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Yamareco

記録ID: 910947
全員に公開
トレイルラン
大雪山

大雪山系・十勝連峰縦走FP

2016年07月06日(水) ~ 2016年07月08日(金)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
27:38
距離
70.8km
登り
4,822m
下り
5,155m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:54
休憩
0:58
合計
4:52
11:32
11
11:43
11:43
57
12:40
12:57
5
13:02
13:21
13
13:34
13:36
24
14:00
14:01
3
14:04
14:04
18
14:22
14:22
8
14:30
14:30
35
15:05
15:09
27
15:36
15:51
16
16:07
16:07
17
2日目
山行
10:21
休憩
1:01
合計
11:22
4:30
4:30
72
5:42
5:42
28
6:10
6:21
32
6:53
6:53
28
7:21
7:23
47
8:10
8:15
9
8:24
8:25
13
8:38
8:39
19
8:58
8:59
3
9:02
9:03
22
9:25
9:26
23
9:49
9:50
17
10:07
10:39
15
10:54
10:55
58
11:53
11:54
62
12:56
12:57
95
14:32
14:33
18
14:51
14:52
29
3日目
山行
9:34
休憩
1:49
合計
11:23
5:20
5:28
17
6:13
6:13
19
6:32
6:33
38
7:11
7:13
16
7:29
7:35
13
7:48
7:48
45
8:33
8:39
16
8:55
8:56
10
9:06
9:07
19
9:26
9:27
5
9:32
9:33
29
10:02
10:02
9
10:11
10:11
12
10:23
11:10
17
11:27
11:28
7
11:35
11:36
10
11:46
11:48
10
11:58
11:59
21
12:20
12:21
40
13:01
13:02
26
13:28
13:50
16
14:06
14:09
39
14:48
14:49
5
14:54
14:55
10
15:05
15:05
18
天候 全日晴天
過去天気図(気象庁) 2016年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
往路
旭川空港1005→1100旭岳 旭川電気軌道いで湯号バス(1000円)
旭岳山麓駅1115→1130姿見駅 旭岳ロープウェイ(1800円)

復路
十勝岳温泉1727→1810上富良野駅 上富良野町営バス(500円)
上富良野駅1821→1838美瑛駅 JR富良野線(360円)
美瑛駅1842→1857旭川空港 タクシー(3300円くらい)

所変われば品変わる。列車一つとっても東京とは乗り方が異なる(無人駅なので運転士が改札する。乗客に中国人が多くて、改札に列を成す)。美瑛駅ですら夕方は閑散としておりタクシーが必ずいるとは限らないようだ(が、駅では列車到着に合わせてタクシーが詰めている模様)。復路は綱渡りの移動になり気疲れした
コース状況/
危険箇所等
全般的に危険個所はとくになく、多少の雪上歩行あるもののいずれもアイゼンなしで歩行可能だった(もちろんあるに越したことはない)。ビバークポイント随所にあり、水さえ確保できればいざとなればどこでも夜を越せそう。

白雲岳山頂付近: 夏道通りにいくと雪渓を登降するのが正解のようだが、わりと急なので雪渓を避けて岩場を直登した

白雲岳避難小屋: 小屋は平日だというのに40人くらい入っていてほぼ満床だったと思われる。テン場は残雪・ぬかるみ多く、乾いた地面は6張り分くらいか(雪上にテント設営していた組もちらほら)。水場はすぐそばに用意された雪渓の融雪水

南沼〜双子池: ブッシュひどい。笹などが道を覆い隠しており、道はわかるが足元が見えない。背丈より高い枝葉も覆い被さっていて目に入らないよう注意する必要あり。早朝なら朝露で全身濡れることも考えられる

