尾瀬(尾瀬沼~燧ヶ岳~尾瀬ヶ原)

haras3142
その他3人 - GPS
- 22:50
- 距離
- 33.1km
- 登り
- 1,556m
- 下り
- 1,406m
コースタイム
- 山行
- 2:41
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 3:26
- 山行
- 8:37
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 9:28
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 8:23
| 天候 | 【26日】曇り一時小雨後晴れ【27日】晴れ時々曇り【28日】晴れ時々曇り【29日】雨後曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー 自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
【一ノ瀬~尾瀬沼】一ノ瀬休憩所は雪で損傷していて使用禁止になっていますが、トイレは使用可。休憩用の簡易テントもあります。登山道は広く整備されていてとくに危険箇所はありませんが、階段、木道が所々老朽化して破損しているので気をつけてください。登山道に水が浸み出して少しぬかるんでいる所もあります。三平峠からの下りも木道、階段が老朽化して破損している箇所が目立ち、滑り易い箇所もあります。 【尾瀬沼~燧ヶ岳~見晴】 長英新道は多少ぬかるみがあるものの危険箇所はありません。2合目まではゆるい上り。2合目付近から上り坂となり、3合目付近から傾斜を増し、4合目を過ぎると石がゴロゴロしている所があります。この辺りから登山道が尾根筋に出て、尾瀬沼が見えるポイントがあります。6合目~8合目は緩い上りで歩き易く、9合目から俎瑤泙乃泙粉箴譴箸覆蠅泙后最高点の柴安瑤悗椀撕山頂から急坂を下って上り返します。山頂は広く天気が良ければ尾瀬ヶ原、至仏山などの眺望が楽しめます。見晴新道は全体に傾斜が急です。山頂直下から旧温泉小屋道分岐あたりまで急なザレ場。9合目から谷筋の道になり、濡れた大きな石がゴロゴロしていています。8合目付近から滑りやすい石と粘土質の土や木の根、さらにはぬかるんだ土が組み合わさって非常に滑り易くなってきます。大きな段差や倒木にも注意が必要です。6合目くらいから石はすくなくなりますが、今回は4合目あたりまで断続的にぬかるみが続きました。しだいに傾斜はゆるくなり樹間の下り道となります。所々木製階段があるものの全体に未整備の道です。転倒に注意して慎重に下ってください。レインスパッツを着けると裾の泥汚れを防げます。 【三条ノ滝~尾瀬ヶ原~山ノ鼻】 東電分岐から御池への分岐までは木道。三条ノ滝までは基本的には下り。平滑ノ滝が見える岩場前後は鎖の手すり、階段がある急な下りです。やや長いぬかるみが数ヵ所ありますが、敷板や石をたどれば問題なく通過できます。沢を3箇所渡ります。橋がない沢もありますが、靴の中が濡れるほどではありません。三条ノ滝展望台へは整備された急な階段を下ります。途中滝の落ち口や滝壺が見えます。展望台は補修されて滝がよく見えるようになりました。尾瀬ヶ原の木道は補修作業が進行中です。老朽化した箇所にはピンクのテープが取り付けてあるので通行に注意してください。高い木道から転落すると大事故につながります。写真撮影に気を取られて踏み外したりしないようにしてください。 【山ノ鼻~鳩待峠】 良く整備されていて利用者も多く危険箇所はありません。雨の日は木道が滑るので注意してください。鳩待峠からの下る場合は特に注意が必要です。この日は東面登山道から至仏山に登る計画でしたが、未明から雨が降ったため中止しました。この登山道は蛇紋岩が多く濡れると非常に滑りやすくなります。鳩待峠には新しい休憩所「はとまちベース」がオープンしました。旧休憩所は売店は閉店しましたが、食事スペースは開放されていて休憩、荷物整理ができます。 (中止した至仏山の登山道については8月30日の「燧ヶ岳・至仏山」に掲載しています) |
| その他周辺情報 | 尾瀬戸倉温泉、片品温泉、老神温泉、片品渓谷(吹割の滝)、道の駅「尾瀬かたしな」、丸沼高原、菅沼など。金精峠を越えれば戦場ケ原、中禅寺湖です。 |
写真
感想
関西の知人とそのご友人2人と一緒に3泊4日の日程で尾瀬を訪れました。同行した皆さんは山の経験は豊富ながら尾瀬は初めて。1日目は一ノ瀬から尾瀬沼へ。2日目は長英新道から燧ヶ岳に登って見晴新道を下り見晴へ。3日目は三条の滝を見た後、尾瀬ヶ原を縦断して山ノ鼻に宿泊しました。最終日は至仏山登山を計画していましたが、雨のため断念し鳩待峠に戻りました。
いつもは早足で歩く尾瀬ですが、今回は3泊とゆったりした日程です。8月下旬にもほぼ同じルートを歩いています。
2日目の燧ヶ岳登山は好天に恵まれ、色付き始めた木々や尾瀬沼の眺望を楽しみながら山頂へ。柴安瑤らは眼下に広がる尾瀬ヶ原、尾瀬沼や至仏山、上州武尊山、赤城山、日光連山などをのぞむことができました。見晴新道は利用者が多かったこともあってかぬかるんだ道に少し苦しみましたが、事故なく下山しました。
3日目の散策は尾瀬ヶ原の水を集めて豪快に流れ落ちる三条の滝の見た後、草紅葉の尾瀬ヶ原を縦断。オレンジ色に色付いたヤマドリゼンマイやキンコウカと雄大な燧ヶ岳、至仏山の絶景に息を飲む思いでした。
最終日の至仏山登山は雨で断念しましたが、早めに鳩待峠に抜けて人気の「はとまちベース」に立ち寄りゆっくり休憩。尾瀬戸倉駐車場近くの尾瀬ぷらり館「戸倉の湯」で汗を流してから帰途に就きました。途中、道の駅「尾瀬かたしな」で昼食をとってお土産を購入、近くのりんご直売所にも立ち寄り尾瀬、片品の新しい魅力に触れることができました。
尾瀬には何度も訪れていますが、ふだんは単独行動。同行した皆さんの登山に対する考え方や自然への接し方、着眼点を知ることができてとても参考になりました。














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