4度目にしてやっと。北ア薬師(+室堂へ)
- GPS
- 80:00
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 3,110m
- 下り
- 2,045m
コースタイム
- 山行
- 4:35
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 5:05
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 6:20
天候 | 7/30 : 午前中晴れ+曇り 12時過ぎから1時間弱スコール、以降小雨夕方から回復 7/31 : 晴れ。午後わずかにぱらついたのみ。夜も晴天だったらしい 8/1 : 晴れ。午後から雲、15時〜? 激しい雨、夜中まで続く 8/2 : 曇り。早朝のみ空と眺望有り、後ガスがち。午後から一時小雨 4日間通して午前中晴れ、午後から雨と言う夏らしい天候 後半北陸〜関東で大気が特に不安定だった様(8/2夕大雨ディズニー停電) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
6:30 富山駅前〜8:40 折立 /富山地鉄登山バス 8/2(火) 16:30 北陸新幹線で帰京 はくたかで2h40m |
コース状況/ 危険箇所等 |
特別危険な所は無し、通常営業の登山道 龍王岳下の雪渓もほぼ消えかけほぼ夏道 |
写真
感想
北アの薬師岳。
4度目にしてやっと晴れました。
4年前から毎年夏山始めの7月にこの界隈に遊びに行っているのですが、
過去はいずれも荒天又は非好天の天気でした。
天気の安定する秋に行けば良いのかもしれませんが。。。
夏山に行きたい。
それも初夏がベストです。
お花の時期は意外に早く、まだ雪渓の残っているうちが花盛りだったりもします。
今回の山行きは夏休みの関係で初夏ではありませんでした。
本当はもっと早く行きたかったのですが、実は春にぎっくり腰をやってしまって回復具合との兼ね合いも有り、また装備重量も心配でした。
そんなこんなであれこれ考えた結果、何と3泊全部小屋泊、しかも食事も全部小屋に頼んじゃうという、すこぶる贅沢な山行にする事に。
その上日程も、1日4-5時間くらいしか歩かないという、自分でも信じられない様なゆるゆる行程。
大丈夫かしら、バチが当たらないかしら。。何て贅沢な。。
過去ずうっとテント装備で歩いて来たところでした。
それも1日10時間とか12時間歩くという設定で。
それが崩れるのがちょっと悔しい様な気持ちもあったけど、
それよりも、行きたい時に行って見たい物を見、きちんと無事に帰って来れるであろう方を優先しました。
そして、行ってしまえば何て事はない、只々楽しい夏の思い出をひとつ
増やして帰って来ました。
今回はとにかく天気に恵まれました。
初日の午後に太郎平小屋についた途端スコールの様な土砂降りがありましたが、太郎平小屋で昼食がてら雨宿り。
小一時間程して小止みになったので薬師岳山荘まで雨の中を上がりましたが、レインウエアを利用したのは結局この時だけ。
2日目3日目は晴れ。いずれも午後に雨が降りましたが、(2日目は午後にちょろっと。3日目は15時頃から土砂降りでした)降り出す前に小屋入りしてましたので何の問題も有りませんでした。
朝涼しいうちに出発して昼前にはその日の行程を終え、乾杯しながら小屋で一緒になる人とおしゃべり。
山談義に花を咲かせながら肴(乾き物ですけどね)をつまみ、今日は良い日だと笑い合って。。
何て正しい夏山登山なんだ。。
快適過ぎるぞお布団!
それに3日目の宿泊地、五色が原山荘では、何とお風呂に入れました。
石鹸やシャンプー等は使えませんので、ほんとに汗を流すだけなのですが
お湯に浸れる事の有難さ!
