年越し山行 雪の蝶が岳2泊3日

2015年12月30日(水) ~ 2016年01月01日(金)

• GPS: 52:13
• 距離: 40.2km
• 登り: 1,612m
• 下り: 1,606m

コースタイム

1日目

• 山行: 11:32
• 休憩: 0:35
• 合計: 12:07

距離 13.8km 登り 360m 下り 119m

7:38 中の湯バス停
8:57 大正池
9:29 9:30 上高地帝国ホテル
9:44 9:58 上高地バスターミナル
10:10 10:15 河童橋
10:25 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
11:18 11:33 明神館
11:39 徳本口(徳本峠分岐)
19:45 徳澤園

2日目

• 山行: 12:35
• 休憩: 4:09
• 合計: 16:44

距離 11.1km 登り 1,175m 下り 1,174m

5:50 徳澤園
7:04 7:09 チューダイ広場
9:19 9:23 長塀山
9:27 9:28 カモシカの池
10:04 10:05 妖精の池
10:12 10:18 蝶ヶ池
10:25 10:26 蝶ヶ岳
10:35 蝶ヶ池
10:41 10:44 妖精の池
11:04 11:06 カモシカの池
11:11 長塀山
12:28 チューダイ広場
14:05 17:51 徳澤園
22:34 宿泊地

3日目

• 山行: 6:57
• 休憩: 0:14
• 合計: 7:11

距離 15.3km 登り 75m 下り 322m

4:25 宿泊地
7:40 徳本口(徳本峠分岐)
7:47 明神館
7:54 明神橋
7:58 8:02 嘉門次小屋
9:11 岳沢湿原・岳沢登山口
9:37 河童橋
9:47 9:57 上高地バスターミナル
10:12 上高地帝国ホテル
10:45 大正池
11:36 中の湯バス停

