木曽駒ヶ岳〜強風との闘い
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.8km
- 登り
- 483m
- 下り
- 493m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
予報は、荒天でないものの風が強いということでした。てんきとくらす、では3100m付近は風速20〜30mあるとかで、午後になるほど風が強くなるようです。
今日しかチャンスがないので行けるとこまで行ってみようということで、行ってきました。ただし3時に起きて8時くらいに着ければと思っていたのが、寝過ごして結局10:30のロープウェイに乗ることになり、ますます不安が募る結果になってしまったのです。
案の定、千畳敷ホテルから出たところから風が強く吹いており、爪をつけて出発したものの初めて体感する強風に気分が萎えそうに。しかも途中、風のせいか、高度を急にあげたからか、息がしにくい。ザックの紐がバシバシ顔に当たったり帽子が飛ばされそうになったりしつつ、カールへ降りてくる人に聞いてみるとなんとか行けそうだったので続行しました。
乗越に上がる頃には写真を撮る余裕が無く、ストックからピッケルに持ち替え、中岳へ。
耐風姿勢なんて本でしか見たことがない…。
こちとら軽量のレインウェアを着ており、いわゆるハードシェルも持ってない。靴は冬用でもなければゴアでもない。
手袋も防寒のものは持ってない。
いろいろ不安があったものの、なんとか飛ばされずに中岳、木曽駒ヶ岳に登りました。途中から小指の感覚がなくなりそうになったりしましたが、山頂で写真撮っておにぎり食べて早々に撤退。
この頃になると風はさらにひどくなってましたが慣れもあり乗越まで戻りました。ここが一番風が強いポイントでした。カールから吹き上げられる風が集まってくるのか、なかなか進めませんでした。顔を出しているロープにつかまったりしながらようやくカールに降りて行ったのでした。
落ち着いて対応すれば大丈夫だということがわかり、4時間足らずとは思えない面白い山行でした。
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