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Yamareco

記録ID: 869791
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
増毛・樺戸

奥徳富岳〜群別岳

2016年05月09日(月) ~ 2016年05月10日(火)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
21.1km
登り
1,491m
下り
1,497m

コースタイム

9日:9:34ゲート前出発ー13:13熊の平幕営地
10日:5:08幕営地発ー8:54奥徳富岳9:17ー12:10群別岳12:40ー14:34   幕営地15:22ー17:31ゲート前帰着
天候 9日:晴れ
10日:曇り
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道から4.6km入ったゲート近くに駐車。
コース状況/
危険箇所等
ルート図には、テント設営後の偵察時のルートは記入していません。
その他周辺情報 下山後は浜益温泉で入浴、浜益温泉に向かう時の景色が凄い!今日登った山々が見えた。
ゲート前から出発。
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ゲート前から出発。
道端の水溜りには、大量の蛙の卵。
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道端の水溜りには、大量の蛙の卵。
エゾサンショウウオの卵。
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エゾサンショウウオの卵。
群青橋。
雪解け水の勢いが凄い、群別川。
雪解け水の勢いが凄い、群別川。
障害物競走?
帰りにはここの雪はほぼ無くなっていた。
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帰りにはここの雪はほぼ無くなっていた。
標高300m附近からスノーシューを履いた。
林道には昨日のものと思われる足跡があった、syunpaさん、gengoroooさんのもの?だったようです。
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標高300m附近からスノーシューを履いた。
林道には昨日のものと思われる足跡があった、syunpaさん、gengoroooさんのもの?だったようです。
群別川支流の渡渉。
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群別川支流の渡渉。
靴の中はぬらさずに渡渉できた。
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靴の中はぬらさずに渡渉できた。
渡渉を終え、少し上でテレマークスキーで群別岳日帰りの方とスライド、正午少し前だったので、もう行ってきたのと感心しました。
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渡渉を終え、少し上でテレマークスキーで群別岳日帰りの方とスライド、正午少し前だったので、もう行ってきたのと感心しました。
時間もいっぱい有るのでノンビリ出来ます。
時間もいっぱい有るのでノンビリ出来ます。
幌天狗。
白樺の若木の先に群別岳も見えてきた。
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白樺の若木の先に群別岳も見えてきた。
ミズナラの巨木。
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ミズナラの巨木。
609Pから群別岳。
素晴らしい!!!
撮影:daniburawnさん
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素晴らしい!!!
撮影:daniburawnさん
この辺りを熊の平って言うのかな?から幌天狗。
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この辺りを熊の平って言うのかな?から幌天狗。
熊の平?にテントを設営しました。(609Pから200m程進んだ所)
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熊の平?にテントを設営しました。(609Pから200m程進んだ所)
水汲み。
群別岳とテント。
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群別岳とテント。
奥徳富岳へのルートは群別川をスノーブリッジで渡るので、偵察に行きました。丁度都合の良い位置にありました。
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奥徳富岳へのルートは群別川をスノーブリッジで渡るので、偵察に行きました。丁度都合の良い位置にありました。
左岸を一段登って予定ルートを確認。
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左岸を一段登って予定ルートを確認。
そこから幌天狗(1222.1P)。
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そこから幌天狗(1222.1P)。
偵察から帰りました。道草をしながら1時間20分。
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偵察から帰りました。道草をしながら1時間20分。
テントの外で寛いでいたdaniburawnさんが彩雲を見つけた。綺麗な良いものが見れました。
撮影:daniburawnさん
テントの外で寛いでいたdaniburawnさんが彩雲を見つけた。綺麗な良いものが見れました。
撮影:daniburawnさん
夕食は味噌漬けの豚肉とホタテの鍋を美味しく頂きました。
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夕食は味噌漬けの豚肉とホタテの鍋を美味しく頂きました。
偵察に行った時、少しですが季節のものを頂きました。
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偵察に行った時、少しですが季節のものを頂きました。
美味さは星三つです。
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美味さは星三つです。
2日目
出発準備中。
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2日目
出発準備中。
奥徳富岳、曇っていますが高曇りでひと安心。
奥徳富岳、曇っていますが高曇りでひと安心。
群別岳、状況次第では周回を予定しています。
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群別岳、状況次第では周回を予定しています。
増田の沢出合の所で、群別川沿いに出ました。
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増田の沢出合の所で、群別川沿いに出ました。
スノーブリッジ健在。
スノーブリッジ健在。
スノーブリッジを渡る。
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スノーブリッジを渡る。
矢印の地点へほぼ直登して行きました。