双子池キャンプ指定地: 残雪・ぬかるみ多く、現時点では4張り分程度か。双子池まで戻るとビバークポイントあり。水はオプタテシケ山斜面の雪渓融雪水

オプタテシケ山北東斜面: 双子池テン場からの取り付きが雪渓で、夏道がはっきりせずルーファイ難しい
その他周辺情報 下山口の十勝岳温泉凌雲閣、施設はちょっと古そうだけど、バス待ちの間にゆっくり温泉に入れる。外観はカミホロ荘のほうがキレイかもしれない
いよいよ来た。ロープウェイ姿見駅から、ライブカメラでよく見る光景が目の前に。ちょっと雲多い
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いよいよ来た。ロープウェイ姿見駅から、ライブカメラでよく見る光景が目の前に。ちょっと雲多い
トムラウシが垣間見えた
トムラウシが垣間見えた
雲なんだか煙なんだか
雲なんだか煙なんだか
ガスが出たり切れたり
ガスが出たり切れたり
手前は高根ヶ原、後ろは石狩岳・ニペソツと思われる
手前は高根ヶ原、後ろは石狩岳・ニペソツと思われる
トムラウシ方面。雄大すぎる
トムラウシ方面。雄大すぎる
ようやくまたトムラウシが見えてきた
ようやくまたトムラウシが見えてきた
幌尻岳方面と思われるのだけど
1
幌尻岳方面と思われるのだけど
旭岳山頂手前で、防災ヘリの訓練のため10分間ほど足止めになった。ガスが出ていたので一瞬の合間を見て訓練しているのだろう
旭岳山頂手前で、防災ヘリの訓練のため10分間ほど足止めになった。ガスが出ていたので一瞬の合間を見て訓練しているのだろう
なので、トムラウシを眺めながらのんびりと待つ
1
なので、トムラウシを眺めながらのんびりと待つ
旭岳山頂、晴れてよかった
旭岳山頂、晴れてよかった
荒々しい光景
旭岳東斜面の雪渓を下りる。雪は柔らかいのでツボ足だが、上部は急斜面なので慎重に
旭岳東斜面の雪渓を下りる。雪は柔らかいのでツボ足だが、上部は急斜面なので慎重に
下り切ったところから旭岳を望む
下り切ったところから旭岳を望む
これは御鉢平?
トムラウシもようやくクリアーに見えるようになった
1
トムラウシもようやくクリアーに見えるようになった
北鎮岳、凌雲岳と思われる
2
北鎮岳、凌雲岳と思われる
なだらかな稜線歩き、この荒涼感がいい。中央右は白雲岳
なだらかな稜線歩き、この荒涼感がいい。中央右は白雲岳
白雲岳まで走れそうな感じ
白雲岳まで走れそうな感じ
白雲岳に近づく
白雲岳手前に雪渓
白雲岳手前に雪渓
白雲岳分岐
空身になって白雲岳山頂ピストンへ向かう
1
空身になって白雲岳山頂ピストンへ向かう
ひとしきり登ると、広い白雲平に出る。その向こうが山頂。夏道は雪渓を登るようだが、今回は雪渓の左の岩場を登った
ひとしきり登ると、広い白雲平に出る。その向こうが山頂。夏道は雪渓を登るようだが、今回は雪渓の左の岩場を登った
白雲岳山頂。後ろは旭岳
1
白雲岳山頂。後ろは旭岳
この右手の岩場を登った。ルートではないようだ
この右手の岩場を登った。ルートではないようだ
トムラウシ方面。明日はこの道をトムを越えていくのだ。長いな
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トムラウシ方面。明日はこの道をトムを越えていくのだ。長いな
旭岳方面、ゼブラ模様すごい、北海道って感じ
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旭岳方面、ゼブラ模様すごい、北海道って感じ
石狩岳方面
遠景は阿寒方面か
遠景は阿寒方面か
トム。その右のコニーデ型はオプタテシケ山だろうか
トム。その右のコニーデ型はオプタテシケ山だろうか
十勝連峰は雲に邪魔されている
十勝連峰は雲に邪魔されている
トムのアップ
石狩岳、ニペソツ山
石狩岳、ニペソツ山
中央に見えるのが本日のお宿、白雲岳避難小屋
中央に見えるのが本日のお宿、白雲岳避難小屋
地面が乾いている最後の場所を確保してツェルト設営。1930には就寝したが、夜は風が出て冷え込み、ほとんど眠れなかった
1
地面が乾いている最後の場所を確保してツェルト設営。1930には就寝したが、夜は風が出て冷え込み、ほとんど眠れなかった
乾けば広いテン場なんだろうけど、今は大半が雪解け水でぬかるんでいる
乾けば広いテン場なんだろうけど、今は大半が雪解け水でぬかるんでいる
テン場からの景色はバツグンに良い
