木曽駒ケ岳-空木岳 アップダウンにあっぷあっぷ
- GPS
- 47:24
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 1,631m
- 下り
- 2,908m
コースタイム
- 山行
- 3:09
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 3:23
- 山行
- 8:21
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 8:53
天候 | 6/17ガス 6/18晴れ 6/19晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
しらび平からロープウェイにて千畳敷 空木岳林道終点からタクシーにてこぶしの湯(4000円) こぶしの湯から駒ヶ根駅 (2000円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
鎖場等いっぱい |
写真
感想
最初は空木岳に登りたいという目的だったのですが
どうせだったら木曽駒ケ岳も登りたい、
じゃあ縦走しようという流れになりました。
2泊3日分の荷物を持ち、ここ最近の中では
わりと重めのザック。
初日はロープウェイを使ったのでまだ元気だったのですが
二日目はかなり疲れました。
宝剣岳には余裕があれば登ろうと思っていたのですが
初日に空身で登り、怖いなりにも
「まぁ、なんとかなるか」と。
空木岳へは一度千畳敷に下ってからまた登るルートを考えていたのですが
宝剣越えの方が早いというご意見も頂き
これが間違いだった・・・。
宝剣は空木岳側が真骨頂。
「あぁ〜これはやばい〜」と500回くらい心の中で叫び
「あ、これマジで死ぬやつね」と5回くらい思った所で
なんとかクリア。
しかしその後もなんでもなさそうな檜尾岳や、熊沢岳でも
同じような思いをすることとなります。
地図上では割とあっさり書かれていますが
檜尾の登りと、その周辺の岩場の鎖場は
想像以上に危険でした。
写真を取る余裕がなかったなぁ。
なんだかとても疲れたので当初の予定では駒峰ヒュッテか
空木平避難小屋まで行く予定だったのですが
手前の木曽殿山荘の避難小屋に宿泊することとしました。
スペースは充分なんですが、窓が全て内側から木で
がっちり囲われており、一切あかりがはいりません。
そういう意味ではすごく暗い雰囲気でした。
私より後に入ってきた方と二人でした。
ちなみに木曽義仲の力水は他の方のレポを見ていたので
あまり期待していなかったのですが
水を汲む事は可能な量が流れていたので助かりました。
空木岳への登りは巨岩を鎖等で超えていく
標高差以上に疲れる道のりでした。
朝の涼しい中、体力がまだある中だったので
乗り越えられましたが、
縦走してきて最後にここを越えるのは厳しいですね。
頂上に着いた時は非常に嬉しかったです。
目的を成し遂げたことと、
「もう鎖場を登らなくてすむ!」
これに尽きます。
木曽殿山荘側とうってかわって池山尾根側は緩やかに下って行きます。
樹林帯に入ってからは思ったよりも道がデコボコしていて
スピードは出ませんが、二日目の道のりを思えば
断然マシです。
しかし、ここはここで登りで使うと考えると
延々と登り続ける事になるのでとても大変ですね。
すれ違った皆様、お疲れ様でした。
事前に赤穂タクシーに配車の連絡をした際に
鷹打場で電話してくれと言われたので
赤穂タクシーに連絡し林道の終点まで
迎えにきてもらいます。
ちょうど林道の終点に着いた所で小雨が降ってきて
自分的にはギリギリセーフでした。
タクシーでこぶしの湯に行き、
温泉に浸かりご飯を食べ、
今回の山行を締めくくりました。
木曽駒-空木の稜線は想像以上に険しく
コースタイム以上の苦しさでした。
自分の見積もりの甘さを感じます。
でも、最高の天気の中、最高の自然を満喫しました。
楽しかった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する