待望の白峰三山 テン泊の大門沢登りは超たいへん


- GPS
- 32:00
- 距離
- 25.5km
- 登り
- 3,091m
- 下り
- 2,372m
コースタイム
4:02奈良田第1駐車場→ 8:08大門沢小屋8:25→ 9:12休憩9:25→ 11:10休憩11:24→ 13:35大門沢下降点13:50→ 14:53農鳥岳14:57→ 15:53西農鳥岳→ 16:50農鳥小屋
★2日目
5:08農鳥小屋→ 6:43間ノ岳6:50→ 7:43中白峰山7:48→ 8:10北岳山荘8:25→ 9:53北岳10:16→ 10:50北岳肩ノ小屋11:00→ 12:54二俣13:00→ 13:32休憩13:40→ 14:48広河原バス停
天候 | 1日目 曇りときどき晴れ 2日目 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・広河原からは、山梨交通のバス(最終16:40発)で、奈良田に戻る。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・大門沢小屋から大門沢下降点までの登山道は、とても勾配が急で、また岩だらけの歩きづらい荒れた登山道が続くので、非常にスタミナを消耗します。余裕をたくさん持たせた計画にしておいた方が無難です。 |
写真
感想
・今年前半の仕事の山場を7月末に無事終わらせ、気候もやっと夏らしくなってきましたので、自分へのご褒美として、金曜日を有休にして、金土の二日間で、テント泊縦走に行くことにしました。
・テント泊用の装備は昨年の夏に揃えたばかりで、今回で2回目です。重いザックを担いで歩く経験が、ほとんどありません。今回、奈良田側から縦走を開始しましたが、大門沢小屋に着いた頃に、かなりバテバテで、そこから稜線に出るまでの急坂では、10歩登っては止まって呼吸を整えるような進み方で、大門沢下降点に着いた時は、計画から2時間以上遅れていました。大門沢を下ってくる方はたくさんいらして、皆さんどこまで行くんですかと心配して声をかけてくれました。農鳥小屋ですというと、まだまだかなりあります、早く着くようにがんばってくださいと激励をいただきました。それにしても、こんなにたいへんなことになるとは思いませんでした。この日は9時頃からガスが出始めて、猛暑でなかったからまだよかったものの、暑かったらさらに遅れていたでしょう。
・自分はこんな状態でしたが、自分を抜いていく人は一人もいませんでした。たぶん奈良田側から縦走を始める人が少ないのでしょう。帰ってから調べて分かったことですが、奈良田の標高は約830m、広河原の標高は約1520mなので、当たり前といえば当たり前。奈良田から農鳥岳までは標高差が2200mもあります。自分は、それに気がついていなかった。まあ。行ってこれたので、結果オーライということにしておこう。
・ところで、ヘロヘロで歩いていたときは、農鳥小屋に遅くついた場合のことを心配していましたが、受付では店主が遭難騒ぎにお取込み中で、自分の受け付けは他の方が何事もなく済ませてくれました。ラッキー。
・今回テント泊したら、やってみたいことがふたつあって、それは星空撮影と農鳥小屋から見える甲府の町の夜景撮影。12時ごろ、テントがパタパタする音で目を覚まし、外を覗いてみると星空が見えたので、外に出て挑戦してみました。このために一応三脚も持ってきておりますので、30分ほどいろいろやってみましたが、なかなかうまくいきません。三脚(携帯性重視の安物)は天を向かせてくれないし、カメラは感度が足りなくて、星が写っているのか全く分からない状態だし。途中で、あきらめました。やっぱりフルサイズセンサーが必要か。
・2日目は、快晴になりました。登りは、間ノ岳と北岳への一部だけ、後は下りのみ、気持ちに余裕があるので、ザックは濡れたテントのおかげでさらに重くなっていましたが、楽ちん気分。それでも、登りは計画時間通りには行かず、2時広河原発のバスには間に合わず、広河原で2時間ほどバス待ちをするはめになりました。
・今回の山行は、たいへんなこともありましたが、初めての経験もあり、南アルプスの大展望もあり、とても思い出に残るものになりました。
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