矢印の地点へほぼ直登して行きました。
振り返ると、幌天狗が見守ってくれていました。
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振り返ると、幌天狗が見守ってくれていました。
登行中。このあと斜度を増した所は写真なし。
登行中。このあと斜度を増した所は写真なし。
出た所は広い尾根でした。双耳峰の奥徳富岳、左側が最高点。
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出た所は広い尾根でした。双耳峰の奥徳富岳、左側が最高点。
群別岳。
知来岳、登りたい山リストに入っています。
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知来岳、登りたい山リストに入っています。
この時間、風が強かったです。
この時間、風が強かったです。
すぐ判る黄金山。
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すぐ判る黄金山。
奥徳富岳南峰のところです。南峰の手前までスノーシューで登って来てアイゼンに替えました。
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奥徳富岳南峰のところです。南峰の手前までスノーシューで登って来てアイゼンに替えました。
奥徳富岳最後の登りです。
右奥は暑寒別岳です。
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奥徳富岳最後の登りです。
右奥は暑寒別岳です。
群別岳。
奥徳富岳頂上、全員初ピークです。山名板は無く、古い赤布が1枚結ばれていました。
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奥徳富岳頂上、全員初ピークです。山名板は無く、古い赤布が1枚結ばれていました。
曇っていましたが、幸い山々は見えました。
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曇っていましたが、幸い山々は見えました。
暑寒別岳。
群別岳は北海道五大鋭峰だそうです。
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群別岳は北海道五大鋭峰だそうです。
中央右に知来岳。
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中央右に知来岳。
奥徳富岳をあとに、群別岳を目指していますが時間がかかりそうです。
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奥徳富岳をあとに、群別岳を目指していますが時間がかかりそうです。
斜面に正対して下っています。
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斜面に正対して下っています。
群別川方向。
悪い所は抜けました。
撮影:daniburawnさん。
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悪い所は抜けました。
撮影:daniburawnさん。
奥徳富岳を背に、コルからの登り。
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奥徳富岳を背に、コルからの登り。
足が嵌まって抜けません、お助け中。
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足が嵌まって抜けません、お助け中。
もう少しと思ったが、疲れが出てきて結構掛かった。
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もう少しと思ったが、疲れが出てきて結構掛かった。
星マークの陰には群別岳に登れる喜びの顔がありました。
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星マークの陰には群別岳に登れる喜びの顔がありました。
群別岳頂上近くから奥徳富岳を振り返る。
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群別岳頂上近くから奥徳富岳を振り返る。
群別岳頂上、奥徳富岳ではまだ群別岳へ向かわなければならないので十分に喜べなかったですが、ここではその分も喜びが弾けています。シャイでお見せできませんが、どうぞ想像してください。
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群別岳頂上、奥徳富岳ではまだ群別岳へ向かわなければならないので十分に喜べなかったですが、ここではその分も喜びが弾けています。シャイでお見せできませんが、どうぞ想像してください。
暑寒別岳方向。
南暑寒方向。
奥徳富岳。
幌天狗。
下山。
撮影:daniburawnさん
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下山。
撮影:daniburawnさん
「一歩一歩を大事に」と一声かけてのトラバース。雪が適度に柔らかく、問題無く下れました。
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「一歩一歩を大事に」と一声かけてのトラバース。雪が適度に柔らかく、問題無く下れました。
奥徳富岳、歩いて来た稜線です。
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奥徳富岳、歩いて来た稜線です。
岩稜下を大きく捲いて、ここから右側の増田の沢上部へ。
岩稜下を大きく捲いて、ここから右側の増田の沢上部へ。
尻滑り大会です。
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尻滑り大会です。
子供に戻っています。
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子供に戻っています。
面白かった。
増田の沢大滝(通称:牧の滝と言うらしい)は左岸を捲いて下りました。
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増田の沢大滝(通称:牧の滝と言うらしい)は左岸を捲いて下りました。
テントに帰着。
奥徳富岳。
群別岳。
テントの撤収を終え帰る前に一枚。
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テントの撤収を終え帰る前に一枚。
水量が増えたような?
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水量が増えたような?
林道に出ました。お喋りで気を紛らわせます。
林道に出ました。お喋りで気を紛らわせます。
昨日の写真と比較してください。一日でこんなに融けてしまいました。
昨日の写真と比較してください。一日でこんなに融けてしまいました。
ここまで来ればもう少し。
ここまで来ればもう少し。
もう少しと思ったら、長く感じてしまいました。
ごくろうさまでした。
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もう少しと思ったら、長く感じてしまいました。
ごくろうさまでした。
おまけ
4月25日、幌天狗の帰り浜益温泉に向かう途中で写した写真です。
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おまけ
4月25日、幌天狗の帰り浜益温泉に向かう途中で写した写真です。

