると「ここから激登り、ガンバレ」の標識があり、ここから大きなS字の道を登って行く。 一石岩で尾根に乗りここからは緩やかな登りとなりミズナラの巨木に着く ◇人形山〜ウトウノ頭 尾根沿いの登りなのでそれほど急坂は無いものの、草や落ち葉で所々踏み跡が無くなったり、怪しくなったりで判りづらいが、とにかく尾根伝いに登れば良いので迷うことはない。 ウトウノ頭の山頂は展望なし。 山頂には八木さんが作った焼き物の名板が掛けられている。(次の日この名板を酉谷小屋でまた見ることに・・・) ◇ウトウノ頭〜タワ尾根の頭(長沢背稜) ウトウの頭の醍醐味はここからで、いきなり大きな岩や崖下りでクビレまでは左の急坂を巻いて降りた。巻かないで岩の崖を降りるのはとても無理そうで右側を巻く踏み跡らしきものもあったがかなり厳しい(多分行けそうも無い)。このクビレからは緩い登りとなりモノレールのレール沿いに登って行く。 ここもなんとなく踏み跡が怪しいが尾根の上、上に向かって歩くと長沢背稜のタワ尾根付近の登山道に出る。 ◇タワ尾根の頭〜酉谷避難小屋 ここは長沢背稜の平な尾根道なので気持ち良くノンビリ歩いていける ◇酉谷山頂〜日向谷ノ頭〜避難小屋 山頂からはガスっていて何も見えなかったが、酉谷避難小屋に戻り休憩していると夕方になりガスが東から西側に流れて晴れてきた。 1000m以下は雲海となり1000m以上の山の頭が綺麗に浮かんで見え、遠くには富士山が綺麗に見えた。 夜は寒くなると思ったがこの狭い酉谷避難小屋の中に10人(土間にも3人寝た)水場にテント2張り(3人)と大入り満員状態で戸外は10度以下だが小屋の中は結構暖かかった。 次の日の朝、水場に行ったら、昨日ウトウノの頭の山頂に掛けられていた焼き物の標識(名版)が無造作に置かれていてビックリ。なんでここにあるのか聞いたら、持ってきたのは製作者である八木さんで、「鳥の目の黒色が禿げてきたので別の同じ物と交換してきた」と、なんと本人がいた。 ◇避難小屋〜三又 小屋を降りてすぐ涸れ沢沿いの急坂を降りていくと旧酉谷小屋に着き、沢沿いに降りていくと三又〜小川谷林道終点広場に着く ◇三又林道終点〜日原鍾乳洞 ここからは登山道ではなく林道が日原までず〜〜〜と6km以上も続き、秋の爽やかな気候と周りの綺麗な紅葉を見ながら気持ち良く歩く(ウソっ、1時間以上のなが〜い林道歩きはイヤッ!!) |
写真
感想
2ケ月前に酉谷小屋に泊まった時に聞いた、ウトウノ頭に掛けてある焼き物(セトモノ)の標識を見ることとウトウノ頭の大岩の崖を見に日原からタワ尾根を登って酉谷山へ行ってきた。
焼き物の標識は鮮やかな紺色のバックに黒いウトウの鳥の絵が書かれていて、裏には G.YAGI の製作者名と 取替えた日2010.4が書かれてあった。
酉谷小屋に一泊した次の日、小屋の前にこの焼き物の標識が置いてあったのでビックリ!! また、誰かが盗んで来たのかと驚いたら、なんとこれを持ってきたのは製作者の八木さん。 「鳥の黒色の絵の具が剥げてきたので塗りなおす為に昨日(午後2時頃)交換してきた」「ウトウノ頭には同じものが掛けてある」とのこと、色が褪せたり割れたりしたらこれからも交換するのであろう。ありがたいことだ。
色々、八木さんにこの焼き物の事について聞かせてもらい一緒に記念写真を撮ってきた。
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聞いたことは次のようなこと(私の記憶では・・・・・・)
1、ウトウは漢字で善知鳥と書く。
2、アイヌ語で鳥の名前。
3、ウトウの頭は南側にウトウの沢があるからウトウの頭と呼ばれた。
その沢はなぜウトウの沢と呼ばれたかは知らない。
4、この焼き物の絵を飾った動機は、以前、木に書かれたウトウの絵が盗まれたことを聞いて、焼き物で作って山頂に飾ろうと思った。
5、ウトウの頭から長沢背稜までは今も(大峡??)のクビレまで急な崖で大変で巻き道を通るが昔は巻かないで崖を降りてきた。(ロープがないととても降りられるような崖ではないが・・・)
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