テン場からの景色はバツグンに良い
トムは目立つ形してるよなあ
トムは目立つ形してるよなあ
えーと、これは十勝連峰だな。左がオプタテシケ山、中央に美瑛岳と十勝岳山頂部、その右下に美瑛富士の山頂部、右奥は富良野岳だろう、たぶん
1
えーと、これは十勝連峰だな。左がオプタテシケ山、中央に美瑛岳と十勝岳山頂部、その右下に美瑛富士の山頂部、右奥は富良野岳だろう、たぶん
白雲の水場。小屋スタッフが掘り起こしてくれているようで、融雪水の沢水だ
白雲の水場。小屋スタッフが掘り起こしてくれているようで、融雪水の沢水だ
2日目朝、長い一日の始まり。寒くて殆ど眠れなかったのだけど、もともと前日は移動中にたくさん眠っていたので寝不足の影響を感じない
2日目朝、長い一日の始まり。寒くて殆ど眠れなかったのだけど、もともと前日は移動中にたくさん眠っていたので寝不足の影響を感じない
朝日に赤らむ
中央ちょっと上、白雲小屋を振り返る
中央ちょっと上、白雲小屋を振り返る
♪はるかー草原をー と思わず口ずさんでしまうような光景
1
♪はるかー草原をー と思わず口ずさんでしまうような光景
手前が次のピーク、忠別岳
手前が次のピーク、忠別岳
忠別岳への登り
忠別岳山頂
町が見えると、携帯も通じるようだ
町が見えると、携帯も通じるようだ
旭岳、白雲岳
次に目指すは左の五色岳および右の化雲岳
次に目指すは左の五色岳および右の化雲岳
忠別岳避難小屋
あれが五色岳ピークかしら?
あれが五色岳ピークかしら?
五色岳山頂から旭岳、忠別岳
五色岳山頂から旭岳、忠別岳
トムが少しだけ近づいた
トムが少しだけ近づいた
さてお次は化雲岳
さてお次は化雲岳
化雲岳山頂
ああ、トムの後ろのオプタテシケ山だ
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ああ、トムの後ろのオプタテシケ山だ
爆裂火口のような断崖絶壁
1
爆裂火口のような断崖絶壁
ここが日本庭園だろうか、木道が整備されている
1
ここが日本庭園だろうか、木道が整備されている
ロックガーデンか。とっても歩きにくい
ロックガーデンか。とっても歩きにくい
トム山頂が垣間見える
トム山頂が垣間見える
北沼、とっても美しい。トム山頂はもう目の前だ
北沼、とっても美しい。トム山頂はもう目の前だ
うーん、もうこの世ではないような美しさ
2
うーん、もうこの世ではないような美しさ
ここまでほとんど人いなかったのに、山頂部だけやたら人がたくさんいる。短縮コースからかしら。シャリバテだったのでカップラ休憩
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ここまでほとんど人いなかったのに、山頂部だけやたら人がたくさんいる。短縮コースからかしら。シャリバテだったのでカップラ休憩
十勝連峰。連峰と呼ぶにふさわしい山塊だ
1
十勝連峰。連峰と呼ぶにふさわしい山塊だ
そこに至るまでは比較的なだらかそうに見えるけれど、甘かった
そこに至るまでは比較的なだらかそうに見えるけれど、甘かった
トム山頂からひとしきり下ると南沼キャンプ指定地
1
トム山頂からひとしきり下ると南沼キャンプ指定地
あれだっけかな? トム山頂部
あれだっけかな? トム山頂部
行く手に奇岩。何だろう? 
行く手に奇岩。何だろう? 
トムラウシを南側から見た図
1
トムラウシを南側から見た図
南沼からはこんな感じで道が笹に覆われていてとっても厄介。いやここはまだこの程度だが、この先は背丈を越えて覆われているのでかき分けて進む
南沼からはこんな感じで道が笹に覆われていてとっても厄介。いやここはまだこの程度だが、この先は背丈を越えて覆われているのでかき分けて進む
次のピークはツリガネ山、越えるのはお椀の横のデッパリだ
2
次のピークはツリガネ山、越えるのはお椀の横のデッパリだ
ツリガネ山
ツリガネ山越えた。次は右手のコスマヌプリ
ツリガネ山越えた。次は右手のコスマヌプリ
コスマヌプリを越えると、オプタテシケ山が全貌を現す。十勝連峰入口に相応しい威圧感。双子池からの約600m登りが今回ルート上最大標高差になるようだ
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コスマヌプリを越えると、オプタテシケ山が全貌を現す。十勝連峰入口に相応しい威圧感。双子池からの約600m登りが今回ルート上最大標高差になるようだ
