記録ID: 869382
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
剱・立山
北ア 立山(5月GWの雄山ー大汝山 雪山ピストン)へ
2016年05月08日(日) [日帰り]
lecielbleu
その他2人
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 653m
- 下り
- 654m
コースタイム
天候 | 終日:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
電鉄富山駅ー立山駅(富山地方鉄道)60分 立山駅ー美女平駅(ロープウエイ) 7分 美女平駅ー室堂駅(高原バス) 50分 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1.コース状況/危険箇所 (1)室堂〜立山(雄山) 室堂から冬道です。浄土山下までは、アイゼンなしで、歩行可能です。一ノ越 手前の直登の傾斜が急なので、アイゼンを付けたほうが楽です。竹竿に沿って、 進みますが、山スキー、スノーシューと共用の登山道のため、午前の早い時間 以外は、雪が腐り始めています。 一ノ越から雄山まで夏道かと思いきや、途中まで稜線右手の雪道を直登して 夏道に入ります。夏道が、雪の影響で、予想以上にザレ場になっていたり、 凍結個所が随所に出てきて登りにくい状況。途中の踊り場以降は、アイゼンを 外しましたが、それまでは装着し登った方が賢明です。また、同様の理由から、 落石が多いため、ヘルメットの着用をお勧めします。かなり踏み石が崩れます。 雄山山頂は、積雪があり、アイゼン着用が必要です。一等三角点から先の峰の 本社へは、鳥居も埋まっていて、社務所、お社は、まだ開かれておりません。 (2)立山(雄山〜大汝山) 雄山から大汝山へは、一度お社の裏側に降りて、稜線を進むコースになりますが、 降り口は、夏道、夏道とお社の間、お社の階段横の3つがあります。雄山から 向かう場合は、夏道、または夏道とお社の間のいずれかを利用します。大汝山に 向かう中で、この雄山神社のお社の裏が、最も注意を必要とする登山区間です。 夏道から降りると、鎖がないので、お社の真下まで片側が切れた雪道を2回渡り ました。踏み外せば滑落するので、リスクを減らすためには夏道とお社の間から 岩伝いに降りて、1回目の雪道のトラバースを歩かずパスして、1回のみ、片側 切れ切れの雪道をトラバースする方が良いとおもいました。夏道では、稜線を 室堂側(山崎カール側)から巻くように歩きますが、冬道は、稜線上と黒部側 のトラバースを、雪道と岩場交互に進みます。岩場の下の雪が腐ってきており、 踏み外すと1mくらいすっぽり踏み抜くかクラックにつかまります。 なので上手に体重を乗せて歩くと良いです。広い稜線に出ると、大汝山の頂上 はすぐです。頂上の標柱迄行くと、大汝休憩所と剱岳への稜線が見えます。 大汝山から雄山へ引き返す場合は、往路と同じ道を戻ります。冬道がわかり づらいので、間違えたら、無理して進まずに、間違えたところまで戻ってすすん でください。帰りは雄山神社お社の直下でトラバースのためフィックスロープし (夏道の鉄棒にロープを渡す)カラビナを通しセルフビレイをして通過しました。 雪面が緩むと、かなり難易度が上がるトラバースです。復路は、1つ目のトラ バースをバランスを崩さないように渡ったら、2つ目のトラバースは渡らずに、 ロープを回収して、渡り切った岩場を伝いながら上に、鳥居の横に直登しました。 大汝方面から雄山へ、夏道からお社に戻るのは、現状はお勧めできません。 *初級者は踏み入れないことが賢明です。技術的に厳しい思ったら、雄山から 引き返した方が良いです。 *スキーヤーでない、雄山または別山までの周回登山者は、ビーコンは不要との ことです。 |
その他周辺情報 | 1.登山届 室堂駅1F(バス降車場すぐのところ)に指導員が常駐しています。夜 2.温泉 今回は、復路の電鉄の時間をを決めていたので、みくりが池温泉に たち寄る時間がありませんでした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
防寒着
毛帽子
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
ヘルメット
ハーネス
カラビナ
|
---|---|
共同装備 |
調理用食材
水筒(保温性)
ファーストエイドキット
常備薬
ツェルト
ロープ
|
備考 | 雄山から大汝の復路で、ロープにて滑落防止のためアンザイレン、並びにトラバース時のフィクスロープ&セルフビレイに使用しました。 |
感想
GWの北アルプスということで、剱岳の姿をみようと、立山に登ってきました。例年より雪が少ない、とのことで、雪の大谷も低く、立山の稜線もかなり雪が少ない状況でした。以外に雄山山頂付近は例年並みの積雪でしたが、雄山から大汝山までの冬道
稜線は、雪もゆるく、特に雄山からお社の室堂側のトラバースは、ひやっとします。
久しぶりのアンザイレンでの登頂。それでも大汝山からの剱岳、槍ヶ岳の風景は、絶景で、ちょこっと達成感がありました。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3024人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する