八ヶ岳全山縦走 〜2016年夏〜
- GPS
- 33:50
- 距離
- 39.7km
- 登り
- 4,084m
- 下り
- 3,918m
コースタイム
- 山行
- 9:29
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 10:34
- 山行
- 11:13
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 11:51
1日目 観音平〜黒百合ヒュッテ
CT13:30 実績10:34 (78%)
2日目 黒百合ヒュッテ〜蓼科山〜蓼科山登山口
CT14:05 実績11:51 (85%)
天候 | 16日 雨のち晴れのちガス 17日 ガスのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
・15日(金)22:00大阪発甲府行き高速夜行バス。 ・16日(土)05:40小淵沢IC下車。予約していた小淵沢タクシーで観音平へ。 ■帰路 ・17日(日)16:50蓼科山登山口より、茅野駅行バス。 ・17日(日)22:20、茅野駅発大阪行き高速夜行バス。 ・18日(月)06:45大阪梅田着。 ※下車後、財布をバスに忘れたことに気づき連絡したところ、すでにバスは阪急バス豊中車庫に。車内に財布を発見いただき、梅田BTまで届けていただいた。家に帰るまで山旅です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■観音平〜赤岳〜天狗岳 ・しっかり整備いただいている。 ・権現岳から旭岳に向かう長いハシゴ、赤岳直下は注意。 ・横岳あたりの鎖場は注意。 ■天狗岳〜北横岳〜蓼科山〜登山口 ・三ッ岳はI峰から景まで大岩を渡り歩きます。慎重に。 ・蓼科山からの下山は激下り。最初は大岩が続くので踏み外さないよう注意。 |
その他周辺情報 | ■温泉 アクアランド茅野 ・JR茅野駅から徒歩20分。大人一人600円 ■食事 ハッピー食堂 ・アクアランド茅野の向かい ・山賊焼き550円、枝豆280円、冷奴180円、生中480円 JR茅野駅周辺は温泉や夜遅くまでやっている店が少なく色々探しましたが他にも探せばあるかもしれません。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
八ヶ岳全山縦走。1泊2日は私の体力ではぎりぎりのはずなので、アクセスの効率化による早出と、ザックの軽量化が必要でした。
■アクセス
・dolceさんのレコで大阪から小淵沢ICで下車できる夜行バスを発見。06:00には観音平に立つ段取りができました。(ところが予約していたタクシーが来ず20分ロスし、06:30スタート)
■荷物の軽量化
・テントをやめて初のツェルト泊とし、シュラフをやめてシュラフカバーのみ。
・ザックの重量は11.5kg(水1.5L、調理道具一式、黒霧島少し、ストック含む。防寒具はダウンジャケット2枚と上下薄手のタイツ)。ストーブをやめて固形燃料にするとか、もう少し工夫すれば10kgになりそうです。
・ただし、夜は寒くてあまり寝付けず。(3:00でツエルト内、14℃くらい。ホットコーヒーを飲んだ後の温度)ユニクロの暖パンでも持っていけばよかったかもしれませんが、軽量化とのてんびんですね。
〈1日目(16日)〉
さて、観音平に着くとまさかの雨。2日間ずっと雨だと苦行になるし、ツェルト泊なので夜も厳しいなあとテンション低くスタート。
ところが2時間ほどで雨は上がり、編笠山に着く頃には高い山はまだガスに覆われているものの、青空が広がりました。
権現岳を越えてキレット小屋手前でガスは完全に晴れ、赤岳・阿弥陀岳の素晴らしい稜線がどんと目前に広がりました。絶妙のタイミングでの感動的な演出でした。雲海に浮かぶ富士山を眺めながらの赤岳登頂。過去3回は
文三郎尾根からだったので権現岳からの尾根歩きは格別でした。
その後は再びガスにまかれ、風も強くなっていきます。相変わらず強風が吹きすさぶ硫黄岳でカッパをはおり、初の夏沢峠へ向かいます。樹林帯までは風が強かった。
黒百合ヒュッテにはほぼ予定通り、17:00に到着。ツェルトを張って無事1日目を終えました。
<2日目(17日)>
午後から雨の予報であったのでとにかく早出をと考えていましたがいつものごとく朝の準備は苦手で、4:30にようやく出発。
朝からガスがひどく、展望0のため黙々と進みます。苔むした北八のトレイルに癒されながらも、次第にぬかるんだ箇所が多くなっていきます。
高見石小屋や麦草ヒュッテ、茶臼山は2年前の冬にFutaroさん一家と家族で雪山ハイクを楽しんだところ。素晴らしい霧氷とヒップソリを楽しむ子供の姿を懐かしみながら進みます。
茶臼山も縞枯山も全く展望はなく、雨池峠を過ぎて三ッ岳へ。このあたりは大きな岩が折り重なって山を形成しているようで、渡り歩く感じで3つの峰を通過します。足を滑らせると5m程度下の岩の隙間に落ち込むので少々注意が必要です。
北横岳付近で雨が本降りになりカッパを着こんで先を急ぎます。双子池そして双子山を越えると、いよいよラスボスの蓼科山。下山後のバスの時間に間に合うかどうかぎりぎりなため、ノンストップで蓼科山に駆け上がります。蓼科山荘からの最後の急登に息絶え絶えになりましたが、一枚写真を撮っていただいた後は、そのまま下山へ。
蓼科山直下の岩場の急降下は要注意。その後もぬかるんだ激下りに注意しながらも所々駆け足で下り、無事16:20に蓼科山登山口に下山完了。
何とか無事に縦走を終えることができました。心地よい疲労感です。
tubataroさん、こんばんは〜。
生憎のお天気の中、1泊2日で
サクッと全縦とはさすがですっ
おめでとうございます
八ヶ岳はお天気いいのかな?と思ってた
んですが、そうでもなかったんですね。
天気がイマイチの方が誘惑が少ないかも?!(笑)
とは言え、いいコンディションではない中、
衣食住背負っての踏破は素晴らしいですね
最後の登山口からのバスは羨ましいです。
私が行った1ヶ月後から運行されることに
なっていたバスですね。
dolceさん、ありがとうございます。
色々とレコ情報を参考にさせていただきました。
天気はイマイチだったのですが、権現からの赤岳の稜線もみれたし、何より夜は雨に降られなかったのが幸いでした。
確かに天気が良すぎると足が止まりそうですね。(笑)
16:50のバスは7月からの運行でしたか。あれは絶対必要です。危なかったです。(笑)
八全縦走、おめでとうございました コンディション悪い中でしたが、突っ込んだ軽量化と流石の健脚ぶりだなぁ、と感心しきりでした。初日の赤岳の写真などは見ているだけでワクワクしてくる様子が伝わってきて、結局伊吹山で歩荷して終わってしまった身としては羨ましい限りです・・・
いよいよ夏本番ですし、次のレコも楽しみにしております
nagisukeさん、ありがとうございます。
天候不順だったので道中、悩みながら歩いていました。初日の朝の雨は帰りたくなったくらいです。(笑)でもこの時期、伊吹山のボッカの方がよほどきついのでは?
今年の夏も台風、猛暑、ゲリラ豪雨などでしょうかね。お盆は避けて欲しいですね。
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