カブト岩か
とにかく藪が酷くてなかなか進まない
とにかく藪が酷くてなかなか進まない
ようやくのことで双子池キャンプ指定地に到着し、これまた最後に残った区画を確保した。まだ日が高いうちに到着できたので、シュラフも干す。この晩はまったく風がなく冷え込みも弱かったので、熟睡できた。白雲に比べて標高が低いおかげかもしれない
ようやくのことで双子池キャンプ指定地に到着し、これまた最後に残った区画を確保した。まだ日が高いうちに到着できたので、シュラフも干す。この晩はまったく風がなく冷え込みも弱かったので、熟睡できた。白雲に比べて標高が低いおかげかもしれない
テン場からオプタテシケ山を望む。ルートがよくわからないのでちょっと偵察に登ったが、雪渓の途中でピンクリボンを見失い、その先はよくわからない。夏道はこの雪渓の下のようだ
2
テン場からオプタテシケ山を望む。ルートがよくわからないのでちょっと偵察に登ったが、雪渓の途中でピンクリボンを見失い、その先はよくわからない。夏道はこの雪渓の下のようだ
振り返って。左が来た道。二つ見える残雪が双子池か
振り返って。左が来た道。二つ見える残雪が双子池か
えーと、これはニペソツ方面か
えーと、これはニペソツ方面か
たぶんニペソツ
3日目朝、ニペソツ方面が赤らむ。太陽はもっと左(東)から昇る
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3日目朝、ニペソツ方面が赤らむ。太陽はもっと左(東)から昇る
オプの雪渓に取り掛かる。夏道はよくわからないので、GPSナビを参考にこの雪渓の左端を登った
オプの雪渓に取り掛かる。夏道はよくわからないので、GPSナビを参考にこの雪渓の左端を登った
トムの脇から日の出
トムの脇から日の出
中央やや右下がテン場。今はスペースあまりない
中央やや右下がテン場。今はスペースあまりない
雪渓越えるまでは一苦労だが、その分飽きずに高度を稼げた
雪渓越えるまでは一苦労だが、その分飽きずに高度を稼げた
雪渓越えて明瞭な夏道に出る。東側雲海すごい
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雪渓越えて明瞭な夏道に出る。東側雲海すごい
あれがオプ山頂か?
あれがオプ山頂か?
いや違いました。その奥があるのだ
いや違いました。その奥があるのだ
オプタテシケ山頂上着。いやー、これまで歩いてきた道のりがすべて望める
2
オプタテシケ山頂上着。いやー、これまで歩いてきた道のりがすべて望める
そして、振り返ればこれから行く十勝連峰の面々
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そして、振り返ればこれから行く十勝連峰の面々
あっちって襟裳岬なのかな? 
あっちって襟裳岬なのかな? 
遠景は幌尻岳と思われる。手前は美瑛富士
遠景は幌尻岳と思われる。手前は美瑛富士
さて次はベベツ山
さて次はベベツ山
ベベツ山から美瑛岳と美瑛富士
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ベベツ山から美瑛岳と美瑛富士
次は石垣山
越えると美瑛富士が全貌を現す。なかなか格好良い山容。ふもとに美瑛富士避難小屋
越えると美瑛富士が全貌を現す。なかなか格好良い山容。ふもとに美瑛富士避難小屋
美瑛富士避難小屋
美瑛富士避難小屋
美瑛富士は割愛しようかと思っていたのだけど、見てたら恰好良いのでやはり登ることにする。山と高原地図では破線だが道は明瞭だった
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美瑛富士は割愛しようかと思っていたのだけど、見てたら恰好良いのでやはり登ることにする。山と高原地図では破線だが道は明瞭だった
美瑛富士山頂
美瑛富士山頂から、次の美瑛岳を望む
美瑛富士山頂から、次の美瑛岳を望む
美瑛富士からオプ山方面
美瑛富士からオプ山方面
美瑛岳への登り
美瑛岳山頂。十勝岳がようやく全貌を現す
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美瑛岳山頂。十勝岳がようやく全貌を現す
十勝岳。また色合いがこれまでと全然違う山域だ
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十勝岳。また色合いがこれまでと全然違う山域だ
