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Yamareco

記録ID: 857261
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

【200, 関東100】都民の森から月夜見山、御前山、大岳山を経て御岳(ハセツネコースを5回に分けて踏破達成)

2016年05月01日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:34
距離
19.2km
登り
1,372m
下り
1,530m

コースタイム

日帰り
山行
7:29
休憩
1:05
合計
8:34
9:26
9:34
14
9:48
9:48
26
10:14
10:14
25
10:39
10:43
8
10:51
10:51
29
11:20
11:24
69
12:33
12:33
21
12:54
13:26
51
14:39
14:46
74
16:00
16:10
13
16:23
16:23
24
16:47
16:47
3
16:50
16:50
35
17:25
17:25
18
17:43
所要時間:8時間34分
歩行時間:482分(小休止を含む。昼食時間を含まず。)標準CT(498分)の0.97倍。
距離:20.86km(奥多摩詳細図(西編)(東編)、奥多摩東部登山詳細図より、区間距離の合計。)
累積標高差:+1500m,-1660m
行程量:41.72+30+16.6=88.32P(44.16EK)(★★★)
ラップタイム:5.46分/P(マイペース登高能力:412m/h、ランク供
(標準CT:5.64分/P、399m/h)
エネルギー定数:482*0.03+1.5*10+1.66*0.6+20.86*0.3=36.714
(ルート定数:498*0.03+.....=37.194)
山のグレード:4B
消費カロリー:36.714*(78+(10.1+6.5)/2)=3,168kcal
※各指標の説明は、私のプロフィールに掲載。
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
(行き)
武蔵五日市までJR
武蔵五日市から都民の森まで西東京バス(940円)
(帰り)
御嶽山駅からケーブルカー(590円)
ケーブル下から御嶽駅まで西東京バス(280円)
御嶽からJR
コース状況/
危険箇所等
■小河内峠から惣岳山までの間に、奥多摩湖側が70°の崖になっている区間があります。過去に転落事故(2004,4,22)(2007,10,20)が起きています。2007年のハセツネ大会での転落死亡事故の後に、一部区間に迂回路が設置されています。
その他周辺情報 ■小河内峠や御前山に早く行きたい人は、武蔵五日市駅発7:39の藤倉行のバスに乗ることもできます。もちろん、奥多摩湖側から登ることもできます。
■御嶽山の下りケーブルカーの最終時刻は18:30(冬季は17:50)です。
9:09 武蔵五日市駅8:10発の急行バスに乗って、都民の森に到着。
9:09 武蔵五日市駅8:10発の急行バスに乗って、都民の森に到着。
都民の森の施設の下のトンネルを抜けていきます。
都民の森の施設の下のトンネルを抜けていきます。
春の花が綺麗に咲いていました。
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春の花が綺麗に咲いていました。
9:26 鞘口峠に到着。ここからハセツネコースに合流。
9:26 鞘口峠に到着。ここからハセツネコースに合流。
9:47 栂尾の山頂。都民の森の散策路が通っています。
9:47 栂尾の山頂。都民の森の散策路が通っています。
大きなブナの木
タチツボスミレでしょうか?
タチツボスミレでしょうか?
10:05 岩の横を通ります。
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10:05 岩の横を通ります。
10:07 浅間尾根分岐を通過
10:07 浅間尾根分岐を通過
気持ちの良い小経です。
気持ちの良い小経です。
ミツバツツジ
10:14 風張峠に到着
10:14 風張峠に到着
落ち葉の敷き詰められた道を歩きます。
落ち葉の敷き詰められた道を歩きます。
遠くに御前山が見えてきました。
遠くに御前山が見えてきました。
一旦、車道に出ます。
一旦、車道に出ます。
左の山道に入ります。
左の山道に入ります。
新緑の林の中を抜けます。
新緑の林の中を抜けます。
もう一度車道に出ました。
もう一度車道に出ました。
再び左側の林の中へ
再び左側の林の中へ
10:39 月夜見山の頂上に到着
10:39 月夜見山の頂上に到着
車道に下りてきました。
車道に下りてきました。
月夜見第二駐車場に向かいます。
月夜見第二駐車場に向かいます。
10:51 月夜見第二駐車場。御前山のカタクリの花のピーク時には満車になりますが、今日は空いています。
10:51 月夜見第二駐車場。御前山のカタクリの花のピーク時には満車になりますが、今日は空いています。
ヤマザクラが綺麗です。
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ヤマザクラが綺麗です。
ここから御前山に向かいます。
ここから御前山に向かいます。
東京都の水道水源林になっています。
東京都の水道水源林になっています。
水道水源林の広い道をたどります。
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水道水源林の広い道をたどります。
ヒトリシズカの群落がありました。
ヒトリシズカの群落がありました。
山を巻いていきます。
山を巻いていきます。
黄色い花
11:20 小河内峠に到着
11:20 小河内峠に到着
新緑の林の中を登っていきます。

