記録ID: 84379
全員に公開
ハイキング
奥秩父
和名倉山二瀬尾根[破線]〜奥秩父縦走
2010年10月21日(木) ~
2010年10月23日(土)
yasuyo
その他1人
- GPS
- 56:00
- 距離
- 27.7km
- 登り
- 2,329m
- 下り
- 1,776m
コースタイム
<1日目>
秩父鉄道三峰口→[タクシー]→和名倉山取り付き→[バリエーションルート]→造林小屋跡手前にて幕営
<2日目>
森林軌道跡→二瀬分岐→(和名倉山山頂(2036)パス)→二瀬分岐→東仙波(2003)付近にて幕営
<3日目>
東仙波付近→西仙波(1983)(気付かない内に通過)→山ノ神士→唐松尾山(2109)→黒槐山(2024)の脇を通過→水干→雁峠→新地平[バス]→山梨市駅
秩父鉄道三峰口→[タクシー]→和名倉山取り付き→[バリエーションルート]→造林小屋跡手前にて幕営
<2日目>
森林軌道跡→二瀬分岐→(和名倉山山頂(2036)パス)→二瀬分岐→東仙波(2003)付近にて幕営
<3日目>
東仙波付近→西仙波(1983)(気付かない内に通過)→山ノ神士→唐松尾山(2109)→黒槐山(2024)の脇を通過→水干→雁峠→新地平[バス]→山梨市駅
天候 | 1日目 雨 2日目 雨→曇 3日目 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
しかし、事務所があるにも関わらず人は誰もおらず、タクシー到着までに20分くらいかかるので 少し前に連絡しておいた方が無難です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●参考にした記録はこちら http://www.geocities.jp/mtphoto2/mr497.html http://www.geocities.jp/mtphoto2/mr539map.html http://www.asahi-net.or.jp/~CE6N-MNGW/yama038.htm http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-64694.html ●和名倉山とりつき 諸事情あり三峰口からのバスを逃した為、タクシーで秩父湖の吊橋手前まで乗りつけ。 吊橋を渡った後、エアリアには「和名倉山への分岐不明瞭」とあるが 上記URLリストの一番最後、koodooさんのヤマレコ記録の写真にあるように、 吊橋渡って左折、その後あらわれる道の右側のテープを目印にして 右側の斜面を登っていくと正解。 テープが何十にも巻かれているので、気をつけていれば見落とさないかと。 ●〜造林小屋跡 しばらく泥でぬめった急坂を行くと、森林軌道跡のトラバースに出る。 (ここまでの急坂は結構しんどい。ひたすら黙々と登る感じです。) それさえ抜ければかなり歩きやすくて平らで、道もそこそこ広くて快適。 但し、エアリアに「迷」マークのある場所は本当に迷いそうになるので注意。 我々はここでガスに巻かれ、時間も時間だったので幕営した。 迷マーク付近までは穏やかなトラバース道で踏み跡もしっかりしており 明らかに道は合っている筈なのに、ここでいきなり行き止まりになる感じで 眼前に藪が広がり行く手を阻んでいる。 藪をまっすぐに突っ込み、少し右手に登ると見せかけて、正しい道はその後すぐに 左折して下る。 快適だった道からほんの5分もしないところにレールやワイヤーの跡が登場し 造林小屋跡が現れる(小屋は崩壊しておりトタンが散乱している)。 たった5分やそこらで造林小屋付近まで辿り着けるが、 別に造林小屋って言っても小屋の中に入れるわけでもなし、 ここから先はしばらく平地も無く不気味で気持ち悪いので、 時間的に藪ゾーンを抜けるだけの余裕がなければ、 このエリアに突っ込む前に幕営したほうが良いと思う。。。 ●スズタケのヤブエリア エアリアに記載のある「スズタケのヤブ」エリアは本当にやばい。。。 我々の通った道も、おそらく途中から正規ルートではなかったようで そこそこハードなヤブ漕ぎとなった。 (というか、本格的ヤブ漕ぎは今回が初めてだったので、かなりきつかった。) 多くの人が遭難しているだけあって、このエリアは踏み跡が非常に多い上に ピンクテープや青テープ、白テープなど、ルートサインがあちこちにある。 どれもそれなりに正規ルートへは通じているようだが、 皆が迷ってうろうろしているだけあって、おそらく大分無駄に歩き回る羽目になるものと思われる。 (大分このあたりでうろうろした。) 白い「奥秩父山岳会」が設置した看板のあるルートを見つけられれば正解。 この道には、黄色のプラ製の杭も一定距離毎に見受けられる。 ●和名倉山界隈〜山ノ神土 ヤブ〜二瀬分岐間にある笹ツ場を過ぎて突入する苔の森が圧巻。 (二瀬分岐まではバリエーションルート上なので、人も少ない) 緩やかな登りをのんびりと苔を見ながら歩くことができ快適。 東仙波付近の稜線がそこそこ広くて幕営ができるが 風の強い時はきつそうだし、夏場は雷が怖いので避けた方が良い。 鹿が多く、夜間はテントのすぐ横まで来てキューンと鳴きまくるのでうるさかった。。。 