思い立ったら槍ヶ岳
- GPS
- 12:31
- 距離
- 39.8km
- 登り
- 1,763m
- 下り
- 1,794m
コースタイム
- 山行
- 3:19
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 3:45
- 山行
- 7:16
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 8:44
2日目 槍沢ロッヂ〜槍ヶ岳〜槍沢ロッヂ コースタイムの55% ※残雪期ならではのコース取りによることが大きい
槍沢ロッヂ→上高地 コースタイムの70%
2日目 消費した水 2000mlくらい(普段に比べかなり多い4倍くらい)
天候 | 13日快晴無風 14日快晴無風 →午後から曇が増えてきた |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り 上高地14:05 →新島々 →15:54松本 →Sあずさで帰京 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地 →横尾山荘 退屈な遊歩道歩き、危険個所なし 横尾山荘→槍沢ロッジ 一部デブリがあるものの短い20mほど 倒木あり アイゼン不要 槍沢ロッジ →ババ平(キャンプ指定地) 積雪なし ババ平もほとんど雪がない。雪上にテントを張ることはないでしょう ○ババ平より上は積雪あり 初めのうちは傾斜なだらかでアイゼン不要 徐々に傾斜がきつくなりキックステップで歩くのは緊張を強いられ得策ではない 早めにアイゼンを装着するのがよいとおもいます 僕が登ったのが早朝だったのでなおさらですが。 ○槍の穂先 一部に凍結あり 距離もわずかなのでアイゼン不要。 アイゼンを付けっぱなしだとかえって危険 ピッケルも不要。 アイゼンもピッケルも必要な状態なら登らない方がいいと思います |
その他周辺情報 | 小梨平に外来温泉施設あり http://www.kamikochi.or.jp/facilities/stay/mori-no-resort-konashi/ 入らなかったけれど・・ |
写真
感想
「思い立ったら槍ヶ岳」のタイトル通り槍ヶ岳に行こうと決めたのは2日前です
連休が確保できることと天気がいいこと の2つが条件だったので。
槍ヶ岳というと健脚者でも東京前夜発で1泊2日 普通は2泊3日といわれているが、それを上回る東京朝発1泊2日だ。
ヤマレコの記録を拝読すると何人かやっているようだが、上高地に着くのが夕方5時とか明日からの仕事に支障が出るような時間に着いている。
槍ヶ岳山荘の到着が9:30と決め無理なら諦めて下山するという計画 これなら2年前のGWに下山した7時間だったので、それならば帰宅できる
1日目は槍沢ロッヂに移動するだけ。
しかし12時に上高地を出発したのでは槍沢ロッヂに4時過ぎ・・ 諦めて横尾山荘に泊まったのでは話にならない。
なので、在来特急に比べて4000円も高い新幹線を使って11時に上高地を出発するようにした。 これなら15時に槍沢ロッジに着くことができる。
1時間早くついてリゾート気分を1時間取るくらいかな。
2日目はアタック当日
できるだけ早く出発するのは早く上高地に帰りたいというのもあるが、雪が緩むと歩きにくく体力を消耗するから。
終わってみてこの早く出発したことがかなり大きかった。
自分でもびっくりしたが槍沢ロッヂから槍ヶ岳山荘まで2時間半で着くと思わなかった。
初めのうちは傾斜緩いがいつの間にかノーアイゼンだとスリップが多くなり緊張を強いられる。 しかも時間かかるし・・。
大曲りを過ぎたあたりで遥か前方に2人の姿が見えた。 気が付いたら追いついたがなんとノーアイゼン!
注意してみたが「大丈夫!」との一言 装着しないのは勝手だが、時間かかるだけだろう。 この人たちもグリーンバンド付近で装着したみたいだ。
だったら早くからつければいいのに・・
槍ヶ岳山荘に7時過ぎに着く ここまで2時間40分
やっぱり槍の穂先に登ってみたい。
昨日登ったという人に聞いてみた。 これのアドバイスが有効で役に立った。
ピッケルを持っていったものの岩場や硬い雪にはピッケルは刺さらず、単なる邪魔物
だった。
2年前はもっと氷が多く早々に諦めたが、今回はほとんど氷はない。
順調に登りほとんど苦労せず山頂へ。
景色もよく槍の穂先を満喫したが、誰もおらず長居は無用
下りもマークを見ながら氷部分を外しながら慎重に下る。 あー楽しかった。
槍ヶ岳山荘の方といろいろ話を聞くと楽しい。
飛騨沢から登ってきた3人組が槍穂に登っていくのを見送り僕は下山。
雪渓を下るのは僕は得意なのか、ピッケルを刺しながら慎重に下っている人を横目にサクサク下る。
槍沢を下っているときはすでに雪が緩み登りに使うのは大変そうだ。緩んでいても踏み抜かないので転倒することもなく順調に下山。
標高2400mあたりで昨日同じ部屋に泊まった人とすれ違う テント泊の韓国人も同じだった。
6時半に出発したのでは雪が緩んで大変だろう
ババ平が見えて平坦になったところでアイゼンを外す。
10時には槍沢ロッヂに着き休憩 あまりにものどか乾いた。
これほど水分を欲しているとは思わなかった。 行動中にも1000mlを持ってきたがすべて飲み干している
槍沢ロッヂで水をがぶ飲みして350mlを買う
今回は苦手な遊歩道対策のためスニーカーを持ち込んだ。
確かに歩くのは楽で早く歩けるが、なんせ重い! ほとんどの人は厳冬期用の靴で遊歩道を歩いている。
スニーカーで歩き楽をするか 軽量化のために厳冬期用の靴で歩きとおすか・・ 微妙な選択だなあ。
13時30分に上高地に着いた バスは30分後に乗れるのだが、松本からの接続が悪い。
早く帰りたいがまた新幹線で帰る気にはならない。
1時間近く待ち「スーパーあずさ」で帰ることにする
列車の遅れなどで20時40分帰宅 新幹線なら19時20分には着いたはず。
東京朝発で1泊2日
山小屋の人の話を聞くと槍沢ロッヂに泊まるなら残雪期なら可能なようだ。 無雪期は一直線で下れないのでかなり大変らしいです。
お疲れさまでした。
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