美瑛富士とオプタテシケ山
美瑛富士とオプタテシケ山
上富良野町、美瑛町
上富良野町、美瑛町
さて、いよいよ主峰十勝岳へ向かう。
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さて、いよいよ主峰十勝岳へ向かう。
美瑛岳山頂部を振り返る
美瑛岳山頂部を振り返る
中央部雪渓は明らかに人の手で目が描き加えられて、ムンクの叫びになってる! 
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中央部雪渓は明らかに人の手で目が描き加えられて、ムンクの叫びになってる! 
十勝岳手前、砂走を思わせる鋸岳の砂礫の登り
十勝岳手前、砂走を思わせる鋸岳の砂礫の登り
鋸岳を巻くと、十勝岳山頂部が垣間見える。その手前の異様な大地が平ヶ岳か
鋸岳を巻くと、十勝岳山頂部が垣間見える。その手前の異様な大地が平ヶ岳か
鋸岳山頂部。グランドキャニオンみたい
鋸岳山頂部。グランドキャニオンみたい
宝永火口を思わせる雄大さ
宝永火口を思わせる雄大さ
十勝岳山頂部に広がる平原。月面にいるみたい。もちろん走る
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十勝岳山頂部に広がる平原。月面にいるみたい。もちろん走る
十勝岳山頂着。ここも、ここだけ人がたくさん
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十勝岳山頂着。ここも、ここだけ人がたくさん
歩いてきた方面。美瑛岳、遠景は大雪山系
歩いてきた方面。美瑛岳、遠景は大雪山系
こちらは、えーと、南の下ホロカメットク山方面かな
こちらは、えーと、南の下ホロカメットク山方面かな
これから行く南西の富良野岳方面
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これから行く南西の富良野岳方面
メインルートの望岳台方面か
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メインルートの望岳台方面か
ニペソツ方面
石狩岳方面? 
もしや知床方面か? 
もしや知床方面か? 
襟裳岬方面か
富良野岳
先へ進んで十勝岳を振り返る
先へ進んで十勝岳を振り返る
昭和火口の噴煙? 
昭和火口の噴煙? 
中央右端が、下山口の十勝岳温泉。長そうだな。左手は富良野岳中腹
中央右端が、下山口の十勝岳温泉。長そうだな。左手は富良野岳中腹
これが大砲岩? 
これが大砲岩? 
上ホロカメットク山。中央左が避難小屋
上ホロカメットク山。中央左が避難小屋
上ホロカメットク山避難小屋
上ホロカメットク山避難小屋
上ホロカメットク山頂
上ホロカメットク山頂
下ホロ方面
富良野岳
かみふらの岳山頂は、右の上ホロからすぐ
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かみふらの岳山頂は、右の上ホロからすぐ
富良野岳と十勝岳温泉とが、ようやく一つの画面に入った
富良野岳と十勝岳温泉とが、ようやく一つの画面に入った
次は三峰山
三峰山頂
残すは富良野岳のみ
残すは富良野岳のみ
分岐で空身になって富良野岳山頂を目指す。日差しがキツい
分岐で空身になって富良野岳山頂を目指す。日差しがキツい
最後のピーク、富良野岳山頂。左奥の旭岳からついにここまで来た、感無量
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最後のピーク、富良野岳山頂。左奥の旭岳からついにここまで来た、感無量
まだ終わってない。最後の十勝岳温泉まで、気を引き締めて行きたい
まだ終わってない。最後の十勝岳温泉まで、気を引き締めて行きたい
北海道でかい
富良野岳も目立つ山容だ
富良野岳も目立つ山容だ
安政火口? 
下山後、凌雲閣から上ホロ、八手岩方面か
下山後、凌雲閣から上ホロ、八手岩方面か
富良野岳方面。この後、稜線は雲に覆われた。最後までよく晴れてくれた。ありがとう
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富良野岳方面。この後、稜線は雲に覆われた。最後までよく晴れてくれた。ありがとう