新緑の林の中を登っていきます。

御前山が近づいてきました。
御前山が近づいてきました。
11:52 注意喚起の看板。この先、転落事故の起きやすい区間です。
11:52 注意喚起の看板。この先、転落事故の起きやすい区間です。
左の奥多摩湖側の斜面は傾斜が急になっています。
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左の奥多摩湖側の斜面は傾斜が急になっています。
12:11 迂回路の分岐。左の道は尾根を直登する道ですが、この先で奥多摩湖側への転落事故が発生しています。右の迂回路を通ります。
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12:11 迂回路の分岐。左の道は尾根を直登する道ですが、この先で奥多摩湖側への転落事故が発生しています。右の迂回路を通ります。
12:23 カタクリの花を発見。
12:23 カタクリの花を発見。
イチリンソウ
12:33 惣岳山に到着
12:33 惣岳山に到着
御前山に向かいます。
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御前山に向かいます。
ハルリンドウ
長沢背稜の山々
12:54 御前山の山頂に到着
12:54 御前山の山頂に到着
御前山の三角点
山頂で昼食休憩。カタクリの花のピークは過ぎていましたが、30〜40人ぐらいは頂上にいらっしゃいました。
山頂で昼食休憩。カタクリの花のピークは過ぎていましたが、30〜40人ぐらいは頂上にいらっしゃいました。
昼食後、御前山を大ダワ側に下山。途中の道沿いに、カタクリの花がポツポツと残っていました。
昼食後、御前山を大ダワ側に下山。途中の道沿いに、カタクリの花がポツポツと残っていました。
カタクリの花は咲くまでに7年かかり、咲いている期間は一週間だそうです。
カタクリの花は咲くまでに7年かかり、咲いている期間は一週間だそうです。
14:17 鞘口山に到着。
14:17 鞘口山に到着。
鋸山が見えてきました。
鋸山が見えてきました。
避難小屋跡
14:39 奥多摩への下り口
14:39 奥多摩への下り口
14:39 大ダワに到着。車の通る林道が横切っています。
14:39 大ダワに到着。車の通る林道が横切っています。
14:46 大ダワを出発。
14:46 大ダワを出発。
14:50 鋸山の巻き道に合流。ハセツネコースの50km地点。
14:50 鋸山の巻き道に合流。ハセツネコースの50km地点。
14:55 大岳山から奥多摩への下山コースに合流。ここから鋸山の山頂を経て奥多摩に下りるコースは、岩稜帯の通過に難儀します。大岳山を経て御嶽に向かう逆コースの方が、距離は長いけれども楽です。
14:55 大岳山から奥多摩への下山コースに合流。ここから鋸山の山頂を経て奥多摩に下りるコースは、岩稜帯の通過に難儀します。大岳山を経て御嶽に向かう逆コースの方が、距離は長いけれども楽です。
なだらかに登っていく道です。
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なだらかに登っていく道です。
御前山が横に見えます。
御前山が横に見えます。
平坦な道が続きます。
平坦な道が続きます。
15:37 大岳山と馬頭刈尾根への道の分岐点。ここを左に行きます。 
15:37 大岳山と馬頭刈尾根への道の分岐点。ここを左に行きます。 
鎖が張られた岩の多い道を登ります。
鎖が張られた岩の多い道を登ります。
16:00 大岳山の山頂に到着。富士山は霞んで見えませんでした。
16:00 大岳山の山頂に到着。富士山は霞んで見えませんでした。
大岳山の二等三角点
大岳山の二等三角点
御前山とその向こうに三頭山が見えます。さらに、大菩薩の山々もうっすらと見えます。
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御前山とその向こうに三頭山が見えます。さらに、大菩薩の山々もうっすらと見えます。
浅間尾根とその向こうに笹尾根が見えます。
浅間尾根とその向こうに笹尾根が見えます。
下山します。
16:23 大岳山荘。廃屋のような感じです。
16:23 大岳山荘。廃屋のような感じです。
少しの区間、岩場を通過します。階段が設けられています。
少しの区間、岩場を通過します。階段が設けられています。
16:39 ハセツネコースの55km地点を通過。
16:39 ハセツネコースの55km地点を通過。
16:47 鍋割山方面への分岐点を通過。
16:47 鍋割山方面への分岐点を通過。
16:50 芥場峠を通過。
16:50 芥場峠を通過。
17:02 休憩所まで下りてきました。
17:02 休憩所まで下りてきました。
17:04 今回のコース唯一の水場
17:04 今回のコース唯一の水場
整備された道を御嶽の集落をめざして歩きます。
整備された道を御嶽の集落をめざして歩きます。
17:25 長尾平にある長谷川恒男顕彰碑。日本山岳耐久レース(ハセツネカップ)の第三関門が設けられているこの地に、長谷川恒男没後20年の2011年10月10日に設置されたとのことです。
17:25 長尾平にある長谷川恒男顕彰碑。日本山岳耐久レース(ハセツネカップ)の第三関門が設けられているこの地に、長谷川恒男没後20年の2011年10月10日に設置されたとのことです。
長尾平小屋。今日の営業は既に終了。
長尾平小屋。今日の営業は既に終了。
長尾平小屋の入口の戸に貼ってあった長谷川恒男の紹介ポスター。ライトアップされています。
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長尾平小屋の入口の戸に貼ってあった長谷川恒男の紹介ポスター。ライトアップされています。
17:30 御岳神社の石段下に出ました。2014年10月19日から5回に分けてハセツネコースを踏破してきたのが、ここでようやく達成できました。
17:30 御岳神社の石段下に出ました。2014年10月19日から5回に分けてハセツネコースを踏破してきたのが、ここでようやく達成できました。
山門を抜けて
土産物屋街を通ります。観光客はもういませんでした。
ハセツネのランナーは、夜から朝にかけてここを通ります。
土産物屋街を通ります。観光客はもういませんでした。
ハセツネのランナーは、夜から朝にかけてここを通ります。
17:32 神代ケヤキも新しい葉がでています。
17:32 神代ケヤキも新しい葉がでています。
御嶽のビジターセンターは16:30で終了。
御嶽のビジターセンターは16:30で終了。
17:37 下山道との分岐。今日はケーブルカーで下山するため、左の道を行きます。
17:37 下山道との分岐。今日はケーブルカーで下山するため、左の道を行きます。
ケーブルカーとバスの時刻表。
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ケーブルカーとバスの時刻表。
17:43 ケーブルカーの御嶽山駅に到着。
17:43 ケーブルカーの御嶽山駅に到着。
今年4月から新しくなったケーブルカー。
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今年4月から新しくなったケーブルカー。