感想

メンバー:山キチのッマさん、nakkorinさん、daniburawnさん、yamakichiことプチ山キチ。

春山スキーで暑寒別岳に登った時、その頂から見た群別岳と奥徳富岳は強く印象に残った。その後、群別岳にはそれぞれ別ルートから3回登る機会があったが(山キチのッマさんとは1回)、奥徳富岳は今回が初めてだった。行きたいと思いながら何年掛かったことか?なかなか計画し実行に移せない山の一つだった。
山キチのッマさんが群別岳を登っていないnakkorinさん、daniburawnさんに登らせてあげたいと二人には内緒で提案があった。
私も奥徳富岳から群別岳に繋がる尾根も歩いてみたいと思っていたので、
状況を見て奥徳富岳に近づいた所で群別岳周回を告げた。
大変な事は理解しながら心を決めてくれた。時間が掛かり下山が遅くなるだろうが、陽の長くなった時期なので気持ちにはゆとりが持てた。
群別岳で頑張ったことをねぎらいながら、嬉しそうな様子を見れたことはとても幸せな気分になれました。
山キチのッマさん、nakkorinさん、daniburawnさん、ありがとうございました。

私にとって群別岳は長い間《見るだけの山》でした。今回はお隣の奥徳富岳へ行くと言う事で、そこからは群別岳が見えるだろうと期待していましたが、まさか周回して群別岳の山頂を踏むとは思いもしませんでした。テンバの熊の平からは、幌天狗、群別、奥徳富の山々が見渡せ、とりわけ群別岳の山頂直下は凹んだ様な斜面に見え私には無縁の世界にさえ思えました。当日奥徳富の山頂を踏んだ後、群別岳に向かうと聞いた時には、多少の不安はあったものの《今を逃したら次はない、落ち着いて歩いたら大丈夫》と自分に言い聞かせました。アイゼンを履いての藪漕ぎはバランスが悪かったり、藪を抜けたと思ったら今度は雪の穴に落ちて足が抜けなかったりと難儀もしましたが、山頂が近づくにつれ山頂を踏める嬉しさで疲れも吹っ飛んだ感じでした。山頂に立ち、歩いてきた奥徳富岳からの稜線を見たら更に嬉しくなり叫びたい気持ちでしたが、下山に向けて更に気を引き締めました。
テントを撤収して帰り支度、二つのピークを踏めた喜びや大斜面の尻滑りの面白さや初めての雪上キャンプ等々楽しかった思い出もザックに詰め込んで山を下りました。
yamakichiさん、山キチのッマさん、daniburawnさん、心から感謝しお礼申し上げます。有難うございました。

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コメント

皆さん お疲れ様でした〜
あの場所でのテン泊は最高だったでしょうね!
素敵な景色に包まれて過ごす時間は楽しかったでしょうね。

再び思い浮かびあげるだけで 私も楽しくまりましたよ〜
2016/5/12 23:57
Re: 皆さん お疲れ様でした〜
syunpaさん、はじめましてプチ山キチです。
山の楽しみ方には限界がないと感じさせてくれるレコ、楽しく拝見させていただいております。
syunpaさんお気づきのようですが、テントの入り口から明日登る山が見える良い場所でした。
山中泊の山行は大好きなので、今回も好い仲間ととても良い時間を過ごせました。今年は山中泊山行をいっぱい楽しみたいと思っています。
コメントありがとうございました、素敵な山行をお続け下さい。
2016/5/13 6:52
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