装備

個人装備
靴:バハダ2ミッド(2代目)
備考 航路利用にあたり持参できない持ち物があり、その対応が必要。
・ガスカートリッジは預入・機内持込不可。旭川空港総合案内所で購入した。旭川空港WebのFAQによれば予約もできる。問題は使用後だが、保安検査場で回収してもらった
・ライター・マッチは預入不可、機内持込は1個まで。予備は現地調達が必要になる

山中に営業小屋がないため、水・食料を自分で確保する必要がある。
・水は雪渓融雪水が主になる。直接飲用の可不可は僕にはわからないので、いちおうすべて浄水することにして、浄水器(Sawyer Mini)を使用した。煮沸消毒でもよいのだろうが、大量の水を毎度煮沸するのは非現実的

北海道の2,000m級は中部山岳3,000m級に匹敵するようだ。
・夜用の防寒着を充実させるべきだった
・使い捨てカイロが役に立った
・ルートは森林限界上で樹林帯がほとんどない。日焼け対策必須

動物・虫には思ったほど悩まされなかった。熊鈴を付けている人が意外に少なかった(1割いない)。

ファストパッキングにあたり、今回用意・利用した主な装備等。水除いて約9kgだったが、できれば水込みで一ケタにしたいところだった
・Salomon Peak 30。走れる20~30Lを探していて見つけた(というか30Lは必要だった。20Lでは無理)。ハーネスがベスト風で、ショルダーストラップにポケットが多数あって便利。軽くてフィット性もよく、とっても気に入った(こんなパックがあるなんて隔世の感あり)。メインファスナーが脆弱すぎるところが玉に瑕
・ミニマリストパッドは効果の程がよくわからない。とくに不満はなかったけれど
・ポールはブラックダイヤモンドのディスタンスFLZを調達。強度を優先したのでカーボンより少し重いけれど使ってみれば大して気にならない。ツェルト設営にポール使うので必携だったが、雪渓や藪漕ぎにも必要だった
・アライテントのスーパーライトツェルト1は利用2回目。風でひしゃげるのは相変わらずだが、風さえなければ非常に快適だった。今回はなぜか結露もなし、湿度低かったから? 
・食料は切り詰めてアルファ米が主だったが、何かタンパク質がほしいところ
・腸脛靭帯にゴンテックスのテーピングをしていたのだが、3日間貼りっぱなしで剥がれないし、痒くもならないし、まったく問題なし。びっくり

感想

今回の目標は、ヾ案А↓2泊3日でCTx0.62以下、2我しない・もの失くさない。いずれもほぼ達成できてよかった。

もともと宿泊山行が苦手なうえに、北海道という慣れない山域なので、準備に相当な時間を要したが、Web/ヤマレコのおかげでいろいろな情報が簡便に手に入るのはとてもありがたかった。週間予報とにらめっこして日程を決めたが、すべて晴天に恵まれて、夢のような3日間を過ごせてとても嬉しい。

ヤマプラによれば、全行程は標準CT 44時間25分 / 67.3km。僕のタイムは3日間計27時間37分(休憩込)で、CTx0.62の計画どおりとなった。テン泊装備山行だとCTx0.62が僕の巡航速度のようだ。

脛をぶつけた擦り剥き、藪での擦り傷、足指の水膨れあり。しかし、足をくじいたり膝や筋肉を痛めるといった歩行に影響する怪我がなかったのはよかった。いちいち気を付けたおかげで珍しくものも失くしていない。

7月上旬の平日なので空いていると期待していたら、主要なピークはどこも人が多かった。もっとも、南沼〜オプタテシケ山は人が極めて少なかった。

トレランと呼べるほどのスピードは出せていないが、ほぼトレラン気分で行っているのでトレランに分類する。この山行スタイルはファストパッキングなのだろう、たぶん。呼び名はどうでもよいけれど、こんな山行ができるようになったのはトレランやっているおかげだと思う。

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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 大雪山 [日帰り]
十勝岳〜旭岳
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

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