二瀬分岐から山ノ神土まではメジャールートだが、和名倉ピストン以外に 行く場所がないためか人も少なく、メジャーにしては道も荒れ気味。 鹿の死骸(白骨化したもの)がルート上にあった。。。 (西仙波〜山ノ神土間にある、エアリアの水場マーク付近) 南無阿弥陀仏。。 ●〜雁峠 山ノ神土の分岐道標に、手書きで「ヘタレ道」「ガチ道」と書かれており、 ヘタレ道…巻き道 ガチ道…稜線歩き(唐松尾山などを踏むルート) なのだが、エアリアに書かれたCTは実は同じなので、登りが極端に苦手でない限りは ガチ道を歩いた方が景色が楽しめて良いかも。 (とはいえアップダウンが結構激しいので、確かにガチ道ではある。。) 因みに前回はヘタレ道を行ったが、笹が生い茂っており風が抜けないので この時期で晴れていると、結構暑いと思われる。 そして、アップダウンはないけれど距離が長くて単調なので、飽きる。。。 ●水干から先 この辺は遠足気分の団体も多く(この日土曜日だったということもあり) 道も平らで広くて何の問題なし。 |
写真
感想
大分前からdeep--blueが興味津々だった和名倉山、
エアリアを見るだけでも大分怪しい雰囲気を持ったこのルートへ、
雨の中突っ込んで参りました。
しかも、初めて山行を共にする仲間(山岳サークル出身)を連れ、
お互いの体力具合も不明なままで。。。
とはいえ、全員怪我もなく無事に下山できて良かったです。
ここまで本気なヤブ漕ぎは初めてでしたが、
ヤブは肉体的精神的にかなり難易度高し!
本当に右も左もわからなくなりますね。。。
コンパスをフル稼働させて必死で脱出致しました。
あんなところでビバークとか絶対嫌です。。。。。
このルート、注意すべきは水場の少なさ。
水はたっぷり担いで上がりましょう。
我々は丸2日半くらい水場無しで、ようやく山の神土まで出てから
将監小屋の水場へ1人ピストンして水を得ました。
因みに、西仙波〜山の神土間にあるエアリアの水場マークの水は枯れてます(多分)。
水の流れている箇所はありましたが、きちんとした水場になっていない上に
すぐ近くに鹿の死骸があるので、細菌うようよなんじゃないかなって気がします、、、
おすすめしません。
尚、この時期で2日目の夜はテントについた霜は凍りました、
そんな気温です。
そこそこ疲れましたが特に筋肉痛という筋肉痛も出ず、楽しい山行でした。
バリエーションの中でも距離も長くてレベルの高いルートだと思いますので
下準備はしっかりと。。。
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山行お疲れ様でした。
写真を拝見した限りでは、
春に私が行ったときに比べて、
スズタケがかなり成長しているようですね。
ヤブ漕ぎさぞかし大変だったかと思います。
春は山の神土の水場もしっかり出ていましたし、
鹿の死骸もありませんでした。
季節や天候その他で状況や印象も一変するし、
やっぱり山は一期一会ですね。
※このアカウント、旦那ちゃんなのですが、間違えて
旦那ちゃんのアカウントで書き込みしてしまいましたが削除できず、、、
すみません。この書き込みをしたのは山行記録書いた本人です。
スズタケの成長ぷりについてですが、2008年に伐採されたという話ですし
やはり自分らが通ったルートが大分正規ルートから
それていたのかもしれないですよね。。。
(かといって、そんなに丈の低いエリアがあれば
間違えずにそこに入れそうなもんですが、、、)。
ヤブ漕ぎでは大分エネルギー削がれました。
無事に脱出できて本当に良かったです。
あの中で遭難とか、救いがなさすぎですよね。
絶対嫌です。。。
山の神土の近くの水場、しっかりしていたんですねー
というか、どこにあったかも怪しいですが
やはり、少し山の神土より東仙波寄り10分くらいの
沢っぽいところですかね??
土を這うように水が流れていましたが、あれを飲む気には
なれませんでした。。。
どこか別の場所に水場のチューブみたいのが出ていたのかなぁ。
次回行く時にはよく探してみます!
記録参考になりました。ありがとうございました!
おお。
記録がアップされてましたね。
鹿の白骨死体、、、
もう、臭いは無かったですか??
一週間前はまだちょっと匂いましてね。。。
俺も水場で水汲む気にはなれませんでした。。。
頂上に行けなかったのは残念でしたねぇ。。。。
しかし、秩父側は大変そうですなぁ。
今度、ゆっくり話を聞かせて下さいませ。
コメありがとうございます♪
貴ブログも欠かさず見ておりますですよ。
あ、工場長もご覧になりましたか、あの鹿さん。
もう臭いはなかったですよ。大分朽ちてました。
普通に通過しかけて、足元見たら、
変わったキノコだな?なんかキクラゲみたいな色してるな?ん????
と思ったらヒヅメでした。。。嗚呼。。。
骨ふんづけたかもしれないです。。。
しかも2ヶ所に離れて2つあったんですよね、あれは食い散らかされただけですかね、
まさか2体ってこともないでしょうし。。
まだ来月のシフトでないので(遅!)またご連絡いたします。
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