幌尻岳を伏美岳縦走コースピストンで!
- GPS
- 57:35
- 距離
- 33.5km
- 登り
- 3,665m
- 下り
- 3,665m
コースタイム
- 山行
- 9:10
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 10:10
- 山行
- 9:40
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 10:50
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 9:10
三日目、ピパイロ〜伏美岳の途中水場捜索50分含む
天候 | 1日目 晴れのちガスの中 2日目 晴れのちガスの中 3日目 1700m以上は晴れ、降ったら雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
帰りは小型タクシーで12000円 こんな違うんですね・・・! |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体を通して藪漕ぎなどあります。マダニに注意! 北海道の方の情報ではマダニは基本登ることしかできないそうです。 タイツは靴下にIN!シャツはズボンにIN!首に何か巻く! と、下のものを上に被せて肌の露出を少なくするといいそうです。 マダニがマフラータオルにくっついていることがありました。怖い怖い。 伏美小屋〜伏美岳 ここは整備された登山道です。土の登山道のため、雨天時のくだりは滑りやすいです。というか滑りました。 伏美岳〜ピパイロ岳 ある程度高さを落とすと笹薮です足元に注意。高原地図上にある道中の水場はいまいちわかりませんでした。片道15分は降ったけどそれらしいものは見当たらず。道間違え? ピパイロ岳〜1967峰 こちらからハイマツ藪帯が出現。場所によっては顔の高さの藪です。道はしっかりしていますが歩きにくい。朝露は雨天時はなおさらハード! 1967峰手前の水場ですが、片道20分降ったところ雪渓があるくらいでそれらしいものは見つかりませんでした。こちらはリボンがしっかりあります。 1967峰〜北戸蔦別岳 ここが一番歩きにくかったです。ハイマツ藪、笹の悪斜面といやーな道。 雨天時は特に注意が必要です。 北戸蔦別岳〜戸蔦別岳 縦走路の中ではバツグンに歩きやすい道でした。俗に言う普通の登山道です。 戸蔦別岳〜幌尻岳 ハイマツ藪あります。幌尻の肩まで来れば歩きやすい道でした。 |
写真
感想
北海道遠征その2!
その1はこちら
大雪山〜富良野岳まで大縦走
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-916247.html
北海道に行くと友人に話したら幌尻岳も行っちゃえよと唆されて行ってきました日高山脈!
いやぁ、山深くて奥深い・・・ハードな山行でしたε-(´∀`; )
基本的に僕は山と山をつないでいくことが好きなので縦走コースをチョイス。行程も二泊三日と長いスケジュールですががんばって歩きましょう!
とりあえずは帯広駅でタクシーの交渉です。伏美小屋まで行ってくれる&迎えに来てくれるタクシーをゲットしなくちゃいけません。
幸い問題なく足は確保出来ました。明日の朝からスタートするために前の日から伏美小屋に行きます。
翌朝、スタートしてまずは伏美岳までの登り
なかなか最初からガッツリめの登りですが、疲れないように余裕を持ったペースで登りました。
ほぼ樹林帯の道で、9合目を過ぎて視界が開けます。とは言ってもここは日高山脈の前身、ピークに立って初めて見渡す事が出来ました。
日高山脈を一望できる素晴らしい伏美岳、ここは良い場所だぁ♪( ´▽`)
今回も長丁場ですから心の休憩をサッとして次のピーク、ピパイロ岳へ向かいます。
ここは割とガッツリの降り。笹藪を掻き分ける時はマダニのことばかり考えてました(´∀`; )
降って登るとピパイロ岳です。伏美岳からは見えなかった幌尻岳までの縦走路を見渡す事が出来ます。
ここを歩くんだなぁ(*^◯^*)
今日のテント予定地は1967峰を越えた先にある地図上の3〜4張り可能というポイント。コースタイム的には余裕があるのでゆっくり休憩しました。
ピパイロ岳から降って、水場もあるポイントに到着、20分降る所らしいですが、この稜線道では水を思うように補給できないので降ります。
が、20分降ってついた所は痩せた雪渓(゜o゜;;
これ以上降るのも泥沼かなと思い、雪渓の滴り水を汲みました。じょ、浄水器あるし!
水汲みにエラい時間が掛かってしまい、戻ってきた時の経過時間は75分Σ(゜д゜lll)
時間はまだ大丈夫だけど気持ちが疲れたなぁ…
1967峰に登ると威勢の良いお兄さんとおじさんにお会いしました。お兄さんにはツワモノやな〜と言われたけど、絶対お兄さんの方がパワフルって感じの人でした♪( ´▽`)
1967峰から3分歩くとシングルテントなら張れそうなスペースを発見、地図上にはないですが、景色がとても良かったので幕営決定です笑
2日目は幌尻岳までのピストン。一応熊に遊ばれないためにテントは畳んでスタートしました。
1967峰〜北戸蔦別岳までの道は一番の悪路!ハイマツ藪に笹の細い斜面で難儀しましたε-(´∀`; )
北戸蔦別、戸蔦別を越えて幌尻岳の足元へ
七つ沼カールがとても綺麗でした♪( ´▽`)
目標の幌尻岳へ到着!往路でかなりヘロヘロです…アップダウンがキツいよ〜
しかもガスってしまったので視界も残念笑
それでも今回の北海道山行の最後の目標に到着できてとても嬉しかったです\(//∇//)\
さて、進んだ分は戻らなくちゃいけませんε-(´∀`; )
1967峰のテント場まで黙々と戻りますが、これが辛かったぁ!!疲れている時のハイマツ藪の鬱陶しさはハンパなかったです…
最終日、来た道をさらに戻って伏美小屋へ
雲海と日高山脈を目に焼き付けて戻りました。
今日の雲は厚いなぁと思いながら降りると雨が降ってきました。これは下はずっと弱い雨だったかなぁ??
伏美岳の道は土の斜面だったために滑ります(゜o゜;;
一度コケてしまいました…
最後の最後で失敗でしたが、特に怪我もなく下山することが出来ました。これで今回の山行は終わりかぁとしみじみ感じました。
本当に素敵な山々だったなぁ。
またすぐにとは行かないけど、絶対また来よう。そう思える素晴らしい世界を体験できて本当に良かった!!
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