今年は五色が原も例年にない水不足だそうで、始め、お風呂を立てられるか解らないと言われました。
しかし幸運にもお風呂に入れる事になり、時間を知らせる館内放送を、今か今かと待っていました。
お風呂場の近くで待っていたら、女性風呂一番乗りに(笑)
お風呂はひとつだけで、男女時間制の交代制でした。
この日は男性→女性→男性→女性の4回転で、一緒に入っていた女性陣の中には「こういうのって普通女性が先なんじゃないの?」と云った意見も有りましたが。
そう言えば湯船の中、よく見れば何やらあんな物やこんな物が浮かんでいる様ないない様な。。
でも良いのです。
そんな物は浮かんでいません。
浮かんでいても見えません。
10分程度の短い時間 ホントにカラスの行水でしたが、
いや〜、お風呂の力は偉大です♫
薬師岳山荘でご一緒させて頂いた、同じお一人様のお母様方。
薬師岳山頂でおしゃべりさせて頂いた、「喋り過ぎて顎が疲れて下山する」すっごい気さくなお兄さんとそのお仲間の方々。
スゴの小屋で夕食前のお酒にお付き合い頂いた、島根の楽しいお父さんに
同じくスゴの小屋で話し相手になって下さった、トマトにお漬物等のおつまみを沢山持って来てらしたお一人様のお母様。
五色が原山荘で同部屋だったお母様。
室堂まで道道掠ったお父さん、コーヒーご馳走様でした。
みくりが池温泉で隣のテーブルになった若いカップルのお二人
2人してサンダルであすこを縦走するなんて! すごいわ
3泊4日という短い間ですが、皆様と御一緒させて頂いていなかったら、
今回、これ程良い思い出の山行きにはならなかったと思います。
お天気と山と、そしてやはり人に感謝です。
以上、年中行事の北ア縦走「今年はゆるゆる楽々で」
正しい夏山登山の記 小屋泊編、でした。
# お花の名前、間違っているもの、よく解らないもの、
ご存知の方、教えて頂けたら幸いです。
私も追加していきます。
コメント
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ittiさん、こんにちは。
毎年恒例の北ア縦走お疲れ様でした
自分もここは(薬師岳〜五色ヶ原)ずっと歩きたいと願っていた尾根で自分も同じ時期に山に入りましたが、
よくレコを見てみると8月1日(スゴ乗越〜スゴ乗越小屋)でお会いしていますね
気付いていればお話しできたのに残念です
サンダルのお二人もいましたね、すれ違った時にあれっ?て思いました
テント泊では自分の時間を自由に使えいいですが、小屋泊は温かく美味しい食事に同泊者の方と山談義など楽しめていいですよね♪
ぎっくり腰をやってしまったようですが、お互い無理のないように山を楽しんでいきましょう
ただすれ違っているのに気付かなかったことだけが残念でなりません
Maieさん(^∇^)
どうも〜、ご無沙汰しております
私、すれ違った時、「あれっ、Maieさんに似てる。もしかして??」
って思ったんです!!
紺というか青緑?っぽいザックじゃなかったですか?
よっぽど声を掛けようかと思ったのですが、内気なもので。。
あ〜っ、やっぱりMaieさんだったんだ〜 声掛ければ良かった〜
でも凄いスピードで去って行ったよね(笑)
ここの縦走は、私も今回改めて
と言うかこんな天気の良い時に歩いたのはむしろ初めてなのですが、
こんなに良い道だったんだ!!って、改めて思いました。
と言うか眺望のない時、何を好んであんなに苦行に歩いていたんだろう(笑)
ここは好天の時に歩くべきコースですね〜
お花と眺望、どちらも素晴らしい。
今回は晴れが多くてラッキーでした
小屋泊ラク過ぎて、今後の山行に影響が出そうです
恒例のこのエリアの縦走だったのですね。
レコ見てittiさんがテント泊じゃないなんて珍しいと驚きましたが、ぎっくり腰明けだったとは。早く完治されますように!
晴れの薬師岳、おめでとうございます♪
yokoさん
ありがとうです〜
ぎっくり腰。。。
ああ、あの月曜の朝、はらりと落ちたあの書類を拾わなければ。。
もとい、書類を落とさなければ。。(ーー;)
もうだいぶ良いんですけどね
小屋泊に慣れちゃって、テントに戻れるか不安。。(笑)
食事にお味噌汁が着くのが大きいなあ〜
4度目にして初めて、このルートの良さを確認出来たって気がしてます。
よしよし、やっぱり歩く価値の有るルートだったな!!って。遅い?(笑)
あー又来年も行っちゃいそう。と言うか行こ。
赤木沢も行きたいな〜
ittiさん♪富山に来てらしたんですね
薬師・・・私も晴れたことがありません
いつもガスガス
絶景見てみたいーーーー
ittiさんが小屋泊り?どうしたのかと思えば、ぎっくり腰でしたか
私は経験がないのですが、痛いらしいですね
どうかお大事になさってくださいね
立山方面の山小屋ってご飯美味しそうですね
なかなか泊まる機会がないですが、行ってみよっかな〜?
カズミさん
ご無沙汰しております〜。
又々お邪魔しちゃいました
実は5月にも立山お邪魔しております。(レコにはupしていないです)
4度目にしてよ〜やくすっきり晴れてくれました
日本海にかかる雲海がまた良くって!!
富山は良いですね〜
食べ物美味しいし、立山(室堂)に日帰り出来るっていうのがね〜。
薬師も日帰り可能ですよね?
「富山なら住んでも良いかな」って、ホントに思っちゃいますもん。
身体の故障はホントにヘコむ。。
しばらく楽々軽量コースですね
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