装備

個人装備
ザック ザックカバー ヘッドライト 携帯ラジオ 予備電池(単3単4) 替えメガネ 細引き3mmX10m 折り畳み傘 タオル 手袋 雨具上下 ツエルト 洗濯ハサミ4本 敷物用シート 携帯トイレ サムスプリント 三角巾 レスキューシート ガーゼ ハサミ 付箋 テーピングテープ バンドエイド 消毒薬 綿棒 応急ギブス 救急用手袋 ストック2本 ライター 地図 地図コピー シルバコンパス 筆記具 裁縫道具 アーミーナイフ テイシュペーパー ペットボトル(1L) ペットボトル(0.5L)*2本 ハイドレーシヨンチューブ テルモス(お湯0.5L) 非常用水ペットボトル(0.5L) 穴あき蓋 非常食(カロリーメイト) おにぎり2個 カップラーメン 武器セット 財布 保険カード 携帯電話 モバイルバッテリー

感想

 奥多摩のハセツネコースを、2014年10月19日から区間を分けて踏破してきましたが、今回はその5回目で、最後に残っていた区間を歩きました。
 
 都民の森へのバスの到着時間の関係で、出発が9時を過ぎることと、ゴールの御嶽山のケーブルカーの最終時間が18:30で、それまでにゴールしないと、JRの御嶽駅まで歩いて下山することになるため、この区間を縦走するのに、しばらくの間、躊躇していましたが、日が長くて暑くもないこの季節を選んで決行しました。うまく行けば御前山のカタクリの花も見られるかなあとも思っていました。

 今回は、天気にも恵まれ、明るい新緑の林の中を歩くことができたこと、ミツバツツジをはじめ、春の花を観賞できたこと。御前山のカタクリの花も少しは残っていたことなど、ラッキーな山行になりました。春霞で、富士山をはじめとする遠くの山まで見えなかったのは仕方がありませんが。

 時間的には、都民の森行のバスが定刻よりも10分早く着いたことで、早めに歩き出すことができ、最終の一本前の御岳山駅17:50発のケーブルカーに間に合いました。(ちなみに、冬場は、このケーブルカーが最終になります。)

 なお、大岳山からの下山途中(ハセツネの55kmポイント付近)で、手ぶらで登ってくる二人連れに会いましたが、今から大岳山に登って戻ると最終のケーブルカーに間に合わなくなることを伝えると、引き返して行きました。御岳はケーブルカーで登れることもあって、観光客が散策することも多いので、こういうことが頻繁に起こります。

 最後に、これまでのハセツネコースを5回に分けて一周するのにかかった歩行時間を、小休止込み、昼食時間と寄り道時間を抜きにして集計してみると、
(1)2014,12,28 五日市中学校〜醍醐丸
7:45〜14:13(388分-73分=315分、5時間15分)
(2)2014,12,22 醍醐丸〜浅間峠
12:00〜15:08(188分-30分=158分、2時間38分)
(3)2015,1,11 浅間峠〜鞘口峠
8:53〜15:17(384分-34分=350分、5時間50分)
(4)2016,5,1 鞘口峠〜御岳神社石段下
9:34〜17:30(482分-32分=444分、7時間24分) 
(5)2014,10,19 御岳神社石段下〜五日市中学校
12:05〜15:38(213分-20分=193分、3時間13分) 
となり、
合計で、1,460分(24時間20分)になりました。

 尾根通しで歩いた所と、巻き道を歩いた所があるため、厳密にはハセツネのコースと合っていない所もありますが、もし連続で歩いた場合には、疲れも加わって24時間以上はかかるであろうことがわかりました。

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体力レベル
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