写真

12/30 7:21

夜行バスで釜トンネル入り口到着。

12/30 7:23

右のプレハブは、山岳警備隊？の仮設事務所。
登山届けは出しておきました。

12/30 7:22

ヘッデンをつけて、釜トンネルを歩きます。

12/30 8:15

「国境の長いトンネルを抜けると、そこは雪国だった」

12/30 8:15

別世界です。

12/30 8:34

焼岳？かな。時折山頂付近で、噴煙か雪煙か、ともかく白いものが舞っています。

12/30 8:38

雪に覆われた道を、ひたすら歩きます。
9月にはバスで通った道です。

12/30 8:50

大正池。

12/30 8:51

大正池と焼岳〜西穂高…かな。

12/30 8:51

雪に覆われた山の、なんという美しさでしょう。
足を止めて見入ります。

12/30 8:57

大正池ホテル前。

12/30 9:40

12/30 9:42

動物の足跡。

12/30 9:44

上高地バスターミナルに着きました。
スノートレッキングの人がちらほらいるくらいです。
9月とは別の場所のようです。

12/30 9:44

12/30 9:45

土産物屋も、雪除けのべニア板で覆われています。

12/30 9:45

雪用自転車？

12/30 9:50

上高地、冬季入山ルール。

12/30 9:51

焼岳火山情報。

12/30 9:59

ヒールリフター付きのスノーシュー（安物）に履き替えます。
この日は潜るような場面はなかったので、必要はなかったかもしれませんが、使ってみたかったので。

12/30 10:03

梓川。
冬だからか、9月に来た時よりも水が澄んでいる、気がします。

12/30 10:12

河童橋。

12/30 10:12

12/30 10:12

河童橋越しに、吊り屋根と前穂が見えます。

12/30 10:15

美しい…

12/30 11:04

この雪の中でも、確かに生き物はいるのです。
何を食べているのでしょう。

12/30 11:12

明神へ歩きます。

12/30 11:12

よく踏まれているので、歩きにくいということはありません。

12/30 11:22

明神館。
雪が屋根から垂れ下がっています。
以外に雪の結合力は強いのですね。

12/30 11:38

雪に埋もれた沢。

12/30 11:48

ヒールリフター。
ほぼ平地なので、活躍せず。

12/30 12:04

たまーに凍結個所も。

12/30 12:10

サル。

12/30 12:10

12/30 12:35

明神岳。

12/30 12:35

雪の河原。

12/30 12:49

徳沢に着いたので、まずはテント設営。
持参のスコップで整地します。

12/30 13:35

完成！

12/30 13:35

まあまあの出来。

12/30 13:51

徳沢は、20張りほどテントがありました。

12/30 13:55

靴に付着した雪をブラシで払ってから、テント内に入ります。

12/30 14:23

コーヒーを入れて、遅めの昼ごはん。
パンは凍りかけています。

12/30 15:30

川の水が汲めるのですが、せっかくなので雪を溶かして水を作ってみます。やってみたかったので…

12/30 16:53

大容量バッテリーから、アイフォン用のバッテリーに充電します。

12/30 16:56

テント内部に細引きを張り、小物を吊るせるようにします。

12/30 16:59

テント内は8度程度。

12/30 17:04

日が暮れてきました。

12/30 17:22

ちょっと食料を持ち込みすぎたかな…
結局、半分は持ち帰ることになりました。
まあ、何回か冬山をやれば、加減がわかってくるでしょう。

12/30 17:31

夜はラーメン。ニンニクを入れすぎて、テントがニンニク臭く…

12/30 17:50

食後のコーヒー。

12/30 18:19

半分に切った歯ブラシと、歯間ブラシ。
歯科医師ですので、登山中もセルフケアは欠かしません。

12/31 0:31

寒さで目が冷めます。
テントの外張りは凍りついています。

12/31 0:34

マイナス5度。テント泊では未経験の寒さです。

12/31 4:04

2日目朝。
アルファ米とフリーズドライのスープで朝食。

12/31 5:58

ヘッデンをつけて、蝶ヶ岳アタック開始。

12/31 6:23

トレースはしっかりついていますが、暗い中の登山は怖い…
（何回かやって、今はだいぶ慣れました）

12/31 6:46

明るくなってきました。

12/31 7:08

長塀山の途中、テントを2つ見かけました。
既に蝶ヶ岳アタックにでかけた模様。

12/31 7:17

しっかりと踏まれているので、アイゼンだけで十分でした。
スノーシューは出番なし。

12/31 7:19

とは言え、ちょっと道を外れると膝まで潜ります。

12/31 7:37

12/31 7:37

12/31 8:14

半分まで来ました。

12/31 9:20

曇り空。

12/31 9:40

アイフォンが寒さで止まらないように、バッテリーの裏にホッカイロを貼り付けてみました。
（この頃は、試行錯誤しながらアレコレやっていました）

12/31 10:03

妖精の池ですが、雪で埋まっています。

12/31 10:25

蝶ヶ岳山頂！
期待していた槍・穂高はガスで見えませんでした。残念。
他にも何人か登山者に会いました。

12/31 10:26

槍穂方面…
風も強かったので、蝶ヶ岳ロッジには寄らず、そそくさと下山します。

12/31 10:37

下山は楽なもんです。
雪があるほうが、適度にクッションがあってヒザへの負担も軽い、木がします。

12/31 10:38

12/31 10:46

寒さのため、雪の結晶が綺麗に見えます。
美しい…

12/31 13:22

無事、徳沢に戻りました。
雪も降ってきましたし、今日の行動はここまで。
明日、下山することにします。

12/31 14:09

雪にコーヒーの粉と練乳をかけて、かき氷っぽくしてみます。

12/31 14:10

美味い!

1/1 6:23

3日目。
2016年、あけましておめでとうございます。
暗いうちにテントを撤収、スノーシューを履いて下山します。

1/1 6:28

−7度くらい。寒い…

1/1 6:32

2016年、年明けのモルゲンロート。

1/1 6:38

山頂付近は雪煙が。

1/1 7:17

スノーシューでさくさく歩きます。

1/1 7:17

荷物が重い…
16キロ位でしょうか。

1/1 7:21

誰もいない林道を歩きます。

1/1 7:28

朝日に染まる明神岳。

1/1 7:33

稜線はものすごい風、なんでしょう。

1/1 7:54

明神で橋を渡り、自然探勝路を回って上高地に戻ります。

1/1 7:58

嘉門次小屋のベンチ。今年は雪が少ないとのことですが、今シーズン冬山を始めたので、これでも十分多いように思います。

1/1 8:00

明神池。

1/1 8:00

一部凍ってます。

1/1 8:38

1/1 8:44

1/1 9:00

1/1 9:01

1/1 9:01

1/1 9:11

1/1 9:11

1/1 9:38

前穂、吊り屋根、奥穂が見えてきました。
河童橋帰還。

1/1 10:07

マイナス7度では、ドーナッツは凍らないことがわかりました。

1/1 10:10

テルモスの飲み口は、凍って蓋が閉まりにくくなります。

1/1 10:51

大正池。

1/1 10:56

焼岳をバックに。
スノーハイクの人が結構いました。

1/1 11:45

釜トンネルの歴史。

1/1 11:45

1/1 11:57

1/1 13:09

中の湯でオフロに入ってから、バスで松本駅へ。

1/1 14:56

松本駅でラーメン。冬の上高地を楽しんだ後は、温かいものが美味しかったです。

撮影機器：

iPhone 6s Plus Apple

感想

wakodental

北アルプスの冬山入門と言われる、蝶ヶ岳に行ってきました。
展望がないのは残念でしたが、山頂も踏めましたし、雪中キャンプの経験も積むことができました。楽しかったです。